就職活動をする中で、「自分らしく働きたい」「人のためになる仕事がしたい」「仕事とプライベートを両立させたい」と誰もが一度は思ったことがあるのでは? マイナビニュース会員の大学生・若手社会人の425名に、「就職に関する価値観」についてアンケートを実施したところ、職場選びで同様のポイントを重視する傾向が見られました。
大学生や若手社会人たちのそうしたニーズに合った企業のひとつが、株式会社ステップ(以下、ステップ)です。神奈川県内で50年にわたって学習塾を運営しているステップは、就職企業人気ランキングで3年連続トップ10※入りを果たすなど就職先として関心を集めています。
本記事では、アンケート結果とともにステップ社員の体験談を紹介します。教育業界での就職や、子どもの成長に携わる仕事に就きたい人はぜひ参考にしてみてください!
※マイナビ・日経 大学生就職企業人気ランキング 業種別のうち「教育」のランキング
大学生が内定者に質問!
「プライベートとの両立」や「人のため」を実現できる塾講師
アンケートは18~25歳のマイナビニュース会員に実施しました。「就職観について、あなたに当てはまるものをお答えください」の質問では、「仕事もプライベートも充実させたい」などの働き方のほか、「人のためになる仕事がしたい」のような仕事のやりがいや充実感を重視する回答が多かったです。
日々の仕事に対して「やりがいばかりです!」と語ったのは、ステップで中学部の教師として働く高田健矢さん。石川県出身で入社4年目の高田さんは、「子どもたちに教える仕事をしたい」という想いから神奈川県に引っ越し、ステップへの就職を決めました。
教職課程は取っていなかったものの、アルバイトで塾講師をしていた経験から教える仕事にやりがいを感じた高田さん。そんな高田さんが感じるステップ教師職の特長は、生徒募集の営業がなく、授業に専念できるため生徒の学力伸張を実感しやすいことだそう。
「カリキュラムはありますが、授業の進め方は教師に任されているので、生徒のことを考えながら自分らしく授業を組み立てられます。生徒にとっては学校の定期テストが身近な目標で、そこで点数が取れたときは生徒のためになる仕事ができたと実感します。『ステップで勉強した内容が学校のテストにも出たよ!』と言ってもらえたときは嬉しかったですね」(高田さん)
塾講師の仕事は学校終わりの夕方以降に忙しくなるイメージがありますが、プライベートとの両立はできるのでしょうか?
高田さんは、「普段は14時に出社し、16時までは授業準備で、16時半から21時40分まで授業をしています。教室の掃除やミーティングをして、22時30分までに仕事が終わることがほとんどです」と話してくれました。
教師職(中学部)の場合は、日曜日と月曜日が休日となり、そのほかゴールデンウィーク休暇が1週間以上、お盆休みが1週間、秋休みが1週間以上あります。高田さんは日曜日に出かけることが多く、最近は博物館巡りを趣味にして展示の中から雑談や授業の題材を収集しているとか。
生徒に伴走するオリジナル授業を特色に、4年連続でベースアップ
アンケートの「企業を選ぶ際、どんな観点を重視していますか?」という質問には、「社内の雰囲気・風通しがいい」のほか、「安定している」「十分な収入がある」など共感する人が多く見られました。
2011年にステップへ入社した若色龍太さんは、「勉強の楽しさを生徒に伝えたいと思っています。いい授業をするために授業準備に力が入ります。また、教師だけでなく、どの職種の社員も生徒のことを第一に考えて行動します」とステップの社風を説明してくれました。
ステップでは、講義形式で先生が一方的に説明する授業は行わず、生徒と双方向でコミュニケーションをとり、生徒の興味・関心を引き出すことを大切にしています。
「私も自分がやりたいオリジナルの授業をしています。例えば、理科の授業では中和の実験をしたり、静電気で蛍光灯を光らせてみたり。生徒はもちろん、自分自身も楽しめるような授業を目指しています」(若色さん)
教室の責任者を務める若色さんは新人の先生から「授業の練習に付き合ってくれませんか」と相談されることもあるそうですが、「私は人に教えるのが好きなので、後輩の成長に携われることにもワクワクしています」と語ります。
授業のほか、スクールの運営もこなす若色さんですが、仕事が終わりしだい早めに帰るそうです。その分、スクールのメンバーよりも早く出勤し、時間割作成や保護者面談、授業準備をしています。また生徒の定期テスト前や入試の時期は、特に熱が入り、休日に補習をすることもあるそう。
「勤務時間内に業務が終わるよう工夫して取り組んでいます。もちろん管理職なので勤務時間は以前より少し延びたものの、その分給料も増えました。いい授業をして生徒から信頼される、スクールの盛り上がりに貢献するなど自分の仕事がきちんと会社から認められていると実感しています」と振り返ります。
ステップは2021年から増収(前期比ベース)を続けており、「プロフェッショナル職としてふさわしい報酬を出したい」という考えから、教師職のベースアップを4年連続で実施しています。ステップの教師職の初任給(見込残業代は含まない)は30万2,000円で、これは上場企業の総合職の平均より高い水準にあります。
女性の育休取得率100% 「FC社員」制度で子育て中でも柔軟に働く
アンケートでは、「結婚後、どのように働きたいか?」についても聞きました。複数の選択肢の中で多くの票が集まったのは「夫婦共働きでの生活を望んでいる」「子どもができたら育児休暇をとって育てたい」でした。
ステップでは従業員の育児休業(以下、育休)取得も後押ししています。実際、2024年度には育休対象者23名のうち、20名が育休を取得し、男女別の取得率は男性が82.4%、女性は100%でした。子育てをしながら活躍している社員も多くいます。中学部運営本部でFC(フレキシブル)社員として働く黒澤由紀さんもその一人で、2人の子どもを育てながら週4日勤務で働いています。
「教師として7年働いていましたが、結婚を機に『将来子育てをしながら変わらぬ熱量で教師を続けられるだろうか?』と思い、退職を決意したのですが、FC社員という働き方を提案されました」と働き方を変えた経緯を話してくれました。
現在は新人教師の研修担当や相談窓口を担当するほか、外部機関が実施する検定などの事務処理なども担っている黒澤さん。「これまでの経験がひとつでも糧になって生徒に還元されれば、と思いながら働いていますし、日々の仕事が生徒につながっていると実感することも多いんです」と話します。
FC社員は、週4~5日、1日6時間~7時間働く勤務形態。主に家庭を持っている社員が活用しています。勤務開始時間と終了時間は社員のライフスタイルに合わせて、柔軟に働き方を調整できます。
「家族構成や子どもの年齢などで働き方のニーズは変わります。例えば、『定時より15分早く終われば保育園のお迎えに間に合う』など、個別の事情にも応えてもらえて働きやすいです。また、FC社員は子育てをしている人が多く、お互いの事情をよく知っているのでサポートし合っています」と黒澤さん。
ステップだから実現できる教育業界の働き方
「教師職のなかでも、特に塾講師のやりがいは何だと思いますか?」に対するアンケート結果も見てみましょう。最も多くの回答があったのは「生徒の成長に関わることができる」でした。
その一方で、「将来やキャリアに関する不安について、あてはまるものを教えてください」という質問では、待遇のほか自らのキャリアプランや新しいスキルや技術・能力などの自己成長への関心の高さがうかがえました。
ステップでは、生徒が教師を評価する年2回のアンケートや、教師の学力を確認する「認定テスト」、授業の様子を動画撮影してチェックする「授業監査」など、さまざまな角度から教師を評価します。評価の結果は、「ルーキー」や「ミドル」といった職位に反映されるため、自分の成長を確かめる指標になるとともに、仕事へのモチベーションにもつながります。
高田さんは社内研修からも刺激を受けているそう。「僕には憧れの先輩がたくさんいて、研修ではそんな先輩方の上手な授業を見ることができます。研修はよりよい授業作りのヒントになるだけでなく、教師がお互いに高め合える場にもなっているんです。自分のがんばりが生徒たちにも伝わっていくのがおもしろく、日々自己成長を感じられるのもこの仕事の魅力です」と語りました。
ステップが大切にしていることは? 採用担当者に聞いてみた!
生徒のことをいちばんに考え、一人ひとりがプロフェッショナルを目指すステップ社員たち。その背景には「社員を大切にする」というステップの方針があると、採用担当の古谷千亜紀さんは考えます。
「生徒思いで親切で、授業が好きでエネルギーがある教師は貴重です。そんな方々に、プロとして好きな仕事に取り組める環境を用意したいとステップは考えています。ステップの教師陣はプロのスポーツチームのようなものです。さまざまな年齢の人がいて、それぞれが得意なポジションでプレーを極めています」(古谷さん)
創立50周年を迎えたステップは、これまで神奈川県内でスクール開校を続けてきました。今後も横浜・川崎エリアを中心に事業を広げていくものの、授業の質を落とさないよう「ゆっくり急ぐ」そうです。
古谷さんは、「急速に校舎を増やすと、人材が育たなくなってしまいます。いい授業ができる正社員教師をきちんと育て、責任を持ってお子さんをお預かりする。そんな塾を目指しています」と今後の運営方針を明かしてくれました。
自分らしく、成長し続けられる仕事に就きたいなら
人を大切にしているからこそ、教師も自然と熱量を持って働きたくなるのがステップの魅力なのかもしれません。最後に古谷さんに、求めている人物像をうかがいました。
「生徒を応援したい、教えるのが好き、誰かの役に立ちたい、コミュニケーションを大切にしたい、という方が集まってくるのがステップです。2026年1月から福利厚生の一環として、奨学金返還支援(代理返還)制度を導入します。さらに、応募の際に希望職種も選んでいただけるので、好きを仕事にしたい方や夢中になって働きたい方にぜひ興味を持っていただければと思います」
やりがい、成長、ライフステージの変化への対応など、大学生や若手社会人が求める条件がそろっているステップ。興味を持った方は、採用情報をチェックしてみてください!
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大学生が内定者に質問
<アンケート概要>
「就職観に関するアンケート」
調査時期:2025年8月28日~9月1日
調査対象: 18歳~25歳
調査数: 425人
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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