2021年に入ってから、携帯各社の料金プラン値下げが相次いでいる。そのなかでも、自分の使い方に合わせてデータ容量を選べると人気なのが、4月にスタートしたIIJmioの「ギガプラン」だ。当初からお得度は高かったが、6月 に「データシェア」と「データプレゼント」というふたつの機能が追加されて、ますますパワーアップ。それぞれ、いったいどんな機能なのだろうか。ここでは、その詳細を具体例とともに紹介していこう。

IIJmioのギガプランがパワーアップ!

IIJmioは、電気通信事業者として長い実績のあるIIJ(インターネットイニシアティブ)が展開している格安SIMサービス。技術力の高さとそれに基づく安定した通信、わかりやすい料金プラン、充実したサポートや幅広い端末ラインナップなどで人気のある老舗ブランドだ。

そのIIJmioが4月からスタートしたギガプランは、使い方に合わせて「SIMの機能」と「データ量」を自由に組み合わせられるのが大きな特徴。SIMの機能は、「音声」、「SMS」、「データ」および「eSIM」から選択できる。また、データ容量は2ギガ、4ギガ、8ギガ、15ギガ、20ギガの5種類から自分に合った容量を選ぶことが可能だ。

価格がリーズナブルなのも魅力的なポイントで、たとえば音声SIMの場合、2ギガが858円、4ギガが1,078円、8ギガが1,518円、15ギガが1,848円、20ギガが2,068円となっている(いずれも税込)。

さらに6月からは、同一契約内の回線を対象に、データ容量をシェアできる「データシェア」機能や、データ容量をプレゼントできる「データプレゼント」機能も追加された。これらを利用すれば、使いきれないデータ容量の有効活用が可能になる。

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データシェアってどんな機能?

POINT ・同一の契約のなかでデータ量を合算できる!
・同一の契約のなかでシェアするグループを作れる!
・データを分けあえるから、ムダなく使えてお得

IIJmioのギガプランの場合、ひとつのID(mioIDと呼ばれる)で最大10回線まで契約できる。ひとりで複数回線契約することも、複数人で複数回線契約することも可能。しかもそれぞれの回線でSIMの機能とデータ量を自由に組み合わせられる。たとえばひとりで音声SIMとデータSIMを契約して使うこともできるし、4人家族がそれぞれ自分に合ったSIMやデータ量を選んで使うこともできる。

データシェアは、簡単に言えば各回線のデータ量をグループ内でシェア(合算)できる機能だ。たとえば4人家族で父親が20ギガ、母親が15ギガ、娘が2ギガ、息子が4ギガのプランにしていた場合、データシェアを活用すれば4人で20+15+2+4=41ギガを利用できる。そのため、「テレワークで今月はお父さん20ギガも使いきれないよ!」というときでも、余った分をほかの家族で分け合うことが可能だ。

おもしろいのは、データ量をシェアするグループを同一のmioID内で複数設定できる点。上記の場合、父と娘でひとつめのグループ、母と息子でふたつめのグループを作り、それぞれでデータ量をシェアすることができる。もちろん、母と娘、父と息子の組み合わせでも、父と母、娘と息子の組み合わせでもOK。イメージがしやすいよう具体的な例を挙げて説明しよう。

4人家族の場合……

このケースでは、次のようなプランの選び方が考えられる。

父 音声SIM/20ギガ……2,068円
母 音声SIM/15ギガ……1,848円
息子 SMS機能付きSIM/4ギガ……1,045円
娘 データSIM/2ギガ……748円

しかし、最近在宅ワークが増えてきた父親はデータ量が余り気味。逆に娘はYouTubeで好きなアーティストのMVを観るためデータ量がオーバーしがち。また、外出自粛で自宅にいることの多くなった母親もデータ量が使いきれないことがある。一方、オンラインゲームにハマっている息子はデータ量が少し足りない場合も。毎月の使用傾向を見ると、娘の超過分を母のデータ量で補うのは難しいが父のデータ量なら余裕がある。そんなときは、次のような組み合わせでグループを作ってデータシェアを活用することが考えられる。

父と娘
 父 20ギガ……2,068円
 娘 2ギガ……748円
合計:22ギガ……2,816円

母と息子
 母 15ギガ……1,848円
 息子 4ギガ……1,045円
合計:19ギガ……2,893円

ひとりで複数回線を使う場合……

ひとりで複数回線を使う場合もデータシェアは便利。たとえばスマホ用に音声SIM、タブレット用にデータSIMを契約する場合、データシェアを利用すればそれぞれのデータ量を合算できる。そのため、スマホをよく使う月、タブレットの使用が多い月などのように使い方に波があってもデータ量のやりくりがしやすくなる。

ひとりで複数枚SIMを契約している場合
音声SIM 4ギガ……1,078円
データSIM 20ギガ……1,958円
合計 24ギガ……3,036円

いずれの場合も合計月額を回線数で割ると1回線あたり10ギガ前後をおよそ1,400~1,500円で利用できることになる。大手キャリアの場合、一般的な料金プランでは1ギガで2,000円前後の価格設定になっているので、これがどれだけお得か分かるはずだ。

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データプレゼントってどんな機能?

POINT

・同一の契約のなかでデータ量を10MB単位でプレゼントできる!
・必要な分だけ、少しずつプレゼントできるから使いすぎ防止にも!
・データの追加購入をせずにやりくりできるから家計にも嬉しい機能!
 (大手キャリアは1ギガあたり500~1,000円、IIJmioは1ギガあたり220円)

データシェアが同一mioID内でデータ量を合算できる機能なのに対して、データプレゼントは同一mioID内でデータ容量の一部をプレゼント(移行)できる機能になる。たとえば家族の場合、子どものデータ量が足りなくなったから親のデータ量から1ギガだけプレゼントしよう、という使いかたができる。

プレゼントは好きなタイミングででき、容量も10MB単位で指定可能。必要量に合わせて少しづつプレゼントできるので、子どものスマホの使いすぎ防止が目的でデータ量を少なめに設定している場合などにとても便利だ。

他社の場合、データ量が足りないときは追加データ量の購入が必要になり、大手キャリアだと通常1ギガあたり500~1,000円程度の価格設定になっている。IIJmioでも追加データ量の購入は可能で1ギガあたり220円と格安だが、データプレゼントを使えば、それを家族間のやりくりで0円にもできるため、お財布にとても優しい機能だと言えるだろう。

こちらも具体例を挙げて説明しよう。今回は、息子と娘がいる4人家族を想定。子どもたちの使い過ぎを防ぐため息子は4ギガ、娘は2ギガと少なめのデータ量を選んでいる。これまで子どもたちのデータ量が足りないときは追加データ量の購入で対応してきたが、父と母はデータ量が余りがちなので、それを有効活用したい。データシェアだと子どもたちがそれぞれのプランの上限を大きく超えてデータを使ってしまう可能性があるので、データプレゼントを活用することにした。

父 音声SIM/20ギガ……2,068円
母 音声SIM/8ギガ……1,518円
息子 SMS機能付きSIM/4ギガ……1,045円
娘 データSIM/2ギガ……748円
4人家族合計/34ギガ……5,379円

結果、家族で月額10,000円近くなる月もあったところ、5,379円でおさめることが可能に。子どもたちの使いすぎも防げて一石二鳥!

夫婦2人の場合でもデータプレゼント機能は活用することができる。スマホとタブレット用に音声SIMとデータSIMの2回線を利用している夫と、音声SIMだけの妻の場合を考えてみよう。

夫 音声SIM(スマホ用)/8ギガ……1,518円
  データSIM(タブレット用)/20ギガ……1,958円
妻 音声SIM/4ギガ……1,078円
夫婦合計/32ギガ……4,554円

これまで、妻のデータ量が足りないときは追加データ量の購入で対応してきたが、夫のデータが余りがちなのでデータプレゼントを活用。結果、月額5,000円を超える場合もあったのが、追加費用が不要になって4,554円でおさめることが可能に!

料金プランのデータ容量を超えて使う場合、大手キャリアだと追加のデータ容量は1GBあたり1,000円前後と金額面の負担は結構バカにならない。それを軽減できるのはデータプレゼントの大きなメリットだと言えるだろう。

家計負担の軽減に役立つIIJmioのギガプラン

6月からスタートしたデータシェアやデータプレゼントを使えば、データ通信の容量を合算して分け合ったり一部を移行したりしながら、ムダなくデータ量を使うことができる。もともと使い勝手がよくリーズナブルだったIIJmioのギガプランの魅力が、これらの機能によってさらに高まったと言えるだろう。携帯料金による家計負担をできるだけ減らしたいユーザーは、ぜひ注目してみてほしい。

9月1日から秋の乗り換えキャンペーンもスタートしている。初期費用が1円になったり、MNP利用で端末が割引になったりとお得にIIJmioを利用したい人はこのチャンスを活用しよう。

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