映画、漫画、音楽……世の中にはたくさんのエンタメが溢れています。そして今、そうしたエンタメはスマートフォン1つで楽しめる時代になりました。皆さんはスマートフォンにエンタメ系のアプリをどれくらい入れていて、月にどれくらいお金をかけているのでしょうか。

今回、そんなエンタメ事情について、マイナビニュース会員505名にアンケート調査を実施。その結果をもとに、よりおトクなエンタメの楽しみ方を考えてみました。

約8割がエンタメ系アプリを複数ダウンロード

まずは、そもそもエンタメ系アプリを使用しているかどうかをチェック!

動画配信や音楽配信、電子書籍サービスといったエンタメ系アプリを現在利用していると回答した人は全体の53%。つまり、およそ2人に1人は何らかのエンタメ系アプリをスマートフォンにダウンロードしていることになります。

では、どれくらいの数のアプリをダウンロードしているのでしょうか。

  • ※サブスク含む動画配信サービス(映画やドラマ)、ライブチケット購入、楽曲購入、電子書籍など

もっとも多かったのは「1個のみ」で24%。逆にいえば4人に3人は複数のエンタメ系アプリをダウンロードしていることになります。次いで3個(18%)、2個(16.5%)が多く、なかには11個以上(!)入れているという人も8.2%いました。

多くの人はエンタメ系アプリを複数使い分けているという結果に

それでは、数あるエンタメ系アプリのなかで何が特に人気なのでしょうか。

アンケートの結果、約7割が「動画配信サービス(74.2%)」と回答。「音楽配信(52.8%)」や「電子書籍(45.7%)」も利用者がかなり多いことが分かりました。また、これらのアプリに比べれば少し利用頻度は下がりますが、「ライブチケット購入(18.7%)」や「楽曲購入(26.6%)」も挙がっています。エンタメコンテンツ購入系のサービスはそもそも毎日使うことは少ないでしょうから、20%前後は十分に「使われている」といっていい数値です。

このように、多くの人はエンタメ系アプリを複数使い分けて、エンタメコンテンツを楽しんでいることが分かります。複数のアプリを使うことのメリットとしては「配信されていない作品を補完し合える」や「たくさんのコンテンツが楽しめる」といった意見が挙がりました。

一方で、複数のアプリを利用することで何かデメリットはないのでしょうか。こちらもアンケートをとってみたところ……

・パスワード管理が難しくなりそう(36歳・女性)
・お金がかかる(31歳・男性)
・好きな作品を網羅できるが出費がかさむ(37歳・男性)
・電子書籍など異なるアプリで購入すると共通で使えない。(44歳・男性)

主に「お金がかかる」ことや、「管理が大変」といった意見が挙がりました。たしかに、月額課金制のアプリの場合、一つひとつは安価でも、合計すればそれなりの費用がかかってしまうことになります。

毎月かかっている費用を調査

実際、月にどれくらいの金額をエンタメ系アプリにかけているのかを調査したところ、「500円以下」が42.7%と多かったものの、「500円~1,000円」が20.6%、「1,001円~2,000円」が17.6%とそれなりにお金をかけていることが分かります。

また、2,000円以上かけているという人も全体の約20%に上りました。2,000円以上というと、毎月の固定費としてはなかなかのインパクトです。「いろいろなエンタメコンテンツを楽しみたいからたくさんのアプリを使っているけれど、出費が多すぎる」と悩む人がいるのも納得です。

お金を抑えながら、映像・音楽・電子書籍を一つのアプリで

では、映像も音楽も電子書籍も楽しみながら、月にかけるお金を最小限に抑える方法はないのでしょうか。

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「マイナビニュース」調査概要
■実施時期:2021年3月30日
■調査手法:マイナビニュース インターネット調査
■調査対象:505人

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