最近「日中に強い眠気を感じる」ことや「起床時にだるさを感じる」ことはありませんか……?もしかしたらその症状は、「睡眠時無呼吸症候群」が原因の一つかもしれません。

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に気道が狭くなり、一時的に呼吸が止まる(無呼吸)もしくは止まりかける(低呼吸)ことを繰り返すために睡眠が障害される病気のこと。睡眠の質は下がり、日常生活にも支障をきたすことがあります。

今回はそんな睡眠時無呼吸症候群の疑いがある男性のお話です。

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マンガ内では、仕事中に強い眠気を感じる沖田が睡眠時無呼吸症候群の可能性があることから、同疾患の治療を受けている根津が病気について説明をしていました。改めてどんな病気かと、その治療法について振り返ってみます。

「睡眠時無呼吸症候群」とは

  • マンガ4

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に気道が狭くなることで、一時的に呼吸が止まってしまう病気です。他にも、いびきや無呼吸、低呼吸の状態によって睡眠の質が下がり、日中の強い眠気や集中力の低下、起床時のだるさを感じることも。まさに仕事中に眠くなっている沖田のように日常生活に支障をきたしてしまう病気なのです。

さらには高血圧、心筋梗塞、脳卒中、生活習慣病などの合併症リスクもある反面、中々自分では自覚することが難しいとされている点は厄介な病気といえます。

  • マンガ11

根津のような大柄な男性だけでなく、細くても首が太い男性やあごが小さい女性、子供にも起こりうる病気です。

その治療法の一つ「CPAP療法」とは

  • マンガ7

そんな睡眠時無呼吸症候群に対して、代表的な治療法の一つが「CPAP(シーパップ)療法」です。CPAP療法とは、就寝時にマスクを装着し、空気圧で気道を広げ、無呼吸の状態を防ぐ治療法。

寝るたびに機器につなぐ必要のあることや、持ち歩かなければならないことを沖田は懸念していましたが、最近では手のひらサイズに収まる機器もリリースされており、使いやすくなっているそう。

  • マンガ10

日中の強い眠気や寝起きのだるさを感じたらまずはお医者さんに相談を

睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気で日常生活に支障が出るだけでなく、重大な病気の合併症リスクもあり、それでいて自覚しづらいという特徴がある疾患です。もし、沖田のように「日中眠くなることが多い」「最近集中力が落ちている」「体のだるさがとれない」と感じたら、病院に行ってみてはいかがでしょうか。睡眠時無呼吸症候群の治療は内科や呼吸器内科、耳鼻咽喉科等様々な病院でできますので、まずはお医者さんに相談してみてください。

【監修】
奈良県立医科大学医学部看護学科臨床病態医学講座教授
奈良県立医科大学附属病院呼吸器・アレルギー内科
山内 基雄 先生

【企画協賛企業情報】
株式会社村田製作所

ムラタは最先端の電子部品などを設計・製造することで、携帯電話から家電、自動車関連、エネルギー管理システム、医療・ヘルスケア機器まで様々なアプリケーションへ提供してきました。 その中で培った独自の技術と独創的な発想で、医療現場のニーズに応えるべく、 「医療をもっと、安全、便利で、スマートに!」 をコンセプトに、常にユーザー目線で利便性や効率性、使用性を追求し、医療をもっと安全、便利でスマートに変えていきます。

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