3月8日の「国際女性デー」は、イタリアでは女性にミモザを送る「ミモザの日」としても親しまれ、近年ではSDGsの取り組みもあって、日本でも徐々に認知が広がりつつあります。そんな特別な日に、ランボルギーニによる1日限定のイベント「Lamborghini Ladies Touring Day」が開催されました。今回は、車好き女性ライターがイベントに参加し、初めてのランボルギーニ試乗体験についてレポートしていきます!
ランボルギーニは、いわずと知れたイタリアのスポーツカーメーカー。ランボルギーニといえば街中で、ものすごいエンジン音とともに颯爽と通り抜けていく鮮やかな色のイメージです。
海外メーカーの車には乗ることはあっても、ランボルギーニを運転させていただく機会は一生に1回あるかないか……かなり希少価値の高い経験です。今回、このイベントに参加させていただけるとのことで、前夜からワクワクが止まりませんでした!
私は仕事やプライベートでの移動は車がほとんどで、自他ともに認める運転好き&車好き。運転歴は20年以上になりますが、実は免許は「オートマ限定」なんです。「今日試乗するランボルギーニ車がマニュアルだったらどうしよう?」とちょっぴり不安を抱えつつ、イベントの集合場所、東京・六本木にある「THE LOUNGE TOKYO」へ向かいました。
まずはオリエンテーションから。アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンのブランドディレクター、ダビデ・スフレコラ氏から「ランボルギーニはある1人の男性の“パッション”から生まれた車メーカー。伝統を守りながらもオリジナリティあふれる、唯一無二のスポーツカーの提案にチャレンジしている」とランボルギーニについての紹介が。さらに2024年までにすべての車種のハイブリッド化や、CO2排出量50%削減を目指すなど、SDGsにも積極的に取り組んでいるのだそう。
ダビデ・スフレコラ氏からランボルギーニの世界観を伺った後は、運転方法の簡単な説明が。今回試乗するモデルはオートマ車で、操作は今乗っている車とほぼ変わらないそう。ひとまず安心しました(笑)。
今回、このイベントのために用意された車種は、スーパーSUV「ウルス」、「ウラカン EVO」、後輪駆動モデル「ウラカン EVO RWD Spyder」、一般道を走れるレーシングカーともいわれる「ウラカン STO」の4モデルです。
今回のコースは、六本木から幕張まで! スーパースポーツカーのランボルギーニが6台連なった姿は本当に圧巻でした。一般道の交差点では、信号待ちをしている歩行者がスマホを向けて撮影する姿もちらほら。運転していた私のテンションもマックスでしたが、突如現れたランボルギーニ軍団にイベントに参加していない方々も興奮を隠しきれない様子でした。
六本木から幕張への往路で運転させてもらったのが「ウルス」。エンジンのスタートボタンを押したときの「ブォ~ン」というエンジン音に、テンション爆上がりです! 大きいボディでありながら加速はかなりスムーズなうえ、ハンドル操作も軽やかで驚くほど小回りも利きます。女性ドライバーでもかなり運転しやすかったです。車高が高めで視野が広く、シートクッションのフィット感も心地よくて、長時間ドライブも快適にこなせそうですね。
車内インテリアはラグジュアリー感がありながらもメカニックな印象です。エンジンボタン部分に赤が効いていたりするのも、イタリア社ならではの雰囲気でおしゃれ!
幕張までドライブを楽しんだら、ホテルニューオータニ幕張で軽食タイム。このイベントのために作られたスペシャルなケーキなど素敵なおもてなしをうけました。お腹も心も満たされて、復路の運転にも気合いが入ります!
また、ホテルのラウンジの窓から下を見ると……艶やかなランボルギーニ軍団が! 真上から見ることはあまりありませんが、上から見たフォルムもやっぱりスペシャルです。
往路で運転させてもらったのが「ウラカンEVO」。マットな蛍光イエローのボディカラーがとっても新鮮です。こちらの車は運転しながらにして、エンジン音がBGMかのように楽しめ、「これぞランボルギーニ!」を体感できる1台。自分が車と一体化したかのようなシートのフィット感&カラダの芯まで届くような独特の振動もたまりません。アクセルを踏み込んだときのスムーズな加速と、地を這うような視線の低さは「気持ちいい~!」と叫ばずにはいられないほど。
スポーツカーながらもアイドリングストップ機能が搭載されており、信号待ちでブレーキを踏むとエンジンが止まり、発進する際にブレーキを放すととっさに“ブォーン„とエンジンが再始動。音にもとことん魅せられる、スペシャルなドライブ体験でした。
ボディカラーは派手ながらも、室内はシック。そのバランスも粋です!
国際女性デーに企画された1日だけの特別なイベント「Lamborghini Ladies Touring」。ランボルギーニから参加者へ、ミモザの花束のギフトもあり、鮮やかでスペシャルなスーパーカーへの試乗は、とても忘れられない体験になりました。
ハイブリッド化が進むなか、オーセンティック(正統派)でありながらアンエクスペクティッド(予期せぬ)なモノづくりにこだわるスポーツカーメーカーはどのような方向に向かうのか……これからのランボルギーニにも目が離せません。
[PR]提供:アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン