2020年に迫った Windows 7 、 Office 2010 などのサポート終了(EOS : End Of Support)を、いかに乗りきるかを探る連載も、今回が最終回となる。前回はひとつの解決策として、「PCレンタルサービス」の利用を紹介した。さらに、オリックス・レンテックのサービスを例に挙げ、機種や台数の変更に柔軟かつ迅速に対応できること、必要なソフトウエアのインストールや設定もワンストップで依頼できることなどのメリットを説明した。第3回では同サービスの具体的な活用事例を二つ紹介する。

どちらも、「ひとり情シス」がこのサービスを利用し、社内用PCおよびソフトウエアのスムーズな入れ替えを成功させた事例だ。


【事例1】総務・営業・現場など、それぞれの用途にあわせたPC250台を短期間で導入

  • 事例1:総務・営業・現場など、それぞれの用途にあわせたPC250台を短期間で導入

まずは建設業を営むA社のケースを紹介しよう。A社では従来、全社にあるPCをリースで手配し、数年に1度の割合で新機種に交換する体制をとっていた。同じPCを使い続けることで起こる動作スピードの低下を防ぎ、作業効率を維持するためだ。

手配するPCは、営業、総務、設計、建設現場など、用途に合ったソフトウエア数種類を適宜インストールしたうえで配布することになっているのだが、情報システム部門がないA社では、総務部スタッフのB氏がこの作業にあたることが恒例となっていた。

PCが普及し始めた1990年代からしばらくはその体制でも対応できていたが、2000年代半ばには、デバイスの種類が増えてきたことで、入れ替え作業にかかるB氏の負担は徐々に拡大していった。

通常業務のほか、いざ入れ替え時期が来れば、B氏はリース契約した新品のPC(直近の入れ替えでは約250台)1台1台に、インストールと設定を繰り返す労力と手間をかけねばならなかった。

A社は属人化しきったこの状態を解消するため、リース契約の満了をきっかけに、オリックス・レンテックのPCレンタルおよびキッティングサービスを利用することにした。

B氏はこれを機会に今までは1機種だったPCを、各部署の業務内容に適したPCに入れ替えることに決めて、オリックス・レンテック側と機種選定を含めた打ち合わせを重ねた。

そして、営業・総務にはコストも手頃なミドルクラス、CADを扱う設計部門ではハイエンド、現場では持ち運びができるタブレットと、部門ごとの用途に適したPCを選定し手配することで、作業効率アップと予算の有効利用を成功させた。

ソフトウエアのキッティングでは、今まで1機種だったPCが3機種と増えたにもかかわらず、クローニング(マスターとなるPCに設定された構成をコピーする手法)で対応してもらったため、作業時間は大幅に短縮した。

レンタル契約を締結してから、機材の手配、キッティング、そして全国にある支社への配送まで、約2週間ですべてが完了した。オリックス・レンテックの「PCレンタルサービス」を利用することで、B氏は本来の業務に集中できるようになり、総務部自体の効率化も実現しているという。


【事例2】1,500台のPCをワンストップに入れ替え、全国に点在する店舗へとデリバリー

  • 事例2:1,500台のPCをワントップに入れ替え、全国に点在する店舗へとデリバリー

つづいては大手小売業C社の事例だ。C社では全国約1,500店舗でポイントサービスを展開している。当初、ポイントカードの発行手続きや、ユーザーが買い物をしたときのポイント可算・ポイント利用などに必要な機材であるタブレットPC、カードリーダー、Wi-Fiルーターなどは、すべてひとりの担当者であるD氏が一括して管理していた。

もともとサービス開始当初から対象店舗が1,000店もあったことに加え、周辺機器用ドライバーのインストール、各店舗向けWi-FiのSSID個別設定など1台あたりにかかる作業工数が多いこと、さらには店舗数の増減にまで柔軟に対応しなければならず、D氏への負担はサービスの広がりとともに増大していた。

そこでC社では、D氏の負担を軽減するために、オリックス・レンテックの「PCレンタルサービス」を利用することにした。レンタルの機能に加えて店舗ごとの仕様に応じたキッティングから配送をアウトソーシングすることで、店舗の増減への対応がスムーズに行えるようになった。3年おきに行う性能・機能向上を目的とした機材の更新についても、滞りなく運用ができているという。C社では、常に最新のインテルCPUを搭載したPCを最適な期間で導入することで、スピーディーな業務処理が実現し顧客満足度の向上にもつながった。

このケースではC社が作成したマスターをベースに、オリックス・レンテックがクローニングで同構成のマシンを複製、個別設定は人が行うという2段階のキッティングが行われた。1,500台におよぶPCの入れ替えは、店舗における営業活動に支障を来すことの無いよう、200~300台に分けて段階的に進めたそうだ。こうした方法がとれるのは、契約期間を柔軟に設定できるレンタルならではといえる。

さらにPCの入れ替え時には、オリックス・レンテックの物流機能を活用し、全国の店舗に新しい機器を届けると同時に、古い機器の回収を行うなど、スムーズな対応で店舗のスタッフからの評判も良かったとのことだ。――こうしたサービスにより、C社は1,500台もの入れ替え作業を、担当であるD氏ひとりだけでまかなうことができている。


以上、二つの事例を紹介してきたが、ワンストップで提供されるオリックス・レンテックの広範にわたるサービスは、今回のEOSを乗りきるために大いに役立てることができそうだ。

さらなるレンタルのメリット~最新機能を搭載したPCをスピーディーに導入

オリックス・レンテックでは、昨今ニーズが高まっているクラウド型のMDM(Mobile Device Management)サービス提供も行っている。もし、レンタルしているPCを紛失してしまったとしても、遠隔でPCの場所を突き止めることができたり、データを消去したりする機能が備わっており、情報流出の危険から企業を守ってくれるサービスだ。

MDMは、基本的にデバイスの電源がオンになっていなければ機能しないのだが、Intel vProプロセッサー搭載の最新機種では、ハードウエアならではの機能により、たとえ PC が電源 OFFの状態であったり OS に障害が発生していたりするときでもリモートから PC を操作・修復することができるため、PC を使った業務の停止時間を大幅に低減する。 勤務時間外のバッチ適用などにも役立てられ、情シスの保守・管理作業を効率化でき業務を円滑にしてくれる。こうした最新機能を持ったPCをタイムリーに導入できることも、レンタルのメリットだろう。

Microsoft製品が一斉にEOSを迎える2020年。これを機に「ひとり情シス」が抱えるさまざまな課題を「PCレンタルサービス」の利用で解決してみてはいかがだろうか。


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