
- 「どうありたいか」で決めた就活時代のキャリア観
- 周囲との差に悩みながらも成長できた理由
- 20代でマネジメントに挑戦し、Willを育ててきたキャリア
就職活動の時点で、自分のやりたいことを明確に言語化できている人は、それほど多くはありません。
「何を仕事にしたいのか」は、まだはっきりしていない。けれど、成長できる環境には身を置きたい──。現在レバレジーズで事業責任者として活躍する太田さんも、そんな思いを抱きながら就職活動をしていました。
志望業界や職種が明確に決まっていたわけではない中で、太田さんが入社したのは、ITや医療・ヘルスケア領域などを中心に、多角的に社会課題解決に取り組むレバレジーズでした。
ところが入社後に直面したのは“自分は何もできない”という現実。同期との差に圧倒されながらも、どのように仕事への向き合い方を変え、キャリアの軸を見出していったのでしょうか。
就活で見えていたのは、
「何をするか」より「どうありたいか」

横浜国立大学卒業後、レバレジーズに新卒入社。介護職の転職支援を経験し、現在は医療技師職の転職支援事業にて事業責任者を務める。
中学・高校時代はハンドボール部、大学時代にラクロス部に入り、スポーツに打ち込んでいた太田さん。就活では、特定の業界や職種を絞り込むことよりも、自身の理想像や成長の可能性を重視していました。
「やりたいことや、やりたくないことは、自分が経験してきた範囲の中でしか見えないと思っていました。だから、学生時代の限られた経験だけで『この業界がいい』と決めるよりも、『これから自分がどうありたいか』『どんな環境なら前向きに頑張れるか』を考えていました」
その中で軸にしたのが、早期に組織づくりを経験できる環境でした。部活でキャプテンを務め、チームをまとめながら人と向き合うことにやりがいを感じていたからです。
その背景には、太田さんが大切にしている会社選びの基準がありました。
「裁量が大きく、早くからマネジメントに挑戦できる環境に惹かれていました。一方で、単に若手に任せるだけでなく、会社としての事業基盤がしっかりしていることも重視しました。何もない環境で自己流に陥りかねないスタートアップよりも、若手に裁量を任せる文化と、ある程度の基盤が両立しているミドルベンチャーで学ぶことが、自分の最初のステップとして適していると思ったんです。
その要件を満たす会社が他になかったわけではないですが、面接・面談を通してレバレジーズの人に触れる中で、『この仲間たちと決めた道を正解にしたい』と考えてレバレジーズへの入社を決めました」
「成長したい」と入社したのに、
直面したのは“自分は何もできない”という現実

順調に就活を終えたように見える太田さん。しかし入社後に待っていたのは、「予想以上に何もできなかった自分」と向き合う時間でした。
「同期のレベルが本当に高くて、最初はかなり落ち込みました。振り返ると、自分は学生時代ひたすらスポーツに打ち込んでいて、ビジネス特有の知識や思考力が足りていなかったんです。周囲のアウトプットのスピードにもついていけず、自分は何もできないんだなと痛感しました」
先輩や上司は相談しやすく、若手を支えようとする社風もありました。だからこそ、できない理由を環境のせいにすることはできなかった。入社して2カ月ほどで、「この会社を辞めよう」と思ったこともあったそうです。
周囲と比較し、心が折れそうだった。
そんな日々を救った、マインドの切り替え

周りと比較しては、なかなか成果を出せない自分に落ち込む日々。前に進めなかった太田さんは、上長の助言もあり仕事へのマインドセットを見直すことにしました。
「結果だけを見るのではなく、そこに至るまでの過程を意識しようと決めました。とはいえ、何から始めればいいか分からず、まずは成果を出している先輩から学ぶことにしたんです」
同期と比べて落ち込むのではなく、自分が何をどれだけやったのかに目を向ける。そう考えるようになってから、太田さんは少しずつ行動を変えていきました。
面識のないトップ社員に連絡。
成果を出す人の“裏側”を知った

徐々に調子が上向く中で、大きな転機になったのは、成果を出している先輩との出会いでした。全社総会でベストセールスとして表彰されていた先輩に自ら連絡をとり、話を聞く時間を設けてもらったのです。
「キラキラしている人たちも、裏では地道な努力を積み重ねているのだと知ることができたのが、大きな転機になりました。『自分の進むべき方向は間違っていない』『最初から上手くいかないのは学生時代もそうだったな』と思い出し、仕事に対するマインドが正されたんです」
さらに、その先輩から聞いた「顧客のために働く」という考え方も、太田さんに大きな影響を与えました。
「『まずお客様をリスペクトして、本気で向き合ってみてはどうか』とアドバイスをもらいました。そこで、支援対象である介護現場の仕事をより深く理解するために、自らお願いして介護施設を見学させてもらったんです。現場を知ることで、求職者さまの希望条件の背景や、施設側が本当に求めている人物像の解像度がグッと上がりました」
先輩と話したことで、太田さんは「自分が今何をすべきか」「どうすれば成果につながるのか」を考え始めました。頑張る方向性が見えたことで、仕事に対する気持ちも少しずつ前向きに変わっていったといいます。
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目の前の仕事に向き合ううちに、少しずつ見えてきた
「自分が頑張れる理由」

目の前の相手を深く理解しようと向き合ううちに、太田さんの中で仕事の意味も少しずつ変わっていきました。その姿勢が結果にもつながり、同期の中で最初に表彰を受けることができたといいます。
「最初は『同期より先に結果を出したい』という気持ちが強かったものの、考えを改めてからは、求職者さまの人生を二人三脚で一緒に作り上げている実感がわいてきました。初めて担当していた求職者さまの転職先が決まったときは一緒に大喜びしましたね。『もっとこの仕事をがんばりたい』と思えた瞬間です」
上司や先輩が、太田さんの成長に向き合い、必要なときに手を差し伸べてくれたことも大きな支えになりました。挑戦を本人任せにするのではなく、うまくいかないときも一緒に考えてくれる。そうした周囲の環境に支えられながら仕事を続けるうちに、自分にできることや、心から好きだと思えることが少しずつ増えていきました。
できることを手放し、できない環境へ飛び込む。
太田さんが広げてきたキャリア

プレイヤーとして成果を出した後、太田さんは早い段階からチームを率いる立場へと役割を広げていきました。2年目で3人のチームのリーダーとなり、3年目には10人のマネジメントを行い、メンバー育成に注力。現在は、医療技師職の転職支援サービスで事業責任者を務めています。
そのキャリアの背景には、太田さんが大切にしているスタンスがありました。
「キャリアを積む上で大事にしているのは、『できることの切り売りはしない』ということです。できる仕事ばかりを続けていても、そこに大きな成長はありません。だから僕は、『少し余裕が出たな』と思ったら、その仕事を後輩に引き継ぐか、自分から新しい仕事を取りに行くかの2択を常に取り続けています。自らできない環境に飛び込み続けているので、常に今が一番苦しい状態なんですけどね(笑)」
自ら新しい挑戦を続けている太田さん。組織づくりにも同じスタンスで取り組み、現在、太田さんが感じている仕事のおもしろさも、そうした組織づくりの中にあるといいます。
「苦戦することもありますが、正解がないからこそ、自分たちで考えてサービスを作っていけるおもしろさがあります。役職に関係なく改善のアイデアを出し合い、一人ひとりが主体的に動いていく。学生時代から好きだった組織づくりを、今は仕事の中心で経験できている感覚があります」
マネジメントで意識しているのは、メンバーが恐れずに挑戦し、失敗から学べる機会を増やすことだといいます。
「若いうちに失敗を恐れてブレーキをかけるより、たくさん挑戦して、うまくいかないパターンを知ることの方が大事だと思っています。1年で3回挑戦して1回成功するより、100回挑戦して1回成功した人の方が、99パターンの“うまくいかない方法”を学んでいる。その経験は、必ず自分の血肉になると思うんです」
もちろん、挑戦をただ本人任せにするわけではありません。失敗してもいい範囲を見極め、挑戦した後には一緒に振り返り、次の打席を用意する。そうした伴走の仕方も、上司の大切な役割だと太田さんは考えています。
「レバレジーズには、失敗して終わりではなく、その要因に向き合って、改善し、また次のチャンスを作るカルチャーがあります。だからこそ、若手も高い目標に向かって前を向けるのだと思います」
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やりたいことは、最初からなくてもいい。向き合った先にあったもの
入社時から明確なWillがあったわけではない太田さん。しかし、目の前の仕事や組織づくりに向き合うなかで、自分が頑張れる理由や実現したいことが少しずつ見えてきたといいます。
「就職先を考えるときも、まずは自分が何に対して頑張れるのかに正直になることが大切なのかなと。僕の場合は、目の前の仕事に向き合う過程でできることが増えて、それが少しずつキャリアにつながっていきました」
レバレジーズにはWill(やりたいこと)、Can(できること)、Must(やらなければならないこと)を軸にキャリアに向き合う風土があります。太田さんも、最初から明確なWillを持っていたわけではありません。任された仕事に向き合うなかでCanが増え、その先に「自分は何を実現したいのか」が形になっていきました。

「今後は、携わっている事業を日本一のサービスにして、業界の負を解消していきたい。そして、僕と出会った人が振り返ったときに、“あの瞬間が人生のターニングポイントだった”と思えるような存在でありたいです」
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働く中で、自分のWillを育てていく

太田さんのように、働くうちに仕事やキャリアの解像度が上がっていくケースも少なくありません。だからこそ大切なのは、最初から明確な答えを持っていることだけではなく、自分が頑張れる環境を選び、目の前の仕事に向き合い続けることなのかもしれません。
レバレジーズには、若いうちから挑戦できる機会や、その挑戦を支える風土があります。社内公募制度や社内スカウト制度など、横のキャリアを広げるための制度もあり、働きながら自分の可能性を広げていける環境です。
「ここなら頑張れる」と思える環境はどこか。
そして、働きながら自分の可能性を広げられる場所はどこか。
今は明確なWillが見えていなくても、目の前の人や仕事に向き合うなかで、自分なりのキャリアは少しずつ形になっていくはずです。
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