💡 この記事のポイント
  • 次のキャリアを考え始めたきっかけ
  • 「異動か転職か」で悩んだ末に見つけた判断軸
  • 20代でマネジメント経験を積みたい人のキャリア選択

「今の仕事をこのまま続けていていいのだろうか」「会社に大きな不満はないけれど、なんとなく将来が不安だ」。そんな疑問や違和感を抱いたことはありませんか。

社会人として経験を積み、仕事にも慣れてくる頃、将来のキャリアについて考え始める人は少なくありません。仕事や人生にどう向き合うべきか。そのヒントを探るために、思考整理の方法と、若手ビジネスパーソンのリアルな体験談を見ていきます。

キャリアに迷い始めたとき、
何を判断軸にする?

20代後半になると、現状に大きな不満はなくても、将来の働き方やキャリアに不安を感じる人も多いでしょう。目の前の仕事をがむしゃらにこなす時期を過ぎ、一定の成果が出せるようになったからこそ、次に目指すべき姿や越えたい壁が見えにくくなるものです。

なかには職場の先輩や上司の姿を見て、「この環境で理想のキャリアに近づけるのだろうか」と不安になる人もいるでしょう。他社で働く同世代の活躍や昇進の話を聞き、焦りを感じるうちに、自然と「転職」という選択肢が頭に浮かぶこともあるかもしれません。

ただし、転職を考えるときに大切なのは、流行や他人の意見に流されて答えを出すことではありません。まずは「自分は何に違和感を抱いているのか」「この先、どんな経験を積みたいのか」「何を大切に働きたいのか」を整理し、自分なりの判断軸を持つことが重要です。

ここからは、キャリアに迷いながらも選択を重ね、大手不動産会社からレバレジーズへ転職した近藤さんの体験談を紹介します。転職を意識したきっかけや、企業選びで大切にした判断軸、入社後に感じた変化から、キャリア選択のヒントを探ります。

なぜ転職を意識した?
次のキャリアを考えたきっかけ

近藤さん

上智大学卒業後、不動産企業で個人向け営業を経験。2023年にレバレジーズに中途入社し、現在はレバテックにて新領域開拓チームのリーダーを担当している。

──前職の仕事内容と、レバレジーズ入社後の経歴を教えてください。

前職は大手不動産仲介会社で、3年間個人向け営業をしていました。レバレジーズに中途入社したのは社会人4年目のときです。IT人材やエンジニアを紹介するレバテックという事業部で、法人営業を担当し、現在はメンバーのマネジメント業務を中心に担当しています。

──転職を意識し始めたきっかけを教えてください。

最初のきっかけは、仕事内容に対して感じていた小さなモヤモヤからでした。入社して2〜3年が経つと、業務にも慣れてきて、安心感を覚える一方で、どこか停滞感も抱くようになって。そうした変化の中で、「何か新しいことに挑戦したい」「新たなスキルを身につけたい」と思い始め、とくに人材育成やマネジメントの領域に挑戦したいという具体的な目標が見えてきたんです。

しかし、ちょうどそのタイミングで職場の制度変更がありました。キャリアアップのスピードが思っていたよりも遅くなり、自分が望んでいた「20代のうちにマネジメントの経験を積むこと」が、構造的に難しくなってしまって。業務を通じて描いたキャリアが叶えられなくなってしまったため、次のステップとして転職を決意しました。

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転職か、異動か。
迷った末に見えてきたもの

──先ほど「20代のうちにマネジメント職に就きたかった」とおっしゃっていましたが、それはなぜでしょうか?

仕事にもプライベートにも納得感を持って向き合うために、ライフステージが変化する前にある程度キャリアを積んでおきたかったからです。仮に結婚や出産といったライフイベントを迎えた場合、物理的に仕事にかけられる時間は制限されてしまいます。だからこそ、その前の段階でプレイヤーとしての個人のスキルだけではなく、組織を動かすマネジメント経験というもう一つのスキルタグを持っておく。そうすれば、将来的に時間の制約が生まれたときにも、キャリアを停滞させることなく状況に合わせた関わり方ができるようになります。若いうちにその選択肢を作っておくことで、長く成果を出し続けたいと考えました。

また、純粋に自分の影響範囲を広げられる仕事もしたいという思いもありました。私は、自分が関わったものが組織や人に長く影響を与えることに喜びを感じるタイプなんです。誰かを育成してその人の人生を良い方向に導いたり、組織作りをしたりする仕事には、昔からなんとなく興味がありました。

──転職以外の手段は検討しましたか?

正直に言えば、転職か社内異動かで迷いました。実際に前職の入社3年目に一度社内で異動したものの、あまり環境が変わらなくて。異動先でのキャリアも自分が思い描いていたものとは違ったため、最終的に転職を選びました。

大手企業から環境を変えることへの不安もありましたし、家族や友人からも「本当に転職していいの?」と心配されました。それでも内省を重ねる中で、自分が叶えたいことは何かが少しずつ明確になっていった感覚がありましたね。

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企業選びの判断軸は、
規模よりも“想い”

──転職活動中に大切にした軸はありますか?

転職エージェントに伝えた軸は、「早期にマネジメント職を経験すること」です。また、前職では個人営業をしていたので、次は新たに法人営業を経験したいという点も伝えました。

もう一つ、一緒に働く社員の熱量も重視したポイントです。学生時代も含めて振り返ってみると、周りと同じ熱量でひとつのことに向かって切磋琢磨していたとき、物事に全力で取り組めたなと。そうした環境に手応えを感じていたので、選考では社員の方々の人柄や仕事への想いにも注目しました。

──どのような想いを重視したのでしょうか?

「本当にお客様のことを考えているかどうか」です。実は、これは学生時代の就職活動でも大事にしていた軸でした。お客様に本当に合っているものを提案する営業をしたいと思っており、転職活動中は営業職の方はもちろん、小規模な会社の場合は代表や役員の方ともお話しさせていただきました。

──会社の規模にはこだわらず、幅広く転職先を探したのですね。

そうですね。前職が大きい会社だったので最初は大手企業を見ていましたが、そうすると、いちばん大事にしていた「20代でのキャリアアップ」が叶わなくなりそうだと気づいたんです。規模の小さい会社のほうが相対的にキャリアアップが早いと感じたので、候補を広げました。業界もあまり絞らず、人材、不動産、コンサル、広告代理店など、幅広く見ていましたね。仕事内容よりも、自分の歩みたいキャリアを実現できるかどうかを重視しました。

──転職を進めていくなかで、逆に許容した点はありましたか?

企業の規模と働き方です。前職はほぼ残業がない環境でしたが、その環境のままでは自分が望むようなスキルを身につけるには限界があると考えました。それよりは、多少忙しくても、がんばった分だけ正当に評価される環境で挑戦したいと思い、判断しました。

こうした軸で企業を見ていく中で候補に挙がったのがレバレジーズです。最終的には、100人規模のベンチャー企業と、当時3,000人規模だったレバレジーズの2社で悩みました。

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最後は「この人たちと働きたい」で決めた

──最終的に、レバレジーズを選んだ“決定的なポイント”は何だったのでしょうか?

どちらの会社でも、20代のうちにマネジメントを経験したいという希望は叶えられそうでした。だからこそ最後は、「自分がどんな人たちと働きたいか」が大きかったです。レバレジーズは役職に関係なく一人ひとりが「サービスをもっとよくしたい」「お客様のためにこうしたい」と強い意思を持って働いていて、その熱量の高さに惹かれました。自分も一緒にいきいきと働いているイメージを明確に持てたのも大きいですね。

また、レバレジーズは営業・マーケター・デザイナー・エンジニアなど、さまざまな職種が社内に揃っている「インハウス体制」であることも大きな魅力でした。もし今後、新たな職種に挑戦したいと思った際、転職せずとも社内異動によって希望を叶えることが可能です。選択肢が豊富なこの体制なら、中長期的にキャリアを築いていける環境だと感じました。

想像以上のスピードで成長できた。
広がる挑戦の機会

──入社後、仕事への向き合い方や考え方に変化はありましたか?

入社直後は、任された仕事を100%やり切るだけで精一杯でした。前職とのカルチャーの違いもあるなかで、自分から課題を見つけて提案し、価値を出していく働き方に最初は戸惑った部分もありますね。ただ、上司と週1回壁打ちする機会(1on1)があり、「大丈夫、やってみよう」と背中を押してもらえたことで、少しずつ自分から仕事を広げられるようになりました。

この3年間、本当にさまざまな仕事を任せていただけたので手応えも感じています。また、成長フェーズに合わせた研修も用意されており、思考方法や仕事の進め方を体系的に学べたのもよかったです。

──実際に働いてみて、入社前に抱いていたイメージとのギャップはありましたか?

思っていたよりも早くマネジメントのポジションを任せていただけました。2年目に3~4名のユニットのリーダーを、3年目にもっと大きなチームのリーダーを任せていただけて。とくに3年目のキャリアアップは「想像以上に早いな」と驚きました。

また、社内の風通しのよさにも驚きましたね。若いメンバーが多いですし、部長などリーダー層にもすぐに話しかけに行ける距離感です。

──働いてみて感じた、レバレジーズの魅力はありますか?

年次や役職に関係なく、手を挙げたら挑戦させてもらえることです。現場で感じた違和感や課題をもとに改善案を提案すると、大抵は「やってみなよ」と背中を押してもらえます。自分も事業・組織作りの一翼を担っているという手触りと、影響範囲が広がった感覚を持てました。

あとは、意志決定のスピード感ですね。これは独立資本経営*のおかげでもあると思います。外部のステークホルダーの意向に左右されず、社内でスピーディーに物事が決まっていきます。私自身、一度やってみて改善していくほうが好きなので、こうした社内体制も合っていると感じました。

現状に甘んじず、個人・サービスをもっと良くするにはどうすればよいかを当たり前に考えている視座の高いメンバーが周囲に多いことも、良い刺激になっていますね。

*独立資本とは、未上場かつ外部からの資金調達に頼らない経営スタイルのことです。外部の意見に意思決定を左右されないため、大胆な事業推進が可能になります。さらに、短期的な利益にとらわれないため、人材登用においても中長期的な視点を持ち、若手のポテンシャルにしっかりと投資できるというメリットがあります。

──最後に、将来に迷っている人に向けて、メッセージをお願いします。

「いろんな道があって迷うと思うけれど、選んだ道を正解にするのは自分自身」ということ伝えたいです。すべての希望を100%叶えられる会社は少ないですし、不安になるポイントも絶対にあるでしょう。だからこそ、自分なりの判断軸を明確に持ち、選んだ先でどれくらいやりきれるのかを考えて選択することが大切だと思います。

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キャリアに正解はない。
だからこそ大事な“判断軸”

20代後半のキャリアに、ひとつの絶対的な正解があるわけではありません。大切なのは、「転職するべきか」という問いの答えを急ぐことよりも、自分は何に違和感を持ち、何を大切にしたいのかを整理することです。

たとえば、「成長したい」「挑戦したい」という思いがある場合も、具体的にどんな経験を積みたいのか、どんな力を伸ばしたいのかまで掘り下げることで、企業選びの判断軸はより明確になります。やりたいことがすぐに見つからない場合は、過去にモチベーション高く取り組めた経験や、自分らしく力を発揮できた環境を振り返ることも、自分に合う選択肢を考える手がかりになるでしょう。

近藤さんのケースが教えてくれるのは、判断軸は最初から明確にあるものではなく、迷いながら言葉にしていくものだということ。異動か転職かで迷い、複数の企業を比較し、その中で「早くマネジメント経験を積みたい」「熱量の高い人たちと働きたい」といった軸を明確にしていったからこそ、自分に合う環境を選ぶことができたのだといえます。

レバレジーズもまた、そうした軸を持つ人にとっては有力な選択肢になりうるはずです。まずは自分の違和感や価値観に向き合い、何を優先したいのかを言葉にしてみること。その思考の整理の先に、自分にとって本当に納得できるキャリアの輪郭が見えてくるのではないでしょうか。

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