テニス、卓球、バドミントンの要素を掛け合わせた新感覚のラケットスポーツ「ピックルボール」。アメリカでは最も成長しているスポーツの一つとして取り上げられ、日本国内でも競技人口が急増するなど、次なるトレンドとして関心が高まっています。
こうしたピックルボールの広がりに着目するのが、ライブ配信アプリ『17LIVE(イチナナ)』です。ピックルボールの普及とコミュニティづくりに向けて「ピックルボールって17(いいな)」を立ち上げ、日本人初のMLP(メジャーリーグ・ピックルボール)選手として米国を拠点に活動する船水雄太(ふねみず ゆうた)選手とのスポンサー契約も結びました。
船水選手は2026年5月、米国プロツアー大会の男子ダブルスで日本人選手として初めて優勝を果たしました。
本記事では、ソフトテニス出身の船水選手がピックルボールに挑むまでの歩みと競技の魅力、そして17LIVEとともに届ける新しいファンとの関係づくりについて紹介します。
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「邪道」と言われた男が、米国プロツアー大会の頂点に立つ
2026年5月、アメリカ・カリフォルニア州サンクレメンテで行われた「PPA 500 San Clemente」の男子ダブルス決勝。船水雄太選手は、ハワイ出身のタマ・シマブクロ選手とのペアで挑み、勝利を収めました。日本人選手として、米国プロツアー大会初優勝の快挙を成し遂げたのです。
「日本だけでなく、現地のアジアの人たちからも称賛のメッセージをたくさんいただきました。面白い日本人がいる、と盛り上げてもらえています」(船水選手)
船水選手は青森県黒石市出身、5歳でソフトテニスを始めました。早稲田大学時代には全日本大学対抗ソフトテニス選手権4連覇を達成し、世界選手権の日本代表として国別対抗で世界一の栄冠を手にします。卒業後はNTT西日本に入社、日本リーグ10連覇を成し遂げ、2020年にプロ転向しました。
しかしその直後、コロナ禍が訪れます。2020年から2022年にかけて国内外の試合がほぼ消失し、船水選手は自らのキャリアを見つめ直したといいます。
「ある程度タイトルを取っていたこともあり、この先、世界大会で2連覇3連覇しても、見える世界は変わらないのではないかと悩みました」(船水選手)
転機となったのは2023年。ビジョナル株式会社 代表取締役社長の南壮一郎氏から、ピックルボールを紹介されたことでした。
「南さんから『ピックルボールという競技があるよ』という話を聞いて、やってみようかなと。プレーしてみたところ、これなら自分のソフトテニスで培った技術が生かせそうだと思いました」(船水選手)
ピックルボールが盛んなロサンゼルスへ飛び、現地の様子を視察した船水選手は、人々の熱気に驚いたといいます。
「豊富にコートがあり、プレーヤーも多かった。この熱量は本物だと思いました」(船水選手)
日本にも近い将来、この波が来る。そう確信した船水選手は、2024年1月、単身渡米します。当時、まだ「ピックルボール」という言葉が日本でほとんど浸透していなかった頃のことです。
「『なんだ、ピックルボールって? 頭がおかしくなったのか?』みたいに言われたこともありました」(船水選手)
ソフトテニスのトッププロとして築いてきたキャリアを背景に、未知の競技に挑戦することを決めた船水選手。周囲の戸惑いは無理もないものでした。それでも船水選手は、アメリカで見た盛り上がりとピックルボールの可能性をメディアや周囲に粘り強く伝え、徐々に理解者を増やしていきました。
そして2025年3月、船水選手は米国のプロリーグ「MLP(メジャーリーグ・ピックルボール)」のドラフトでマイアミ・ピックルボールクラブに指名され、日本人初のMLP選手となります。
もっとも、渡米後の道のりも順風満帆だったわけではありません。ソフトテニスで培ったボレー(打ち返し)技術や独自の打ち方は、現地の選手から「邪道」と呼ばれ、理解されにくかったといいます。
それでも船水選手は、自分の技術をピックルボールに生かす道を探り続けました。米国プロツアー大会で優勝した今では、そんな船水選手のスタイルを真似する選手も出てきているといいます。
初心者でもすぐに入っていける気軽さと、チェスのような奥深い駆け引きが魅力
ソフトテニスでトップレベルを極めた船水選手にとって、初めてピックルボールに触れたときの感覚はどのようなものだったのでしょうか。
「ソフトテニスとは、ラケットの長さがまったく違います。それにテニスと違ってストリング(ラケット面に張られた糸)がないので、回転もかけられません。どちらかというと、手のひらでボールを打っているような感覚に近くて、最初は戸惑いもありました」(船水選手)
一方で、共通する部分もあったといいます。
「特にボレーの技術ですね。ピックルボールのプレーヤーは、他のいろいろなラケットスポーツから入ってきた人が多いのですが、なかでもボレーはソフトテニスの技術が一番秀でていると思いました」(船水選手)
ピックルボールの長所は、ルールの工夫により初心者でもすぐに入っていけること。
たとえば、サーブとその返球をそれぞれ一度バウンドさせてから打たなければならない「ツーバウンドルール」や、ネット手前の「ノンボレーゾーン(通称キッチン)」ではボレーできないというルールにより、ラリーが続きやすくなっています。
また、老若男女がともに楽しめる点も特長です。
「力の差が出にくいので、お年寄りと若い世代でも一緒に楽しめます。アメリカでは孫と3世代で参加するトーナメントも人気です。最初は僕もシニアの選手に全然勝てませんでした。パワーだけでは勝てないのが、ピックルボールなんです」(船水選手)
簡単に始められるからといって、単純なスポーツというわけではありません。知れば知るほど駆け引きの奥深さが見えてくる競技性も大きな魅力です。
「ラリーが続きやすいので、どのタイミングで相手のバランスを崩すかがポイントになります。何手も先を読んで、戦術を組み立てていくところは、チェスのようなスポーツだと言われているほどです」(船水選手)
日本での普及を目指して、17LIVEが取り組む「ピックルボールって17(いいな)」
日本でも急速に普及し始めているピックルボールを後押しするのが、ライブ配信アプリ「17LIVE」です。同社は船水選手とスポンサー契約を締結。さらにピックルボールの普及とコミュニティづくりに向けた取り組みとして「ピックルボールって17(いいな)」を立ち上げました。
「ユーザー様からのご紹介で、ピックルボールのことを知ったのが取り組みのきっかけです。調べると世界で爆発的に競技人口が増えており、17LIVEでも多くのライバーさんがプレーを始めていることがわかりました」(17LIVE担当者)
これまで、野球をはじめとしたスポーツ領域でコミュニティ戦略を展開してきた同社は、ピックルボールについて「まだまだ歴史の浅い今だからこそ、業界を一緒に盛り上げられる良い機会だと判断し、参入することにした」(17LIVE担当者)といいます。
「ピックルボールは競技としての取り組みやすさがずば抜けており、またコートも小さめでスマホ画角でも魅力を伝えやすいなど、手軽にすぐ楽しめる即時性が求められる現代に非常にマッチしているスポーツだと感じています」(17LIVE担当者)
船水選手は、これまで見せてこなかった海外でのピックルボールシーンをライブ配信で届けていきたいと話します。
「アメリカでの練習の風景や、施設の雰囲気、ピックルボールの技術などを伝えられたらいいなと思っています」(船水選手)
配信のテーマは試合やピックルボールだけではありません。
「海外生活の様子も見せていきたいです。練習に行くタクシーの中や、フライトの前なんかでも配信してみたいですね。ピックルボール自体はもちろん、日本人が世界に挑戦しているというストーリーそのものを見てほしいなと思います」(船水選手)
オフの姿を気軽に見せられるのも、手軽に配信できる17LIVEならでは。
「僕は試合中に厳しい顔つきをしているんですけど、オフは意外と穏やかなんですよ(笑)。そういうギャップとか、人柄も配信を通して知ってほしいなと思います」(船水選手)
17LIVE担当者は、ライブ配信が持つ力についてこう語ります。
「スポーツのファンとのつながりで最も重要な要素の一つが『一体感』です。ライブ配信は空間こそ違いますが、リアルタイムに『映像』や『音・声』を共有できます。そのため、アリーナやスタジアムで感じる熱狂を、通常の動画コンテンツ以上に、より再現度高く感じられるんです」(17LIVE担当者)
その「一体感」は、海外を拠点とする船水選手もしっかりと感じているといいます。
「ライブ配信に毎回来てくれる方も多くて、前向きな応援コメントにすごくエネルギーをもらえています。孤独な環境だからこそリスナーの存在が心強く感じますね」(船水選手)
今後は、ライバーとリスナーが一体となってピックルボールを楽しむ企画も準備中だといいます。
「エンタメとガチを高い次元で融合させたコンテンツを発信することで、ピックルボールの裾野の拡大に貢献できるコミュニティにしていきたいと考えています」(17LIVE担当者)
「若い子たちがライブ配信をやってくれると、もっとピックルボールが知られていくと思います。将来が楽しみですね」(船水選手)
東京大会のその先へ、17LIVEとともに見据える未来
船水選手は2026年7月1日から4日、東京・立川(アリーナ立川立飛・ドーム立川立飛)で開催される「PPA ASIA 500 Sansan TOKYO OPEN 2026 Produced by TBS」にタマ・シマブクロ選手とのペアで出場予定です。
「これまでアメリカで培ってきた技術をすべてぶつける大会にしたいです。日本人として、皆さんの前でタイトルを取りたいと思っています」(船水選手)
船水選手は、東京大会の先も見据えています。
「アメリカでトップになり、次は日本でも波を起こすような存在になりたいです。ピックルボールを日本にも定着させていきたいと考えています」(船水選手)
ピックルボールが普及するには、その面白さを一人でも多くの人に伝える場と機会が必要。それを担うのが、17LIVEなのです。
「本場アメリカのピックルボールの最新情報や雰囲気、空気感をリアルタイムでお伝えするので、ぜひフォローしていただいて、たくさんの人に見てもらえたらうれしいです」(船水選手)
世界中で爆発的な人気となっているピックルボール。船水選手の優勝を機に、日本でもますます盛り上がることは間違いありません。ピックルボールに興味を持ったら、まずは17LIVEが取り組む「ピックルボールって17(いいな)」をチェックしてみてください。
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