カンニング竹山さんがパパ役、篠田麻里子さんがママ役、越智ゆらのさんが娘役として出演するX(旧Twitter)番組『竹山家のお茶の間で団らん』。「今知っておきたいアレコレ」をテーマに、毎回さまざまなゲストを招いてトークを展開する番組だ。
今回は、「地層処分を学ぶシリーズ 竹山家inフィンランド」と題し、1月23日配信の前編と、1月30日配信の後編という豪華2本立てでお届け! 竹山パパが“世界一幸せな国”と呼ばれるフィンランドを訪れ、グルメにサウナ、さらにエネルギー事情まで深掘り取材を行った。
番組内容をもとに、驚きに満ちたフィンランド旅の模様を紹介する。
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竹山パパが迫る! フィンランドが“幸せ”な理由
いつものスタジオに集まったのは、竹山パパと麻里子ママ、ゆらのの3人。さらにゲストとして4名の学生たちも顔を揃えた。番組は、竹山パパのフィンランドロケVTRを見ながら、フィンランドクイズに回答する形で進行した。
フィンランドは人口約560万人で、面積は日本の約90%。日本と同じく四季はあるものの、冬になると全土が雪に覆われる。厳しい寒さに耐えるため、欠かせないのが電気。フィンランドのエネルギー供給量の約35%は原子力発電によって生み出されている。フィンランドにとって、原子力発電はなくてはならない重要な存在なのだ。
もう一つの特徴が、国民の幸福度が高く、“世界一幸せな国”とも呼ばれている点だ。実際、竹山パパが道行く人たちにインタビューしてみると、全員が口をそろえて「フィンランドに暮らして幸せです」と答えていた。その理由については、「暮らしやすく、自然が豊か」「食事がおいしい」「教育制度や医療制度が充実している」「子育てしやすい」とさまざまだ。では、フィンランドはなぜこれほど“幸せな国”として語られるのか。竹山パパはさらに調査を続けていく。
ショッピングやサウナ、グルメと、フィンランドを超・満喫!
訪れたのは1881年創業の食器ブランドの店舗「IITTALA(イッタラ)」と、1873年創業の陶磁器ブランド「Arabia(アラビア)」。どちらもフィンランドを代表するブランドで、ムーミンとコラボしたマグカップは“家庭に一つはある”とも言われる定番だ。フィンランドを知る上で欠かせないブランドと言える。
竹山パパが次に訪れたのは、ハカニエミ・マーケットホール。さまざまな店舗が入っているこのモールで、竹山パパはサーモンの塩漬けを試食したり、雑貨店でサウナハットを購入したりと、ショッピングを堪能していた。
ヘルシンキの街から車で約30分。竹山パパが次に訪れたのは、バルト海に面したフィンランド式サウナ。サウナの本場として有名なフィンランドで、どんな体験ができるのだろうか。
竹山パパを待っていたのは、サウナを楽しむ現地の皆さん。「フィンランドのサウナは男女混浴のところが多い」「水風呂の代わりに目の前のバルト海に飛び込む」「1日に何回も、毎日入る」「フィンランドでは昔、サウナは出産の場だった」など、フィンランド人のサウナへの想いを聞いた竹山パパ。「日本でもサウナはブームだけど、フィンランドはサウナに対するスピリットが違う」と感心していた。
フィンランドの家庭にはサウナがあることも多いが、実は電気式が一般的なのだという。さらに公共交通トラムやバスも電気で動いており、電動キックボードや自動配送ロボットにも電気が使われている。フィンランドにとって、電気は欠かせない重要なエネルギーなのだ。
次に竹山パパが向かったのは2018年にオープンしたレストラン「Nolla(ノッラ)」。ミシュランも受賞している人気店だが、特にユニークなのは開店当初から「ゴミを出さないレストラン」を目標にしていること。
たとえば、食材に使えない部分や食べ残しは生ごみ処理機で肥料にする。さらに、割れた食器は壁のデザインに使用し、割れた瓶はバター置きとして活用。ナプキンやコックシャツも、病院で使われていた古着を再利用するなど、徹底ぶりが際立つ。
環境へのこだわりは料理にも表れている。野菜の皮や魚の骨など、普通なら捨てられるようなものも工夫して料理に活用。ゴミを出さず、味わいにもこだわる唯一無二のレストランなのだ。
世界初の高レベル放射性廃棄物の地層処分を行う「オンカロ」
フィンランドについて学びを深めてきた竹山パパ。ここから、いよいよこの旅の最大の目的である「オンカロ」に向かう。
オンカロとは、世界で初めてとなる高レベル放射性廃棄物の地層処分を行う最終処分場だ。ここでいう高レベル放射性廃棄物とは、原子力発電で使われる燃料のうち再利用できない約5%にあたる部分を指す。地層処分とは高レベル放射性廃棄物の処分方法の中で最も安全で実現可能とされている方法である。
ヘルシンキから車で約3時間。竹山パパがやってきたのは、人口約9,000人の小さな町「エウラヨキ」だ。このエウラヨキにあるオルキルオト島に原子力発電所、そして最終処分場オンカロが位置している。
まずはエウラヨキ町役場に向かった竹山パパ。出迎えてくれたヴェサ町長と共にエウラヨキについて学んでいく。
実はエウラヨキでは、約45年前から最終処分場オンカロについて議論されてきたのだという。なかには反対の議員もいたが、賛成多数で最終処分場の受け入れを決めたのだ。
現在、エウラヨキには原子力発電所だけでなく風力発電所や太陽光発電所もあり、フィンランド全体の電力の約3割をまかなっている。ヴェサ町長によると、こうしたエネルギー関連の事業によってエウラヨキは大きく発展しつつあるという。
ヴェサ町長が構想するのが「エウラヨキ・ビジネスバレー」である。多くの企業を誘致し、ビジネスパークやショッピングセンターを建設、さらに列車の停車駅もつくってアクセスしやすくする予定だ。すでにエウラヨキでは人口が増加しており、所得税も増加、固定資産税も国内トップクラスとなっており、住民向けのサービスも充実しているとのことだ。
エウラヨキの中学校で原子力の授業を見学!
オンカロに向かう前に竹山パパが訪れたのは、中学校にあたるエウラヨキ総合学校。フィンランドの中学校のカリキュラムには放射線の科目があり、生徒全員がしっかりと学習する。
この日も放射線に関する授業が行われており、竹山パパはその様子を見学。放射線についての解説や、リアルタイムで放射線量を確認できるシステムを使った実習に取り組む生徒を見て、「原子力事業と共に生きている町なんだなと思いました」とコメントしていた。
フィンランドは幼稚園から高校まで、すべての人の授業料が無料だ。義務教育期間は給食も無料で、大学も基本的には無料が多いという。学習のデジタル化も進んでおり、多くの生徒がPCやタブレット端末を活用する。教育に力を入れることで、将来生徒たちが優秀な技術者となり、原子力関連の施設で働いてくれるかもしれないとヴェサ町長は期待を語っていた。
町議会議員の自宅で処分場受け入れへの思いを聞く
次に竹山パパが訪れたのは町議会議員のアルトさんの自宅。アルトさんはオンカロの受け入れを議論した当時、「反対」に票を投じたメンバーだ。ただ、地層処分を行うポシヴァ社が十分に情報提供してくれたことや、STUK(放射線・原子力安全センター)が監督していることなどが安心材料となり、現在では「高レベル放射性廃棄物を地上に保管しておくことより、地層処分を行うほうが安全」という考えに至ったのだという。「STUKや関係者からのオープンで正直かつ中立的な情報は、処分場を受け入れる上で非常に重要」とアルトさんは語った。
また、ヴェサ町長が話していたように、アルトさんも「処分場が建設されることで、町が雇用を獲得し、税収が入る。住民に対してこれまで以上に良いサービスを提供できるようになる」と町の展望について話した。
アルトさんの妻であるシルパさんも、「この数十年で町は大きく変わった。保育施設が増えたり、子供への継続的な支援が行われたりしている」と振り返り、「順調に発展している」とコメントしていた。
いよいよ最終処分場へ! 目の前に広がる景色に圧倒
竹山パパはいよいよ最後の目的地であるオンカロへ向かう。世界で初めて高レベル放射性廃棄物の地層処分を行う最終処分場である。
ただし、オンカロは試験操業中のため、内部の撮影がNG。今回は特別に放射能レベルの低い低・中レベル放射性廃棄物を見せてもらえることに。
施設に足を踏み入れた竹山パパは、思わず「うわ、すごい!」と興奮気味で叫ぶ。目の前に広がるのは、約19億年前の古い岩盤の一つである結晶質岩のトンネル。水の浸透がほとんどなく、固く安定しているため、地層処分に適している岩盤である。オンカロもまったく同じ岩盤が覆われており、最終処分場にエウラヨキが選ばれた理由の一つでもあるという。
長いトンネルを20分ほど歩いてたどり着いたのは、低・中レベル放射性廃棄物を実際に処分する場所。放射性廃棄物が厳重に管理されているからこそ、「こうやって生身の体で入っても特に何も問題ない」(竹山パパ)というわけだ。
使用済燃料をリサイクルする日本とは異なり、フィンランドでは使用済燃料を直接処分する。オンカロではまず使用済燃料をキャニスターと呼ばれる筒状の容器に入れ、地下450mのトンネルに設置する。その際、キャニスターの周囲には、水に濡れると膨らむ性質を持つ「ベントナイト」を緩衝材として充填する。さらに、トンネル全体もベントナイトを使用し、長期にわたる安全性を確保しているのだ。
今回、施設を案内してくれたポシヴァ社のイルッカCEOによると、フィンランドの使用済燃料の総量は、今後100年で約6,500トンになる見込みだという。これをオンカロで処分するわけだが、その支えになるのが最先端の技術。オンカロは地下に5Gネットワークを構築しており、地下車両が自律走行する。高レベル放射性廃棄物を覆うベントナイトの設置もすべて自動運転で行われ、誤差はわずか5mm程度の精度だという。
ただ、課題がなかったわけではない。フィンランドは過去に氷河期を経験しており、将来また氷河期がやってくることを考慮する必要があった。そうした問題を検証し、乗り越えてきたことで地層処分が実現したのだ。
竹山パパが「日本でも地層処分地をどうするかという議論がされている」と話すと、イルッカCEOは「日本でも解決策を見つけ出すことは100%可能だと信じている」と力強く答えていた。
今回の竹山パパのフィンランドロケを見た麻里子ママは、「街全体も本当に素敵だったし、皆さん新しい取り組みも考えながら進んでいるなというイメージ」とコメント。ゆらのは「知ることから始まると思った。今回の地層処分に関しても、NUMOさんが対話活動を行ったり、知る機会は興味を持ったら誰でもたくさんあると思うので、これを機にいろいろなことを知っていきたい」とコメントしていた。
最後に竹山パパは、「日本でもNUMOさんがいろいろ発信してくれている。情報を取り入れようと思えば、我々も知ることができるので、見たり聞いたり読んだりしてみてください」と呼びかけていた。
番組は公式Xのアーカイブで配信中!
地層処分を学ぶシリーズ 竹山家inフィンランド編は、現在「竹山家のお茶の間で団らん」公式Xにてアーカイブ配信中。ぜひチェックしてほしい。
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[PR]提供:原子力発電環境整備機構






























