就職活動をしている学生のなかには、働きたい会社を見つけても実際の業務の様子や職場の雰囲気を掴むのは難しいと感じている人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、アミューズメント業界大手・ダイナムで働く若手社員による座談会を実施。実際に働いてみて気づいたことや就活の時に意識していたことなどを本音で語ってもらいました。
目次

伊藤 和真さん/ストアマネジャー(店長)
2011年入社。最近の休日はナマズ釣りに行くことが多く、70㎝オーバーのナマズの引きは格別とのこと。
堀井 綾香さん/アシスタントマネジャー(副店長)
2018年入社。休日はVTuberの動画を見るか、友人や先輩と外食に行くことが多い。
奥野 隼さん/アシスタントマネジャー(副店長)
2022年入社。最近、引っ越しを機に家具を新調。パン作りにハマっていて、よく作るのは国産小麦の総菜パン。
島田 恵聖理さん/スタッフ
2024年入社。友人と遊ぶことも好きだが、アニメ鑑賞や一人カラオケなどソロ活も楽しんでいる。
ダイナム社員は学生時代どんな就活をしていた?
――まずはみなさんの就活生時代について教えてください。どんな分野を目指して就活をしていましたか?
伊藤さん:恥ずかしながら、学生の時は「この仕事がしたい」という具体的なビジョンはなかったんです。なので業界・業種幅広く検討していました。いろいろな場所で働きたいという希望はあったので、全国展開している企業はよく見ていましたね。あと、若いうちから経験を積んで自分の社会的価値を上げたいという気持ちもありました。
堀井さん:様々な企業を見たかったのでとにかく合同説明会に行っていました。手当たり次第に参加して、こんな業界もあるんだ! という発見をもとに選択肢を広げていきました。合同説明会って一回は短い時間ですが、社員さんの雰囲気は伝わってきますから、貴重な時間でした。あとは、結婚や出産などライフスタイルが変わっても働き続けられるかは気にしていたので、福利厚生も調べていました。
奥野さん:私は2人とは対照的で、金融業界に絞っていました。ずっとそれ以外の選択肢はないと考えて就活していましたね。しかし、就活も終わりかけの頃に参加した合同説明会でダイナムに出会って、結果入社したんです(笑)。安定を求めて金融業界を見ていましたが、この先40年くらい働くならおもしろいほうがいいんじゃないかって思ったんですよね。パチンコは好きでしたし、生活の安定だけじゃなくて、自分自身が楽しめるかどうかも大切にしようと最後の最後で方針を変えました。
島田さん:就活を始めた頃、「人のことを思って行動ができる」という自分の強みを活かそうと思って人材業界を中心に受けていたんですけど、なかなかうまくいかなくて……。少し視野を広げてみようと思い、業界にこだわらずにいろいろと調べているなかでダイナムと出会いました。ダイナムは、自分の努力次第でキャリアアップが可能で、本部のいろいろな部署にも異動できるんです。たとえば広報、採用、ITなど、そういうキャリアを自分の努力でつかみ取れるところに魅力を感じました。
――就活において「こういう視点が大事」という就活生へのアドバイスをいただけますか?
伊藤さん:「どの会社にも多くの部署がある」ということでしょうか。その企業を深掘りすると、必ず自分がやりたいことに繋がる部署や仕事が見つかると思います。そういう目線で「その会社がどこの部署に力を入れているのか」「実はこういうビジネスもしているんだ」という発見をして、第一印象に囚われないことが大事かもしれないですね。
堀井さん:私はダイナムの選考中にいろいろなことを教えていただいたんです。わからないことや不安なことがあった時に担当の方に質問すると、すごく丁寧に答えてくださいました。「選考」というよりも「マッチング」というイメージでした。このような企業と出会えるように、積極的に行動することが大切だと思います。
奥野さん:安定、世間体といったしがらみを気にすることなく、自分のやりたいことを突き詰めたほうが、最終的に納得のいく就活ができると思いますね。
島田さん:周囲の目線とか親からの期待とか一切気にしないで、「ここで働いてみたい」と興味を持ってできる仕事を選んだほうがいいと思います。一回きりの人生なので自分の好きなように就活するのが一番いいと思います。自分にはこれしかないと思い込むことなく、視野を広げる意識を持つと、理想の企業とマッチングできるのではないでしょうか。
なぜダイナムに? ダイナムに入社を決めたきっかけとは
――ダイナムの第一印象はどのようなものでしたか?
伊藤さん:まず、大企業だなと思いました。そしてビジョンにも共感できました。私自身パチンコは好きでしたし、「パチンコを誰もが気軽に楽しめる"日常の娯楽"に改革する」というビジョンを聞いて、もしそれが実現できるとしたらすごいなと思ったことは印象として大きかったですね。
堀井さん:私も大企業だと思いましたし、説明会の時の質疑応答もすごくしっかりと答えてくださったのが記憶に残っています。私はパチンコ未経験でしたので、当時は正直近寄りがたいイメージがありました。しかし伊藤さんと同じくビジョンに共感できたんです。見学会などで店舗に行って、従業員の方の様子や遊びに来ているお客様の様子を見て、この雰囲気のなかで働いてみたいと思うようになりました。
奥野さん:入社してから早い段階で副店長などのポストを目指せるところが魅力でした。実力を認められれば早くキャリアアップできるという社風が自分のキャリア形成にとって重要な要素だと感じました。あとは、プライベートブランドのパチンコ台を開発しているところもおもしろいなと思いました。
島田さん:ダイナムではなかったのですが、学生時代パチンコ店でアルバイトをしていたので身近な印象でした。それに自分のやる気次第でキャリアアップができるというところはやはり魅力に感じました。
――ダイナムで働いている人たちは、どんな方が多い印象ですか?
伊藤さん:「人のことに親身になってくれる優しい人が多い」ですかね。今でも、採用担当の印象は強く残っています。多くの企業だと、内定をいただいた後は「自分の会社に来てほしい」という話になると思うのですが、ダイナムは「就活生自身にとって最善の選択になるか」という視点で話をしてくれるんです。そのなかで、ダイナムでできることや描けるキャリアプランなど、ダイナムの良さを教えてくれました。そのため、後悔のない選択をして今に至ることができています。
堀井さん:伊藤さんと同じく、優しい人が多い印象です。私はアミューズメント業界に関しての知識がほとんどない状態で入社したので、正直不安がありました。ダイナムでは6カ月間(現在は1年間)の店舗研修で業務を集中的に学ぶのですが、その際トレーナーの方が丁寧に教えてくださったので当初あった不安はなくなっていきました。人に親切にする、優しくする風潮が根付いている気がします。
奥野さん:同じエピソードですが、採用担当の方がずっと親身に対応してくださったのが記憶に残っています。私の場合、金融志望だったものを最後の最後で方針転換したので、親がすごく反対していたんです。そんな親をどう説得しようかと悩んでいたのですが「親御さんが安定を求めているなら、こういうことを伝えたらどうか」と、親身に考えてくれたんです。採用担当の方が相談に乗ってくださったおかげで、ダイナムは上場しているし給与面や待遇なども当初の志望と比べても劣らないことをしっかり説明できました。
島田さん:私のことを「一人の人」として向き合ってくれる会社だと思います。選考段階から、面接官と就活生という淡白な関係ではなく、人と人のやりとりでしたね。内定後も丁寧な情報提供やサポート体制があり、一人ひとりに合った働き方について一緒に考えてくれているような感覚でした。
――最終的にダイナムへの入社を決めた、決め手はなんでしたか?
伊藤さん:大きく3つあって、1つ目は若くしてマネジメントができるところ。2つ目はいろいろな勤務地があるというところ。3つ目は会社の将来性とビジョンに共感したというところですね。
堀井さん:入社後の働いている姿を想像できたことですね。将来、結婚や出産も考えているので、産休・育休などのライフステージに合わせた制度が充実している点が魅力でした。結婚・出産といったライフステージの転換点ではキャリアについて会社と相談できますし、勤務地も選べるので、安心して入社することができました。
奥野さん:私も「自分が働いている姿が想像できた」というのは大きかったです。入社にあたって、ギャップが一番怖いと思うんですよ。そのギャップが生まれないように採用担当の方が丁寧に説明をしてくれて、将来の自分を想像できたことが一番の決め手です。
島田さん:私は2つありまして、1つは社員の人の良さです。やっぱり人間関係が良くないと、どれだけ業務が好きであっても働くモチベーションはさがると思います。もちろん、入社してみないとわからないところもありますが、選考を通して信頼度を高めることができたので入社を決意しました。もう1つは、自由にキャリアプランを描けるところです。店舗でキャリアアップするだけでなく、やりたい仕事ができる部署に異動するチャンスがあったり、将来は社長も目指せたり。そういうキャリアの幅も魅力的でした。
店舗で働く楽しさとは?
――現在はどのようなお仕事をされているのでしょうか?
島田さん:私は1年目なのでホールスタッフをしています。開店前や閉店後の毎日のルーティン作業から、機材トラブル対応、お客様対応などが中心です。それに加えて、店舗の課題改善や提案、ファン感謝デーに関するお仕事も自主的に担当させていただいています。チャレンジはしていますが、簡単に結果は出ませんし、厳しい評価もいただいているのですが、改善へのアドバイスをしっかりいただけるので、成長機会は多いと思います。
奥野さん:私は最短で昇格して、入社2年目からアシスタントマネジャー、いわゆる副店長をやらせていただいています。私の店舗には副店長が5人いるのですが、それぞれ担当が割り振られていて、私は販促全般を担当しています。店内やホームページでのイベント告知やSNSでの情報発信を担当しています。
堀井さん:私も同じくアシスタントマネジャーで、外部販促を担当しています。あとはお客様に快適に遊んでいただくための店舗運営、スタッフやアルバイトの人材育成も任せていただいています。
伊藤さん:私はストアマネジャー、店長という立場で店舗全体のマネジメントが主な仕事です。競合店やエリアを意識しながら、戦略を立てて実行しています。実は戦略を考えること自体は、ダイナムならではのメソッドがあるのでそこまで難しくありません。マネジメントにおいて大切にしているのは、従業員一人ひとり、アルバイトのみなさんに至るまで全員に戦略を納得していただいて働いていただくこと。しっかりと戦略を伝えるために、目標と達成までの道筋なるべくシンプルに伝えています。自分が店舗にいない時でもベクトルがブレないことを1つの目標にしています。
――では、その業務で一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?
伊藤さん:やっぱり従業員一人ひとりが自分で立てた目標に向かって行動し、結果が出た時にはすごく達成がありますね。マネジャーならではの喜びだと思います。
堀井さん:アシスタントマネジャーになり仕事の難易度が上がり結果が出ない時期もあったのですが、周囲を巻き込んで企画を進めるなかで自分の思考力の成長を感じられました。もともと上司や先輩から「責任感がある」という評価をいただいていて、その期待に応えられていることが嬉しいです。
奥野さん:私は2つあって、1つは目標を達成するまでの過程です。もし結果が出なくても目標に向かって頑張ることにやりがいを感じます。もう1つは、販促領域で新しい挑戦ができること。最近はXに投稿する動画を自分で編集していて、反応も出てきているので嬉しく思っています。
島田さん:私は、シンプルですがお客様にありがとうと言っていただいた時です。あとは、自分に任された仕事があって、責任感を感じられることです。業務の2~3割はホール業務以外のお仕事をしていて、従業員のみなさんにも私がどういう業務を担当しているかしっかり周知してくださっているんですね。その分注目されるのでいろいろとフィードバックをいただくのですが、悪い評価であって改善につなげられますし、そういう成長過程でモチベーション、やりがいを感じています。
――幅広くキャリアプランを描けるというお話がありましたが、具体的な事例はありますか?
堀井さん:社内インターンシップという制度で、いろいろな部署へ2週間のインターンにいけるんですよ。
奥野さん:まさに来月から、インターンで採用担当に行くことになっています。もともと採用に行きたい気持ちがあったのでぜひ行きたいと思って応募しました。自分自身が採用担当の方に人生を切り拓いてもらえたので、私も学生さんにそうやって接することができたらと考えています。
――最後に、みなさんの今後のキャリアプランをお聞かせください。
島田さん:私はまずは最短でアシスタントマネジャーになりたいです。働くなかで自分が感じたこと、課題に思っていることを自分がアシスタントマネジャーになった時に解決したいですし、みなさんが働きやすい環境作りをしたいです。そして、将来的には広報担当で働きたいですね。
奥野さん:先ほども少しお話しましたが、私は最終的に採用担当の業務をやりたいです。そのためにはもっと経験が必要なので、まずは現場での経験を積み重ねて、採用担当になった際に伝えられるよう準備をしていきたいと思っています。
堀井さん:お客様、従業員が楽しく過ごせる店舗作りに引き続き取り組みたいです。本部の業務にも興味はあるのですが、まだどこの部署に行きたいとかは明確になっていません。そこも視野に入れながら現場での業務を行い、結婚や出産といったライフイベント前のキャリアを少しでも積み重ねて、長くダイナムで働きたいです。
伊藤さん:次はゾーンマネジャーを目指しています。そのためにも、業績を上げる経験を現場でしっかり積む必要があるので、最優先で考えているのはそこになります。店舗によって難易度は違いますが、難易度の高い店舗できちんと成果を出せるようになりたいですね。そのためにも今の店舗で目に見える実績を作って、そのうえで次のステップに進みたいです。
安心して理想のキャリアに挑戦できる! やりたいことをやるなら「ダイナム」
ダイナムは1967年に創業し、全国に394店舗(2024年8月8日現在)の全国チェーン型パチンコホールを展開している。「パチンコを誰もが気軽に楽しめる"日常の娯楽"に改革する」をビジョンに掲げ、パチンコをしなくても、そこに行けば誰かがいる、人と人が触れ合えるという自宅、職場に次ぐサードプレイスとして、憩いの場を提供。地域社会や人々に必要とされるような存在となるべく、永続的な企業成長を続けている。
■ダイナムの魅力
・経験やスキル、年齢や性別、障がいの有無などを含め、多様な人材が活躍できる環境
・人生大学(社内研修)、セルフ・キャリアドッグなどのキャリア形成支援の取組が評価され、グッドキャリア企業アワード2024「イノベーション賞」受賞
・業務のことに限らず、人間関係や私生活の悩みまで広く相談に乗る先輩社員をつける「メンター制」を導入
・6連続休暇やメモリアル休暇、健康サポート休暇なども導入し、有給休暇の取得を推進。プライベートを大切にしながら自分らしく働くことができる
・厚生労働省から子育てサポート企業として認定を受けており、柔軟な働き方を推進。また、時短勤務や時間外・深夜勤務の抑制などの制度、育児休業制度など子育てと仕事を両立できる環境。
このほかにもキャリアアップや働きやすさをサポートする制度や取り組みを充実させているダイナム。興味を持たれた方は、採用案内をチェックしてみてはいかがだろうか。