新規事業が成功する確率というのは、「千三つ(1000のアイデアのうち、実現するのは3つ)」という言葉があるほどに低いものだ。目ぼしいアイデアがあれば小さな規模でサービス化する、反響があれば規模を拡大し、そうでなければ別のアイデアをサービス化する、……イノベーション創出までにはこうした「アイデア→サービス化」のサイクルをまわす必要があり、いかにして個々のサービス化に要する時間、コストを短縮するかが、成否を分ける重大な要素となる。

本稿で紹介するOracle Cloudは、こうした「アイデア→サービス化」のサイクルを迅速に回していく上で有効なソリューションだ。以前掲載したこちらの記事では、同ソリューションの備える機能のうち "データの集計と活用" に関するものに焦点をあてたが、今回は「サービス化」に焦点をあてて、大きく3つの機能を紹介したい。

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Oracle Cloudが備える、新規事業を迅速に始めるための機能

Visual Builder

モバイル時代の今日、システム開発にあたってはスマートフォンやアプリでの利用を前提にしてユーザーインターフェース(UI)を作りこむ必要がある。Visual Builderは、こうしたスマートフォンアプリのUI開発を、ノーコードで行うことのできる機能だ。テンプレートから開発をスタートすることが可能で、ドラッグ&ドロップで直感的にアプリを作りこんでいくことができる。

Oracle Application Express

新規事業の推進にあたっては、社内外へデータを提供、共有する仕組みが必要になることもあるだろう。Oracle Application Express(APEX) を利用すると、EXCELシートを元にして、簡単かつ迅速に、データの登録、集計・分析まで行うWebアプリを生成することが可能。右の図(クリックで拡大)は米州で展開された感染症患者の容態管理を迅速に行うものだ。APEXを用いて数日で開発することができたという。

GoldenGate Stream Analytics

先に挙がったモバイルと並び、IoTという分野も、新規事業に際しては注目を集める分野だ。GoldenGate Stream AnalyticsはIoTにおいて膨大に発生する情報のリアルタイム分析を可能にする機能。直感的なUIでリアルタイムのストリームデータの処理を定義し、機械学習モデルでの分析や分析結果の可視化、それらに基づくビジネスの意思決定ができるようになる。

Oracle Cloudで新規事業と社内DXを成功させた取り組み例

以下のリンクよりご覧になれる資料では、Olacle Cloudを利用して新規事業と社内DXを成功させた2社の取り組みについて紹介している。1つは小田急電鉄の取り組みで、同社は沿線の地域コミュニティ活性化を意図した新サービスの開発を、Oracle Cloudによってわずか3か月で完了。もう1つはオカムラが取り組んだデータ分析基盤のクラウド移行で、こちらは運用管理負荷を軽減すると同時に、年額費用も約36%削減するなど、コスト最適化に成功している。

これから新規事業や社内DXに臨むならば、ぜひとも資料に目をとおしていただきたい。

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