上質な仕上げと薄く美しいフォルムを追求するOCEANUS「Manta(マンタ)」。その最新作、「OCW-S7000CN-1AJF」(税込308,000円)が登場した。江戸切子の職人が一つ一つ手作業で仕上げたサファイアガラスのベゼルを持つ、世界限定1,600本のプレミアムモデル。ここでは、その魅力とディテールを写真とともにお届けする。
※店頭在庫のみ販売中(2025年11月25日(月)時点)
OCEANUSのプレミアムライン「Manta」から、世界限定1,600本で発売される新作「OCW-S7000CN-1AJF」が登場。2018年より続くOCEANUSの江戸切子シリーズ最新作となる本作のコンセプトは、「CALM NIGHT(静寂の夜)」。月明かりに照らされた、夜の海だ。
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OCEANUS Manta の最新作「OCW-S7000CN-1AJF」
「OCW-S7000CN-1AJF」の最大の特徴は、ベゼル江戸切子の繊細なカッティング。サファイアガラス製のベゼルには、3時-9時のラインを境に上下で異なる「千筋(せんすじ)」のカットが施されており、上部は月光の柔らかな輝きを、下部は波間に反射する光の揺らぎを表している。
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3時-9時ラインを境にベゼルの表現が切り替わる。この部分がうっすらと偏光、赤みがかって見える
なお、千筋とは、細く均一な直線を連続して刻む伝統的な文様で、光の反射によって独特の煌めきと奥行きを生み出す伝統的な意匠。硬質なサファイアガラスのベゼルプレートにこのカットを入れていくには高度な技術が必要で、まさに職人技の結晶だ。
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3時位置、江戸切子のカッティングラインの切り変わり部分。海のような深みを感じさせる
この江戸切子を監修したのは、OCEANUSの江戸切子シリーズを1作目「OCW-S4000C-1AJF」から担当している三代秀石 堀口徹氏。祖父の代から続く江戸切子職人の家系に生まれ、二代目秀石・須田富雄氏(江東区無形文化財)に師事。2008年に株式会社堀口切子を創業し、伝統工芸士として認定されている。堀口氏は、伝統的な技法を守りながらも、現代的な感性を取り入れた作品づくりを信条としており、本作でもその美意識が存分に発揮されている。
ダイアルには、月面の凹凸や陰影をモチーフにしたテクスチャーが施されている。マットな質感と微細な凹凸加工により、月の静けさと神秘性を表現。今までのMantaの深く滑らかなブラックとはまた違った、アンスラサイト(無煙炭)を思わせる砂地の高級感が魅力だ。
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月面を思わせるダイヤルのテクスチャー
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「南の海」も「晴れの海」も「静かの海」もOCEANUSの海
また、江戸切子ベゼルのシャープなカットライン、シルバーの輝きと隣り合うビジュアルはSF的にも見える。まるで、月のラグランジュ・ポイント(天体間の重力が釣り合っている軌道)に浮かぶ、スペースコロニーのソーラーセルのよう。
ケースサイズは縦47.5mm×幅42.8mm×厚さ9.8mmとスリムな設計で、時計全体の質量は81g。素材にはDLC(Diamond Like Carbon)処理を施したチタンを採用しており、軽量でありながら耐傷性は高い。バンドも無垢のチタン製。矢羽根型の駒形状が、腕元に美しいラインを描く。
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垂直なベゼルと緩やかな曲面のラグを違和感なくつなぐデザインが見事
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ベゼルを含めてケース厚は1cmを切る。ベースモデルが「OCW-S7000」だからこそ可能な薄さ
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名作の誉れ高いMantaのバンド。ノーマルのシルバーも美しいが、DLC処理のブラックがグレードを1段階、いや、2段階は引き上げる
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駒の形状がよくわかる。まるで進化した無限軌道のよう
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「OCW-S7000」譲りのスラント形状のカン足。スポーツカーのような流線形が美しい
バックルは、Mantaならではの三つ折れ式無垢バックル。見た目の美しさと機能性を両立させた設計で、装着時のスムーズな開閉と高いフィット感を実現している。無垢のチタン素材を用いることで、軽量でありながらも剛性が高く、長期間の使用でも歪みや劣化が起こりにくい。さらに、バックルの開閉部には段差や突起が少なく、手首に沿うように自然に馴染むため、シャツの袖口にも引っかかりにくい。
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プッシュ式バックルにはOCEANUSのロゴが入る
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バックル裏面には微調整機構付き。ベストフィットポジションで時計を装着できる
この三つ折れ式バックルは、機械的な精度だけでなく、装着時の「音」や「感触」にまでこだわって設計されており、カチリと閉じるその瞬間に、Mantaのものづくりに対する哲学が感じられる。まるで静寂の夜に響く波の音のように、控えめでありながら確かな存在感を放つディテールだ。時計全体の薄型フォルムと相まって、装着時の快適さと美しさを一層引き立てている。
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とにかく軽く快適。そして美しく個性的。大人の腕にふさわしい一本
ケースやバンドは、カシオ独自の研磨技術によってメタルの質感が最大限に引き出されており、見る角度によって表情が変化する。
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ケースバックの研磨にも一切手抜きなし。なお、写真では光の加減でシルバー寄りに見えるが、実際はケース同様のブラック
風防は両面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラスを採用、視認性と耐久性を両立する。防水性能は10気圧と、ビジネスシーンや日常使いで安心して着用できるスペックを備えている。
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風防は両面無反射コーティングのサファイアガラス。この角度でもこの見やすさ!
駆動方式はタフソーラー(ソーラー充電システム)。さらに、マルチバンド6に対応した電波時計を搭載、日本(2局)、中国、アメリカ、イギリス、ドイツの標準電波を受信して、常に正確な時刻を表示する。Bluetoothによるモバイルリンク機能も搭載しており、スマートフォンと連携することで、時刻修正やワールドタイム設定などが簡単に行える。
伝統と革新が融合した本作は、江戸切子という日本の美意識を最先端の技術とともに腕元に宿すことで、時間そのものに静けさと深みを与えてくれる。まるで夜の海に浮かぶ月のように、静かに、正確に時を刻む「OCW-S7000CN-1AJF」。それは、OCEANUSらしい大人の哲学を体現する一本だ。
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江戸切子と夜空の月、最新の時計技術が織りなす、限られた贅沢
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