昨年からのコロナ禍の影響もあり、「密」を避けられるキャンプや登山などのアウトドアアクティビティが人気を集めている。 山登りをはじめるには、トレッキングシューズやレインウェアといった登山用具が必要となるが、そこにぜひ加えてほしいのが「アウトドアウオッチ」。腕時計として現在の時刻を教えてくれるだけではなく、自分がいる場所の標高や気温、気圧や方位を確認できるなど、登山に役立つ多彩な機能が搭載されているからだ。

今回、山岳ライターの筆者とマイナビニュース編集部員が初心者に人気の箱根・明神ヶ岳を登りながら、カシオのアウトドアウオッチ「PRO TREK」(プロトレック)シリーズのデジタル/アナログ コンビネーションモデル「PRW-60」の機能や操作性を体感してみた。

  • コンパクトなボディに、多彩な機能を搭載した。「PRW-60」左からPRW-60Y-1AJF、PRW-60-2AJF

PRW-60は、同レベルの機能を備えた従来モデルに比べて、大幅なダウンサイジングを実現した。つけていることが全く負担にならない軽さとバンドのフィット感が魅力。男性も女性も使えるシンプルなデザインで、アウトドアだけでなく普段使いもできそう。

高度を合わせて、登山スタート!

標高1169mの明神ヶ岳は、箱根火山の外輪山で、箱根の山々を眺めながら稜線歩きを楽しめる展望コースとして人気が高い。また、東京からは高速バスで登山口まで行けて、そのアクセスの良さも魅力である。

「金時登山口」バス停でバスを降りたら、歩きはじめる前に、まずはPRW-60の高度補正を行う。PRO TREKシリーズに搭載されているトリプルセンサーは、気圧をもとに現在地の高度を計測している。気圧の変化によって表示される高度に誤差が生じてしまうこともあるため、行動中に高度を正確に計測するには、歩きはじめる前や標高がわかる地点でこまめに高度補正を行うことが大切なのだ。

  • 「金時登山口」バス停の標高は663m

スマートフォンの登山地図アプリを見ると「標高663m」と表示されていたため、PRW-60の高度表示も663mに合わせる。補正操作は、PRW-60の右下のボタンを押し高度を表示させて、本体側面の電子式リューズスイッチを回すだけなので、慣れない人でも難なく操作できるだろう。

  • 補正操作は、本体側面の電子式リューズスイッチで行う

PRW-60の高度をしっかり合わせて、いざ登山スタート!住宅地のなかの車道を進んでいくと、ほどなく登山道の入口に着く。そこからは笹と樹林の急坂を登っていく。平日だからだろうか、自分たちのほかに登っている人はいない。まさに「密」とは真逆の環境だ。まわりを囲む木々からは、その姿は見つけられないが、野鳥のさえずりが響いてくる。

矢倉沢峠で、登山道は金時山方面への道と明神ヶ岳方面への道に分かれる。分岐点では必ず地図を広げて、自分が進む方向を確認するのが、道迷いを防ぐポイントだ。PRW-60の方位計測機能を使って、 自分が進もうとしている方角と、地図上の進行方向の方角が一致しているか、確認するとよい。方位計測は、PRW-60の右上のボタンを押し、計測したい目標に時計の12時位置を向けるだけなのでとても簡単。

  • 矢倉沢峠を目指し、樹林帯の登山道を登っていく

  • 登山道の分岐で、地図を広げて進路を確認する

登山の楽しさは、十人十色

尾根上は、背の高い笹原のあいだの道を登っていく。ところどころ笹が頭上を覆うほどに大きく伸びており、トンネルのようになっていて楽しい。笹の背が低くなっているところでは展望が開け、背後を振り返れば、こんもりと盛り上がった金時山が望めた。

  • 笹が大きく伸びたところでは、笹のトンネルのようになっている

  • 笹原に覆われた稜線。快適な尾根歩きが楽しめる

山登りをしていて、いちばんテンションが上がるのは、やはり山頂や稜線からの絶景を眺めたときだ。視界をさえぎるものはなく、青空の下、見渡すかぎりどこまでも山並みが広がっている。そんな風景のなかに身をおいていると、日々の生活では味わうことのできない開放感に包まれて、爽快な気分を味わえる。

また、登山道の脇に、色とりどりの野花が咲いていたり、地面からキノコがニョキっと顔を出していたりすると、思わずカメラを向けたくなる。静寂に包まれた森のなか、ひんやりした空気が肌に触れてきたり、木漏れ日を浴びるのも気持ちがいい。 山の楽しさはひとことでは語れない。きっと、十人いれば、十通りの楽しさをそれぞれが見つけるのではないだろうか。

  • 正面に見えるのが大涌谷と箱根山。その麓が強羅の温泉地

  • 山登りをする人でキノコ好きは実は多い

  • 登山道の脇には色とりどりの野花が咲いていた

PRW-60の多彩な機能で、安心安全に登山が楽しめる<

ゆるやかなアップダウンを繰り返しながら進んでいくと、火打石岳を過ぎたあたりで視界が開け、右手前方に明神ヶ岳の山頂部が一望できた。そこからは広い尾根道を登っていく。

  • 右手に見えるのが、明神ヶ岳の頂上付近の稜線。平坦なので山頂の位置の特定は難しい……

単調な登りが続くところでは、現在地や残りの行程を把握しづらく、気持ち的につらくなることもある。そんなときはPRW-60の高度計測機能 が役に立つ。高度を計測し、地図上の標高と照らし合わせれば、だいたいの現在地はつかめるし、山頂までの残りの高度差もわかるからだ。

  • 高度は1,144mを表示。山頂まで標高差にして残り約25m。もうすぐだ!

登山開始からだいたい3時間ほどで明神ヶ岳の頂上に到着した。天気は薄曇りだったものの、山頂からは箱根連山や富士山、相模湾など360度の大展望が望めた。

  • 広々とした明神ヶ岳の山頂

  • 山頂から東~何頭を眺めれば、相模湾が一望に

山頂でまわりの景色を眺めていると、よく「あの山は何だろう?」「麓に見えるのはどこの町だろう?」と、視界に入ってくる山や湖、町並みが気になることがある。そんなときにぜひやってほしいのが、地図の整置だ。整置とは、地図と実際の風景を対応させること。整置をすることで遠くに見える対象物(山、湖、町並みなど)と地図を照らし合わせて、確認することができるのだ。

方法は簡単。PRW-60を方位計測モードにして、方位計が指し示す北と地図の北を合わせるだけ。すると、自分の目の前に広がる景色と、地図が一致する。このときは南西の方角を見ていたので、正面の噴煙が上がる荒涼とした大きな谷は「大涌谷」であり、その一帯の山が「箱根山」であることがわかった。

  • 南~南西を向いて、地図を整置する

  • 地図をまわして、方位計の北と地図の北を合わせる

PRW-60はほかに、登山に便利な機能を備えている。「10気圧防水」なので行動中などに突然雨に降られたりしても安心だ。また、わずかな光からでも駆動電力を得るソーラー充電システム「タフソーラー」や、暗い場所や夜間でも十分な視認性を確保してくれる「ネオンイルミネーター」や「LEDライト」、世界6局の標準電波を受信して時刻を自動修正する「マルチバンド6(電波受信機能)」も、アウトドアで使用するときにはとても心強い機能が盛りだくさん。

さらに、そうした機能面だけではなく、デザイン性もすぐれている。男性はもちろん、女性の細い腕にもフィットするコンパクトサイズに。手の甲への干渉や、アウターの袖口への引っかかりを気にせずに使用できる。また、バンドには強度と柔軟性を兼ね備えたシリコン素材のデュラソフトバンドを使用しているので、長時間つけていてもストレスがなかった。

  • コンパクトサイズで男女兼用なので、女性の細い腕にもフィットする

  • アウターの袖口にも引っかかりにくい柔らかなデュラソフトバンドでストレスのない装着感を実現

山登りに役立つ機能とデザインを兼ね備えたPRW-60。この夏、登山を計画しているのであれば、ぜひ山行のおともにしてみてはどうだろう。

PRW-60についてはこちら

[PR]提供:カシオ計算機