学生の進路において大きな岐路の一つである「文理選択」。最近では、STEM*分野と呼ばれる理系や技術系のフィールドで活躍する女性も、どんどん増えてきています。東京都では、さらなる女性活躍を推進するため、女子中高生向けオフィスツアーを開催。学生がSTEM分野で働く方々や現場に触れることで、自分がやりたいことや関心のあることを見つける機会を提供します。 *Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字をとった言葉

【目次】

食品には“理系の魔法”が隠れている!森永製菓株式会社で食品開発を体験
森永製菓株式会社は、1899年創業の総合食品メーカー。国内では、菓子食品事業を基盤に、in事業・冷菓事業・通販事業、海外では米国事業を中心に、主に食料品製造事業を営んでいます。
また、「森永製菓グループは、世代を超えて愛されるすこやかな食を創造し続け、世界の人々の笑顔を未来につなぎます」をパーパスとして掲げ、こころとからだをすこやかにする食を創造し、誰もが笑顔で過ごせる持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
オフィスツアーの会場は、2022年春に開設された森永製菓R&Dセンター。参加者はR&Dセンターで活躍する女性研究員たちとともに、「オリジナルinゼリー開発ラボ体験」などに挑戦しました。
冒頭に研究開発戦略部マネージャーの服部絵美さんがオフィスツアーの概要を説明。「みなさんが普段食べている食品にはとても多くの理系の魔法が隠されています。理科や家庭科とはひと味違う、食品開発のリアルな現場を体験していただけたら」と、中高生たちの興味を呼び起こす言葉を送りました。

オフィスツアーについて説明する服部さん
続いてはR&Dセンターで働く女性研究員たちの自己紹介。大学時代に学んだ内容や、食品開発の道に進んだ経緯、現在の仕事内容などを語りました。食品とは直接関係がなさそうな理系学部出身者もおり、研究所では多彩な専門性を持つ従業員が活躍していることが伝わってきます。

左から、未来価値創造センターの水野さん、坂本さん、第二商品開発センターの泉さん、大久保さん、石黒さん
「オリジナルinゼリー」を作ってみよう!
事業内容の説明などを聞いたあとは、いよいよ食品開発の仕事を体験!「Z世代の学生に魅力を感じてもらう」というテーマで、「オリジナルinゼリー」の素を、グループごとに作っていきます。
まずは、ターゲットが「inゼリー」を飲む具体的なシーンについて話し合います。部活中や勉強前、朝ごはんの代わりなど、参加者たちは自分の生活を振り返りながらアイデアを出しました。シーンを決めたら、味や使用する糖、香料の配合を考えていきます。

「勉強の休憩中に飲むなら、ぶどう糖を使う?」など、想定したシーンに沿って材料を考えます
机の上には、何種類もの糖の粉末や、香料の小瓶などが所狭しと並べられました。参加者は、味覚や嗅覚を活用しながら、限られた時間を最大限に活用して試作や調整をくり返していました。

グループワークの様子
試作品をゼリー状に固めている間は、R&Dセンターの施設見学を実施。担当商品の垣根を越えてアイデアを出し合える試作ルームや、試作品に対する感想を集められるカフェスペースなど、従業員同士のアイデアを引き出す工夫が、施設の各所に設けられています。 参加者たちは興味津々といった様子で、施設や研究員たちの説明に耳を傾けていました。

施設見学の様子
女性研究員との座談会
見学後に行われたのは、女性研究員との座談会。参加者からは次々と質問が飛び出しました。

各グループに1,2名の研究員が参加し、時間でローテーションしていきます
- Q.
-
自分が携わった食品をお店で見ると嬉しいですか?
- A.
-
担当商品が店頭に並ぶのはやっぱり嬉しいです。私以上に両親が喜んでいて、親孝行できている、と思いました(第一商品開発センター・大坊幸子さん)
- Q.
-
大学で研究をやっておいたほうが、食品開発の仕事に就くうえで有利ですか?
- A.
-
私の場合、大学時代に研究した内容は食品開発の仕事と直接関係があるわけではありません。ただ、食品の栄養素や加工方法など、大学で学んだ内容は活かせています。大事なのは、研究そのものをした経験があるという点です。研究を通して鍛えられた思考力や課題解決力などは、分野が変わっても助けになります(研究開発戦略部・蓮池舞香さん)
- Q.
-
高校時代はどんなことをしていましたか?
- A.
-
部活ばかりしていて、進路はあまり考えていませんでした。真面目に進路を考え始めたのは大学時代の最後です。食べることが好きだったので、食品メーカーを志望しました。親には他の仕事を勧められたのですが、それでもやりたいことを貫きました(第一商品開発センター・小高茉優さん)
試作品が完成!気になる味は……?
最後は完成した「オリジナルinゼリー」を試食!イメージ通りの味にできたグループもあれば、難しさを実感したグループもありました。それでも食品開発の裏側を体験できる貴重な機会に、参加者たちは満足そうな表情を浮かべていました。

他グループのゼリーと味を比べ、感想を言い合いました
試食会の後は、「これから選び取っていく進路には無限の可能性があると思いますので、今日の経験がその一助になったら嬉しいです」と、服部さんの言葉でオフィスツアーが締めくくられました。
オフィスツアー参加者の感想

「オリジナルinゼリー」を作る、という珍しい経験ができ、楽しかったです。作ってみると思っていたよりも酸っぱい味になってしまい、普段自分が食べている商品は開発者の方が何回も工夫して、私たちのために作り上げてくださったのだと気づきました。また、私は今のところ文系ですが、理系への興味もあって迷っていました。今回の経験も踏まえて、文理選択をしたいです。

すべての事業でAIの実装を目指す! 最先端の企業・ソフトバンク
創業当初から「情報革命で人々を幸せに」を理念に掲げるソフトバンク株式会社は、国内外約300のグループ会社と連携し、お互いの強みを活かした成果を追求しながら幅広い領域に事業を展開。AI・IoT・ロボットなどの最先端テクノロジーを活用し、様々な産業分野においてライフスタイルを革新するような製品やサービスを提供しています。
そんなソフトバンクのオフィスツアーが、東京・港区にある竹芝本社ビルで開催され、一般公開していない体験型ブリーフィングセンターをはじめとするオフィスの案内や、女性社員との座談会などが行われました。

会社の概要を説明する竹園さん
食堂にも技術を駆使! ソフトバンクの社内を巡る
ツアーは、人事総務本部の竹園みどりさんによる、ソフトバンクの会社概要や理念の紹介からスタートしました。
「ソフトバンクは、通信関係などの一般消費者に向けた事業だけでなく、DX(Digital Transformation)やAX(AI Transformation)で企業・社会の課題解決を目指す法人事業も展開しています。そしてこれらすべての事業で、AIを実装していくことを目標に掲げています」
さらに、「Sarashina(サラシナ)」という日本の情報に特化した生成AIを活用したサービスを提供していること、そして「クリスタル・インテリジェンス」という、企業の生産性向上と経営効率の最大化を支援する最先端AIの開発を進めていることについて、参加者たちに説明しました。

クイズを交えながら、ソフトバンクについて説明する竹園さん
続けて、AI、IoT、5Gなどを活用した最新ソリューションが常時180以上展示されている体験型のブリーフィングセンターEBC(Executive Briefing Center)を見学。ここは普段は一般公開されておらず、法人向けの施設とのこと。最新技術を実際に体験しながら、「自社でどう活用できるか」を議論する場として運営されています。
他にも、創業者・孫正義氏が敬愛する坂本龍馬の像などがある来客フロアや、福岡ソフトバンクホークスの選手たちのユニフォームなどが展示され、イベントスペースとしても活用されている社員食堂「カフェシバ」を巡りました。

ソフトバンクならではの展示物などに溢れていました
見学のなかで、食堂にも技術を駆使し自動会計のシステムを採用していること、食堂では全社朝礼のほか福岡ソフトバンクホークスの壮行会も行われること、オフィス内には無人コンビニも設置されていることなどの案内を受ける参加者たち。窓から見える絶景も含めて、「すごい!」という声があちこちから聞こえてきました。
女性社員との座談会
オフィスを巡った後は、女性社員たちとの座談会パートへ。今回は人事総務本部の福嶋さん、データ&デジタルトランスフォーメーション本部の齋藤さん、技術企画管理本部の梶谷さん、ネットワーク本部の徳地さんの4名が、4つのグループに分かれて参加者たちの質問に積極的に答えました。

左から、梶谷さん、福嶋さん、齋藤さん、徳地さん
- Q.
-
文理選択をする際に気を付けたほうがいいことを教えてください。
- A.
-
「将来に直結するかも」と悩んでしまうかもしれませんが、文系でも技術職で働いている方はいますし、反対に理系でも営業職に就いている方もいます。なので、悩んだらやりたいことを選択してみる、チャレンジしてみるという考え方で選ぶのも、ひとつの手段かもしれません。私も色々な技術や仕組みに興味があったから、理系を選択しました(齋藤さん)
- Q.
-
理系に進んだきっかけや理由を教えてください。
- A.
-
学生の頃はケーキ屋さんや臨床検査技師など、いろいろなものになりたいと思っていました。ただ、やりたいと思っていたどの仕事にも共通していたのが、インフラ。インフラに関わるには理系がいいと思って、最終的に選択しました(福嶋さん)
- Q.
-
専攻科目はどうやって選びましたか?
- A.
-
私は化学を専攻していたのですが、実は数学のほうが好きでした。むしろ化学は得意ではなかったのですが、自分の将来に役立ちそうなのは化学かなと思ったので専攻しました。「将来のため」と思ったら、苦手なことでも頑張ることができました(徳地さん)
- Q.
-
ソフトバンクで働きたいと思った理由を教えてください。
- A.
-
ソフトバンクの何でも積極的にチャレンジする社風や、働いている人の雰囲気が好きだったので、「ここで働きたい」と思いました。会社が大事にしていることや方針によって、そこに集まってくる人も変わると感じています(梶谷さん)
オフィスツアー参加者の感想

両親から「文理選択を悩んでいるなら、オフィスツアーに行ってみるのはどうか」とアドバイスをもらって、今回のツアーに参加しました。実際に働いている方が文理選択をどうやって決めたのか、あとは理系に進むメリットも聞くことができて良かったです。オフィス全体がすごく綺麗で、ここで働けたら幸せだろうなと思いました。

革新的なサービスを次々と生み出す、サイバーエージェントの制作現場を見学
「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに、メディア&IP、ゲーム、インターネット広告事業の3つを主軸とした事業サービスを展開する株式会社サイバーエージェント。多彩なコンテンツを有する新しい未来のテレビ「ABEMA」や国内最大級のメディアプラットフォーム「Ameba」、様々な有名キャラクターとコラボレーションしたスマホゲームやアプリなど、私たちが毎日使うITサービスを提供しています。今回は、渋谷区にある本社「Abema Towers」でオフィスツアーが開催されました。

IT企業とは?エンジニアとは?について説明する、採用人事の真崎さん
新しいサービスが創出される現場へ
はじめにサイバーエージェントの事業とエンジニアの仕事について紹介がありました。メディア&IPや広告、ゲームなど多岐にわたる事業を展開していることやエンジニアが様々な分野で活躍していることについての説明がありました。

そして普段はなかなか入ることのできないサイバーエージェントのオフィス「Abema Towers」を見学しました。
まず訪れたのは食堂エリア。スタイリッシュな空間が広がり、中央には大きなモニターが配置され、技術カンファレンスの同時中継が行われたり、社員たちの懇親会の場としても活用されたりしています。さらに『今日、好きになりました。』などティーンにも人気の番組を多数配信している「ABEMA」の皆さんが働くフロアや、世界に通用するIPビジネスの創出を目指す、「アニメ&IP事業本部」の現場も見学!
フロアごとに雰囲気の違いはありましたが、いたるところで社員同士がアイデアを生み出すミーティングを行い、活発にディスカッションをしている姿が印象的でした。オフィス内には50以上の会議室があり、社員の多様なニーズに対応しています。 さらにマスコットキャラクター「アベマくん」との写真撮影タイムもあり、参加者たちは楽しそうに記念撮影をしていました。
エンジニアとして働く2人のリアルに迫る
続いて、女性エンジニアによるキャリア講演とパネルディスカッションが行われました。登壇者は、「アメーバブログ」や「アメーバピグ」などにデータサイエンティストとして携わる永澤由梨さんと、マッチングアプリ「タップル」でAndroidエンジニアを務める大塚涼未さんです。

- Q.
-
文理選択はどのように決めましたか?
- A.
-
私は高校で理系を選択したのですが、当時は興味がある分野も将来なりたい職業も特にありませんでした。ただ、最初に理系を選んでおけば、途中で文系に進路変更するのはそこまで難しくないと聞いていたので、理系を選択しました。私の場合、文系理系をなかなか決められずに、その時の気持ちを大事にしながら進んでいった結果、エンジニアになりました(大塚さん)
- Q.
-
エンジニアになったきっかけを教えてください。
- A.
-
周りの同級生や親の影響で薬学部を志望していたのですが、高校3年の夏に塾の先生から「あなたの勉強のモチベーションは?」と聞かれ、真剣に人生について考えたところ、自分は機械やゲームに興味があると気づき、工学部に進路を変更しました。大学入学後は初めてプログラミングに触れ、ロボット制御などを経験。情報系の大学院に進み、プログラミングだけでなくデータ分析の楽しさを知ったことから、サイバーエージェントに就職し、エンジニアの職種の一つであるデータサイエンティストになりました(永澤さん)
- Q.
-
エンジニア職のやりがいを教えてください。
- A.
-
データサイエンティストは、ユーザーの行動データを分析し、その人の好みに合わせたサービスを提供したり、サービスの質の向上を行ったりするのが主な仕事です。データ分析によりユーザーの利用傾向や課金状況が把握できるため、新しい発見を得たり、サービスの課題解決に役立てられたりすることにやりがいを感じています。またエンジニアは、他職種より服装や働き方が自由な企業が多く、自分らしい働き方ができるのも魅力です(永澤さん)
- Q.
-
学生時代にやっておけば良かったことは?
- A.
-
私は学生時代にやりたいことが明確に決まっていなかったので、文理選択や就職活動に苦労しました。もっと早い段階で自分の将来のことを真剣に考えておけばよかったと思います。逆にやっていて良かったことは、興味があることに片っ端から取り組んだこと。留学や多数のアルバイト経験、様々な業界のインターンシップにも参加したことで、自分の好きなことや得意なこと、逆に向いていないことが分かってきて、エンジニアになることを決められました。学生の時から興味があることにどんどん向き合って、将来の仕事の選択肢を増やして欲しいです(大塚さん)
オフィスツアー参加者の感想

父親の影響でIT業界に興味を持ち、将来アプリ開発に関わりたいと思っているので、今回のオフィスツアーに参加しました。実際の職場の雰囲気は和気あいあいとしていてとても楽しそうでした!これからの学校生活でいろんなことに取り組みながら、コミュニケーション能力も高めていきたいと思いました。

AIを使ったアプリ開発を体験!ビズリーチで触れたITエンジニアの価値
インターネットを活用した様々な事業を展開しているIT企業、株式会社ビズリーチ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」の運営をはじめ、人と人を、人と会社をインターネットでつなぐサービスを提供しています。「ビズリーチ」に登録している人は2026年4月時点で約342万人おり、これは全国の中学生の人数(約311万人)よりも多いそうです。想像以上の規模に、オフィスツアーの参加者は驚きの表情を浮かべていました。
株式会社ビズリーチのサービスに欠かせない職種のひとつが、ITエンジニア。今回のオフィスツアーでは、ITエンジニアとして活躍する女性社員による発表とパネルトーク、アプリ開発体験、そしてオフィス見学が行われました。
文理関係なく目指せる!多様な背景を持つITエンジニア
まずはITエンジニアの狩野咲美さんと、駒込瑠香さんが大学時代に学んだ内容や、株式会社ビズリーチに入社した経緯を紹介。狩野さんは金星の大気の観測、駒込さんはポルトガル語と言語聴覚学、どちらも大学では情報系以外を学んでおり、プログラミングの勉強は社会人になってから始めたそうです。

左:駒込さん 右:狩野さん
駒込さんは、大学卒業後、翻訳や通訳の仕事をしていたものの、趣味として独学で取り組んだプログラミングに面白さを感じ、ITエンジニアに転職したとのこと。「ITエンジニアになるための道はひとつではない」と伝えてくれました。
プログラミングと聞くと難しそうなイメージを持つかもしれませんが、「今は生成AIという強力な相棒がいる」と狩野さん。AIにプログラミングを手伝ってもらうことで、アイデアをよりスピーディーに形にできるようになったそうです。
AI時代に求められるITエンジニア像とは?
ここからは参加者が生成AIのGeminiを使い、アプリ開発に挑戦。2人1組で、苦手な教科の勉強に取り組みたくなるようなアプリを作ります。ITエンジニアの仕事と同様に、誰に向けたどんなアプリにするかを考える「企画・設計」、プログラミングをする「開発」、そして機能等の改善を行う「運用」を体験しました。
まずは、どの教科に特化したアプリにするかをペアの相手と相談。ユーザーが積極的に勉強したくなるよう、どのような機能を実装するか、画面の色やデザインはどうするかなどを考えます。社員も「ただ問題を解くだけではつまらないかも」「モチベーションを上げるためにはどんな機能が必要だと思う?」など、考え方のヒントを与えていました。

まずは2人で話し合い、どんなアプリにするかアイデアを出し合います
企画が固まったら、AIにプログラミングをしてもらう際に必要な「指示書」をひな形を元に作成。出力されたアプリを実際に触り、もっと使いやすくするための追加指示を入力します。
30分ほどで、数学、国語、美術と、様々な教科の苦手を克服するためのアプリが完成!問題に正解するとポイントが貯まってガチャを引けるなど、ゲーム性の高いアプリもありました。

チームごとに様々な工夫がされていました
「AIのおかげでプログラミングの難易度が下がっているからこそ、ITエンジニアの力もますます求められている」と熱く語る狩野さんと駒込さん。仕事の主導権を握り、作ったものに対して責任を持つのはあくまでも人間だからこそ、アプリ完成までの筋道を自分で考え判断する力や、現状に満足せず「よりよい」を考え続ける力、そしてモノづくりを楽しむ力が重要だと説きました。
さらに、ITエンジニアの仕事の面白さとして、アイデアを自分で考えて形にできることや、失敗が次の挑戦につながることなどを紹介。「失敗が無駄にならない」と、 笑顔で語る姿からも、仕事を通じたチャレンジを楽しんでいる様子が伝わってきました。
ワークショップの後は、社員が働いている執務エリアなどを見学。

執務室の様子
ITエンジニアになって良かったことは?働く人のリアルに迫るパネルトーク
オフィス見学の後は、狩野さんと駒込さんによるパネルトーク。中高生に記入してもらった質問カードをもとに、回答してくれました。

パネルトークの様子
- Q.
-
ITエンジニアになって良かったことと、辛いことを教えてください。
- A.
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良かったことは、働き方が自由なところ。やるべきことをきちんとやっていれば、休みをとるタイミングや仕事で使うガジェットなども自由度が高いです。辛いところはあまりないですが、新人時代はできないことが多くて勉強しなければいけない内容がたくさんありました。(狩野さん)
良かったことだらけです。仕事に誠実であれば柔軟に働けますし、同じ目標に向かってモノづくりを一緒にできる仲間がいます。自分自身の向上心もかき立てられました。難しいな、と思うのは、成長するために自分を律する心を持ち続けなければいけないところです。(駒込さん)
- Q.
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AIの回答した内容が間違っていたとき、どう対処していますか?
- A.
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AIは種類ごとに得意なことや不得意なことがあります。適性を見極めて、数種類のAIを使い分けるようになりました。(狩野さん)
AIは根拠のないことを答えるときがあります。そのため「根拠と紐付けた回答をしてください」と指示を出すようにしました。ただ、AIには限界もあるので、時にはあきらめて自分自身で考えることも大切です。(駒込さん)
パネルトーク終了後、司会を担当した社長室の黒川真梨子さんが一言。「将来知らない仕事に就くことはできません。この先、理系・文系どちらに進んだとしても、たくさんのお仕事に興味を持っていただけたらと思います」と、参加者にメッセージを送りました。
- Q.
-
中学、高校時代に学んだことで今の仕事に活きていることはありますか?
- A.
-
理系を選ぶこととかもありますが、一番私のベースになっているのは部活だと思っています。バスケットボール部だったんですが、大変な時も頑張って続けようとしたのは、一人だったら絶対できなかったと思っていて、仲間と一緒に何かやるということが、今の仕事でもすごく共通することだなと思っています。(狩野さん)
できる・できないに関係なく、とにかく興味を持ったらすぐ行動に移したことです。数学が苦手で文系を選んだ私がITエンジニアという職業に就けたのも、「興味を持ったらまずやってみる」という学生時代からの習慣が、プログラミングに出会うきっかけを作ってくれたからだと思います。(駒込さん)
オフィスツアー参加者の感想

ITエンジニアやプログラミングは難しそうで苦手意識がありましたが、AIを使ったアプリ開発を体験できるのは面白そうだったので、オフィスツアーに参加しました。ITエンジニアは、人と話さずにパソコンと1対1で仕事をしていると思っていましたが、実際はモノづくりをチームで協力してやっていて素敵だなとイメージが変わりました。
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