2026年2月、買取専門店『買取大吉』を運営する株式会社エンパワーが、バスケットボール日本代表「AKATSUKI JAPAN」のオフィシャルパートナーに就任した。
飛ぶ鳥を落とす勢いで店舗数を拡大し、リユース業界を牽引する同社がなぜ今、バスケットボール日本代表を選んだのか。株式会社エンパワーの代表取締役社長・増井俊介氏に、その背景と狙いを詳しくうかがった。
エンパワーがバスケットボール日本代表を支援する理由
――この度は「AKATSUKI JAPAN」のオフィシャルパートナー就任、おめでとうございます! まずは、今回エンパワーがバスケットボール日本代表のパートナーに至った経緯からお聞かせいただけますか?
増井社長:ありがとうございます。実は、ただ単純に「バスケットボールが人気だから」という理由で決めたわけではなく、リユース業界の現状と今後の日本経済の動向、そして「日本が世界でどう戦っていくか」という大きな視点が交わった結果なんです。
――と、言いますと?
増井社長:まず、前提としてお話ししたいのが、リユース市場の可能性です。経済紙などのデータでも出ていますが、リユース市場は2009年の約1兆円から、現在は3兆2000億円規模にまで成長しています。2030年には4兆円に達すると言われていますが、当社はもっと大きなポテンシャルがあると考えています。
――4兆円でも相当な規模ですが、さらに伸びると。
増井社長:そうですね。というのも現在、日本で「自分が使ったものを売る」という行動をとっている人は、まだ全体の30%程度とマイノリティなんです。1960年代の自家用車普及率に近い状況ですね。そこから一気に普及したように、リユースも今まさに転換点にあると思っています。
さらに、その30%の内訳を見ると、多くは古本チェーンやフリマサイトでの取引で、当社のようなブランド品や貴金属を扱う買取専門店を利用している人は、まだ12〜13%しかいません。
しかし、報道にもあった通り、日本には“かくれ資産”が約91兆円もあるとされています。今はまだ家の押し入れに眠っているジュエリーや時計、ブランドバッグなどが今後、爆発的に市場へ出てくるはずなんです。
――91兆円……! それが市場に出てくるきっかけは何だとお考えですか?
増井社長:バブル期の高度経済成長を支え、資産を築いてきたのは、今の65歳以上の世代。実は日本の人口の約29%、3,900万人がこの世代なんです。現実的な話として、今後20〜30年でこれらの資産の“所有者”が変わるタイミングが確実に訪れます。しかし、古いデザインのジュエリーやバッグを、そのまま子どもや親戚が使うケースは少ないと思います。
となると、それらはリユース市場に流れてくる。私たちは業界ナンバーワンの受け皿として、この資産を循環させることで日本経済を活性化させたい。今、買取大吉の店舗数は1,500を超えていますが、それはやはり「リユースの世界を自分たちが創っていくんだ」という自覚があるからです。
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株式会社エンパワー 代表取締役社長 増井俊介氏
「世界をリードする日本」を後押ししたい
――「リユースの世界を自分たちが創っていく」というビジョンが、なぜバスケットボールと結びついたのでしょうか。
増井社長:今、リユースの世界では「ユーズド・イン・ジャパン」という言葉が注目されています。日本人は物を大切にしますし、偽物を嫌う国民性も含めて、日本は世界でもリユースとの親和性が非常に高い国なんです。だからこそ、我々エンパワーが日本市場をリードし、結果として世界のリユース市場を創っていく。そういうステージに私たちは立っていると思っています。
その姿を投影できるのが、今の日本スポーツ界。野球、サッカー、バレー、そしてバスケットボール。かつてはスポーツの世界で優勝など夢のまた夢だった日本が、今や世界をリードする存在になりつつありますよね。
――確かに、どの競技も「世界一」や「世界トップクラス」が当たり前の目標になっています。
増井社長:野球での世界一奪還もそうですし、サッカーもいつか世界の頂点に立てるかもしれない、と思えるところまで来ました。バレーボールも世界をリードする選手が出てきていますよね。
バスケットボールもまさに自力でオリンピック出場を決めるなど、さらなるジャンプアップを目指していますし、世界の舞台で活躍する選手も増えています。その“挑戦する姿勢”は、日本から世界のリユース企業を目指す当社と重なりますし、彼らをバックアップすることは、我々自身がジャンプアップすることにも繋がると考えています。
――これまでもバレーボールやフィギュアスケートなど、多くのスポーツ支援をされてきました。手応えはいかがですか?
増井社長:非常に大きいですね。私たちは特定のチームではなく、一貫して日本代表を応援してきました。野球好きな人が、自分の応援チーム以外の試合を熱心に見るかといえば、そうでもない。でも日本代表となれば別です。普段スポーツに興味がない人も、日本が世界と戦う姿には心を動かされ、応援する。
エンパワーが「日本代表を支えている企業」だという事実は、お客様からの信頼に直結します。先ほど申し上げた通り、私たちが扱うのは数百万円の時計や貴金属です。信頼できない店に大切な品は預けられませんよね。スポーツ支援を通じて「日本代表を支える誠実な企業」というブランディングを確立できたんだと思います。
――なるほど。今回の「AKATSUKI JAPAN」の場合も、その信頼の輪を広げていく狙いがある、と。
増井社長:そうですね。それにバスケットボールは、小学生頃から挑戦する方が多く、非常に裾野が広いスポーツです。幅広い世代に愛されています。これからさらに世界へ羽ばたこうとする「AKATSUKI JAPAN」を、我々がもうワンプッシュして後押ししたいと考えています。
日本の挑戦を後押しする、オフィシャルパートナーとしての展望
――具体的に、今後どのような展開を予定されていますか?
増井社長:オフィシャルパートナーとして、ファンの皆さんと「AKATSUKI JAPAN」を盛り上げるための施策を展開していきたいと考えております。単なる応援にとどまらず、これからのバスケットボール界のために私たちができることを、幅広く検討しています。
――それはファンにとっても楽しみな展開になりそうですね!
増井社長:ただ資金を出すだけでなく、イベントを通じてバスケットボールの普及や発展に直接関わっていきたい。バスケが日本を元気にし、私たちがリユースを通じて日本を元気にする。この相乗効果を生んでいきたいですね。
当社の社名「エンパワー」は、「縁(エン)が人に力を与える(パワー)」という願いから来ています。今回、「AKATSUKI JAPAN」という最高のチームとのご縁が、大きなパワーに育っていくことを願っています。
――これからの展開が非常に楽しみです。本日はありがとうございました。
増井社長:ありがとうございました。精一杯応援していきます!
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