Windows7のサポートが、まもなく終了する。もちろんまだまだ1年弱ある。しかしながら企業のPCシステムを総入れ替えしようと考えるなら、1年弱という時間は「まもなく」と表現しても差し支えないだろう。いま、この時期に、とりわけ中小企業の経営者はどう考え、どう対処すべきだろうか。

“そのとき”まであと10カ月
現状のPC環境であなたの会社は大丈夫?

「うちの会社? うん、Windows7のパソコンを使ってるよ。全然問題なく動いているし、快適快適! え、買い替え? とりあえず考えてないなぁ。現状で満足しているし、買い替えにはお金もかかるからねぇ」
業務がうまく運んでいるのは、まあ何よりのことだ。とはいえ、いままでどおりWindows7パソコンを使い続けても、本当に大丈夫だろうか?

みなさんご存じのことだろう。Windows7のサポートが、2020年1月14日で終了する。おそらくは冒頭コメントの中小企業経営者も、この事実は知っているに違いない。
もちろんサポートが終わっても、Windows7のPCを使い続けることはできる。現在動いている業務アプリ自体は、1年後のいまごろもきっちり動くだろう。
しかし、問題はそこにはない。業務アプリがうまく動くかどうかよりもさらに深刻なトラブルが、1年後にはあなたの会社を襲っているかもしれない。
なぜならサポートが終了すると、最新の脅威に対応するためのセキュリティ更新プログラムが提供されなくなってしまうからだ。要するにWindows7搭載PCは、あと10カ月と少々で、ある意味“無防備”になるわけだ。
マルウェア感染や不正アクセスの脅威は日に日に高まっている。セキュリティ対策が不十分なPCでは情報漏洩など企業にとって致命的なインシデントが起こるだけでなく、「そんな会社とは取引できない」と従来の取引を打ち切られたり、新規契約ができなくなる可能性もある。つまり業務に大きな悪影響をもたらしかねないのである。

ギリギリのタイミングでは
間に合わなくなる可能性が高い

繰り返すが、サポート終了まで1年を切ったいま、Windows7をまだ使い続けている会社は、業務活動の根幹を支えるセキュリティを担保するためにも、Windows10への早急な乗り換えが必要だ。
「そうはいっても、まだ10カ月もあるじゃないか」という声が聞こえてきそうだが、すべてのPCをWindows10に置き換えるにはそれ相応の時間がかかる。タイムスケジュールを考えれば、のんびりしてはいられない。いまはすでに、その切羽詰まったタイミングにきているのだ。
サポート終了の1、2カ月前などギリギリのタイミングになって動き出すのは避けたい。なぜかというと、はっきりいえば間に合わなくなる可能性が高いからである。
実際、WindowsXPのサポート終了の際には、期限ギリギリにWindows7へ乗り換えようとしたものの、同じように考える企業からの注文が集中し、CPUはもちろんパーツ全般が足りなくなって新しいPCが手に入らないといった問題が発生した。加えて、工場の生産能力オーバー、メーカー各社の営業体制のキャパシティオーバーで注文自体を受けられなくなる事態も数多くみられた。
うちの会社はPCが100台も200台もあるわけじゃないから大丈夫……そうのんきに構える向きもあるが、極端にいえばギリギリのタイミングでは数台程度の新PCも入手できない可能性があることを肝に銘じてほしい。

企業経営者にいま求められるのは
Win10PCへの早め早めの乗り換えだ

あるいはPC自体を買い換えるのではなく、現在使っているPCのWindows7を10に置き換えようという考え方もあるだろう。しかしご存じだろうか。OSを入れ替える作業は、あらゆるケースで短時間かつスムーズに行えるものではないということを。
とくに小さな規模の会社では、そもそも情報システム担当という役割の人間が存在しないことも多い。すると、社員みんなが手探り状態で自分のPCのOS入れ替えを実行するのは困難なので、一部の“パソコンにちょっと詳しい”社員に任せっきりになり、その社員がパンクしてしまう事態も起こりかねない(というより、ほぼ確実にそうなるだろう)。
また、前回、WindowsXPからWindows7への乗り換えに際してPCを買い替えたのが2014年頃だとすると、当時のPCと現在のPCでは性能や構成も変化している。
おそらく当時のPCなら、装備するストレージがHDDであったと思われる。一方、現在の注目はSSDだ。SSDはデータ転送速度がHDDに比べて圧倒的に速く、起動やファイルコピー時間の短縮を明らかに体感できる。加えて衝撃に強いため、データの堅牢性という点でもアドバンテージがある。旧来スペックのHDD搭載PCでOSをWindows10に入れ替えるくらいなら、Windows10が最初からインストールされたSSD搭載PCに置き換えてしまうほうが、業務効率や生産性の面でもメリットが大きいのではないか。

「まだ10カ月ある」とのんびりしてはいられないが、逆に見ればまだ10カ月ある。余裕を持った対策を実行できるだろう。だからこそ経営者が「Windows7のPCをこのまま使い続けても大丈夫」「いずれはWindows10搭載PCに買い替えなければいけないとしても、サポート終了はまだまだ先だから、すぐに動き出さなくても大丈夫」と考えているとしたら、一刻も早く認識を改めてほしい。
いま必要なのは
「早めに手配しないとPCが手に入らない」
「いま対応を始めれば、間に合う」
という姿勢である。

はやめにWindows 10への切り替えを行うことで、移行作業による業務の停滞も最小限にすることが可能だ。また、Windows 10 は「最後の Windows OS」といわれており、サポート期限が定められていない。適切なアップデートを行いながら運用することで永続的に使用することができるだろう

低予算でWin10PCを導入
作業時間短縮によるメリットも

では、Windows10搭載PCへの買い替えには実際にどの程度のコストがかかるのだろうか。
設計・デザインなどPCに高度なスペックを要求するケースは別として、用途の中心が表計算や文書作成、その他一般的な業務アプリを用いた事務作業となる場合で考えてみよう。ここでは従業員20人の小規模事業所に小型デスクトップPCを導入するケースを例にした。

OSの選択は、法人向けPCということでWindows10 Proが標準となる。CPUには、多少重めの業務アプリもスムーズに動かせるという観点からCore i5を搭載し、ストレージもHDDではなく容量240GBのSSDを選択した場合、1台あたり8万円台なかば、税込みでも9万円程度で十分だろう(マウスコンピューター「MousePro-S200S-SSD2」の場合)。つまり予算は1台10万円以内で済む。従業員20人に各1台とすると、合計で180万円程度だ。
20台すべてを同スペックにせず、軽い事務のみ行うPCについてはCPUをCeleron、SSDの容量を半分の120GBにすることで、1台5万円台に抑えることも可能。もちろんスピードよりデータ容量を重視したい場合は、同程度のコストでHDDも選べる。
予算はもちろんだが、SSDに乗り換えることで時間効率の面でもメリットを享受できる。20人の従業員が1日1回起動するとして、SSDにより起動時間が仮に30秒短縮すれば、年間営業日235日で計算すると起動時間だけで40時間近くの時間を効率化することが可能になる。起動だけでなくさまざまな作業時間が短縮されることを考えれば、生産性向上への寄与は計り知れない。
Windows10PCへの買い替えにあたっては、そのほか、新たな業務が生まれた際に必要なカスタマイズの自由さも考えるべきだろう。さらには、とりわけ情報システム担当者がいない小規模企業の場合、手厚いサポートがあることも重要だ。こうした要素も加味しながら、Windows7サポート終了時代にマッチする新PCを選んでいただければ幸いだ。

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