「募金をよろしくお願いします!」――東京・中野区の秋空の下、子供 たちの大声が響き渡りました。

去る10月20日は、日本マクドナルドが年に一度チャリティを呼び掛けるイベント「青いマックの日」。“マクドナルドのチャリティ活動が最も盛り上がる日”として、全国のマクドナルドでイベントが実施されました。

マクドナルド 中野セントラルパーク店では店舗のクルーはもちろん、地域の子供たちも参加し、一丸となって道行く人々に募金を呼びかけました。

  • マクドナルド 中野セントラルパーク店の店長(左)やクルー(右)、日本マクドナルド株式会社 代表取締役兼 CEO社長(中)まで一丸となり「青いマックの日」の募金を呼び掛けた

青く彩られた店舗で募金を呼び掛けるチャリティ活動

「青いマックの日」は“マックハッピーデー”とも呼ばれているチャリティ活動です。病気と向き合う子供に付き添う家族のための滞在施設である「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の支援を目的に2017年からスタートし、「青いマックの日」として実施するのは今年で3回目を迎えました。

イベント当日は全国のマクドナルド店舗で募金を呼びかけるほか、ハッピーセットの購入1つにつき50円が日本マクドナルド株式会社またはそのフランチャイズ法人より寄付されます。

今回の「青いマックの日」では、お客様から寄せられた募金と日本マクドナルドからの寄付などを合わせた総額が、1億500万9,725円となりました。

  • 店頭サイネージでも「ハッピーセットでチャリティに参加しよう」と呼びかけ

  • 紙袋やドリンクカップも「青いマックの日」仕様に

この日のマクドナルド 中野セントラルパーク店は朝から大活況。ブルーの風船や三角旗などを使って、店内をいつも以上に賑やかな雰囲気にデコレーション。

クルーやボランティアスタッフたちはこの日に向けて制作されたブルーのスペシャルユニフォームに身を包み、中野で休日を過ごす多くの方々に向けて募金を呼びかけました。

  • ブルーのユニフォームを着て募金を呼び掛けるクルー

  • カウンター席前の窓ガラスも青を基調にデコレーションが施された

  • クルー手作りのペーパーフラワーで装飾

とりわけ関心を集めたのは地元のチアリーディングチームに所属する子供たちです。ボランティアとして参加したチアダンサーたちは元気いっぱいの声で「募金をよろしくお願いします!」と訴え、多くの募金を集めました。

また、夕方には地元の少年野球チームの子供たちも参加して募金を呼び掛けました。

  • 募金を呼び掛けるボランティアスタッフとチアダンサーたち

  • 店頭で700円以上の募金をした人には、キャラクターソックスやエコバッグが手渡された

子供に付き添う家族を支える「ドナルド・マクドナルド・ハウス」

集まったお金は「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を運営する公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンに寄付されます。ドナルド・マクドナルド・ハウスは病気と向き合う子供に付き添う家族のための滞在施設で、建設から運営まですべて寄付や募金で賄われています。

1974年にフィラデルフィアに誕生し、2024年3月時点で、48の国と地域に388ヵ所、日本では北海道から福岡まで計12ヵ所に設置されています。いずれも高度小児医療を行う病院に隣接するかたちで建てられており、1人1日1,000円で利用できます。

同施設のコンセプトは“第二のわが家”で、自宅と入院先との二重生活を強いられている子供や家族の負担を和らげることを目指しています。プライベートが確保された自宅のようなベッドルームを備えるほか、キッチン、ダイニング、リビングなどの共用スペースも使用でき、利用者同士の団らんなども楽しめます。

掃除や受付、夜間当直などのハウス運営を担うのはすべて地域のボランティアの方々で、このあたりにも地域との関係性を築いてきたマクドナルドらしさが表れていると言えるでしょう。

  • 日本第1号のドナルド・マクドナルド・ハウスである「せたがやハウス」

「青いマックの日」で賑わう中野セントラルパーク店の店頭には、今年7月に日本マクドナルド株式会社の社長に就任したトーマス・コウ氏(以下、コウ社長)の姿もありました。店舗クルーやボランティアのみなさんとともに募金を呼びかけていたコウ社長に、今の想いを尋ねてみました。

ーー社長就任後、初めての「青いマックの日」をどのような気持ちで迎えましたか?

コウ社長 クルーたちと一緒に活動できるということで、とてもワクワクしていました。イベントを通じて子供たちの健全な成長をサポートするとともに、サポートを必要としているご家族のみなさんを支援していきたいと考えています。

  • 子供に募金箱を差し出す日本マクドナルド 代表取締役社長兼CEO トーマス・コウ氏

ーー「青いマックの日」という名称は日本だけのオリジナルかと思いますが、イベント自体はご存知でしたか?

コウ社長 海外で働いていたときから、日本に「青いマックの日」があることは知っていました。日本では、医療の専門家なども「青」を纏っているイメージがありますが、青はそういう特別な色なんじゃないかと感じています。マクドナルドも青をテーマカラーにすることで、医療関係者との繋がりや、サポートを必要としているお子様たちとの繋がりを表せているのだと感じました。

ーー「青いマックの日」は、日本マクドナルドにとってどんな意味を持つのでしょう?

コウ社長 マクドナルドはお食事を提供する会社だと思われていますが、私たちはお食事の提供以外にも野球・ミニバスケットボール・サッカーなどのキッズスポーツ支援、子供たちの教育支援などコミュニティの一員として地域・社会の皆様をサポートする取り組みを進めてきました。「青いマックの日」は、ドナルド・マクドナルド・ハウスの認知度を高める場でもあり、お客様と直接関わりを持てるイベントでもあると捉えています。

チャリティを通じてお子様が別のお子様を助けて、ご家族がまた別のご家族を助ける。それが本当の“コミュニティ”ですし、「青いマックの日」はそういったコミュニティを作る場にもなっています。この活動を通じて、病気と向き合うお子様やそのご家族にもスマイルをお届けできれば嬉しいですね。

  • 中野セントラルパーク店では、病気に立ち向かう子供たちとその家族たちに向けた応援メッセージを募集していた

  • 中野セントラルパーク店に来店した人たちが書いたメッセージ

「青いマックの日は、お客様との繋がりを持てる日」

一年に一度の特別なイベント、「青いマックの日」。当事者であるクルーたちはどのような気持ちでこの日を迎えたのでしょうか。

マクドナルド 中野セントラルパーク店で店長を務める飛田千奈津さんと、クルーとして働く小西愛さんにお話を聞きました。

ーー店舗で働くクルーのみなさんにとって、「青いマックの日」とはどんな日なのですか?

飛田店長 お客様と一番近くで強い繋がりを持てる日だと思っています。私たちは地域の皆様との繋がりをとても大事にしていますが、最近はタッチパネル式の注文端末やモバイルオーダーなど人を介さないご利用方法が増えていますし、お店と地域の繋がりを作るのも難しくなってきています。「青いマックの日」はいつもの商品提供やサービスとはまた違った形でお客様と繋がることができる、一年で一番温かい日なんじゃないかと思っています。

  • マクドナルド 中野セントラルパーク店 店長 飛田千奈津さん

小西さん 私は「青いマックの日」にちゃんと参加するのは初めてで、実はドナルド・マクドナルド・ハウスのこともこれをキッカケに知りました。弟が少し前に癌で入院していたのですが、特に母は何度も自宅と病院を往復していて、すごく大変だったと思います。だからこそ、この取り組みはすごく大事だって身をもって感じていますし、「青いマックの日」を大々的に打ち出すことで、いろんな人に「ちょっと協力してみようかな」って思ってもらえたら嬉しいです。

ーーお客さんの反応はいかがですか?

飛田店長 みなさんすごく優しいですし、ドナルド・マクドナルド・ハウスをご存知の方もたくさんいて嬉しかったです。募金活動や支援活動への温かい応援メッセージもいっぱいいただきました。

小西さん 「頑張ってね!」と募金してくださった通行人の方もいらっしゃいました。マクドナルドに買い物にきたわけでもないのに、「小銭があんまりないのだけど、ごめんね。頑張ってね」って。

  • マクドナルド 中野セントラルパーク店 おもてなしリーダー 小西愛さん

ーー今後も「青いマックの日」が続いて欲しいですか?

飛田店長 今後もできるだけ長く継続していってほしいですね。この活動を知っていただき応援してくださっているお客様も多いですし、クルーのみんなもこのイベントを楽しんでくれています。募金だけではなく、私たちの笑顔や気持ちも一緒にドナルド・マクドナルド・ハウスにお届けできたらといいなって思います。

小西さん 「青いマックの日」は今回で3年目になりますが、きっと1年目よりも2年目、2年目より3年目と認知も広がっていると思います。マクドナルドでも実現できることが増えているはずなので、今後もこのイベントを続けていくことで、よりたくさんの人を巻き込んでいければいいなと思います。

チャリティ音楽フェスも開催、RIIZEから応援メッセージも

「青いマックの日」に先駆け、10月17日にはチャリティ音楽フェス「The BLUE HAPPY FESTIVAL 2024」が神奈川・ぴあアリーナMMで開催されました。「青いマックの日」から派生した同フェスには約9千人が来場し、会場での募金および売上の一部である2,540万4,938円がDMHCに寄付されます。

フェスではメインダンサー&バックボーカルグループの「超特急」や韓国のボーイズグループ「RIIZE」がライブパフォーマンスを披露しました。会場を埋め尽くした観客は青いペンライトを片手に大熱狂。ライブのラストでは、超特急とRIIZEのメンバー全員が集合。記念撮影を行いました。

超特急・RYOGAは「片足だけでも超特急に乗車してくれた方々は『⻘いマックの日』に参加していただけたらと思います。そして、スマイルは無料でございます。どうか、毎日にスマイルを!」と会場に訴えかけました。そして、RIIZE・SHOTAROが「『青いマックの日』、皆さんで盛り上げていきましょう! 今日はありがとうございました」とメッセージを送り、フェスを締めくくりました。

RIIZEからはイベント後、こんな素敵なメッセージも届きました。

【2024年10月17日、“⻘いマックの⽇”から⽣まれたチャリティフェス「The BLUE HAPPY FESTIVAL2024」に、僕たちRIIZEは出演しました!

みなさんは、青いマックの日をご存知ですか? 青いマックの日は、病気と向き合う子供たちとその家族への支援のために、一年でいちばんドナルド・マクドナルド・ハウスへのチャリティが盛り上がる日です。

これからも、多くの人にドナルド・マクドナルド・ハウスのことを知っていただき、支援の輪が広がっていくことを願っています】

今年も大盛況に終わった「青いマックの日」。一年に一度のこの大型チャリティイベントは回を重ねるごとにコミュニティの絆を深め、支援の輪をさらに広げて、病気と向き合う子供やその家族のみなさんを笑顔にしていくはずです。

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[PR]提供:日本マクドナルド