パナソニックが展開する全自動おそうじトイレ「アラウーノ」。これまでトイレの素材といえば「陶器」が一般的な中、有機ガラス系樹脂を用いて2006年に発売したパナソニックの自信作です。
素材に強みを持つパナソニックだからこそできた技術で、陶器と比較して水アカがつきにくいことや、割れ・ヒビ・キズに強いといったメリットがあります。しかし、有機ガラス系「樹脂」という点で、ネット上では懐疑的なコメントが多いのも事実……。
どれだけ汚れがつかないかを検証する動画を作成しても、「どうせメーカーの出すものだから……」と、皆信じてくれないんですよね(泣) |
そんな状況を打開すべく、白羽の矢が立ったのが大阪府守口市の大衆居酒屋「しょう平」さん。居酒屋という多くの方がお手洗いを利用する環境で、なんと約15年前のアラウーノ登場初期から使い続けているヘビーユーザーです。
今回はそんな「しょう平」の大将に、アラウーノの良さを語ってもらいつつ、ネット上によくある懐疑的なお声にもお答えいただきます!
15年前、大将がアラウーノを採用した経緯とは
京阪守口駅から歩くこと約2分、ザ・居酒屋といった雰囲気の「しょう平」さん。
「いらっしゃい!」と出迎えてくれたのは、大将の小平 和也さん。
この企画、本当にうちで良かったんですかね……。普通もっとおしゃれなお家とかを紹介すべきじゃないですか?居酒屋のトイレは映えませんよ?? |
そんなことないですよ!居酒屋という環境で長年使っていただいているので、耐久性やお掃除の面で、リアルな意見を遠慮なく聞かせてください! |
守口といえば、パナソニックの地元。本社がすぐ近くにあることから、この店のお客さんにもパナソニックの社員が多く、その中にはアラウーノなどトイレ関係の社員さんも多いといいます。早速、導入当時のことからお伺いしていきます!
――約15年前、トイレをアラウーノに決めた理由とは?
開業以来、うちのトイレはずっと和式。でも、一部のお客様からは不満の声がありましたが、水で丸洗いできる点などは便利で、大きな不満は感じていませんでした。たださすがに時代遅れかなということでリフォームすることに。せっかくだから、いつも店に来てくださっているパナソニックさんに相談したところアラウーノを紹介されたのがきっかけです。 |
お店のトイレは、1階と2階に1台ずつ。その両方を2010年にアラウーノに替えました。
――その後、2024年春に1階のアラウーノを最新型に替えたそうですね。
そうなんです。営業終了後、1階のトイレは厨房を水で丸洗いするのと一緒に、毎日トイレの床も水を流して洗っていたら、最近になって便器の下の金属が錆びちゃって……。2階の方はそんなことしていないので、まだ現役なのですが。 |
2010年当初の初代アラウーノは、水洗いが一般的な沖縄向けモデルを除き荷重を支えるフレーム部分の金属に防錆加工を施しておらず、床に水を流して洗う設計にはなっていないんです。 一方で今のアラウーノは、太陽光パネル等にも用いる防錆タイプのフレームを標準採用。水を流して掃除しても、錆びませんよ。 |
ちなみに、過去には他のお客さんがトイレットペーパーの流しすぎで詰まってしまったことがあり、その場に居合わせたアラウーノの設計担当者が、災害用の手動ハンドルを廻して直したこともあったのだとか。
関連リンク
アラウーノ 災害時の排水方法
そんなこんなで、これまで15年アラウーノ一筋で来られた小平さん。次段落からは、ネット上でよくある懐疑的な声について尋ねてみます。
懐疑的なお声① 耐久性って大丈夫なの?
素材が樹脂だと聞いて、最初は「割れたりしないのか?」って心配でした。でも、約15年間、多くのお客さんが使っていますが、まったく問題なしですね。 |
アラウーノの便器は、有機ガラス系樹脂。飛行機の窓や水族館の水槽にも使われている素材で、強さは折り紙つきなんです。しかも、強度アップのため金属フレームを内蔵。製品化にあたって約130kgの力を約20万回かける実験もクリアしています! |
――黄ばみについては、いかがですか?
1階のトイレは窓がないので黄ばみはありません。窓がある2階のトイレに関して、トイレのふたや便座は流石に10年以上使っていると少しだけ黄ばんできましたね。ただすごいことに便器は白いままなんです。 |
有機ガラス系樹脂は、もともと変色しにくい素材。年数が経っても、黄ばむことはほぼありません。ふたや便座は、一般的な家電製品同様、ASAやABS、ポリプロピレンといった樹脂を使っていて、日光などにより長期間使っていると黄ばんでくる場合があります。もちろん性能には影響ありませんし、今のアラウーノには、より変色に強い樹脂も採用しています。 |
ふたや便座にも、便器と同じ樹脂を使えばよさそうなものですが、開け閉めするふたや人が座る便座には、有機ガラス系樹脂は強度が強すぎて、動く部分には使えないのだとか。 ふたや便座の黄ばみが気になる場合には、パーツが販売されており交換できるそうです。
次に、もうひとつのよくある懐疑的な声について聞いてみます!
懐疑的なお声② 磨いたら傷つきそうで、掃除に気を使いそう……
これまでトイレ用ブラシで普通に掃除してきましたが、キズはないですね。洗剤は、うちはキッチン用の中性洗剤を大きな業務用ボトルで買っているので、それをトイレ掃除にも使っています。 |
アラウーノの掃除は、一般的なPP製のトイレブラシで全く問題ありません。ただ「研磨剤入りブラシ」に関しては、最近の汚れが付きにくいトイレでも禁止されている場合が多く、アラウーノに関しても使用できません。逆に最近ホームセンターなどで“アラウーノにも使えます”と書いてあるトイレブラシも多く販売されているため、その点は安心です。 洗剤に関しては、汚れが付きにくい素材を使っているため、中性洗剤で十分です。逆に洗浄力が強いとされる、酸性・アルカリ性洗剤、重曹、アルコールを含む洗剤、シンナー・ベンジンなどは使わないようにしてください。 |
以前の和式のときは、強酸性の洗剤も時々使っていたという小平さん。アラウーノは、そもそも汚れないから、成分の強い洗剤は必要なくなったと話してくれました。
汚い話だけど、和式のときは便器に便がついていることもあったけど、今は汚れがほとんどつかないですね。 |
営業中のトイレ掃除はトイレットペーパーでサッと拭くだけ。営業終了後は、床を水で流すだけでよくなったそうです。
――アラウーノの泡の効果は実感されますか?
泡、いいですよ!泡に消音効果があるようで、男性も音を気にせず泡をめがけてできるから、床や壁への尿の飛び跳ねが格段に減りました。 |
男性もトイレのときの音は気になるのですが、面倒くさがって流水音は使わない。それで、なるべく音が出ないように水たまりの境目や水の無い部分を狙う人が多いのですが、そのやり方が一番飛び跳ねるんですよね。 |
ええ。でも、アラウーノのおかげでトイレが汚れにくくなったせいか、イヤな臭いもなくなって、泡用にセットしているキッチン洗剤もほのかに香るから、芳香剤が不要になりました。 あとこれは副次的な効果かもしれませんが、トイレがきれいだとみんなきれいに使ってくれるんですよね。その意味でもお手入れの手間や回数は格段に減ったように思います。 |
――15年前から使っているアラウーノと、最新のアラウーノ、2台使ってみて思うことは?
初代アラウーノはちょっとした隙間があって、そこが黒ずむこともありましたが、最新型はわずかな隙間もなく、より掃除がしやすくなっていました。 |
また、新しいアラウーノはオート開閉機能付き。コロナ禍以降、衛生面を気遣う方が増え、お客さんからも好評だそうです。なんと、2024年9月20日からはアラウーノ全機種にこのオート開閉機能が搭載!お値段もお求めやすくなったとのこと。
進化を遂げ続けるアラウーノ。小平さんは、次にリフォームするときも、やはりアラウーノにしたいといいます。
うちは食べ物を扱う店だから、厨房はもちろん、トイレの清潔さだって疎かにしたくないんです。その点アラウーノはとにかくキレイ。もう手放せないですね。 |
耐久性は問題なし!しかもお手入れしやすいパナソニックのアラウーノ
居酒屋「しょう平」さんで、新旧2台が活躍するアラウーノ。その使いやすさの理由を3つのポイントでご紹介します!
01 有機ガラス系の「スゴピカ素材」を使用
汚れが付きにくくて落ちやすく、耐久性にも優れた「スゴピカ素材」を採用。汚れや水アカはもちろん、割れ・ヒビ・キズも防いでキレイが続きます。また、樹脂のため、陶器ではできなかった細かい成型も可能。汚れが入り込むイヤな隙間がなく、ラクにお手入れできます。
02 流すたびに泡でお掃除「バブル洗浄」
市販の中性洗剤をセットすることで、流すたびに汚れを自動洗浄。通常の泡とマイクロバブルの2種の泡が、効率的に汚れを落とします。また、泡がクッションの役割を果たし、飛び跳ねを防止。床や壁などトイレ全体をキレイに保つことができます。
03 人の体温や動きを感知し、トイレのふたを「オート開閉」
センサーが人の体温と動きを感知して、便器に近づくと自動でふたが開き、離れると閉じる設計。ふたを触らず使えて衛生的で、ふたの閉め忘れを防ぐことで消費電力も節約できます。
新築やリノベーションの際には、ぜひショウルームに足を運んで、耐久性に優れ汚れがつきにくいパナソニックのアラウーノをご体感ください。
[PR]提供:パナソニック ハウジングソリューションズ