ファクタリングとは?-入金までの仕組みを解説

近年、ニュースやインターネットでよく目にするようになった「ファクタリング」。
一体どのような取引なのか、また、どのようなシーンで真価を発揮するのか。 当ページでは、商取引・民法の基礎をおさらいしながら、ファクタリングの基本概要を解説していきたいと思います!

債権とは

債権とは、簡単に言うと「何かをしてもらえる権利」のことです。(民法では権利を持っている人や会社のことを債権者と呼び、義務を負っている人や会社のことを債務者と呼びます。)
前述した売掛金や未収金は“お金を受け取れる権利を持っている”ということになり、特定のサービスを受けることができる権利や利息を受け取る権利なども債権に当たります。

売掛金と未収金

商売をする方でしたら一度は目にする「売掛金」「未収金」の文字。
物を売った・役務を提供した等で相手方に何らかの利益が生じた場合、利益を受けた側は約定した条件に則った「対価」を支払わねばなりません。

ここで問題になるのが、どのようにして代金を支払うかです。
仮にサービスを受ける側が個人であった場合、お財布からお金を取りだし直接支払う、クレジットカードで支払う、はたまた電子マネーで支払うなど様々な方法が考えられますが、企業間取引の場合はそうは行きません。


もちろん1回限りの取引であれば現金や即振込等も考えられますが、反復継続して取引をするようなケースの場合、都度代金を支払うのは大変な手間ですし、コストも掛かります。

そこで、多くの企業では「掛け取引」と呼ばれる方法を採っています。
これは、例えば“毎月末日締め・翌月末日払い”といった取引方法です。

▼掛け取引の例
A社はB社に対し、1月1日・1月10日・1月20日に商品を販売し、商品代金は合計して50万円だった。A社とB社は売買基本契約書を締結しており、代金の支払いは毎月末日締め・翌月末日払いだった。したがって、1月中に販売した商品代金50万円については、2月末日に振り込まれた。

なお、営業取引によって得た債権のことを「売掛金」、土地・建物・車といった資産の売却代金の債権のことを「未収金」と呼ぶのが一般的です。 それでは基本を抑えたところで、実際にファクタリングがどのような取引なのか、次項目で詳しく見ていきましょう。

ファクタリングは債権の売買

ファクタリングは、金銭債権を専門業者に売却しその対価を得るという金融取引です。 売却と聞くと多くの方は“物”をイメージするかと思いますが、日本では債権や著作権といった目に見えないものも譲渡が認められています。
これを「債権譲渡」と呼び、ファクタリングは当該規定に則って契約を進める形です。
なお、ファクタリングには大きく分けて「2社間取引」と「3社間取引」があり、それぞれで特徴・メリット・デメリットが異なります。

2社間・3社間の違いについて

債権譲渡において、債権を売る人を譲渡人(債権者)・債権を買い取る人を譲受人・売掛金を支払う人のことを債務者といいます。


債権譲渡は、債権者が譲受人に債権を譲渡し、その旨を債務者に通知若しくは譲渡に対する同意を貰わねばなりません。
そうしないと、債務者は誰に返せばよいのか分からなくなってしまうためです。
そして、2社間・3社間とは、まさしくこの登場人物達の数を表しています。

2社間ファクタリングとは

2社間ファクタリングは、債権を売りたい企業とファクタリング会社の2社だけで行われる取引のことをいいます。


つまり債務者の同意や通知を経ずに行われるため、債務者は債権が譲渡されたことを原則として知ることはありません。
債務者から譲渡人に売掛金が支払われたら、譲渡人はファクタリング会社に対して当該売掛金を引き渡す義務があります。

2社間ファクタリングのメリット・デメリット

2社間ファクタリングのメリットは、何と言っても「債務者側に債権譲渡をしたことが知られない」という点です。
これは、反復継続した取引がある企業の債権を利用したケースを想像してみてください。
売掛金が第三者に譲渡されると知られた場合、経営が厳しいのではないか、倒産の恐れがあるのでは、といったあらぬ誤解を招く可能性があります。
また、仮に付き合いが長くとも、同意を得る・通知をするというのは少々ハードルが高いです。
さらに、例えば債権者が下請会社であった場合、親会社に対して同意又は通知をしなければなりませんので、信用問題ともなりかねません。
これらの手続きを省略できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
一方で、2社間ファクタリングは、ファクタリング会社にとって2つの大きなリスクがあります。
それは「債務者から売掛金が支払われるかが分からない」「回収した売掛金が譲受人から引き渡されるか分からない」という点です。


このリスクはファクタリング会社にとって非常に大きく、その分ファクタリングの手数料が高くなってしまいます。
つまり、2社間ファクタリングは3社間ファクタリングに比べてコストが高くなってしまうというデメリットがあります。

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3社間ファクタリングとは

3社間ファクタリングは、売掛金が債務者から直接ファクタリング会社に支払われる形の取引です。
民法の原則に従った債権譲渡であり、債権を売りたい企業は債務者に債権譲渡があった旨を通知又は譲渡に対し同意を得なければなりません。
債権譲渡によって権利者が移転したため、債務者は新債権者であるファクタリング会社に対し売掛金を支払う義務を負うことになります。

3社間ファクタリングのメリット・デメリット

2社間ファクタリングに比べて手続きは煩雑になるものの、ファクタリング会社は比較的低リスクで債権を買い取れることになります。
したがってファクタリング手数料が非常に低く設定されているのが一般的で、コスト面に優れているというメリットがあります。
特に、回収可能という蓋然性がありますので、ファクタリング手数料が3%前後にまで下がることも珍しくありません。
ただし、取引相手にファクタリングを利用したことが確実に知られてしまいますので、状況によっては避けた方が賢明です。

状況に応じてベストな選択を

各方式のメリット・デメリットは上記の通りです。
ファクタリングは数ある資金調達方法の中でもスピードに優れた金融取引と言えますが、どの方式を選ぶべきなのか、どのようなデメリットがあるのかについても、しっかりと検討する必要があります。
特にはじめてファクタリングをご利用される場合は、2社間・3社間双方に対応しており、かつ、事前相談もしっかりと受けてくれるファクタリング会社を選ぶと良いでしょう。

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