フルノシステムズの無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)」が、三島食品(広島市中区)の工場や物流センター、オフィスで用いる社内無線LANとして活用されている。

三島食品は2010年頃より、人や物の動きを管理・把握するための情報端末であるハンディターミナルを工場内に導入し、製品の材料や仕掛品を照合して製造上のミス防止と製造過程のログを記録できるシステムを構築。工場内におけるハンディターミナルの使用にともない、通信の基盤となる無線LANを整備した。その際、多台数のハンディターミナルの安定接続が可能な通信基盤として、フルノシステムズが提供する業務用品質の無線LANアクセスポイント「ACERA」が採用された。現在では工場に加え、全国の物流センターやオフィスにもACERAを設置し、庫内作業やデスクワーク、会議など全社的な無線LANとしてACERAが稼働している。

■ 多種多様な製品に使う原料・仕掛品の管理と製造過程のログ取得をシステム化

三島食品の工場では、代表的な商品である赤しそのふりかけ「ゆかり®」をはじめ、多種多様な家庭用・業務用製品を製造している。それら製品の製造工程では、数多くの種類の原料や仕掛品の厳密な管理が求められる。

三島食品では、原料・仕掛品の照合による製造上のミス防止と製造過程のログ(作業者/品名/原料/仕掛品/包装材など)の記録をハンディターミナルで取得し、システム化して運用している。それらのシステム運用のためのネットワーク基盤としてACERAが利用されている。

■ 全国の工場、物流センター、営業拠点にACERAを設置

工場内では、ハンディターミナルのほかにもラベルプリンターのワイヤレス化に無線LANが役立っている。物流倉庫では、以前は紙の配送リストを用いて行っていた作業をハンディターミナルに集約することで、情報管理の徹底や作業効率の向上を実現した。また、オフィス内でもPCやタブレット端末などの機器の無線接続を行っており、会議のペーパーレス化などに貢献している。

■ 全製造業の生産性向上に無線LANで貢献

三島食品のように、製造上のミス防止や製造工程の管理にはICTを活用したシステムの導入が欠かせない。フルノシステムズは利用価値の高い無線LANソリューションを提供することで、製造業のさらなる作業効率と生産性の向上に貢献していく方針だ。


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