自社の商品やサービスをアピールするためにキャンペーンやイベントなどを開催し、参加につなげようとギフトなどを用意する企業は数多くある。新たなユーザーを数多く獲得するには、より魅力的なギフトを用意したいというのが、担当者の本音ではないだろうか。

近年ではSNSなどを活用したキャンペーン事例も増えており、その際の景品として注目を集めているのが「デジタルギフト」だ。

マイナビニュースの読者約500人を対象に実施したアンケート(※)でも、「デジタルギフトが当たるキャンペーンに魅力を感じる」という人は約8割。「キャンペーンなどの景品としてデジタルギフトを貰ったり活用したりしたことはあるか」という質問には約6割が「ある」と回答した。

9割近い人が「キャッシュレス決済を活用している」という状況から見ても、キャッシュレス決済ができる「デジタルギフト」の需要の高さが伺えるだろう。

※【マイナビニュース調査概要】
調査サンプル数:522名
調査方法:インターネット調査
回答期間:2021年9月8日~11日

  • アサヒ飲料宣伝部の松田萌花さん(写真左)、松丸りかさん(写真右)

そこで今回は、オンラインショッピングやウェブサイトで利用できるJCBのデジタルギフト「JCBプレモデジタル」の事例を紹介。「JCBプレモデジタル」を採用した経緯や反響などを、担当したアサヒ飲料宣伝部の松丸りか氏と松田萌花氏に聞いた。

「JCBプレモデジタル」とは

LINE STOREやギフティなど、JCB PREMO加盟店のオンラインショッピング・ウェブサイトで利用できるデジタルギフト。JCBプレモカードへバリュー残高移行することで、コンビニエンスストアや百貨店など全国70万店以上のお店でも利用できる。100円単位での少額より発行でき、発行手数料も無料なので、キャンペーン規模の大小を問わず使える。

※LINE STOREでは、LINEのスタンプや着せかえ、ゲームアイテムなどを、パソコン・スマートフォン・タブレットのブラウザから購入することができます。

新デジタルギフトで新たなキャンペーン参加者を獲得

―― 松丸さんと松田さんは普段、どういった業務に携わっていますか?

松丸:私はマーケティング本部宣伝部のメディアグループに所属しています。そこでデジタル担当として、主にLINEアカウントの管理をしています。

松田:私も松丸と同じマーケティング本部宣伝部メディアグループで、主に「カルピス”水玉通信”」という「カルピス」ブランド公式Twitterのアカウント運用・管理をメインに担当しています。

―― お二人はそれぞれ「JCBプレモデジタル」を使った施策を実施されたと伺いました。どのような背景で採用に至ったのでしょうか?

松丸:今回実施したキャンペーンの目的は、アサヒ飲料の公式LINEの友だち、つまりユーザーがどういった人たちなのか「属性データを取得する」ことでした。

データを取得するために年に数回プレゼントキャンペーンを行っていて、その参加率を上げるためのインセンティブとして「JCBプレモデジタル」を採用しました。

キャンペーンは、アサヒ飲料のLINEアカウントを友だち登録し、アンケートに回答した方が応募できるものでした。景品には「JCBプレモデジタル」のほか、テレビやストレッチロール、ウィルキンソン タンサンなどがありました。

松田:「カルピス“水玉通信”」では、キャンペーンのインセンティブとして「JCBプレモデジタル」採用をしています。「カルピス」は1919年7月7日の七夕の日に誕生し、今年で発売から102年を迎えました。毎年「カルピス」 の誕生日には、店頭を七夕仕様に工夫し展開をしています。これを「SNS上でも話題化させたい」「より多くの人に七夕が『カルピス』の誕生日であることを広げていきたい」という思いがありました。

そこで、より多くの方に知ってもらうために、これまで提供してきた景品以外でも何かないかと探していた時に、「JCBプレモデジタル」のことを知り採用しました。景品はそのほか、「カルピス」の各種商品や、「カルピスウォーター」30周年記念賞などを用意していました。

――JCBプレモデジタルを採用した理由を教えてください。

松丸:LINEには1,000万人近くの友だち登録者がいますが、そのうちデータが取れているのは三分の一程度だったんです。キャンペーンの内容によってアンケートに答えてくれる方も変わるのですが、景品が同じだと偏ってしまって。同じ方からしか反応がなかったんですね。

とはいえ、デジタルインセンティブとデジタルキャンペーンの相性がいいのは事実なので、なにか新しいものがないかと探していました。そのタイミングで「JCBプレモデジタル」を知り、“今までと違う層からアンケートの回答が集まるのでは”と採用を決めたんです。 また「JCBブランド」という安心感も採用の決め手の一つでした。

松田:7月7日の「『カルピス』の誕生日」を訴求するキャンペーンは、毎年実施しているキャンペーンだったので、新しい情報をお届けしたいという想いがありました。基本的には皆さまに「カルピス」を飲んでいただきたいので、希釈の「カルピス」や今年30周年を迎えた「カルピスウォーター」などが景品になっています。

ですが、「より多くの方に参加して頂き、その分インセンティブも多くの人にお届けしたい」という想いもあったため、それらが実現できそうな「JCBプレモデジタル」に魅力を感じ採用を決めました。

利用シーンが多くユーザーが幅広いため、今までにない層にも宣伝効果が高い

―― 「JCBプレモデジタル」を採用してみて、応募者の反応はいかがでしたか?

松丸:今年も何回かアンケートキャンペーンを実施していますが、そのなかでも非常に良い反応をいただけたと思っています。属性データ数も増やせましたし、新規の取り込みができました。

LINEの場合、メッセージをプッシュ配信してから開封してもらえるかが最初のハードルで、その後キャンペーンに応募してもらえるかもう一つのハードルがあります。今回は、開封した方のほとんどがキャンペーンに参加してくれました。

キャンペーンによっては参加率が低いものもあるので、今回はお客様に魅力を感じてもらえたのだと思います。応募数約62万件、アンケート回答数約48万件と非常に多くの方にご参加いただけました。

松田:「カルピス“水玉通信”」のTwitterキャンペーンも、新しいデジタルギフトを採用したことで「新しいユーザーに知ってもらいたい」という目標を実現できたと思っています。

デジタルギフトは配送コストが抑えられる分、当選人数を多く設定できます。そのためキャンペーン規模を大きく見せられたところも非常に良かったですね。今年実施した「カルピス“水玉通信”」のキャンペーンのなかで、最も多い応募者数で、当選DMを受けた反応もTwitterで多く見られました。キャンペーン期間中にアカウントのフォロワー数も大幅に増えました。

―― 「JCBプレモデジタル」を採用するにあたり、大変だったことはありましたか?

松丸:私も含め、「JCBプレモデジタル」は新しい取り組みであり、まだ社内認知が低かったため、本当に反応が見込めるのかと質問はありました。

松田:そうですね。私自身も理解できていなかったので、しっかりと理解を深めてから、社内に向けて説明をしました。

ユーザーも好反応、「今後もぜひ、JCBプレモデジタルをギフトに」

―― 結果として「JCBプレモデジタル」が採用されましたが、どのようなところが決め手になったのでしょうか? また、個人的に魅力だと思った点を教えてください。

松丸:一番は「いろいろなところで活用できる」ことが大きかったですね。利用シーンが多いということは、それだけ幅広い方々に魅力と感じてもらえるのではと思いました。個人的にも、今回をきっかけにこんなに便利なものがあるんだと知りましたし、自分がもらえたらとても嬉しいギフトだと思いました。

また、デジタルギフトは、必要以上の個人情報を聞かなくても贈れます。配送コストが抑えられることも、とても良いと感じました。

松田:やはり、目的が「より多くの方に『カルピス』の情報をお届けしたい」だったので、幅広い層の方にご参加いただけるきっかけになってよかったです。

―― 「JCBプレモデジタル」を、今後も使っていきたいですか?

松丸:LINEの場合は、データ取得以外の目的でもさまざまなキャンペーンがあります。デジタルギフトの反応が良いことは分かっていますし、「JCBプレモデジタル」はLINE STOREでも使えます。そのため親和性も高いと思うので、今後もぜひ採用を検討していきたいです。「JCBプレモデジタル」は、一度使ってもらえれば、非常に便利で使いやすいサービスだと思います。キャンペーンなどが、そうやって一度使ってもらうきっかけになればいいですね。

松田:Twitterでも、今後も前向きに検討していきたいです。キャンペーンの目的に応じて景品は選んでいきますが、より多くの方を対象にした、大規模なキャンペーンを実施するのであれば、「JCBプレモデジタル」は非常に魅力的だと考えています。コラボのような企画もできたら、お客様にもっと喜んでいただけるかもしれませんね。

* * *

LINEやTwitterなど、SNSと相性が良いデジタルギフト。配送コストも抑えられるため、その分規模を拡大して多くのユーザーに届けられるのだそう。デジタル施策でのギフトとして、オンラインショッピングやウェブサイトで利用できる「JCBプレモデジタル」を活用してみてはいかがだろうか。

JCBプレモデジタルの詳細はコチラ>

JCBプレモデジタルのお問い合わせはコチラ>

[PR]提供:株式会社ジェーシービー