三菱重工が主催する理系学生を対象とした同社最大規模の就活イベント「MHI JOBCON」が、今年も開催! 東京会場は2025年11月21日(金)、大阪会場は11月28日(金)での開催が予定されています。昨年も多くの学生が参加し、三菱重工について理解を深める機会になりました。
そんな同イベントが今年はさらに進化! オープニングセミナーには普段の就活イベントやインターンシップ等ではなかなか直接話を聞くことができない注力事業の部長クラスの社員が登壇。事業の展望や求める人材について講演を行います。
今回の記事では、昨年開催の模様を振り返るとともに、「MHI JOBCON」を担当する三菱重工HR戦略部の小林雄太さん、南畑眞純さんに、今年のイベントの見どころや参加方法などについて伺いました。
「MHI JOBCON」は三菱重工の各分野への理解を1日で深められる貴重な機会
「MHI JOBCON」は、三菱重工グループ内の各分野から社員が一堂に会する大規模就活イベント。東京と大阪、そしてオンラインで毎年開催されています。会場には分野ごとにブースが設けられ、ベテランから若手まで多くの先輩社員が参加。ネットではなかなか手に入らない貴重な情報や、三菱重工グループで働く社員のリアルな声を聞くチャンスです。
なぜ三菱重工がこのようなイベントを開催しているのでしょうか。それは、三菱重工グループの事業が多岐にわたるから。一般的に発電やエネルギー関係、宇宙、防衛といった事業のイメージが強い三菱重工ですが、それ以外にもコンプレッサーや空調機器、フェリーなどさまざまな事業を展開しており、陸・海・空・宇宙をフィールドに最先端のものづくりを行っています。こうした三菱重工グループの事業について、一日かけてじっくり理解を深められるのが「MHI JOBCON」というわけです。
昨年は、会場とオンラインを合わせて1,000名を超える理系学生が日本全国から参加。学部学科も機械、電気・電子、航空・宇宙、理学、化学、情報、金属・材料、船舶、原子力、土木・建築など、さまざまな専攻の学生さんに参加いただきました。
「MHI JOBCON」の開催時間内であれば、入退場は自由。学生さんは好きなように各分野のブースを回り、社員の説明を聞いたり、気になることを直接質問したりしていました。事業や技術だけでなく、働き方やキャリアに関する率直な話題も多く、会場全体でリアルな交流が広がります。なかには当初想定していなかった分野に興味を持ち、実際に入社後その領域で活躍している社員も。「MHI JOBCON」がキャリア形成のきっかけにもなっています。
参加した学生さんの満足度も非常に高く、次のような声が寄せられました。
- 社員の方々に直接質問できる非常に貴重な機会でした。
- 特定の分野の説明会などのイベントだけではなく、一度の訪問でさまざまな分野の説明を聞けるイベントがあることはすごく良いと感じました。
- 本日、初めて説明を聞いて興味を持った事業部もあったので、今後の説明会や工場見学などのイベントにも参加したい。
満員御礼で大好評となった「MHI JOBCON」。今年はさらにパワーアップするとのことで、HR戦略部の小林雄太さん、南畑眞純さんに、見どころや参加する学生へのメッセージを伺いました!
三菱重工について一日で理解できる最大規模の独自就活イベント
ーーあらためて、「MHI JOBCON」とはどんなイベントか教えてください。
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「MHI JOBCON」は、いわば「三菱重工内の合同説明会」です。会場にはグループの約20程度の分野がブース設置され、最前線で活躍する先輩社員が集まります。学生さんは自由に会場内を回り、企業や事業に関する理解を深めていただける場となっています。 |
ーーちなみに参加するのに服装などは決まりがあるのでしょうか?
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何でも構いません。といっても、やはりスーツの学生さんが多いのですが、自由な服装で問題ございません。学校の授業の途中とか、バイトに行く前など、気軽に参加いただきたいので、服装はまったくこだわりはありません。 |
ーーなぜこのような大規模な就活イベントを開催されているのでしょうか?
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当社のように幅広い事業を展開している企業は、通常の会社説明会で一人の採用担当者が話すだけではなかなか深いところまで理解していただけません。一般的に知名度の高い発電や宇宙、防衛といった事業だけでなく、他にもさまざまな事業分野があることを知っていただき、興味の幅を広げていただきたいと思っています。 |
ーー参加した学生からはどのような反響がありますか?
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社員と直接話せる点が特に好評です。一つの会場内でさまざまな分野の社員と話せる場は「MHI JOBCON」だけ。オンライン開催もありますが、リアルでの質問や意見交換ができるのは対面ならではの魅力です。 |
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三菱重工の幅広い分野について一日で理解できるわけですから、表現が適切かわかりませんが、学生さんにとってはとても「効率の良い」イベントだと思いますよ。 |
ーー新卒社員の「MHI JOBCON」参加率も高いのでしょうか?
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そうですね。インターンシップでは特定の事業や業務について深く知ることができる一方で、JOBCONではMHIグループが手掛ける幅広い事業領域に数多く接することができるので「MHI JOBCON」に参加して幅広い事業分野に対する理解を深め、それを機に入社につながるケースが非常に多いです。 |
今年はスペシャルなオープニングセミナーが開催! ここでしか聞けないメッセージを受け取ろう
ーー今年のイベントは昨年よりもさらに進化しているとお聞きしました。見どころについて教えてください。
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最大の見どころは昨年と同じく、約20の採用分野から先輩社員が集まることです。最近就職活動を経験したばかりの若手社員から、現場で活躍するエンジニア社員、事業部の幹部社員まで来るので、いろいろな角度から話を聞くことができます。 |
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加えて、今回は目玉企画として、前回までなかった「オープニングセミナー」を開催します。当社注力事業の部長クラスの社員が登壇し、「三菱重工で働くとは~大切にしている価値観について~」をテーマに講演する予定です。三菱重工での会社人生を振り返り、仕事の経験や働く上で大切にしている価値観など、普段の就活イベントやインターンシップでは聞けない話をしてもらいます。 |
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当社は2024年に3ヵ年の事業計画を発表しており、その中でデジタル人材の人的基盤強化を掲げています。それもあって、11月21日(金)の東京会場ではデジタルイノベーション分野が登壇し、重工業で活躍するデジタル人材について話す予定です。 また、11月28日の大阪会場では、2040年までにカーボンニュートラルを実現する「MISSION NET ZERO」を推進する発電システム分野が登壇します。現在取り組んでいる水素発電の状況や展望についても語られる予定です。 |
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オープニングセミナーはアーカイブ配信もないので、会場に来ないと聞けない本当に貴重な機会です。会場にはいつお越しいただいてもいいのですが、ぜひ開場時に入ってオープニングセミナーを聴講いただけるとうれしいです。 |
“三菱重工で働くリアル”を伝えたい
ーー各事業ブースではどんな話が聞けるのでしょうか?
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ブースでは各回30分間で、主に事業内容や技術について説明会が行われています。現場社員は日常の業務について話すことが多いでしょうし、幹部層は事業の将来など、より視座の高い話もしてくれると思います。質疑応答の時間もあるので、気になることはその場で質問していただけますし、それ以外の時間に会場内で社員をつかまえて聞いていただいても構いません。 |
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「育休は実際に使いましたか?」みたいな具体的な質問って、なかなか聞ける機会が少ないですよね。「MHI JOBCON」ではそうした質問もどんどんしていただいて、“三菱重工で働くリアル”をぜひ感じ取ってもらいたいです。 |
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当日は本社人事のブースも設けています。そこでは選考プロセスや働き方の制度、福利厚生など、人事に関する内容についても質問できるので、ぜひ立ち寄っていただきたいです。 |
ーー「MHI JOBCON」を通して、学生さんにはどんなメッセージを伝えたいですか?
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三菱重工は事業範囲が非常に広い会社です。国内外で展開するすべての事業に共通しているのが、社会課題の解決に貢献しているということ。だからこそ、社員は三菱重工の事業や自分の仕事に誇りを持ち、責任感を持って働いています。「MHI JOBCON」で現場の社員と話すことで、そうした強い思いを肌で感じてもらいたいです。当日は、過去に入社した社員が「この人の話を聞いて入社を決めた」というほど熱い話をする目玉社員も登壇するので、楽しみにしてください。 |
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開催時期的に、ある程度就職したい分野や企業は決めている学生さんも多いかもしれません。ただ、自分の興味分野を絞るのではなく、色々な人や事業の話を聞いて、ぜひ自分の視野を広げていただきたいです。 |
ーー学生時代に培った技術が、もともと考えていた分野だけでなく、意外な分野でも活かせることがわかるかもしれませんね。
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そうですね。職種も同様です。重工業というと“ものづくり”や“機械系”が主役のイメージがありますが、実際には品質管理や施工管理、プロジェクトマネージャー、ソフト開発など、多様な職種が活躍しており、その重要性も年々高まっています。たとえば、学生時代に航空宇宙を専門に学んでいた人が、ガスタービンのプロジェクトマネージャーをしているケースもあります。そういった先輩社員の話も聞けるので、キャリアの幅を広げてもらう良い機会になると思います。 |
三菱重工のミッションに共感する人に入社してほしい
ーー三菱重工として、どのような学生を求めていますか?
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まずは、ものづくりを通じて地球規模の課題解決に貢献するという当社の理念や事業の方向性に共感していただける人です。一方で、研究分野や技術は、入社してから覚えることの方が圧倒的に多いので、それほど気にしなくて大丈夫です。 |
ーー就活中の学生にメッセージをお願いします。
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就職活動は人生の中でも大きな分岐点です。企業を選択するのに、認知度や待遇面、就職偏差値などは本当に気にしないでほしいですね。それよりも、自分の人生を振り返り、自分はどういうときにモチベーションが上がるのか、何に興味があるのかを振り返ることで、自分が向かいたい方向が見えてきます。 たとえば、社会に貢献したいのか、または人を喜ばせるエンターテイメントの仕事に携わりたいのかなどの方向性を定めることで、自然と会社選びも変わります。三菱重工は社会貢献に重きを置く企業ですから、そうした方針とマッチする方に入社していただきたいです。キャリアチェンジも盛んな時代ですが、それでもファーストキャリアは重要です。しっかり準備して、自分を見つめ直した上で企業選びをしてほしいと思います。 |
ーー最後に、今後の展望についてお聞かせください。
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当社のミッションは、「長い歴史の中で培われた技術に最先端の知見を取り入れ、変化する社会課題の解決に挑み、人々の豊かな暮らしを実現する」です。
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「MHI JOBCON」は三菱重工における約20の採用分野から、最前線で活躍する社員が集まる理系学生向け就活イベントです。三菱重工として最大規模のイベントであり、昨年は1,000名を超える学生が参加しました。
今年の「MHI JOBCON」対面開催では、特別企画として注力事業の部長クラスの社員が登壇するオープニングセミナーを開催。三菱重工に興味を持っている学生さんは必見の内容となっています。
「MHI JOBCON」は11月21日(金)に東京開催、11月28日(金)に大阪開催、1月23日(金)オンライン開催となります。興味のある理系学生さんは、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
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