これまで多くのペンタブレット・液晶タブレットを販売してきたXPPen。初心者向けからプロのクリエイターが使うものまで、幅広い製品を取り扱っています。 そんなXPPenから、初の19インチ液晶タブレット『Artist Pro 19 (Gen2)』が登場！今までになかったサイズで、使いやすさと持ち運びやすさを兼ね備えた製品となっています。 今回は特別に、発売前の『Artist Pro 19 (Gen2)』をお試しさせていただけることに。プロのイラストレーターとしても活動している筆者が、同製品のリアルな使い心地について正直にレビューしていきます！
『Artist Pro 19 (Gen2)』についてはこちら
これまで、持ち運びやすさ重視のコンパクトな16インチ、広い画面で大きい画像でも作業がしやすい22センチのサイズ展開がありましたが、今回の製品はそのあいだの19インチ。大きめのリュックなどがあれば問題なく持ち運べるサイズながら、作業する上でも十分に大型のディスプレイなので、ストレスを感じずに使うことができました。
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全体がマットなブラックでスマートな印象。見た目のデザインも気に入りました
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厚さは最も厚い部分で21.5mm。机の上にスケッチブックを載せて描くくらいの感覚で描きやすかったです
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角は手にフィットするように計算されたカーブになっており、抑えやすい形でした
まず驚いたのが画質の美しさ。『Artist Pro 19 (Gen2)』は4Kウルトラビジョンディスプレイで、超高解像度なのが大きな魅力です。さらに、Calman認証を取得しているというだけあり、色も繊細に表現。なんと10億7千もの色を表現できるとのこと！ 私がイラストを制作する際、複雑なグラデーションや水彩風の表現も多用するため、自然で繊細な色を再現できるのはかなりありがたかったです。
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筆者は切り絵作品を撮影して加工することもあるので、そのレタッチにも使用してみたところ、写真の微妙な色合いを拾ってくれるのがとても魅力的でした
ディスプレイ上のイラストが美しいと、より微妙な色のニュアンスを調整したくなったり、細部を仕上げるのが楽しくなったり……イラスト制作の可能性を広げてくれました。
『Artist Pro 19 (Gen2)』には2本のスタイライスペンが付属されており、どちらも使ってみましたが、甲乙つけがたい使いやすさで、どちらで制作を進めるかかなり悩みました（笑）。2本の使用感をレビューしていきます！
独自のX3 Proスマートチップを備えた最先端のスタイライスペン。世界初16,384の筆圧レベルを導⼊しているというだけあって感度が抜群！ 細かい力加減を読み取ってくれ、タイムラグなくサクサク描ける快適なペンだと感じました。
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画面に軽く触れるくらいの弱い筆圧も感知。ほんの〜り色をつけたい部分でも微妙な力加減を反映してくれて助かりました
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細い線も途切れず描けました
また、指もとについている「スクロールホイール」がとにかく便利。
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スクロールホイールを回しているところ。ペンを握りなおさず親指でスムーズに操作できます。力を入れなくてもクルクルと軽く回ってくれます
ホイールを回すと、回転、ズーム、スワイプなどが可能です。ホイールで何の操作をするかはカスタマイズできるので、自分の制作スタイルに合わせて最適化できるのも嬉しいポイントです。私は画面のズームに使用し、イラストの細部と全体を交互に見比べながら制作を進めました。
こちらのペンもX3 Proスマートチップと16K筆圧レベルを搭載しており、同じように超高感度。その上、軽くてスリムなボディを実現しています。鉛筆で描いているかのように軽く、握りやすいと感じました。また、ショートカットキー部分は交換可能なパーツが付属しており、付け替えることでショートカットキーを押せないようにすることも可能。こうすることで作業中の誤作動を防ぐことができます。
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ボタンのついているパーツを右のものに付け替えると、ショートカットキーの誤作動を防止できます
画面はマットな質感で、どちらのペンを使ってもサラサラと軽く滑らかな描き心地。ペン先が滑ってしまって描きづらいということもなく、紙に描くのに近い感覚でした。 また、液タブ・板タブどちらとしても使える本製品ですが、画面を覗き込んだり多少角度をつけて見たりしても、鮮やかさや色の再現度に変わりなく、反射もしづらいので快適に作業することができました。
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昼は大きな窓から日差しが入ってくる場所で、夜は電気の真下でも作業してみましたが、画面に光が反射して見えにくいということもなくストレスフリーでした
また、データが少々重くなっても、熱くなったり唸ったりすることもありませんでした。大きいサイズのイラストを描くときも頼りになります！
『Artist Pro 19 (Gen2)』は、普通ならオプションになりそうなアクセサリがたっぷり付属されていたことにも驚きでした。接続のためのケーブルはもちろん、ワイヤレスショートカットリモート（リモコンのようなもの）や替え芯、グローブ、画面のクリーニングクロスなど、あると便利なアイテムが揃っていました。
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ペンケースは高級感があり気分を上げてくれました。替え芯もこれだけあれば初期装備としては安心◎
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ワイヤレスショートカットリモート。ブラシ設定のウィンドウに簡単にアクセスできるように設定して使うととても便利。右手で描きながら、左手で操作できるので、無駄な動きがなく効率的に作業ができました
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筆者が『Artist Pro 19 (Gen2)』を使って描いたイラスト
実際に『Artist Pro 19 (Gen2)』を使ってイラストを描いてみて、とても快適に描け、作業が捗るという印象でした。繊細な色使いや微妙な筆圧の変化にも問題なく対応してくれるので、自分の意図と違う動きをしてしまうというストレスが少なく、すぐに仕事にも使えます。 趣味でイラストを描く方はもちろん、プロの方にもおすすめできる製品だと感じました！
液晶タブレットやスタイラスペンの使い勝手はもちろん、色彩の鮮やかな表現や画質の美しさは、クオリティの高いイラストを描くのには欠かせない要素。 液晶タブレットの購入を検討している人やプロが使用するものに買い替えを検討している人は、1度「Artist Pro 19 (Gen2)」を手に取ってみてはいかがでしょうか？
『Artist Pro 19 (Gen2)』についてはこちら
現在XPPen19周年を記念して、キャンペーンを実施中！ 今回紹介したArtist Pro 19 (Gen2)を購入した人にプレゼントキャンペーンを実施しております。プレゼントキャンペーン内容は下記になりますので、要チェックです。
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