連日の雨で、梅雨明けが待ち遠しい今日このごろ。6月も終わりに近づき、職場で四半期の書類整理を予定されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。とはいえ、職場は自宅と比べると一緒に利用する人数が多く、片付いた状態を維持するのが難しいもの。

そこで今回は、「ラベルを活用したら、職場のみんなが整理上手になった!」という、CASIO WATCH OUTLET 御殿場の整理収納事例を紹介します。職場や自宅でもすぐに真似できるポイントがたくさんあったので、ぜひ参考にしてみてください。

CASIO WATCH OUTLET 御殿場

国内最大規模のアウトレットモール「御殿場プレミアム・アウトレット」内にある、CASIOの時計専門店。

在庫や備品が休憩室のスペースを圧迫しているという悩みを解決するため、ラベルライター「Lateco EC-P10(以下Lateco)」を使い、整理収納マネージャー協会の皆さんとバックヤードの整理収納を実施。

今回、店舗の整理収納を監修された、整理収納マネージャー協会の丸山さんと中山さんに、テクニックを伺いました。(※文中敬省略)

整理収納マネージャー協会 代表理事 丸山としこさん
企業研修、セミナー、プロ育成講座などを数多く担当。ハウスキーピング協会の海外プロジェクトのメンバーでもあり、整理収納を国内外で広める活動に取り組んでいる。

整理収納マネージャー協会 企業内整理収納マネージャー認定講師 中山真由美さん
家庭の整理収納のアドバイザーとしてのキャリアを生かし、現在は企業へもサービスを展開。商品開発や住宅の収納監修の経験を活かし、幅広く整理収納術を広めている。

整理収納の具体的な進め方とは

――本日はよろしくお願いします。早速ですが、CASIO WATCH OUTLET 御殿場のバックヤードには、どのような課題があったのでしょうか。

丸山:現場の観察、店長・スタッフへのヒアリングを通して見えてきた課題は、主に3つありました。

1.備品が点在して収納されていたので、取り出す時の作業効率が悪い
2.荷物が段ボールに入ったまま床に置かれていることで、スペースを圧迫している
3.物が多いために休憩スペースが圧迫され、ゆったりと休憩できる雰囲気になっていない

ということでした。特に最後のポイントについては、店長から「スタッフ同士のコミュニケーションが活発になるよう、くつろげる休憩スペースにしたい」という要望もいただきました。このほか、「新人スタッフが入った時に収納場所が分かりやすいバックヤードにしたい」という声も。

――なるほど! 浮き彫りになった課題を解決するために、どのような手順で作業を進められたのでしょうか。

中山:課題の把握をした後は、はじめに動画での導入研修を行ないました。整理収納って、誰かひとりだけが頑張っても続かないんです。職場のスタッフ全員で整理収納をする意味や価値の共有をし、整理収納に対するモチベーションアップと意識のすり合わせをしていきます。

次に、整理収納のポイントである「要不要の判断」と「ゾーニング」を実施しました。ゾーニングではスタッフさんの動線を分析し、本当に使いやすいかどうかを何度も確認しながら、物を収納する場所を決めていきます。実際の整理を行う前の準備に、1カ月半ほどかけました。

――すごい。下準備にかなり時間をかけるんですね。

中山:そうですね。場合によりますが、準備7割、整理収納の実作業が3割の配分になるイメージです。ですが、ここで終わると大体リバウンド※します。それを防ぐために一役買ってくれるのがラベルライター「Lateco」なんです。

※…整理した状態を維持できず、整理されていない状態に戻ってしまうこと

  • ※今回使用した製品は「Lateco EC-P10」です

ラベルを使ってスッキリ見せるコツは?

中山:ここからは、具体的なラベル活用について説明していきますね。今回は下記の3ポイントを意識しました。

ポイント1 ラベルデザインの統一

スッキリした印象になるよう、ラベルの基本色はモノトーンを採用します。ラベル幅やフォントを統一するのがポイントですよ。

ポイント2 画像の活用

また、分類するものに合わせて画像を活用するのも1つの方法です。画像を手軽にラベルに入れることができるので、各ブランドのロゴデータを取り込み、誰でも瞬時に在庫収納場所の見分けがつくラベルにしてみました。

ポイント3 ラベルの視認性UP

そのほかにも、CASIO WATCH OUTLET 御殿場には時計の取り扱い説明書が多くありました。取説は全て番号で管理されているので、共通項目の「取説」部分を白黒反転、番号はそのまま印刷することで、誰でもすぐに目的の取説を取ることができるように。ゴミ箱には絵文字を入れて、直感的にゴミの分別ができるように工夫をしています。

ラベルライター「Lateco」は整理収納のお助けアイテム

――これなら職場や自宅で、すぐに真似できそうです! それにしても数多くあるラベルライターのなかで、なぜ「Lateco」を使われたのでしょうか。整理収納のプロからみた、魅力を教えて下さい。

中山:まず、PCにつないでデータ保存ができる点がすごく嬉しい機能なんです。職場って収納する場所や担当者が変わっていきますよね。その度にラベルを作り直すわけですが、PCに保存したデータを使うことで時間短縮にもなりますし、誰が作っても同じデザインのラベルが作れます。2回目以降の作業が本当にラクなんです。

丸山:テープの先端にだけ切り込みが入るハーフカット機能によって、テープが台紙から剥がしやすいのも助かります。一度にたくさんのラベルを作って貼る時は、特に大事なポイントです。その上、棚などに貼ったあともキレイに剥がせてノリが残らないんですよ。

  • 「Lateco」のポイントを教えてくださる丸山さん

  • ハーフカットで剥がしやすい

中山:また、ラベル作成中に文字数が多くて、どうしても決めたラベルの幅に入りきらないということもでてきます。ですが、「Lateco」ならPC上で文字の幅を調整できるので、決めた長さに文字を収めやすいのもポイントです。

丸山:個人的には、ゴミが出てしまうことが気になっていたんです。でも「Lateco」ならテープを詰め替えるタイプなので、カートリッジのプラスチックごみが出ず、捨てる時に後ろめたさを感じなくていいのも嬉しい。

ほかにも、縦書き・横書き両方のラベルが作れるので、ファイルの整理にも便利です。テレワークで自宅がオフィス化している方も多いので、自宅で保管する書類にも使えますよ。

  • プラスチックごみが出ず、エコなのもポイント

  • 捨てるのは芯の部分のみ

「仕事の効率が上がった」「バックヤードが広くなった」と現場からも高評価

最後に、CASIO WATCH OUTLET 御殿場の店長・今 元幸さんに、整理収納を行った感想を伺いました。

CASIO WATCH OUTLET 御殿場店長・今 元幸さん

今回本格的な整理収納を行ったことで、バックヤードが広く感じ、快適で働きやすい環境になりました。休憩スペースもスッキリして、ゆったりと休むことができています。

また、ラベルのお陰で備品や消耗品の場所が分かりやすくなり、探す手間が省け、作業効率が上がりました。使用したものを定位置に戻す癖もつき、整理整頓の維持にも繋がっています。今も、きれいな状態をキープしようとスタッフみんなで心がけています。

整理収納されたバックヤードは、すっきりとした空間に


職場や自宅のテレワーク環境の整理にラベルライターが活躍!

丸山さんと中山さんからの整理収納のアドバイスと、ラベルライター「Lateco」によって、仕事の効率が上がったという喜びの声がありました。探しやすく、かつ戻しやすくなっているバックヤードなら、新人スタッフや短期のアルバイトスタッフなども収納場所などが分りやすいので、迷わず使えますね。

ゾーニングで収納する定位置を決めることや、ラベルを使ったスッキリみせるコツなど、すぐに使えそうなポイントをたくさん教えていただきました。あなたもラベルライター「Lateco EC-P10」を使って、職場や自宅を整理してみませんか?

「Lateco EC-P10」製品詳細はこちら▶

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