普及が進んでいるマイナンバーカード。全国での申請受付率は67.8%にものぼっています。(令和5年1月末時点)。その普及を後押ししているのが、マイナポイント事業です。2022年より実施中の「マイナポイント第2弾」では、申請すれば最大2万円分の「マイナポイント」を取得することができます。

その「マイナポイント」を取得するために必要なのが、マイナンバーカード。スマートフォン・パソコン・郵便・証明写真機から申請できますが、「いまいち方法が分からない」「記入方法が合っているか不安」という方も少なくないのでは?

そんな方々のために、自治体窓口や商業施設・携帯ショップでマイナンバーカードの申請サポートが受けられましたが、2023年1月(※)から一部の郵便局でも可能に!  なんと、手ぶらでも申請できるそう。どんなサポートを受けられるのか気になりますよね。そこで今回、ライターの中筋(以下、K)が、実際に郵便局へサポートを受けに行ってみました!

※総務省または市町村が個別に委託している郵便局でマイナンバーカード申請サポートが受けられます。2023年1月からは総務省が委託した、携帯ショップがない市町村に所在する郵便局において、申請サポートが可能になりました。

  • 今回は千葉県・松戸松飛台郵便局で申請サポートを体験してきました。
    ※今回取材した松戸松飛台郵便局は、市町村がマイナンバーカードの申請サポートを委託している局になります。

所要時間は約15分! 郵便局でマイナンバーカードを申請してみた

今回申請サポートの対応をしてくださったのは、千葉県松戸松飛台郵便局の高橋郵便局長。ほんとうに、何も持参せず申請できるのでしょうか……?

K:本日はよろしくお願いします! あの……実はよく分からないまま、手ぶらで来てしまったんですが、それでもカード申請はできますか……?

高橋局長:もちろん、大丈夫ですよ! すべてこちらが用意するもので完結するようになっています。(※)

K:そうなんですね! よかった、助かります。

※申請施設によって受けられるサポート内容が異なる場合がございますので、ご注意ください。

高橋局長:では早速、カード申請についてご案内します。本日は交付申請書をお持ちでないということですので、まずはこちらの申請書に、住所、氏名などをご記入ください。

K:交付申請書も用意していただけるんですね、助かります!

  • 交付申請書も郵便局が用意してくれます

K:記入できました!

高橋局長:内容は……問題ないですね。それでは、続いて写真を撮影させていただきます。交付申請書に貼付する写真にはいくつか条件がありますので、そちらに沿って撮らせていただきますね。

K:自分で撮ると「これで大丈夫かな?」って不安になっちゃうんですよね……。とても安心です。

  • 撮影の様子。撮影した写真はその場でプリントアウトしてすぐに貼付できます

  • その場で切って貼り付けていただきました

高橋局長:これで交付申請書の記入が完了しましたので、郵便局でお預かりのうえ、郵送させていただきますね。

K:そこまでやっていただけるんですね。

高橋局長:はい、こちらで対応させていただきます。最後に、マイナンバーカードのお受け取り方法についてのご案内です。本日から1~2カ月を目安に市役所からマイナンバーカード交付通知書(はがき)がご自宅へ届きます。その後、ハガキと必要書類(交付通知書(はがき)・「通知カード」(令和2年5月以前に交付を受けている方)・本人確認書類・住民基本台帳カード(お持ちの方のみ))を持参して、交付通知書(はがき)に記載されている交付場所での受け取りをお願いします。

K:わかりました。

高橋局長:また、2023年2月末までにマイナンバーカードを申請した方は、申込みをしていただければ、最大2万円分の「マイナポイント」を受け取ることができます。郵便局内に設置している専用端末からも申込むことができますよ。詳細はパンフレットもしくは「マイナポイント第2弾」の公式サイトをご覧ください。

  • 郵便局内の専用端末(※)

※画像内ポスターでは「12月末まで」となっていますが、マイナポイント付与対象となるマイナンバーカードの申請期限は2月末までに延長されました。
※こちらの端末での操作については、お客様ご自身で操作方法資料を見ながらお申込いただきます。

K:チェックします!

高橋局長:以上で、マイナンバーカード申請サポートは終了となります。

K:ここまでだいたい15分。こんなにスムーズに交付申請書を作れるんですね! ひとりで悩みながら作るより早いかも。

高橋局長:申請方法が分からないという方はぜひ、お近くの郵便局で手続きしてみてください。

「マイナポイント」の申込みも忘れずに!

今回体験してみて、思っていた以上に簡単に交付申請書の作成ができて驚きました。マイナンバーカードは本人確認書類や健康保険証として利用できるほか、自治体サービス、e-Taxといった電子証明書を使った電子申請にも使えるなど、多数のメリットがあります。さらに、マイナポイントの対象となるカード申請期限は2月末までですので、この機会にぜひカード申請をして、最大2万円分のマイナポイントを受け取りましょう。

「マイナポイント」の申込み方法は3つあります。既にマイナンバーカードを取得している人でも対象になる可能性があるのでチェックしてみてください。

マイナポイント第2弾

以下の条件の人がポイント付与の対象になります。

①マイナンバーカードを取得したうえで、選択したキャッシュレス決済サービスで20,000円までのチャージ又はお買い物をした方(これから取得される方も含みます。)……最大5,000円分のポイント(ご利用額の25%)



②マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みを行った方 (過去に利用申込みを行ったがまだ申請をされていない方も含みます。)……7,500円分のポイント


③公金受取口座の登録完了……7,500円分のポイント


      

マイナポイント第2弾についてはこちら

また、マイナポイント申込手続きが安心・安全に、かつ無料で出来るマイナポイント手続きスポットも全国に展開。約7万箇所の端末でお手続きができます。

マイナポイント手続きスポット

以下の場所で、「マイナポイントの申込み」と「健康保険証としての利用申込み」が行えます。(※)

・イオングループ(総合スーパー、一部の食品スーパー)
・ビックカメラグループ(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)
・ヤマダ電機
・郵便局
・auショップ
・ソフトバンクショップ、ワイモバイルショップ
・ドコモショップ
・セブン銀行(ATM)
・ローソン(マルチコピー機)
・市区町村の窓口
など


マイナポイント手続スポットについてはこちら

※申請施設によって受けられるサポート内容が異なる場合がございますので、ご注意ください。

手続スポットは、「マイナポイント事業ホームページ」から簡単に検索することができます。もちろんPCやスマートフォンからもマイナポイント申込ができるので、近くに手続スポットがなくても問題ありません。また、公金受取口座の登録(※)は、自治体窓口はもちろん、PCやスマートフォンでも申込むことができます。

※一部の市区町村を除き、「公金受取口座の登録」は行えませんので、ご注意ください。公金受取口座のご登録については、ご自身の端末(PC、スマートフォン)でお手続きしていただくようお願いいたします。

最後の締め切り延長! この機会にぜひカードの申請をしましょう

「マイナポイント第2弾」の対象となるカード申請期限は2月末まで。これまで何度か延長されてきましたが、これが最後の機会になるとのこと。マイナポイントは、対象の電子マネーやQRコード決済、クレジットカードはもちろん、全国各地の地域密着型のスーパーの決済サービスでも受け取ることができます。詳細はマイナポイント事業HPでご確認ください。

マイナポイント第2弾についてはこちら

※感染症対策を十分に行ったうえで撮影をしております。撮影の際のみマスクを外して撮影しております。

[PR]提供:総務省