「はたらくWell-being創造カンパニー」を掲げるパーソルグループでは、社員一人ひとりが自らのキャリアを主体的に選択し、自分らしくはたらけるよう、多面的な制度を通じてその行動を後押ししています。
今回、パーソルグループ執行役員CHRO・大場竜佳氏と、同社のキャリアオーナーシップ支援制度の一つである「キャリアスカウト制度」を利用して、グループ内転籍を実現した社員のお二人による座談会を実施しました。
<プロフィール>
大場竜佳 氏(写真右)
パーソルホールディングス株式会社 執行役員 CHRO
大手生命保険会社を経て、2007年にインテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。人事企画、人材開発、労務労政など各領域を担当。2016年パーソルホールディングスに異動・転籍。人事企画領域を担当しグループ横断の人事施策を立案・推進。2020年4月より人事本部長に就任、2025年4月より執行役員 CHROに就任。
本山友紀子 氏(写真中央)
パーソルテンプスタッフ株式会社
法人マーケティング部 法人マーケティング第一室
2017年にパーソルホールディングスにキャリア入社。経営企画業務に携わったのち、マーケティング職へ関心が高まり、ポスタスへ異動し、幅広くマーケティング施策に携わる。知見やスキルの拡張を目指し、2024年にキャリアスカウト制度にて現職へ異動。WEB上集客のための戦略立案や施策を行う。
髙坂和輝 氏(写真左)
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
BPO管掌 BE事業本部 BE営業統括部
2018年にパーソルテンプスタッフに新卒入社。派遣サービス営業を経験したのち、大手グループの全商材を活用した課題解決型営業を経験。2025年にキャリアスカウト制度を活用し、現職へ異動。アウトソーシング事業の営業企画や営業部門の支援を行う。
部署が社員をスカウトする「キャリアスカウト制度」が生まれた背景
――まず、パーソルグループ社員のキャリアを支援する各種人事制度について教えてください。
私たちは「自分の“はたらく”は、自分で決める」という考え方を大切にしています。従来の日本の人事慣行では、会社が社員のキャリアを管理し、社員は会社の配置を受け入れる前提が長く続いてきたように思います。しかし価値観が多様化し、「自らがキャリアを選択し、築いていきたい」というニーズが高まっています。加えて労働人口が減少するなかで、会社が社員に選ばれる存在になることが重要になりました。こうした背景から、社員のキャリアオーナーシップを支援する、さまざまな制度を設計・実装してきました。 |
――具体的にどのような制度があるのでしょうか。
公募型異動制度「キャリアチャレンジ制度」、ダイレクトリクルーティング型異動制度「キャリアスカウト制度」、短期留学的に他部署の仕事体験ができる「ジョブトライアル制度」、「キャリアデザイン研修」、キャリアコンサルタントに相談できる「キャリア相談窓口」などがあります。2017年以降、メニューを増やしながら、現在に至るまで取り組みを続けてきました。 |
――特に特徴的な制度はありますか。
グループ内で異動ができる「キャリアチャレンジ制度」と「キャリアスカウト制度」ですね。とりわけ「キャリアスカウト制度」は2023年に始まったばかりですが、この2期で登録者は1,000人を超え、実際に制度を利用して転籍を伴う異動をした社員も100人を超えています。 |
――グループ内とはいえ、スカウトが飛び交う仕組みというのは挑戦的な取り組みですね。
そうですね。最初は事業側から「社員が大量に引き抜かれるのでは」などの懸念の声がありました。しかし、私たちは、キャリアオーナーシップ推進のリーディングカンパニーとして、社会全体でのキャリアオーナーシップの向上を推進する様々な事業を展開している立場にあります。だからこそ私たちが、誰よりもキャリアオーナーシップを体現している状態でありたいと、こういった挑戦的な仕組みの導入を決定しました。 |
――キャリアスカウト制度ではどのような工夫をされていますか。
リリース前に1年以上かけて事業側と人事部門で議論を重ね、運用設計や現場への影響を検討しました。特に現場への影響はお客様への提供価値にも直結してしまいますから。綿密にシミュレーションを行い、現場のリスクを把握した上で進めました。 |
また、制度運用開始後も、さまざまなフィードバックを活用しながら、制度設計と運用の両面を突き詰めています。組織と個人の支援に繋がる仕組みを作ることが重要だと考えています。 |
――御社が掲げる「はたらくWell-being」と制度の関係について教えてください。
「はたらくWell-being」とは、はたらくことを通じて得られる幸せや満足感です。当社のエンゲージメントサーベイには「はたらくWell-being」の要素が取り込まれており、キャリアオーナーシップを発揮している社員はエンゲージメントスコアも高いという関係性が確認されています。キャリアオーナーシップの推進は、エンゲージメントを高め、「はたらくWell-being」を実現するうえで重要な要素だと考えています。 |
「カジュアルな仕組みが、挑戦のハードルを下げてくれた」キャリアスカウト制度利用者の声
――ここからは、実際にキャリアスカウト制度を利用して転籍した髙坂さん、本山さんにも加わっていただきます。まずはご経歴と、キャリアスカウト制度を利用した経緯を教えてください。
新卒でパーソルテンプスタッフに入社し、7年間営業職に従事しました。次第に営業を企画支援する立場や人事の仕事にも興味が出てきたのですが、未経験で企画職や人事に挑戦するのは難しいと感じていました。そんなときにキャリアスカウト制度のことを知って、チャンスが掴めるかもしれない、と登録しました。 |
入社時はパーソルホールディングス、そこからモバイルPOSサービスの提供を行うポスタスに移り、マーケティング職としては約3年勤務しました。マーケターとしてさらにスキルアップを目指したいと次のキャリアを模索していたのですが、「このグループを辞めるのはもったいない」という思いもあり、グループ内で挑戦できる方法を探していました。そんなときに、キャリアスカウト制度を知って登録しました。 |
――キャリアスカウト制度についての第一印象はいかがでしたか。
「スカウト」というと、「自分の市場価値を試される」と重く考えがちですが、キャリアスカウト制度は「一緒に働きませんか?」くらいのフラットな誘いからコミュニケーションが開始されました。構えずに利用できる、カジュアルな制度だと感じました。 |
私もパーソルグループの中で、カジュアルにチャレンジできる、という安心感が大きかったです。実は一度、転職も考えたことがあったのですが、「パーソルが好き」という気持ちがあったので、グループ内での可能性を探れる良い機会だなと感じました。 |
一般的にスカウトというと「報酬面などの好条件を求め外へ出る」という印象がありますよね。でも、お二人の話を聞くと「やりたいことがあって環境を変えたいが、パーソルが好きというメンタリティがあって。だからこそパーソル内でご縁があれば挑戦してみよう。」くらいの感覚で利用されたんですね。これは外部市場のスカウトとは異なり、グループ内スカウトならではの特徴のように感じますね。 |
――挑戦のハードルも下がりそうですね。
そうですね。事業は違えど、同じグループ内という繋がりを感じながら挑戦することができました。 |
私は、グループ各社に知り合いがいたので、転籍前にいろいろと話を聞くこともできました。これは外部の転職ではなかなか難しいことだと思います。 |
未経験の分野にチャレンジできたのは、同じグループ内だからこそ
――実際に制度を利用してみて、率直な感想を教えてください。
選択肢が広がる点が魅力だと思いました。私はマーケティングだけでなく経営企画の経験もあるのですが、そのことをプロフィールに書いたところ、両方の職種でスカウトをいただけました。現職と違う職種でもスカウトが来たことは嬉しかったですし、自分の強みに気づけたのは良かったです。 |
同感です。以前、外部の転職サイトに登録したことがあったのですが、そのときは経験のある営業職の求人しか紹介されませんでした。 キャリアスカウト制度では複数のスカウトをいただけたのですが、その中には未経験の企画職のオファーもあったんです。営業経験しかない私に企画職のオファーを出していただけたのは、おそらく同じパーソルグループということで、私の社内での実績や評価が想像しやすかったからではないでしょうか。 |
たしかに、グループ内のスカウトでは、その人の経歴や所属していたチームなどの情報があるため、外部採用よりも相手のことをよく知った状態でオファーできますよね。そのため、未経験の分野であっても活躍可能性を見抜いてもらってスカウトが来るなどのチャンスが生まれやすいですね。また、社員にとっても自分が知らなかった会社や部署からオファーが来ることで、グループ内のビジネスへの理解も深まる機会になるのではないでしょうか。 |
まさに私が異動したのは、その「自分が知らなかった部署」です(笑)。グループ内には様々な組織や仕事があるので、それが知れたのもよかったです。 |
――キャリアスカウト制度の利用を通して、お二人のキャリアに対する考え方や今後のビジョンに変化はありましたか。
自身のキャリアの広がりを感じます。このキャリアスカウト制度がなければ、営業職しか選択肢がなかったかもしれません。30歳になる節目のタイミングに営業から企画へ異動できたのは、キャリアスカウト制度があったからこそだと思います。今後は両方の経験を強みに変えて、中長期的には人事の領域を目指したいと思っています。 |
キャリアスカウト制度を利用したことで、「キャリアを自分で選ぶ」ということに抵抗を感じなくなりましたね。「どうしようかな」と悩むのではなく、まず行動してみようと思えるようになりました。そして、選択するからには、選ばれる自分でなければならないとも思うようになりました。今後のキャリアを選び取るためにも、今はコツコツとスキルや経験を積み重ねたいと考えています。 |
――まさに大場さんがおっしゃっていた「キャリアオーナーシップが“はたらくWell-being”につながっている」を体現されていると感じます。
そうですね。パーソルグループでは、キャリアオーナーシップを高めて、自分の可能性にチャレンジしてもらうことを推進しています。 今日二人とお話したキャリアスカウト制度以外にも、他部署の仕事体験や複業の制度もありますが、他の仕事を経験することで、あらためて今の仕事の意義や価値を再認識するという話もよく聞きます。制度や機会もうまく活用してもらいながら、自分にとっての仕事やキャリア、将来のビジョンを深く考え、自己決定するという風土が醸成されていると感じています。 |
制度を利用すること自体が、キャリアを深く考えるきっかけになる
――制度を利用したいと考えている方へのアドバイスなどをお願いします。
キャリアオーナーシップ支援の制度をどんどん使った方がいいと思います。 機会を活用することでキャリアを考えるきっかけになったり、自信がついたり、組織についてより深く知れたりするからです。 |
パーソルグループの方には、自分が今いる組織だけがパーソルではないということをまず知ってほしいです。グループにはたくさんの会社があり、多様な人材がいて、仕事があります。やりたいことがある方には、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。 |
キャリアオーナーシップ支援制度は、キャリアデザイン研修から異動制度まで、一通りメニューがそろいました。今後は、キャリアオーナーシップを育む意識はあるけれど行動に移せていない層に、さらにアプローチしていきたいです。 |
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パーソルグループのキャリアオーナーシップ支援制度は、社員が自らのキャリアを主体的に考え、行動、選択できる環境を整えることで、エンゲージメント向上や「はたらくWell-being」実現につなげる取り組みです。
実際に制度を利用した本山さん、髙坂さんは、自己肯定感の向上、キャリアに対する主体性の強化など、ポジティブな効果を感じたとのことでした。
「はたらくWell-being創造カンパニー」を掲げるパーソルグループの取り組みは、変化する労働環境の中で、企業と社員が共に成長していくための新しいあり方と言えるのではないでしょうか。
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