2016年頃から採用され始めた企業へのRPA導入は、既に大手企業の大半が実施済みというデータもある。RPAの導入は、サーバー型製品を採用してはじめから社内全域への展開を視野に進められるケースと、デスクトップ型を採用して個別の部署や業務にのみこれを適用するケースの2パターンに分けられる。現状はデスクトップ型を使用した後者のケースが多いが、RPAを導入したものの思うように業務効率化の効果がみられない、効果の測定が難しいといった声を聞くことも少なくない。

RPA導入後、着実に効果を出すためにはどのような方法があるか。本稿では、この課題に対する解決策として、RPAプラットフォーム「UiPath」を活用して企業のRPA導入を支援する、TISの梅木康信氏に行ったインタビューの内容を紹介したい。

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デスクトップ型RPAの課題

デスクトップ型RPAは個別のPC上で独立して動作するタイプのRPA。対象業務や担当者を限定してスモールスタートすることが可能なため、個人・部署などの小規模な組織でも導入しやすいという利点がある。スピード感をもって展開できるとしてこのデスクトップ型が採用されるケースは多いが、梅木氏は、デスクトップ型には課題もあると説明する。

「ある程度大きな規模の企業では、個人の作業や個別部署の業務のみをいくら自動化しても、RPAの導入コストと削減できる時間が見合わず、費用対効果はさほど感じられません。むしろ、複数の担当者が個別に同じようなRPAを開発していたら、組織全体から見れば非効率であり、コストも余計にかさんでしまうでしょう。やはり、10人20人といった単位で共通した業務を自動化するためにRPAを導入するのが最も効果的です。」

サーバー型のRPA導入を選ぶべき理由

これに対しサーバー型RPAは、管理サーバーに社内の全ロボットを接続することで情報の一括管理を可能にする。各ロボットのログをリアルタイムに集約でき、作業内容を可視化できるのはもちろん、どのロボットが作動し、どのロボットはあまり使われず、どのロボットで多くのエラーが起きているかといった状況も一元的に確認できるのがメリットだ。これにより、部署をまたいで共通する業務において効率的にRPAを適用できるほか、ライセンスや端末費用の無駄遣いも防ぐことが可能となり、人手作業の削減時間もきっちり測定できる。

もちろん、サーバー型を採用すれば全てうまくいくかといえばそうではない。RPAは導入して終わりではなく、むしろ導入後いかにPDCAを回してロボットの品質を維持向上させていくかが重要となる。梅木氏のインタビューでは、サーバー型RPAプラットフォームとして定評のある「UiPath」を活用して企業の業務自動化を成功に導いたいくつかの具体事例を引き合いに出しながら、RPA導入で成果を出す方法が説明された。TISは高い知見と技術、RPA に長年携わってきた経験を持つ企業で、RPAリセラーの中でも最高位のダイヤモンドパートナーでもある。同社の持つノウハウが語られたインタビューは、これからRPA導入を検討している企業や効果を出すのに苦労している担当者にとって有益な情報になるだろう。ぜひ下のリンクから全文をご覧いただきたい。

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