日本においては、月間6,600万人(2017年1月末時点)ものアクティブユーザー数を誇るチャットアプリ「LINE」。その使い勝手をそのままに、ビジネス向けに機能や仕様が最適化され、企業内のビジネスコミュニケーションの向上と業務効率改善に寄与する新たなツールとして注目されているのが「LINE WORKS」だ。

監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)

大手証券会社システム部に在籍後、1998年サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立し社長就任。2008年に、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。G Suite(旧名:Google Apps)の導入・アドオン提供の実績はこれまで3万社以上。「サテライト・オフィス」ブランドでLINE WORKSの普及に尽力。

提供:サテライトオフィス

3つのアドレス帳を使い分ける

LINE WORKSでは「LINE」のインターフェースを踏襲したトーク機能の他にも、ビジネスコミュニケーションに必要なさまざまな機能を包括的に提供している。なかでも"アドレス帳"は、すべてのプランで利用可能な機能だ。 サテライトオフィスの原口社長によれば、LINE WORKSのアドレス帳機能の魅力は"日本人向けに最適化されたインターフェース"にあるという。

「例えばLINE WORKSでは、五十音順の索引が用意されています。グローバルに展開している他社のグループウェアはアルファベット順のみの対応であることが多いです。細かい機能ですが日本語で名前を引けるというのは、それだけでもう業務効率が全然違います」と話す。

3種類のアドレス帳を使い分けることができるのもLINE WORKSの特徴のひとつ。そのうち「社内アドレス帳」は、文字どおり社内の従業員の情報を管理できるものだ。 個人向けのLINEとは違い、LINE WORKSでは管理者がユーザーアカウントを発行する仕組みになっている。管理者が登録した社員は自動的に「社内アドレス帳」に反映され、そのまま社員全員で共有できるようになっている。 各自で個別にアドレス帳を作成する手間がないのは大きなメリットだ。各メンバーの顔写真を設定することで、社内名簿的としての役割にも期待できるため、ぜひ推奨したい。

「共有アドレス帳」は自社のLINE WORKSドメイン以外の情報を全社で共有することが可能なアドレス帳だ。社員以外の取引先や顧客、店舗などの登録に向いている。「マイアドレス帳」は個人用のアドレス帳で、通常のアドレス帳と同様に連絡先を自由に登録することができる。

アドレス帳機能の画面

アドレス帳のツリー状管理

アドレス帳を組織階層型で管理できるのも、LINE WORKSの特長だ。表示方法も柔軟に設定できるため、膨大な件数のアドレス帳からコミュニケーションを取りたい相手をスピーディーに見つけ出せる。 たかがアドレス帳と思っていても、ちょっとした仕様の違いが生産性を大きく左右するものだ。管理するアドレスが増えるほど、つまり企業規模が大きくなるほど、この生産性は変わってくる。

生産性でいえば、アドレス帳からはトークやメール、通話といった他の機能とダイレクトにつながる。毎回別のアプリやソフトを立ち上げたりせずに、シームレスに他の機能と連携できるというのも業務効率の改善においては重要なカギとなる。

次回はアドレス帳と同様に全プランで利用可能な"ホーム"機能について紹介したい。

サテライトオフィス


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