自社の商品やサービスと顧客をどのように繋いでいくかは、企業にとっての大きな課題。その解決策のひとつとして、商品券を用いた施策がある。

ユーザー視点からは、この「商品券・ギフトカード」がどのように見えているのか。
読者約500人を対象にアンケートを実施したところ、 多くの人が“貰って嬉しいギフト”として「商品券・ギフトカード」を挙げているという結果に(※)。その理由を聞いてみると以下のような回答が挙がった。

自由度が高く実用的


無駄にならない


使い道が自分で選べる


自分の好きな物を自分自身で選べて好きな時に使用できる


※【マイナビニュース調査概要】
調査サンプル数:522名
調査方法:インターネット調査
回答期間:2021年9月8日~11日

「ギフトカードを使う上であったら改善してほしい機能」も聞くと、「1回の使い切りだと、もったいなくてなかなか消費できない」といった商品券の特性である「上限がある」という点が挙がったが、最近では「使い切り」ではなく「チャージをすれば繰り返し使える商品券」が登場している。

そのなかでも、JCBが販売する「JCBプレモカード」は百貨店はもちろん、コンビニやインターネットショッピングなど全国70万店舗以上で利用できるキャッシュレスカードで、残高が無くなってもチャージをすることで繰り返し利用可能。自由度の高いオリジナル券面をデザインできるため、多くの企業から採用されているという。

今回は、「JCBプレモカード」の限定デザインを採用した事例として、読売新聞東京本社のケースをご紹介。採用の背景や実際の反響など、担当した事業局野球事業部の綿貫直斗氏に話を聞いた。

「JCBプレモカード」とは

  • 「JCBプレモカード」は、お店やネットショッピングでの支払い時に使えて、残高が無くなってもチャージすることで繰り返し利用できる。クレジットカードのような審査が不要で誰でも持てるため、プレゼントにも最適だ。
    汎用デザインを2種類(ブラックグリッド、カラフルグリッド)用意しているが、自由にデザインすることも可能。自社の商品やサービス、キャンペーンなどに合わせて作成できるため、さまざまな企画で活用されている。

ファンと喜びを分かち合うオリジナルデザインの”記念品”として採用

―― 綿貫氏が制作に携わった限定プレモカードは、どのような背景で作成されたのでしょうか?

2020年シーズンの終盤に、読売ジャイアンツの坂本勇人選手が通算2,000本安打という偉業を達成しました。その記念カードとして、坂本選手の写真を使ったプレモカードの作成に至りました。

―― どのくらい前から制作を企画されていたのでしょうか?

プロジェクト自体は2020年シーズンの開幕前から動いています。ただ、開幕延期や坂本選手が途中で離脱した時期もあったので達成できるかどうか分からず、時機を見計らっていました。

坂本選手は球界のなかでもトップスターではありますが、もっとたくさんの方に知っていただきたい存在です。我々は、坂本選手には長嶋茂雄さんのような国民的スーパースターになってほしいと思っています。2,000本安打を盛り上げるだけでなく、ゆくゆくは国民的スーパースターに、という想いで今回の施策に取り組みました。

―― 限定アイテムを制作するにあたり、色々なものを検討されたかと思います。プレモカードを採用した決め手は何でしょうか?

読売新聞東京本社と東京ドーム、読売巨人軍の三社でDXプロジェクトというものを行っていて、その取り組みの一つに「キャッシュレスの推進」があります。当時から球場内のキャッシュレス化を進めたいという狙いから、プレモカードを採用しました。

また、プレモカードはプレゼントとしても最適です。そして、繰り返し使い続けられる商品性もとても魅力的でした。カードとしてデザインの自由度が高かったことも大きな理由ですね。「プロ野球史上2番目の若さで記録を達成した坂本選手の偉業をファンの方と分かち合いたい」というプロジェクトの想いを体現してくれるアイテムだと思います。

―― 限定プレモカードの制作にあたり、工夫されたことは?

オリジナルの券面にできるということで、達成当日の打撃の迫力と、記者会見時の表情がほころんだ坂本選手の様子、どちらも入れられたのは良かったですね。記念ロゴやサインも入っているため、プレミア感のあるデザインになったと思います。色味もすごくきれいですよね。チャージ額は2,000本安打にちなみ、2,000円にしました。これによって、より記念品としての価値を高められたのではないかと思います。

幅広い世代がずっと使えるカードで、キャッシュレス化を後押し

―― プレモカードを採用して、どのようなところが良かったと感じましたか?

ジャイアンツは、お年寄りから子どもまで非常に幅広いファンがいる球団です。プレモカードは幼い子どもでも持てるキャッシュレスのカードで、そこが非常に良いと感じました。使い切りのプリペイドカードではなく、ずっと繰り返し使っていけるカードというのが大きな利点だと思います。現在も球場でプレモカードをたくさん使っていただいていますし、今後も何か取り組みができればと考えています。

―― 販売してからの反響はいかがでしたか?

受付期間を決めての受注生産でしたが、想定を超える枚数をご購入いただきました。限定カードという商品の性質を考えても非常に良い結果でした。デザインもすごく好評で、SNSなどの反応も良かったです。

スピード感重視の制作にも対応 「今後も実施し続けたい」

―― 限定プレモカードの作成には、どれくらいの期間がかかりましたか?

2,000本安打を達成してから時間が経ってはいけないので、かなり急ピッチで制作しました。

デザインを縦にするか横にするかという検討はあったのですが、JCBさんの社内でもデザインの協議をしてくださったと聞いて。「それならば」とJCBさんの推しデザインに決めました。期間は1ヵ月ほどで発売に至ったと思います。

  • 「当時のサンプルは今でも大事にデスクに飾っています」と綿貫氏

こういう商品はタイミングが非常に大事で、2,000本安打を記念した東京タワーでのライトアップイベントに合わせたかったんです。サンプルから非常にクオリティが高く、最後まで安心してお任せできました。気にしていたのは本当にスピード感だけで、何のトラブルもなく発売日を迎えられましたね。

  • 読売新聞東京本社 事業局野球事業部 綿貫直斗氏と当時担当をした株式会社ジェーシービー カード事業統括部門 商品サービス推進部 ギフト推進グループの松野下 卓氏

―― 今後もプレモカードを使った取り組みをしていきたいと考えていますか?

ぜひ検討していきたいです。今後達成する節目の記録などで限定券面プレモカードを販売できればと思います。デザイン違いで使うのも良いですし、お子さま用として親御さんも購入しやすい商品なので、球場のキャッシュレス構想に貢献していってくれると思います。

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オリジナルの券面で思い出に残るだけでなく、繰り返し使える特性から「キャッシュレス化」の推進にも最適な「JCBプレモカード」。ぜひ導入を検討してみてはいかがだろうか。

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