ふだん何気なく利用しているテレビやインターネット。ボタンひとつで映像を見られたり、家族や友達とつながることができる便利なサービスは、どのような仕組みで成り立っているのかご存知ですか? 実はその裏側では、地域の暮らしや情報伝達を支えるために、多くの技術スタッフが設備の保守や接続作業を日々行っているのです。

今回は、ケーブルテレビ事業を展開するJ:COMの技術研修センターで行われた、親子向けワークショップに潜入! 参加者の小学1年生のMちゃんとパパが、通信技術について学び、親子で協力しながらケーブル加工やテレビ接続に挑戦しました。技術スタッフの仕事を体験し“つながる仕組み”への理解を深めるとともに、J:COMの皆さんが、利用者のためにいかに安全かつ丁寧に仕事に取り組んでいるのかについても知ることができました。

テレビやインターネットはどうやって届くの?

まずは、J:COM株式会社 技術サポート本部 東日本トレーニンググループの佐藤寛基さんが、ケーブルテレビとインターネットの仕組みについて教えてくださいました。ニュースやドラマ、アニメなどの番組は、それぞれのテレビ局やコンテンツ事業者によって制作されています。J:COMでは、それらの番組を受け取り、光ファイバーで地域の中継設備まで届けた後、各家庭へ延びる同軸ケーブルを通じてお客さまのもとへ届けています。

ふだん何気なく見ているテレビ番組も、実は光ファイバーやケーブルなどの設備を経由し、多くの人の手によって届けられているのです。

  • ケーブルテレビとインターネットの仕組みについて説明するJ:COM株式会社 技術サポート本部 東日本トレーニンググループの佐藤寛基さん

    ケーブルテレビとインターネットの仕組みについて説明するJ:COM株式会社 技術サポート本部 東日本トレーニンググループの佐藤寛基さん

また、「インターネット」は、光ファイバーによって街の電柱まで運ばれ、それをJ:COMのケーブルや光ファイバーが家の中に引き込んでいます。

  • パパと相談しながら、テレビやインターネットの仕組みについて理解を深めるMちゃん

    パパと相談しながら、テレビやインターネットの仕組みについて理解を深めるMちゃん

このような仕組みがあるからこそ、私たちは日々当たり前のようにテレビやインターネットを利用することができます。テレビやインターネットは、暮らしを便利にするだけでなく、災害時の情報収集や地域の安心・安全を支える大切な社会インフラでもあります。

最後には、J:COMで働いている人の人数は15,751名で、そのうちお客さま宅を訪問して搬入や工事を行うサービスエンジニアは3,530名在籍していることも伝えられました。こうしたJ:COMの皆さんの存在があるからこそ、私たちはテレビやインターネットを安心して利用できるのです。

  • 「テレビやインターネットはこんなにも多くの人に支えられてお家に届くんだ!」と新たな発見に目を輝かせるMちゃん

    「テレビやインターネットはこんなにも多くの人に支えられてお家に届くんだ!」と新たな発見に目を輝かせるMちゃん

そして佐藤さんは、「インターネットを使うときは時間を決めて使おう。知らない人とつながらない。自分や友達の情報を載せない」などのお約束の話も説明してくださったうえで、私たちのもとに番組やインターネットを届けてくれる光ファイバーの青いケーブルをMちゃんに見せてくれました。日頃インターネットでYouTubeを見る機会が多いというMちゃんは興味津々です。

  • 光ファイバーの青いケーブルと作業用の道具たち

    光ファイバーの青いケーブルと作業用の道具たち

  • インターネットを安全に利用するためのお約束について説明する佐藤さん

    インターネットを安全に利用するためのお約束について説明する佐藤さん

通信を支える仕事を知ろう! 通信クイズ!

テレビとインターネットを見られる仕組みを解説してもらったあとは、ケーブルテレビやインターネットに関するクイズが出題されました!

1問目は、「インターネット回線が混んでいると、動画が止まりやすくなるのはなぜ?」。答えは、「A.動画が眠くなるから」「B.情報の通り道に、人やデータが集中するから」「C.スマホが重くなるから」のいずれか。Mちゃんとパパは話し合ってBを選択。

  • Mちゃんがクイズに挑戦! パパと作戦会議をしながら答えを導き出します

    Mちゃんがクイズに挑戦! パパと作戦会議をしながら答えを導き出します

結果は……、大正解!

また、「J:COMの技術スタッフの仕事で、ケーブルがちゃんとつながっているかを確かめるとき、一番大切なことは?」の問いにも、「丁寧に、間違えずにすること」という答えを選択して正解しました!

ここで佐藤さんは、「J:COMの技術スタッフは、仕事の際に8つの約束を守っている」話も教えてくださいました。約束とは、「1.すべてにおいて安全を最優先します 2.お客さまを一番近くでサポートします 3.確かな技術力で暮らしを支えます」など。J:COMが日頃から、安全で安心なサービスの提供を大切にしていることが伝わってきます。

  • 正解を目指して真剣な表情。親子で協力して問題に取り組みます

    正解を目指して真剣な表情。親子で協力して問題に取り組みます

そして、Mちゃんとパパが一番驚いたクイズが登場! その問題は、「おうちのテレビが映らなくなりました。インターネットもつながりません。J:COMに電話して見に来てもらうことになりました。一番早く来てくれるのはいつ?」というもの。

「A.2日後 B.その日 C.1週間後」から答えを選ぶのですが、正解はB。

つまり、お客さまの家のテレビの放送やインターネット回線にトラブルが起きたときは、できるだけ早くお客さまのもとへ駆け付ける体制を大切にしているそうです。佐藤さんは、「これはとても自慢できることです。J:COMは、加入してくださっているお客さまをそれほど大事にしているということです」と伝えてくださいました。

技術スタッフの仕事を体験! 同軸ケーブル加工

そして次は、Mちゃんとパパはケーブルの加工作業に挑戦することに。J:COMの技術スタッフの方が守っている約束「安全を最優先」を実践し、手袋をはめて準備します。

  • 手袋を装着して準備万端なMちゃん

    手袋を装着して準備万端なMちゃん

技術スタッフの皆さんがふだん使っている工具や材料を使用して、実際の仕事の一部を体験スタート! 指導してくださるのは、J:COM株式会社 技術サポート本部 教育研修グループの増崎達也さんです。

  • 実際の仕事の一部を体験する中で指導してくださった、J:COM株式会社 技術サポート本部 教育研修グループの増崎達也さん

    実際の仕事の一部を体験する中で指導してくださった、J:COM株式会社 技術サポート本部 教育研修グループの増崎達也さん

まずは、テレビの信号を自宅に届けるためのケーブル(同軸ケーブル)の加工に取り掛かることに。ケーブルの黒い部分を切ると、中から線が出てくるので、それをコネクターに差し込むと作業は完了! Mちゃんは、絵を描くことや図工がもともと好きということもあって、目をキラキラさせて夢中で取り組み、ばっちり完成させました。今回の体験は、通信インフラを支える仕事の面白さに触れるきっかけにもなりました。

  • 目をキラキラさせて夢中でケーブル加工作業に取り組むMちゃん

    目をキラキラさせて夢中でケーブル加工作業に取り組むMちゃん

インターネットを支えるLANケーブル作り&つないで実感! テレビ接続チャレンジ

同軸ケーブルの加工を終えると、今度はインターネットを屋内で通信できるようにするための、LANケーブルの加工にチャレンジします。J:COMの技術スタッフは、設置場所に合わせて現場でLANケーブルの長さを調整することがあるのだとか。多くの家庭では無線のWi-Fiでインターネットを利用しているケースが主流ですが、今回の体験では、有線ケーブルでのつなぎ方を知ることで物理的な仕組みを理解することができます。

同軸ケーブルと同様に、LANケーブルも外側(水色の部分)に切り込みを入れてはがすと、中から線が登場します。しかし同軸ケーブルと異なるのは、線が8種類もあるという点。これらの線を、「T-568B」という配線規格通りの色の順に並べてコネクターにセットしないと、インターネットにつながらないのです。

このときの、コネクターに差し込む作業がなかなか難しく、Mちゃんもパパも真剣そのもの。慎重に行わないと正確にセットされません。何度かやり直し、LANテスターでチェックを済ませ、苦労の末に成功しました! これだけ細かい作業を、技術スタッフの皆さんは日頃責任感をもって行っているのです。

同軸ケーブルとLANケーブルの加工を体験したあとは、いよいよ、画面にテレビやインターネットを映すことができるか否かを試す時間です。まずは壁の端子に接続したケーブルに、Mちゃんが加工した同軸ケーブルを差し込みます。そして、同軸ケーブルのもう片方の先端をモデムにつなぐと、モデムに“成功”を表すサインの緑のランプが4つ点灯しました。これは、「インターネットを探す準備が完了した」ことを表します。

  • モデムに“成功”を表すサインの緑のランプが4つ点灯し、嬉しそうなMちゃん

    モデムに“成功”を表すサインの緑のランプが4つ点灯し、嬉しそうなMちゃん

そして次は、LANケーブルをパソコンとモデムにつなぎます。すると、パソコンの画面にMちゃんのお気に入りのYouTubeが現れました! しかし、増崎さんの提案で「線が順番通りに並んでいない」LANケーブルに試しで差し替えてみると、YouTubeは停止。回線がつながらなくなりました。自分が正確に作ったケーブルによってインターネットがつながることを実感したMちゃん。達成感を得てとても嬉しそうです。

  • 「こうやってインターネットは繋がっているんだ」と学びを深めるMちゃん

    「こうやってインターネットは繋がっているんだ」と学びを深めるMちゃん

次は、パパが加工した同軸ケーブルをテレビの裏側の差し込み口に入れ、もう片方はモデムに差し入れます。すると、テレビも無事に映り大成功です! 一連の体験を通して、Mちゃんは、「楽しかった! 水色の線(LANケーブル)を作るのは大変だったけど、またやってみたい!」と感想を寄せてくれました。

  • 自分たちで加工したケーブルでインターネット接続に成功!

    自分たちで加工したケーブルでインターネット接続に成功!

地域の暮らしを支えるJ:COMの仕事

今回の内容は、J:COMの技術スタッフの方々がふだん行っている設置と接続サポートの一部です。とはいえ、これらの作業が通信環境を支えていることをMちゃんとパパはしっかりと体感しました。私たちが、それぞれの地域でニュースなどの最新情報に触れたり、テレビやインターネットを当たり前のように利用できるのは、その裏側で多くの人たちがそれぞれの役割を担いながら、地域の暮らしや安心・安全を支えているからです。今回の体験は、そうした仕事の大切さに触れる貴重な機会となりました。

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  • テレビやインターネットにつながるよう、ケーブルを接続する様子

    テレビやインターネットにつながるよう、ケーブルを接続する様子

地域の未来をつなぐJ:COMの取り組み

J:COMでは、今回のようなお子さま向けの支援プログラムを積極的に実施しています。たとえば、小中学生を対象としたスマホ教室を開催し、SNS利用時のセキュリティやインターネットとの安全な付き合い方を伝えています。さらに、地域とのつながりを深めるため、地域メディアを通じた情報発信を行うとともに、自治体と連携した安心・安全なまちづくりや次世代育成、環境保全活動も推進しています。通信インフラを支えるだけでなく、幅広い世代の暮らしの向上や地域社会の発展にも貢献している企業なのです。

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