イラストを上達させるいちばんの近道は、やっぱり「描き続けること」。 でも、描くためのツールの使い心地がいまいちだと、せっかくの創作意欲も長くは続きませんよね。

そんな“描きたい気持ち”に応えるように誕生したのが、11月に発売されたXPPenの新モデル「Artist 12 3rd」。これまでの液タブの常識を超える「描きやすさ」を追求しており、これからイラストを始めたい人にも、もっと実力を伸ばしたい人にもおすすめの製品です。 今回は、その「Artist 12 3rd」の使い心地について詳細にレビューしていきます!

「Artist 12 3rd」の製品サイトはこちら

軽やかでコンパクト! どこでも描ける頼もしさ

開封して手に取ってみた第一印象は、「軽い&スリム!」 厚さは12mm、重さはわずか719g。他の12インチ液タブと比較してもトップクラスの軽さで、片手でヒョイと持てるほどです。どこへでも持って行けそうだと感じました。

ただ、本体付きのペンホルダーが見当たらず、「ペンを無くしそうだな」と思っていたら、なんとペンがマグネットで本体にピタッとくっつく仕様! これなら楽に持ち運べ、なくさず安心です。

  • ペンをくっつけた状態で、逆さにしたり振ったりしてみましたが1度も落ちませんでした

    ペンをくっつけた状態で、逆さにしたり振ったりしてみましたが1度も落ちませんでした

スタンドは折りたたみ式で、ケーブルはUSB-C 1本で接続可能。外出先でもセッティングがスムーズで、使うハードルがぐっと下がりました。

  • スタンドを立てた様子。作業してもグラつかず安定していました

    スタンドを立てた様子。作業してもグラつかず安定していました

紙のような質感で、思いどおりに描ける

早速PCに繋ぎ、まずは試し描きしてみます。

  • ペン自体も軽く持ちやすい形。ミニマルなデザインも素敵です

    ペン自体も軽く持ちやすい形。ミニマルなデザインも素敵です

描き始めてみると、ディスプレイ表面のマットな質感が印象的。ペンを走らせたときに感じるサラサラとした抵抗が、まるで紙に描いているような感覚です。AGナノエッチングガラスとAFコーティングが施された素材のおかげで、反射や指紋残りが気にならず、自然な描き心地が感じられました。

  • 鮮やかながらもマットで落ち着いた質感

    鮮やかながらもマットで落ち着いた質感

少し強めに描いても傷つきにくく、ラフに使っても美しく保てるタフさも嬉しいポイントです。

筆圧検知は、なんと従来の2倍にあたる16,384段階を実現。プロレベルの精度で、筆圧の変化を細やかに拾ってくれます。また、初期筆圧がわずか2gまで低減されており、軽いタッチでもしっかり反応。 線を引いてみると、タイムラグを感じず、ペン先が画面に吸い付くように追従してくれるので、思ったとおりのストロークが描けました。

ただ最初は正直、「私好みの筆圧感知ではないな」と思ったのですが、ドライバーで筆圧カーブを直感的に調整できることを知って試してみたら一変。「あ、これだ!」としっくりくる感覚になり、そこから描く手が止まらなくなりました。

  • PCでの筆圧カーブ調整画面。カーブを持ち上げて直感的に調節できます

    PCでの筆圧カーブ調整画面。カーブを持ち上げて直感的に調節できます

設定次第で好みのタッチに寄せられる柔軟さも、この製品の大きな魅力だと感じます。

  • 筆圧だけでなく、角度にも細かく反応。鉛筆を寝せて描くタッチも思い通りにできました

    筆圧だけでなく、角度にも細かく反応。鉛筆を寝せて描くタッチも思い通りにできました

直感的に操作できる「X-Dial」がとにかく便利!

続いて試してみたのが、「Artist 12 3rd」の新機能「X-Dial」。 キャンバスの回転やズームイン・アウト、ブラシサイズの変更などを、ダイヤルをくるっと回すだけで操作できます。

  • 左端に8つのボタン、2つのダイヤルが付いています。「X-Dial」とは、このうちダイヤルによるショートカット機能のこと

    左端に8つのボタン、2つのダイヤルが付いています。「X-Dial」とは、このうちダイヤルによるショートカット機能のこと

液タブの端にダイヤルが付いている製品は初めて見たので、「本当に使いやすいのかな?」と半信半疑で触ってみたのですが、最初の「へぇ、おもしろい!」という印象から、すぐに「これは便利!」へと変わりました。

左手で軽くダイヤルを回すだけで、ペンを持った右手の動作を止めずに調整ができます。左手を常に添えておけばノールックでダイヤル操作できるので、描く流れを邪魔せず、とても快適です。

  • 細部を描き込むためのキャンバスの拡大や角度変更、ブラシサイズの調整をサクッとできるので、集中が途切れません

    細部を描き込むためのキャンバスの拡大や角度変更、ブラシサイズの調整をサクッとできるので、集中が途切れません

ツールが自分の手に馴染むような感覚があり、自然と作業に没頭していました。ダイヤル以外にも、ペン横のボタンや本体のボタンは自由にカスタマイズが可能です。

  • 筆者は誤タップで制作が途切れるのを防ぐため、ペン横のボタンはキーボードと併用するショートカットに設定してみました

    筆者は誤タップで制作が途切れるのを防ぐため、ペン横のボタンはキーボードと併用するショートカットに設定してみました

好みはもちろん、制作する作品のタイプによって設定を変えたりもできて便利です。柔軟にカスタマイズできるので、使い込むほど自分仕様に育てていけそうだと感じました!

キャンバスの世界に没入! 発色と見やすさが嬉しい

描くツールとしての使いやすさに加え、画面の見やすさと発色の美しさも大きな魅力です。

「Artist 12 3rd」は、11.9インチのフルHDディスプレイを搭載。色域は99% sRGBをカバーしており、Adobe RGBやDisplay P3にもそれぞれ97%対応しています。 微妙な色の変化やグラデーションもきれいに再現され、どの角度から見ても色味の差がほとんどありません。

実際にイラストを描いてみると、色の重なりやグラデーションがとても自然に表現できました。私は似た色相を重ねて微妙な色変化を描くのが好きなのですが、その繊細な差をしっかり拾ってくれる印象でした。画面が美しいと、ちょっと絵が上手くなったような気がして、ついテンションが上がります(笑)。

  • 細かい部分も見やすいので、毛を描くのが捗りました

    細かい部分も見やすいので、毛を描くのが捗りました

また、DC調光機能により、周囲の明るさに合わせて自動で輝度を調整してくれるのも便利でした。晴れた日の窓際でも十分な明るさがあり、暗めの部屋でもギラギラしすぎずちょうど良い明るさになってくれます。 このおかげか、長時間の作業でも目が疲れにくく感じました。

  • 直射日光が差し込む窓際に置いてみましたが、暗い色でもはっきり見えます

    直射日光が差し込む窓際に置いてみましたが、暗い色でもはっきり見えます

さらに、本体のベゼル(画面の縁)は前世代から約1/3まで縮小されており、スリムな印象ながら画面が広く感じます。画面いっぱいにキャンバスが広がるような感覚で、没入感もたっぷりでした!

\イラストも無事完成!/

猫の毛並みや光のグラデーションなど、繊細な色の変化もこだわって表現。描きながら「もっと描きたい」と思える、そんな楽しさを感じられました!

どこでも気軽に描ける、頼れる一台!

今回使ってみて、「Artist 12 3rd」は、描きやすさ・使いやすさ・持ち運びやすさのバランスに優れた液タブでした。家でも外でも気軽に使える相棒のような存在になってくれそうです。 さらに、日本限定の特別パッケージも用意されていて、価格は29,980円(税込)。デザインにもこだわりたい方にぴったりです。

  • 日本限定パッケージ

    日本限定パッケージ

  • 豪華な同封内容!

    豪華な同封内容!

これからイラストを始めたい人にも、もっと描く時間を楽しみたい人にもおすすめできると感じました。 描きたい気持ちを叶える一台として、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

「Artist 12 3rd」の製品サイトはこちら

[PR]提供:XPPen