子どもにとって「あそび」は、心や体、コミュニケーション力などを育む大切な時間です。「成長に必要なあそびは?」「どんなあそびをしたらいいの?」と、悩みを抱える親御さんも少なくありません。そこで、子どもとのあそび方について、未就学児の子どもを持つ親御さんにアンケート調査を実施。その結果をもとに、ボーネルンドのあそびのプロに子どものあそびについてお話を伺い、アドバイスしてもらいました。

ボーネルンドってどんなところ!?
プレイリーダーやインストラクターの役割は?

――「プレイリーダー」や「インストラクター」って、どんな役割なのでしょう?

プレイリーダーは、ボーネルンドのあそび場で子どものあそびをサポートするスタッフ。あそびを指導するのではなく、あそびが生まれるきっかけをつくって、「面白そう!」「やってみたい!」という子どもの興味、関心、好奇心を引き出し、あそびの可能性を広げていく役割です。

インストラクターは、あそびと子どもの発達についての豊富な知識を活かして、あそび道具選びをサポートする役割です。ファミリーで来られるお客様が多いので、ママやパパの子育ての悩みなどを聞き、その解決に役立つあそび道具の提案もしています。

ボーネルンドってどんな会社?

子どもの遊ばせ方に悩むパパ・ママは8割以上

アンケートでは「子どもにどんなあそびをさせたらよいか迷うことがありますか?」との質問に対して、「よくある(45.7%)」、「たまにある(37.2%)」と8割以上の親御さんが、迷いを持っていると回答。

そのなかでも特に多かったのが「そもそも何をしたらよいかよくわからない」というお悩みでした。早速、お悩みについてアドバイスをもらいました。

Q どのように遊ばせたらいいのか分かりません。
月齢、成長発達過程に合ったあそびってどんなもの!?

小さな月齢のお子さんの親御さんから、そのような質問が寄せられることが多くあります。その子がどのようなあそびができるかは、その子の月齢や発達段階によって変わります。特に、小さな月齢のお子さんは、まだ自分から遊ぼうとはしません。乳幼児では、寝返りができるか、お座りが始まっているか、立つことができるのかといった発達によって、できることが大きく変わってきます。

例えば、お座りができるようになると、両手が空いて自由に動かすことができるようになります。すると、木琴など何かを持って叩くといった、手や指を使ったあそびが可能になるのです。子どもの発達にあったあそび道具とあそび方を用意してあげることが大切です。

  • ▲お客様にヒアリングを行い、月齢にあったあそび道具を提案している齋藤さん

Q 子どもの成長を促すあそびをさせたいです。

子どもに何をさせるかより前に、まずパパ・ママの「寄り添う」姿勢が大切です。そこでオススメしたいのが、子どもが主体的に遊べる環境を作ることです。例えば、ボールあそびをさせる時、大きさ、素材、色など様々なボールを用意してみてください。ボールは、ちゃんと投げる必要はありません。ただボールから手を離すだけでもいいし、転がすだけでもいい。それだけでも、子どもにとっては「あそび」です。子どもができることを自由に楽しめる場があることが第一歩です。

  • ▲キドキドでお子さんとボールで遊ぶ村井さん

ボーネルンドが考える「あそび道具」

子どもと一緒に遊ぶ方がいい?見守っているだけでもいい!?どっちが正解?

アンケート調査の「子どものあそびにどの程度関わっていますか?」という質問に対して、「一緒に遊ぶことが多い(41.9%)」、それに対して、「見守ることが多い(45.7%)」、「あまり関わっていない(12.4%)」と「かかわりが少ない」のが多数

その理由には、「親に時間がないときは相手をできない」「どこまであそびに付き合ったらよいのか悩む」など、時間の問題や、あそびへの関わり度合いに関する悩みもあるようです。

Q 家事や仕事があるため、子どもと関われる時間が多くもてません。両立に悩んでいます。

私も仕事が終わって家で家事をしている最中に、子どもが「見て、見て」と言ってくると、「忙しくて疲れているのに…」と感じるときがあります。でも、家事を優先してしまうと、子どもがだんだんと発言しなくなってしまいます。ほんの少しでもよいので手を止めて、子どもに目を向けて、「すごいね」「何作ったの?」「こうしたんだね」と声をかけることが大切。長い時間一緒に遊ばなくても、短時間でも集中して関われば十分なんです。

Q うちの子は活発で、公園で走るのが大好き。一緒に遊びたくても、どこまで関わるべきなのかよくわかりません。

子どもって公園で走るだけで楽しそうで、親からすると「何が楽しいのかな?」と疑問に思いますよね。でも、走ることには本能的な意味があり、子どもにとって成長を実感できる行動なのです。子どもにとっては走って見える景色は全部新しく、その景色を見ながら楽しみ、学んでいるのです。ちなみに、キドキドの壁にはいろいろなグラフィックがありますが、これは子どもの五感を刺激する狙いがあります。こんな時、親は「走るの、早くなったね!」などと声かけるくらいの関わりでも充分ですよ!

  • ▲村井さんがキドキドで子どもと遊ぶ様子

ボーネルンドが考える「あそびの環境」

あそびを通して身につく力って?

「お子さんに、あそびを通して獲得してほしいのはどんな力ですか?」という質問に対して、「体力(健康なからだ)(49.6%)」、「コミュニケーション能力(48.1%)」、「協調性(48.1%)」と答えたパパ・ママが多数いました。「あそび」で子どもはどんな成長をするのでしょうか。

Q 子どもにとってあそびは、どのような影響をもたらすのでしょうか。

例えば、「ごっこあそび」では、コミュニケーション力だけでなく、社会性も学ぶことができます。また、三輪車を例にとりますと、ただ乗っているだけでも、筋力が育つだけでなく、危ないときに止まるという反射力や判断力も培われます。あそびの全てが「生きる力」につながっているんですよね。あそびは子どもの健やかな成長になくてはならないものだと、私たちは考えています。

「あそびと娯楽は異なる」というのが私たちの基本的な考えです。あそびは、ただ遊んでいるようにみえても、実は何かを学んでいるものです。自ら「やりたい!」と感じてトライ&リトライを繰り返し、昨日までできなかったあそびができるようになる…このように子どもは成長していきます。子どもが怖がったり、不安を感じたりしている時に、「ちょっとやってみたら?」など後押しをする声かけをしてみてください。「勇気を振り絞ってやったらできた!」という体験も、あそびがもたらす影響の1つなのではないでしょうか。

  • ▲佐藤さんがキドキドで子どもに声かけをしながら遊ぶ様子

ボーネルンドが考える「あそびがもたらす力」

あそびのプロが描く、未来と想い

最後に、あそびのプロに“個人的な目標”を聞いてみました。あそびのお仕事に対して、どのような思いをもっているのでしょうか。

「あそびと教育」を通して世界の平和に貢献できるのではないかと考えているので、世界中に豊かなあそびとあそび環境を提供していきたいです。今後もより多くのお子さんに関われるように頑張ります!

私も悩めるママの1人。出産が人生の大きな転機となりました。今後も、ボーネルンドにいらしたパパ・ママたちの悩みを、共感しながらともに解決していきたいですね。

これからもとことんプレイリーダーとして子どもたちと一緒に楽しみたいです。またこの仕事に関わり、子育ての悩みの深さを知りました。子育てに悩む方々の少しでもお力になれればと思っています!

ボーネルンドでは今回ご紹介したキドキドのほか、移動式あそび場や公園などに設置する大型遊具も展開しています。移動式あそび場では、空気の反発力で体中のばねが躍動するマットや、360度の回転遊びが楽しめるエア遊具が子どもたちから大人気! 体をフルに動かして、初めての体験に挑戦できるのが、大人も子どもも夢中になる秘訣です。また、本格的なフィットネス器具も展開していて、大人世代〜高齢者まで利用でき、新しい交流の場となっています。

あそびを通して、挑戦や成長するのは子どもだけではありません。ボーネルンドのあそび道具で、あそび仲間のつながりを育んでみませんか!?

ボーネルンドの公式サイトはこちら

【アンケート調査】
「子どものあそびについてのアンケート」
調査時期:2025年6月
調査対象:未就学児の子どもがいる男女
調査数:129人
調査方法:インターネットログイン式アンケート

[PR]提供:株式会社ボーネルンド