使用済みペットボトルや繊維くずから生まれるリサイクルポリエステル繊維「ECOPET®(エコペット®)」をご存じですか?単なるリサイクル素材にとどまらず、機能性や快適性を兼ね備え、私たちの暮らしをより豊かにしてくれる素材です。
そんなECOPET®の生産販売を手掛けるのが「TAフロンティア」です。同社はECOPET®誕生30周年を記念して2025年11月に「ECOPET®EXPO 2025」を開催し、これまでの歩みや、新たな未来への可能性を発信しました。
TAフロンティアがECOPET® やECOPET®EXPOにかける想いとは?展示に関わるキーパーソン3名にお話を伺いました。
展示会のテーマは“未来を一緒に考える”。ECOPET®EXPO開催のワケ
最初にお話を聞いたのは、衣料マーケティング部 マーケティング課の山口さんです。
──ECOPET®とECOPET®EXPOの概要を教えてください。
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ECOPET®は、使用済みペットボトルや繊維くずなどをリサイクルして生まれる、TAフロンティアのリサイクルポリエステル繊維です。機能性や快適性、感性に優れた素材を開発し続けることで誕生から進化を続けてきました。現在では、産業資材から衣料品、生活雑貨まで生活の様々なところで使用されております。 |
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今年で誕生30周年を迎えることを記念して、ECOPET®のこれまでを体感していただき、これからをお客様に一緒に考えていただける展示会として「ECOPET®EXPO」を開催しました。単なるリサイクル素材というイメージを超えて、「心地よい」「使いたい」と思える素材としての魅力を多くの方に感じていただくことを目的にしています。 |
──展示について詳しく教えてください。
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まずはECOPET®とは何か、またその歴史を理解いただけるコーナーを設けました。 |
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次に、衣料品や生活用品、産業資材など、ECOPET®を採用した製品や部材を展示し、ECOPET®の用途の幅広さを見ていただく展示コーナーと、ECOPET®の様々な素材を実際に触ってご覧いただける「タッチアンドフィール」というブースを用意しました。ストレッチ性や風合い、柔らかさなど、見た目や触り心地の“感性”にも注目していただける展示です。 |
そのほか、最新のリサイクル技術やTAフロンティアの繊維循環システム「Fiber to Fiber」をはじめとし、防透性やUVカットなど、ECOPET®を使った素材の機能面について、実験機を用いて実際に体感できるコーナーも設けました。
──ECOPET®EXPOを通してどんな事を伝えたいですか?
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TAフロンティアはECOPET®を使用した機能素材を通じて生活者の皆さんの課題解決を目指しています。 |
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30年変わらず進化を続けてきたECOPET®にかける思いやECOPET®を通して繊維リサイクルの未来を感じていただき、「リサイクルポリエステルといえばECOPET®」と、みなさんに思っていただけたら嬉しいです。 |
「こんなところにも?」衣料から産業資材まで、驚きの用途とは
次にお話伺ったのは、産資戦略マーケティング部 技術・品質支援課の福根さんです。
──ECOPET®EXPOではどのような商品を展示していますか?
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産業資材では、ペットボトルや繊維くずなどのポリエステル製品を原料とするリサイクル繊維ECOPET®を使っている、様々な製品や部材を展示しています。身の回りで見慣れている製品から、工場や普段見ることのないところで活躍している部材などもあります。 |
いずれの製品にも共通しているのは、石油由来から作られたものとほぼ同じ物性という点。リサイクルだから質が落ちるということはありません。
──ECOPET®製品ができるまでの工程について教えてください。
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ECOPET®は、主に回収ペットボトルを原料にしたマテリアルリサイクルという手法と、繊維くずを原料としたケミカルリサイクルという2つの手法が使われています。 |
リサイクルされた原料は、糸、綿(わた)の製造工程を経て、生地や用途に応じた加工がなされ、製品となります。
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展示では「こんなところにも使われているんだ」というサプライズと、石油由来と物性などが変わらないこと、機能性が目に見えること、体感できることを意識しました。 |
──これからに向けての心意気をお聞かせください。
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産業資材では、お客様から高い性能を要求されます。たとえば強い繊維や、長い間使える耐久性などです。性能と環境への配慮をどう両立させていくかがとても大事だと思っています。 |
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たくさんのお客様にECOPET®を使っていただいているのですが、「環境に優しい」「リサイクル素材」だけでは使用いただけません。必要な性能を満たすことはもちろんですが、お客様のニーズに応えなくてはいけないと思っています。 |
「さらに、引き続きそこに機能性を加えていきたい」と福根さんは語ります。
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「すごい繊維でしょ?しかもエコです」から、「すごい繊維でしょ?当然エコですし、さらにこれをリサイクルできます!」という循環型・サーキュラーなモノづくりを目指したいです。 |
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そのための課題は山積みですが、今回の展示会のように社内のチームで相談したり、様々な企業様と取り組んだりすることで、解決できると信じています。 |
未来はもっと循環型へ。TAフロンティアのこれから
最後にTAフロンティアが目指す今後について、取締役の平田さんにお聞きしました。
──TAフロンティアとしての今後の展望を教えてください。
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今、衣料品などの繊維製品の大量廃棄が世界中で大きな問題となっていて、地球環境に与える影響が懸念されています。TAフロンティアはサステナビリティという概念が世に広まるずっと前の1995年に、業界に先駆けてペットボトル原料をリサイクル技術で繊維化し、リサイクルポリエステル繊維ECOPET®の販売を開始しましたが、今まさに、大量に廃棄される繊維製品の課題解決に向けて、リサイクル技術の取り組みは次のステージに入っています。 |
捨てられる製品を再利用して、資源として最大限活用するサーキュラーエコノミーへの移行が強く求められている今、TAフロンティアはその実現に向けて、まずは廃棄衣料品から新たな繊維製品を生み出す「繊維 to 繊維」へと歩みを進めています。
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課題もありますが、長年にわたり培ってきたポリエステルのリサイクル技術や幅広いネットワーク、また、企業理念である「美しい環境と豊かな未来に貢献する」の言葉と共に歩んできたこれまでの取り組みが、確かな強みとなっています。 |
具体的には回収・選別から効率的なリサイクルまでを含むサーキュラーシステムの構築の取り組みをパートナー企業と進行中です。
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他素材が混在する衣料品をリサイクルし、原料に戻す技術は複雑な要素を含み、一筋縄ではいかないこともありますが、衣料品だけにとどまらず、カーテンなどのインテリア、産業資材の繊維製品にも広げ、循環型社会の実現を目指すリーディングカンパニーとなれるよう、これからも持続的な価値創造に取り組んでまいります。 |
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今も、これからもコーポレートメッセージである「暮らしは、せんいで進化する」の想いとともに、TAフロンティアの挑戦は続いていきます。 |
今回紹介した動画はYouTubeで公開中!ぜひチェックしてみてください。
[PR]提供:TAフロンティア株式会社























