「自分の実力を他業界や他社で試したい」「もっとやりがいを持って働きたい」、そんな思いから転職を考えているという人も多いのではないだろうか。一方で、興味を持っている会社があっても、本当にその会社が自分に合っているのかは、外からではなかなかわからないもの。

そこで今回は、今をときめく外資系企業であり、「ハイドロ」などのウェットシェービング製品で知られるシック・ジャパンの社員3名による座談会を実施。ここ数年、大きな変革を遂げたシック・ジャパンとはどんな会社なのか。“中の人”だからこそ話せるホンネを聞いた。

= 参加者プロフィール =

増田さん

サプライチェーン本部 デマンドプランナー。製品供給に紐づく需要予測を分析。

田中さん

マーケティング本部 ハイドロブランドマネージャー。ハイドロのポートフォリオを管理し、それをマーケティング施策に落とし込む。

渕上さん

営業本部 アカウントスーパーバイザー。九州地区を担当。主に卸業者や小売店に対して営業を行う。

国内シェア28年間トップ(*1)! 本国に次ぐ存在感を誇る外資系企業

――まずはシック・ジャパンがどのような会社か教えてください。

シック・ジャパンは、T字のカミソリとそれに関連するシェービング剤の製造販売を行なっている会社です。一般の方への販売のほか、ホテルや浴場、美容業界でご使用いただいています。


シックは米国に本社を置く外資系企業ですが、日本法人であるシック・ジャパンの権限が強く、製品開発やマーケティングを独自に行なっています。これは、シック・ジャパンの売上規模が米国に次ぐ第2位、利益率は1位であることが理由です。たとえば、2023年に発売した角質ケアができるT字カミソリ「ハイドロ5ケア」は日本法人が独自に開発した製品です。国によっても肌の質は異なるため、日本市場に最適な製品を出していけるのはシック・ジャパンならではの強みといえます。


  • 日本法人が独自に開発したT字カミソリ「ハイドロ5ケア」

――世界第2位の売上! それはすごいですね。皆さんはなぜシック・ジャパンに入社しようと思ったのでしょうか。

  • 営業本部 アカウントスーパーバイザー 渕上さん

シック・ジャパンは国内のウェットシェービング市場において28年間シェア1位(*1)を維持しているNo.1のメーカーです。そんなトップ企業で働けることに魅力を感じて入社しました。


――28年連続シェアNo.1(*1)というのは驚異的ですね。トップ企業の営業として働くことの良さとは具体的にはどんなところですか。

トップメーカーだからこそ仕事がやりやすいと感じる一方で、逆にお客様からの高い期待に応えていく緊張感もあります。また、カテゴリリーダーとして、ウェットシェービング市場そのものを大きくしていく使命を背負っている点もやりがいを感じる部分ですね。


――田中さんがシック・ジャパンを選んだ理由は何だったのでしょうか。

  • マーケティング本部 ハイドロブランドマネージャー 田中さん

私がシック・ジャパンを選んだ大きな決め手は「人」です。面接で上司にあたる方とお話したのですが、そのとき「入社したらすごく楽しく働けそうだな」と感じたんです。シック・ジャパンのパーパスである「Make beauty grooming joyful」の「joyful(楽しく)」がまさに体現されたような雰囲気が伝わってきました。

またシック・ジャパンの商品のユーザーでもある男性は、年々肌への関心が高まっています。そうした発展性のある市場において、先の先を見ながら仕事ができる点はすごくやりがいがあると思っています。


――増田さんがシック・ジャパンに入社した経緯は何だったのでしょうか。

  • サプライチェーン本部 デマンドプランナー 増田さん

私は前職がスポーツアパレルメーカーで、アスリートと接する機会が多くありました。そのなかで気づいたのですが、アスリートには体毛を処理している方が多いんです。そこからウェットシェービングに興味を持ったことが、シック・ジャパンへの入社の後押しになりました。


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シック・ジャパンには「なんでも言い合えるチーム」と「挑戦を後押しする環境」がある

――シック・ジャパンに入社して驚いたことや、前職との違いを感じたことはありますか。

私は前職で食品業界にいました。当時いた会社も業界No.1で、社員が1万6,000人くらいいるような大企業でした。当然、社長と直接話す機会なんてありませんし、仕事は完全トップダウンです。一方、シック・ジャパンは同じ業界No.1企業でも、社員数は100人ちょっと。個性豊かなメンバーが揃っていて、密に連携をとりながら同じ方向に向かって進んでいます。社長と話す機会も多いですし、社員の意見もどんどん反映されます。業界No.1企業でありながらこれだけ柔軟であることには良い意味で驚かされましたね。


私がシック・ジャパンで感じたのはスピードの速さです。前職のアパレルでは、どうしても商品を作って運んで……という部分にすごく時間がかかるんです。一方でシック・ジャパンは自社工場を持っていることもあり製造から出荷までのリードタイムが短く、欠品などのキャッチアップもしやすく、スピード感もぜんぜん違うと感じます。また、そういったスピード感で動けることで、自分自身も早く成長できていると思います。


外資系企業は社員の流動性が高いイメージがあるかもしれません。しかし、シック・ジャパンは社員の定着率が高く、20年選手、30年選手も当たり前のようにいます。これは驚きでしたね。組織内の関係性がすごくフラットで、派閥みたいなものがないからかもしれません。


――特に2022年に後藤代表が就任されてから様々な社内改革を進めていると伺いました。どのような会社の変化があるか教えてください。

組織のカルチャーが前向きになった気がします。そのきっかけとなったのが、後藤が代表に就任したことを機に設定した「バリュー(行動指針)」です。バリューには「People first」「Move forward」「Listen up speak up」「Own it together」という4つがあり、社員が行動に迷ったときに立ち返る指針となっています。「Move forward」で挑戦を後押しし、「Listen up speak up」で何でも言い合える環境作りを進めているからこそ、前向きに挑戦できるカルチャーが根付いてきたのだと思います。


先ほど私の入社理由でも挙げた「人」の良さや「働きやすさ」については、バリューの「People first」が大きな影響を与えていると思います。仕事をするだけの関係ではなく、そこに気持ちをのせることで会社の雰囲気が良くなり、働きやすい職場になっているように感じます。


私は九州エリア担当なので、普段は九州支社にいます。その事務所にはメンバーが3人しかいなくて、なかなか東京の本社メンバーと対面する機会は多くありません。ただ、代表の後藤は頻繁に全国の支社を回っているので地方にいても話す機会はありますし、全国のメンバーが仕事で成果を上げたり良い行動をとったりしたときには社員同士で称賛の言葉をかけあうシステムも導入しています。そういったところが、シック・ジャパンはすごく「People first」だなと感じますね。


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オフィスのリノベーションでさらに働きやすい環境に

――2023年にリノベーションした新オフィスについて教えてください。

以前は2つのフロアに分かれていた執務エリアを1フロアにまとめ、背の高いパーテーションを取り払ってフリーアドレス制を導入し、社員同士のコミュニケーションが自然と生まれる環境を作りました。


  • Beauty Grooming Laboratory

また、今話しているこの場所、Beauty Grooming Studio& Laboratoryもリノベーションで新設したスペースです。スタジオ内には研究開発用のラボがあり、それも社員の希望から新設されたものになります。広々したカフェスペースも新設され、社員が気軽に集まれるオフィスになったと感じています。


普段はリモートで勤務している社員も多いのですが、やはり社員が集まれる場所があるというのは大きいですね。また、フリーアドレスは気分転換としても使えます。午前・午後で場所を変えてみたり、社員のコミュニケーションを促進するコラボレーションエリアで他の社員と話したりすることで、頭を切り替えられるんです。


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今後シック・ジャパンで挑戦したいこと、成し遂げたいこと

――今後、皆さんが挑戦してみたいことや目標について教えてください。

シック・ジャパンはシステムの活用がまだまだこれからといった状況なので、IT面を強化していきたいと考えています。特にAIをはじめとする最新テクノロジーを業務に活用していきたいですね。データ分析やデータ活用ができないと、業界としても成長できないと思うので。


ハイドロはすでにシェアNo.1(*2)ではありますが、それをさらに伸ばしていきたいと思います。また、企業カルチャーをさらに浸透させるための社内イベントを実施していきたいです。会社が一丸となって楽しくいい雰囲気でものづくりをするには、そういった皆で盛り上がれるイベントも大事なんです。イベントではリアル開催に加えて全国の支社をオンラインでつなぎ、ハイブリッドで開催したいと計画しています。


仕事では営業だけでなく、いろいろな部署や支社とも連携する必要があります。将来的には営業全体を見られるポジションに就いて、他部署も含めた組織全体のことを考えられるような立場になりたいと思っています。


――最後に読者へメッセージをお願いします。

シック・ジャパンはシックブランドが浸透しているため、大企業だと思われることが多いです。しかし実際はそんなことはなく100人ほどのコンパクトな組織ですし、独立性の高い会社です。社長やリーダー層とも近い距離で仕事ができるのは大きな魅力だと思います。また、最近は化粧品業界からの入社も多くBeauty Grooming Companyへの変革を日々感じられますし、若手でも仕事を任せてもらい活躍できる会社だと思います。ぜひ興味を持っていただけると嬉しいです。


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ウェットシェービング業界で国内No.1のシェア(*1)を持ち、外資系企業としては珍しく国内で製品開発を行なうなど高い独立性を持ったシック・ジャパン。2022年からの社内改革により、オフィスのリノベーションやバリューの策定など、さらに「働きやすい企業」として魅力を増している。

シック・ジャパンに興味を持った方は、ぜひWebサイトもチェックしてみてはいかがだろうか。

シック・ジャパンの詳細はコチラをCHECK!

シック・ジャパンの採用情報はコチラ

(*1)28年連続国内ウェットシェービング販売シェアNo.1:インテージ SRI +カミソリ市場(ホルダー、ディスポーザブル、替刃)1995年11月~ 2023年10月各年メーカー別累計販売金額

(*2) インテージ SRI +カミソリ市場(ホルダー、ディスポーザブル、替刃、コンボパック、シェービング剤)2017年1月~2024年1月各年メーカー別累計販売金額

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