漫画家のあざらすぃゆずこと申します。なんだそのふざけた名前は!?と思われるかもしれませんが、根は真面目なのでどうか許して下さい。

さて、この連載では、ペンタブレットを使って漫画やイラストを描きはじめたい初心者に向けて、基本的な4コマ漫画の描き方をご紹介していきたいと思います。使用するのはこちら!

「Intuos Comic」は、ペンタブレット「Intuos」を、マンガやイラストを描くために使いたい人向けのモデル。サイズはsmallとmediumの2種類、色はブラックとミントブルーの2種類。無償ダウンロード提供するイラスト・マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT PRO」(2年ライセンス)とIntuos Comicガイドブック「ペンタブレットでマンガを描こう!」(PDFで提供)が付属

「Intuos Comic」を使えば、こんなハイクオリティなイラストが描けちゃうのか…!?開封前からそんな気分にさせる、心ときめくパッケージ。神々しさすら感じます。これ、私も使ってみたんですが本当にすごいです。これからデジタル絵を始める方にとって、「Intuos Comic」は理想的なお絵かき環境なのではないかと思います。

いまや家電量販店に当たり前のようにおいてあるので説明不要かもしれませんが、ツウは「ペンタブ」なんて略して呼ぶこの道具の正式名称は「ペンタブレット」。板の上で専用のペンを走らせると、パソコン上で絵が描けちゃう夢のツールです。便利すぎて、ペンタブレットが誕生する以前のデジタル絵作成は、さぞかし大変だっただろう…としみじみします。「Intuos Comic」みたいなお手頃モデルが使える現代の世に生まれたことに感謝するしかありませんね。

ワコムから出ているものでは、入門編の「Intuos」、プロ仕様の「Intuos Pro」の2ラインがあります。今回使う「Intuos Comic」は、4種類あるIntuosシリーズの漫画描きさん用パッケージ。プロ御用達ソフト「CLIP STUDIO PRO」を同梱しています。

しかしながら、ペンタブレット入門者にとって不安はつきもの。「本当に紙に描くみたいに描けるのか…?」「線がヨレヨレになるんじゃないか…?」私もそう思っていました。

4コマ漫画の描き方の解説に入る前に、まずはペンタブレットについての不安を払拭しようではありませんか。これからの楽しいお絵描き人生を共に歩む相棒ですからね!

【ペンタブレットの不安 その1】「本当に絵が描けるの…?」

そもそも、ペンタブレットを使った事がない方にとっては存在そのものが未知ですよね。パソコン上で絵を描くなんて本当に可能なのか…?半信半疑になってしまうのも無理はありません。

…ご安心ください!「Intuos」は1024レベル筆圧対応。まるで紙に絵筆やペンで描くような感覚で漫画やイラストが描けちゃいます。試しにちょっと描いてみましょうか。

いかがですか?ペンタブレットで絵を描くのって、何だかハードルが高い気がするかもしれませんが、こうして見てみると紙にペンで絵を描くのとほとんど同じ感覚なのです。力を入れれば太い線が描けるし、力を抜けば細い線が描ける…。すごく繊細な表現が可能で、ストレスを感じません。それでいて何度でも描き直しが可能とくれば、絵描きさんにとってまさに夢のツールですね!

ペンタブレットを初めて使う方にはぜひ、「Intuos」をオススメしたいです。私もこれでペンタブレットデビューしたかった…(泣)

さて、ちょっと長くなってしまいましたので、今回はこの辺で。続きをお楽しみに!

<作者プロフィール>
あざらすぃゆずこ
酒とゲームにおぼれる健全な20代女子漫画家。大人になったら何でも出来ると思っていたが、精神的にも肉体的にも小4から変化なし。成長期は来なかった。
モンスターハンター公式ファンクラブ「モンハン部」にて「モンスター4コマshow」を毎週連載中。(Twitter:@onigirioisii)

[PR]提供: