近年はテレワークの普及に伴い在宅勤務の機会が増え、給与明細書を手渡しする機会が減っています。そのためテレワーク導入企業においてはWeb給与明細システムの導入が欠かせなくなってきています。IT補助金を活用して導入できる製品もあるため、まだ移行できていない場合は知識を深めた上で導入を検討しましょう。

この記事では、おすすめのWeb給与明細システム11選をご紹介します。さらに、製品選定のポイントについても解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

Web給与明細システムとは

Web給与明細システムとは、給与明細・賞与明細・源泉徴収票を自動配布できるシステムです。システムにアップロードした給与明細は、PC・スマホ・タブレットの各端末から閲覧できます。

給与明細を電子データに切り替えることで、ペーパーレス化を実現できます。従来のように、給与明細を紙に印刷して手渡しする必要もありません。配布する側はもちろん、受け取る従業員側にとっても管理しやすくなります。

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Web給与明細システム11選を徹底比較

1回1人当たり30円で給与明細を発行できる「S-PAYCIAL with 電子給与明細」
鈴与シンワート株式会社

POINT
  • 価格:1人当たり30円/回~
  • 提供形態:クラウド・SaaS・ASP
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:お問い合わせ

S-PAYCIAL with 電子給与明細はシンプルな操作性で使いやすく、1回の給与明細発行が1人当たり30円で行える格安の料金体系が魅力となっています。

例えば、社員100名の企業が製品を導入した場合、給与明細発行の年間コストは4万9,000円です。他社の製品と比較しても圧倒的な安さを誇ります。そのため、シンプルな操作性と料金の安さを求めたい企業に向いている製品となっています。


財務に特化したシステム開発で信頼を獲得「ポケット給与」
株式会社ICSソリューションズ

POINT
  • 価格:30円/名~
  • 提供形態:クラウド・SaaS・ASP
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:お問い合わせ
  • 補足:別途初期費用がかかります。月額費用はユーザー数や帳票数、オプションサービスなどによって変動します。

ポケット給与は、システムの操作性にこだわると同時に、万全のセキュリティ体制が施されている製品です。

全ての通信はSSLで暗号化されており、サーバーにある給与情報も暗号化されています。そのため、給与情報漏洩の心配がありません。また、アクセスログ管理や認証失敗のアカウントロック機能も搭載されているため、不正アクセスも管理できます。


製造業界の労務クラウドの売上No.1を獲得「オフィスステーションWeb給与明細」
株式会社エフアンドエム

POINT
  • 価格:1人当たり最大600円/年
  • 提供形態:クラウド・サービス
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:お問い合わせ

オフィスステーションは、導入企業数1万3,000件を誇るWeb給与明細システムです。

数多くの製造会社から支持を集める理由は、年末調整などで必要となる情報の入力を従業員に依頼できることです。情報提示を求められた従業員は、PCやスマホで画面を開き必要情報を入力するだけ。

このような手続き処理方法で、経理業務を大幅に短縮できます。そのため、多くの従業員を抱える製造現場に向いている製品となっています。


人事労務業務の効率化を実現!ワンパッケージ製品「SmartHR」
株式会社SmartHR

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:クラウド・SaaS
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:お問い合わせ

SmartHRは、3万社以上に導入されており、サービス利用継続率99.5%を誇る人事労務システムです。

SmartHRが高く評価される理由は、Web給与明細や年末調整だけではなく、雇用契約関係の書類が簡単に作成できることです。また、従業員情報を一元管理できて、情報分析も行えます。

外部システムとのシームレスな連携も可能なため、人事労務業務の効率化を検討したい企業に向いている製品です。


数多くの社会保険労務士事務所に導入されている「Pay-Look」
株式会社クリックス

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:クラウド・SaaS・ASP
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:お問い合わせ

Pay-Lookは、士業に特化したシステムです。

操作はシンプルで、給与CSVのデータをシステムにアップロードするだけです。アップロード日時に顧問先の従業員は給与情報をPCやスマホで閲覧できます。とても簡単な作業方法で、顧問先ごとに給与明細書を仕分けたり、顧問先へ届ける手間が省けたりします。

Pay-Lookは、社会保険労務士事務所が使いやすいように開発されたシステムのため多くの社会保険労務士事務所に導入されていますが、一般企業も導入するほど豊富な導入実績を持つ製品です。


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さまざまな便利な機能が搭載されていて低価格!「ジョブカン給与計算」
株式会社Donuts

POINT
  • 価格:月額料金800円/人
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:申込み日から最短2週間から
  • 補足:上記の価格は人事労務バリューセットの月額料金です

ジョブカン給与計算をはじめとするジョブンカンシリーズのシステムで連携させれば、労務管理や給与計算、勤怠管理の最新情報を簡単に管理できます。既に4万社に導入されており、実績を基にした欲しい機能が搭載されている製品です。

ジョブカンシリーズの各製品を揃える必要はなく「人事労務バリューパック」も提供されています。このバリューパックを導入すれば、社内の労務人事業務を効率化できます。

また、ジョブカンはサポート体制も充実。無料で試せる30日間のトライアルも用意されているため、気になる方は無料で試してみましょう。


攻めの人事労務業務が実現できる「sai*reco」
株式会社アクティブカンパニー

POINT
  • 価格:月額料金1万8,000円~
  • 提供形態:クラウド・SaaS
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:お問い合わせ
  • 補足:システム導入費が40万円かかります。100人超過の場合は、180円/人の月額追加料金が発生します

sai*recoは、人事労務の業務効率化だけではなく、経営情報としての活用を支援するシステムです。電子化データの給与明細を発行するなどの定型業務を効率化するだけではなく、人事施策が直感的に行えるシステムでタレントマネジメントが行えます。

そのため、人事評価や人事戦略を立てる際に役立つ製品です。シンプルな操作で直感的に操作ができるシステムで、GOOD DESIGN AWARD2018も受賞。数多くの企業に導入されている製品です。


充実したサポート体制で安心できる「マネーフォワード クラウド給与」
株式会社アクティブカンパニー

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:お問い合わせ

マネーフォワード クラウド給与は、高い拡張性とセキュリティ性を持ったWeb給与明細システムです。他の製品との大きな違いは、コスト削減シミュレーションができること。システムを活用して業務効率化を実現し、余分なコストを削減するというコンセプトで製品開発されています。

サポート体制が充実しており「どれぐらいコスト削減ができるか」「クラウド以降による業務への影響が出ないか」など、あらゆる質問に丁寧に答えてもらえます。そのため、クラウドサービス導入に不安を感じる方も安心して導入できる製品です。


会社の規模やフェーズに合わせたシステム導入を実現「人事労務freee」
freee株式会社

POINT
  • 価格:月額利用料 1,980円~ ※従業員3名分の料金含む
  • 提供形態:クラウド・SaaS
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:お問い合わせ
  • 補足:従業員追加ごとに追加費用が別途かかります

人事労務freeeは22万社に導入されているWeb給与明細システムです。給与計算や年末調整だけではなく、入退社管理や各種保険手続きなど人事労務に関するデータを一元管理できます。

会社の規模やフェーズに合わせたシステムを導入できるため、労務の専任がいない中小企業や、人事労務管理コストを最小限に抑えて働き方改革をしたい中堅企業まで、さまざまな企業が自社に見合ったシステムを導入することができます。


業務を変更せずに導入できる「Bulas Payslip Mobile」
株式会社BBSアウトソーシングサービス

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:クラウド・SaaS・ASP・オンプレミス
  • 対象従業員規模:全規模
  • 導入までの期間:お問い合わせ

Bulas Payslip Mobileは、現在使用している給与システムを使用したWeb給与明細の実現をします。

何も設備を導入する必要がないため、従来の業務を変更することなくWeb給与明細の発行が行えるようになります。

オプションサービスになりますが、ヘルプデスクサービスを付けておけば、手厚いサポートも受けられるので便利です。そのため、従来の業務を変えずにWeb給与明細を実現したいという企業に適した製品です。


業界最安クラスのWeb給与明細システム「i-CompassWeb給与明細」
大興電子通信株式会社

POINT
  • 価格:月額利用料金:30円/人
  • 提供形態:クラウド型
  • 対象従業員規模:大企業・中堅企業向け
  • 導入までの期間:お問い合わせ

i-Compassは業界最安クラスの料金体系が魅力となっているWeb給与明細システムです。初期費用4万9,800円で、1名当たり月額30円で利用できます。

例えば従業員1,000名を抱える企業の例で料金比較を行なった場合、年間52万2,000円のコスト削減が実現可能。そのため、人事労務業務の効率化を図り、コスト削減したいという方に適した製品です。

Web給与明細システム導入ができるか不安な方もいると思いますが、eラーニングが用意されているため、安心して導入や運用ができるでしょう。

Web給与明細システムのメリット

1、コスト削減につながる

電子化することで紙で発行する必要がなくなるため、印刷代や封筒代などのコストを削減できます。1件あたりの金額は少なくても、積み重なると案外結構な額になるものです。 これらを削減できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

2、業務効率化につながる

手渡しの場合は、印刷・封入・配布までに多くの労力を要します。担当者の方は、一日をこの作業だけに費やすということもあるでしょう。 しかしシステム化してしまえば、これらの作業は不要になり、PC上ですべて完結するため大幅な業務効率化が期待できます。 また、手作業によるミスや紛失してしまうリスクがない点もメリットです。

3、テレワークでも対応できる

手渡しの場合、この業務のためだけに出社しなければならないということもあるのではないでしょうか。 そのほかにも出社しなければ出来ない業務があればよいですが、特にない場合はあまり効率的とは言えません。 Web給与明細システムを導入していれば、システム上で簡単に支給できるため、出社の必要もなくなります。

Web給与明細システムのデメリット

1、従業員の同意が必要

給与明細を電子化して交付したい場合、企業側が勝手に切り替えることはできません。従業員の同意が必ず必要になります。なかには紙での支給を好む人もいるかもしれません。そういった場合は、電子交付のメリットを伝えて理解してもらう必要があります。

2、情報漏洩の危険性

インターネット上のサービスである以上、不正アクセスなどによる情報漏洩の危険性は常につきまといます。 もちろん、各メーカーともセキュリティ対策はしっかり行っていますが、それでも100%防げるものではありません。 万が一の事態もあるのだということを、あらかじめ認識しておきましょう。

Web給与明細の主な機能

Web給与明細システムは、Web上で給与明細を発行する機能が搭載されています。給与明細データのCSVをインポートしてシステムにアップロードすれば、PC・パソコン・タブレットの端末で給与明細が閲覧できます。

また、セキュリティ管理のため、給与明細を開示するためのログインURL・ID・パスワードが設定できるようになっており、SSL通信が利用されるなどセキュリティ面も考慮されているシステムです。

Web給与明細システムの選び方

Web給与明細システムにはさまざまな製品があり、導入すべき製品は各社によって異なります。最適な製品を見つけるためにもWeb給与明細システムを選ぶ際のポイントを学んでおきましょう。

1、導入目的に見合ったものか

Web給与明細システムは、人事労務業務の効率化を実現できるオールインワンパッケージ製品もあれば、既存の給与システムに連携して使える製品もあります。そのため、導入目的に見合った製品を選ぶようにしましょう。

2、必要な機能が搭載されているか

Web給与明細システムは、各製品で搭載されている機能が異なります。高機能な製品ほど魅力的に見えるものですが、その分費用が高いため使いこなせなければ無駄なコストになってしまいます。選定の際には必要な機能かどうかをよく見極めることが大切です。

3、サポート体制が充実しているか

Web給与明細システムを導入後、スムーズに運営できなければ、高い効果が得られません。不測の事態に備えて、サポート体制が充実しているかを確認しておきましょう。サポート体制が充実していれば、トラブルが起きた際も迅速な対応が期待できるでしょう。

まとめ

各社からさまざまなWeb給与明細システムが登場していますが、機能やコストは製品によって異なります。導入の際は自社の導入目的に見合った製品を選びましょう。この記事でも各社のWeb給与明細システムの特徴をご紹介しましたが、より詳しい情報に関しては、ぜひ下記より資料請求をしてみてください。

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[PR]提供:マイナビニュース