パソコン工房は、NPU搭載プロセッサーを採用し、AI処理能力を強化した15.3型ビジネスノートPC「SOLUTION-15FHA21-R7A-UCPX」を発売しました。
本製品は、最大50TOPSの AIエンジン「Ryzen AI」 を内蔵したプロセッサー「AMD Ryzen AI 7 350」を採用。CPU、GPU性能も高く、165Hz表示に対応した15.3型ディスプレイを備えており、ビジネス用途はもちろん、写真加工や動画編集などのクリエイティブ作業や、3Dゲームなども活用できます。本記事では、スペック、外観、使い勝手、そしてパフォーマンスにいたるまで徹底的にチェックしていきます。
AI対応高性能プロセッサーと拡張性を備えた15.3型ビジネスノート
「SOLUTION-15FHA21-R7A-UCPX」はOSに「Windows 11 Pro 64ビット」、プロセッサーに「AMD Ryzen AI 7 350」(8コア、16スレッド、最大5.0GHz、28W[15~54W])を採用、メモリは16GB DDR5(16GB×1、2スロット)、ストレージは500GB(PCIe Gen4 x4接続)を搭載しています。なお本製品購入時に、メモリは32GB/64GB、ストレージは1TB/2TB/4TBにアップグレード可能。さらにセカンドストレージとして、500GB/1TB/2TB/4TBの追加が可能です。
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天板はスマートなデザイン。さらにシンプルなロゴなしも選択できます
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冷却ファンが2基透けて見える。冷却口を広く確保することで、プロセッサー、メモリ、ストレージの熱を効率的に発散し、ピークパワーを維持しやすい設計と考えられる
ディスプレイは15.3型WUXGA液晶(1,920×1,200ドット、165Hz、非光沢)を装備。ディスプレイ上部には500万画素Webカメラ(Windows Hello対応、プライバシーシャッター付き)、マイクを内蔵しています。
インタフェースはUSB4×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×1、USB 3.0 Type-A×1、HDMI×1、有線LAN(1000BASE-T)×1、microSDメモリカードスロット×1、3.5mmコンボジャック×1を装備。ワイヤレス通信はWi-Fi 7、Bluetooth 5をサポートしています。
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背面には有線LAN(1000BASE-T)×1、HDMI×1を用意
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右側面にはUSB 3.1 Type-C×1、USB4×1、USB 3.1 Type-A×1、電源端子×1、左側面にはmicroSDメモリカードスロット×1、USB 3.0 Type-A×1、3.5mmコンボジャック×1を装備
本体サイズは約344×249×28.8mm、重量は約1.89kg。78Whのバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間は公式で動画再生時8.1時間、アイドル時9.8時間とうたわれています(JEITA 3.0)。
本製品最大の特徴は、AMD製プロセッサー「AMD Ryzen AI 7 350」を採用している点です。本プロセッサーは、Zen 5世代のCPUコア、RDNA 3.5世代のGPUコア、XDNA 2アーキテクチャのNPUを統合しており、薄型ノートPC向けとしては上位クラスの性能を備えています。
また、搭載されるNPU「AMD Ryzen AI」はCopilot+ PCの要件(最大50TOPS)を満たしているため、Copilot+ PC向けに提供されているマイクロソフトのAI機能を利用可能とうたわれています。クリエイティブワークや3Dゲーム用途にも対応しつつ、日常的に持ち運べる薄型ノートPC向けプロセッサーとして、「Ryzen AI 7 350」は有力な選択肢のひとつと言えます。
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テンキー付き日本語キーボードを装備。広めのパームレストには手首をしっかりと預けられので長時間の操作も快適です
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ディスプレイの最大展開角度は実測137度。広めに開くので、照明などの映り込みを避けた角度に調整可能だ
テンキー付きキーボードと16:10液晶でビジネスに強い設計
本製品はビジネスノートPCということで、テンキー付きの日本語配列キーボードを採用しています。表計算ソフトなどでたくさんの数字を電卓感覚で快適な入力が可能です。
キーピッチは実測18.2mm、キーストロークは実測1.5mmが確保されており、一部記号キーを除いて文字キーは等幅に揃えられています。キーピッチが19mmのキーボードと比べるとわずかに狭く感じますが、配列自体は素直なので慣れれば問題なくタイピングできるでしょう。
ディスプレイは15.3型WUXGA液晶(1,920×1,200ドット、165Hz、非光沢)を採用。アスペクト比は一般的なフルHDの16:9より縦方向に広い16:10となっており、Webブラウジングや書類作成時に表示できる情報量が多くなっています。スクロール回数を減らせる点も実用面でのメリットです。16:10のWUXGAパネルを採用している点からも、本機がビジネス用途を強く意識した設計であることが覗えます。
リフレッシュレートは最大165Hzに対応しており、画面スクロール時の残像感が少なく、表示は滑らかです。この特性は動画視聴やゲームプレイ時にも恩恵があります。従来ノートPCでは60Hzが標準的でしたが、スマートフォンの高リフレッシュレート化が進んだ影響もあり、120Hz以上の滑らかな表示を備える製品が増えています。
ディスプレイ上部には、500万画素のWebカメラ(Windows Hello対応、プライバシーシャッター付き)を内蔵しています。近年のパソコン工房製ノートPCでは、RGBカメラとIRカメラを共用するハイブリッドタイプではなく、それぞれを独立して搭載する方式の機種が増えています。RGBカメラとIRカメラは特性が異なるため、本製品のような独立構成は画質面で有利と考えられます。
実際に撮影した写真を確認しても、室内照明下でありながら発色は自然で、ノイズも少ない印象です。ビデオ配信のような高画質が求められる用途はともかく、オンライン会議用途であれば外付けWebカメラを追加する必要はないレベルと言えるでしょう。
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上から、カメラオフ、カメラオン、プライバシーシャッター有効の状態。プライバシーシャッターを閉じてもカメラインジケーターは点灯しているが、物理的にふさいでいるので安心感が高いです
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「カメラ」アプリで撮影(HDRオフ)
薄型ノート上位クラスのCPU、GPU性能を実測で確認
最後にパフォーマンスをチェックします。今回の貸出機のスペックは、AMD Ryzen AI 7 350、メモリ16GB、ストレージ500GBという標準構成。ベンチマークは、ユーティリティー「Control Center」で動作モードを「パフォーマンス」、ファンを「最大」に設定して実施しています。ベンチマークの結果は下記のとおり。
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貸出機のスペックは、AMD Ryzen AI 7 350、メモリ16GB、ストレージ500GB
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ユーティリティー「Control Center」で動作モードを「パフォーマンス」、ファンを「最大」に設定してベンチマークを実施
| CINEBENCH R23 | |
|---|---|
| CPU(Multi Core) | 7993pts |
| CPU(Single Core) | 801pts |
| 3DMark | |
|---|---|
| Port Royal | 739 |
| Time Spy | 2313 |
| Fire Strike | 5011 |
| Wild Life | 13336 |
| CrystalDiskMark | |
|---|---|
| 1M Q8T1 シーケンシャルリード | 5935.574 MB/s |
| 1M Q8T1 シーケンシャルライト | 3495.429 MB/s |
| 1M Q1T1 シーケンシャルリード | 3655.618 MB/s |
| 1M Q1T1 シーケンシャルライト | 2427.693 MB/s |
| 4K Q32T1 ランダムリード | 208.078 MB/s |
| 4K Q32T1 ランダムライト | 211.600 MB/s |
| 4K Q1T1 ランダムリード | 43.735 MB/s |
| 4K Q1T1 ランダムライト | 68.100 MB/s |
| PCMark 10 | |
|---|---|
| 総合 | 4693 |
| Essentials | 6449 |
| Productivity | 8091 |
| Digital Content Creation | 5377 |
まずCPU性能については、「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は7993pts、CPU(Single Core)は801ptsを記録した。薄型ノートPC向けとしては高い部類に入り、RAW画像の現像や4K動画編集といった処理も実用的な速度でこなせるパフォーマンスを備えています。
3D性能は、「3DMark」のPort Royalが739、Time Spyが2313、Fire Strikeが5011、Wild Lifeが13336という結果となりました。薄型ノートPC向け内蔵GPUとしては上位クラスのスコアであり、eスポーツ系タイトルや軽〜中量級ゲームであればスムーズなプレイが可能だ。AAAタイトルも動作はするが、解像度を下げ、アップスケーリング技術を有効化することが前提となります。
ストレージ性能は、「CrystalDiskMark」の1M Q8T1シーケンシャルリードが5935.574MB/s、同ライトが3495.429MB/sとなりました。このクラスであれば、RAW画像や4K動画素材の読み込み、アプリやOSの起動などでレスポンスのよさを体感できます。
総合ベンチマーク「PCMark 10」は、総合4693、Essentials 6449、Productivity 8091、Digital Content Creation 5377を記録。これらの結果からも、写真加工や4K/30fps動画編集などのクリエイティブワークであれば実用的にこなせる性能を備えていることを確認できました。
仕事と趣味を1台で両立したいユーザーにピッタリなオールラウンダー
今回の「SOLUTION-15FHA21-R7A-UCPX」は、AI処理に対応するRyzen AI 7 350を搭載し、CPU・GPUともに薄型ノートとして高水準のパフォーマンスを実現しています。
ビジネス用途はもちろんのこと、写真編集や4K動画編集、軽~中量級ゲームまで幅広くこなせる実力を備えています。高リフレッシュレート液晶や充実したインタフェースも魅力。仕事と趣味を1台で両立したいユーザーにピッタリなオールラウンダーマシンと言えるでしょう。
| メーカー名 | パソコン工房 |
|---|---|
| ブランド | iiyama PC |
| モデル名 | SOLUTION-15FHA21-R7A-UCPX |
| 型番 | ISoNEi-15FHA21-R7A-UCPXB |
| OS | Windows 11 Pro 64ビット |
| CPU | AMD Ryzen AI 7 350(8コア、16スレッド、最大5.0GHz、28W[15~54W]) |
| メモリ | 16GB DDR5(16GB×1、2スロット) |
| SSD | 500GB(PCIe Gen4 x4接続) |
| HDD | - |
| 光学ドライブ | - |
| マザーボード | - |
| チップセット | CPU統合チップセット |
| グラフィックス | AMD Radeon 860M(3000MHz) |
| ディスプレイ | 15.3型WUXGA液晶(1,920×1,200ドット、165Hz、非光沢) |
| インタフェース | USB4×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×1、USB 3.0 Type-A×1、HDMI×1、有線LAN(1000BASE-T)×1、microSDメモリカードスロット×1、3.5mmコンボジャック×1 |
| 無線 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5 |
| WWAN | - |
| Webカメラ | 500万画素(Windows Hello対応、プライバシーシャッター付き) |
| セキュリティ | TPM2.0対応 |
| バッテリー 容量 |
78Wh |
| バッテリー 駆動時間 |
動画再生時8.1時間、アイドル時9.8時間(JEITA 3.0) |
| サイズ | 約344×249×28.8mm |
| 重量 | 約1.89kg |
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