この記事では、ネットワーク監視ツールの中からおすすめの13製品を紹介します。また、ツールを選ぶポイントも解説しますので、導入を検討しているもののどれを選べばいいかわからないという場合に参考にしてみてください。

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30秒で分かる「ネットワーク監視ツール」

「ネットワーク監視ツール」とは、ネットワークの通信状況に異常がないかチェックするためのツールです。ネットワークにはWebアクセスやメールの送受信、ファイルサーバーのアップやダウンロードなど、常にさまざまなデータがやり取りされています。そのため通信速度が下がったりダウンしてしまったりすると、業務がストップしてしまいます。

ネットワーク監視ツールはネットワークに異常が起きそうな兆候を感知し、メール通知や自動音声による電話などでアラートを飛ばしてくれます。また不正アクセスなど外部からの攻撃を監視する製品もあり、攻撃を受けた場合にメールなどで知らせてくれます。

「ネットワーク監視ツール」における13製品を徹底比較!

AI学習で従来は関知できなかった異常も発見できる「Enterprise Immune System」
NECネッツエスアイ株式会社

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:アプライアンス
  • 参考価格:別途お問い合わせ

「Enterprise Immune System」はAIを応用した機械学習機能を備えたネットワーク監視ツールです。ユーザーのネットワーク監視を通して正常なトラフィックのパターンを学習し、そこから外れた挙動を速やかにキャッチすることができます。従来の手法では見逃していた異常を感知できるようになり、ツールの信頼性を高めています。

ネットワークの分析結果を3Dグラフィックで可視化する機能を備えており、いつ、どこで異常が検知されたかを直感的に把握できます。監視結果をレポートする場合などに利用すれば、報告相手へスムーズに理解してもらえるでしょう。


プロフェッショナルSEによる有人監視も加わる「システム運用監視サービス」
株式会社富士通SSLパワードサービス

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:サービス
  • 参考価格:初期構築サービス/450,000円〜(監視対象機器5台)、運用監視サービス/月額75,000円〜(監視対象機器5台)

「システム運用監視サービス」は、富士通SSLパワードサービスのセキュリティ担当者が、ユーザーの監視対象システムを24時間365日監視するサービスです。監視サーバーに加えてセキュリティのプロフェッショナルSEによる監視もあるのが特長で、異常を検知したらすぐにユーザーの担当者へ連絡が入る体制が整っています。

監視対象は、ネットワーク機器、サーバーのパーフォマンス、アプリケーションサービスのプロセス、Webサーバに対するページ参照可否の4点。監視ツールのチューニングも定期的に対応可能です。


宅急便のシステムを40年支えた実績から生まれた「システム運用監視サービス」
ヤマトシステム開発株式会社

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:SaaS/サービス
  • 参考価格:死活監視/リソース監視…1項目あたり月額1,000円~、指定オペレーション代行…月額30,000円~

「システム運用監視サービス」はクロネコヤマトの宅急便システム運用のノウハウを活かした、ネットワーク監視ツールです。監視設計構築から運用、保守管理までワンストップで対応して、ユーザーの情報システム業務を全面サポートすることが可能です。

ネットワークの監視体制は、ヤマトシステムの自社データセンターによる24時間365日の有人監視。クラウドやオンプレミスなどネットワークの仕様を問わないフレキシブルな監視体制によってユーザーのネットワーク保守業務を負担軽減し、コア業務に専念できる環境作りを支援します。


2パターンの監視スタイルを組み合わせてトラブルの予兆を把握する「System Answer G3」
アイビーシー株式会社

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:パッケージソフト
  • 参考価格:別途お問い合わせ

「System Answer G3」は様々な機器やシステムが混在するICT システムの全体を一元監視できる、情報管理・性能監視ソフトウェアです。システム全体の監視を通して、長期的なスパンでいつも通りの通信状態か、短期的なスパンで通信状態が安定しているかの2パターン監視を組み合わせて、異常の予兆を素早く把握できます。

ユーザー毎に異なるネットワーク構成に最適化するために、122メーカー・4,254種類の監視項目から「System Answer G3」が必要なものを自動で判断。変更が発生しても自動で追従してくれるので、運用と設定にかかるコストを圧縮できる点もメリットです。


「System Answer G3」のクラウド版サービス「on SAMS」
アイビーシー株式会社

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:クラウド/サービス
  • 参考価格:別途お問い合わせ

「on SAMS」は、同じアイビーシーの情報管理・性能監視ソフトウェア「System Answer G3」のクラウドサービス版です。「System Answer G3」の構成を柔軟に設定したい、自社サーバーなどIT資産を持たずに導入したい場合におすすめの選択肢です。

「System Answer G3」のネットワーク全体を監視する機能に加えて、レポートサービスがオプションとして用意。直近1ヶ月以内に障害発生の可能性が潜む場所をレポートしてくれます。また、直近3ヶ月のサーバー稼働状況のレポートを通して、中長期的なネットワークの対応箇所を提案も受けることができます。


ネットワークのトラブルゼロを目標とする「SAMS」
アイビーシー株式会社

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:クラウド/サービス
  • 参考価格:別途お問い合わせ

「SAMS」はネットワーク障害を発生させないことを目標として、有人監視体制を24時間365日提供する次世代MSP(マネージドサービスプロバイダ)サービスです。障害検知と復旧支援に加え、分析と改善提案も対応しトラブル防止の制度を上げることでセキュリティ対策のコスト削減につなげます。

「SAMS」はどんなシステムでも監視可能なので、すでに他社のMSPを導入していても「SAMS」へスムーズに移行できます。その際、改めて運用と監視の仕様を設計することもできるので、ユーザーの負担なくシステムの移行と安定稼働を実現できます。


無料で使える機能を用意した統合管理ツール「PATROLCLARICE」
株式会社コムスクエア

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:10億円以上、5,000億円未満
  • 提供形態:オンプレミス/クラウド/パッケージソフト/ハードウェア/SaaS/ASP/アプライアンス/サービス
  • 参考価格:ライセンス料…500,000円〜、年間使用料…336,000円〜(死活監視機能と運用管理機能は無料)

「PATROLCLARICE」は、エージェントレスでサーバ・ネットワークを統合監視するソリューションです。エージェントのインストール作業がないので稼働中のシステムに影響を与えず、スムーズに導入できます。60種類以上ある監視機能の中から自由に選択でき、「死活監視機能」と「運用管理機能」は無料で利用可能です。

ライセンス購入で機能を自由にカスタマイズ可能で、自社のネットワーク環境に合わせた機能と提供形態を選択できます。監視エンジンは1バイト単位で処理にこだわった設計で、ブラウザで使う管理画面はレスポンスが軽く操作しやすい設計なのも特長です。


マッピングとアニメーションで直感的に把握できる「InterMapper」
株式会社アンフェイク

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:パッケージソフト/アプライアンス
  • 参考価格:別途お問い合わせ

「InterMapper」はネットワーク状況をアニメーションで表示することで、管理者が直感的に把握できる監視ツールです。トラフィックの流れや機器のアラート状態をアニメーションで可視化。ネットワーク技術者でなくても監視状況を理解できるため、管理業務の属人化を防ぎます

マッピング機能で実際のネットワーク構造を再現でき、デバイスの位置やIPアドレスなどの情報を閲覧可能。異常が起きた際のアラートは複数の通知方法を組み合わせられるので、管理者の勤務状況に応じた通知方法を選べます。

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テンプレートで導入時の開発を効率化できる「AOSMS(ネットワーク監視)」
株式会社ISID-AO

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:サービス/その他
  • 参考価格:別途お問い合わせ

「AOSMS(ネットワーク監視)」は24時間365日ネットワークを監視運用する、統合監視運用サービスです。ネットワークの監視に加えて、障害発生時の復旧作業、レポートの作成による改善策の提案まで、ネットワーク監視のフローをワンストップで提供しています。

監視フローのテンプレートが用意されているので、要件定義と開発のプロセスを効率よく進められてコストの圧縮が可能。発注者側に専門知識がなくても、オーダーに近いテンプレートを参考にしながら、細かい条件を詰められます。


オープンソース開発で低コストを実現した「X-MON」
株式会社エクストランス

POINT
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:パッケージソフト/ハードウェア/SaaS/ASP/アプライアンス
  • 参考価格:バーチャルアプライアンス版…98,000円〜、クラウド版…初期費用50,000円〜/月額費用…10,000円〜

「X-MON」はオープンソースソフトウェア(Nagios・RRDtool)を用いた自社開発で、コスト削減を実現したネットワーク監視ツールです。サーバー類の一括監視を通して、所有サーバーの構成情報やドキュメントを一括管理。障害発生時は自動で復旧させる機能を備えています。

ネットワークの構成をビジュアルで表示するマップ機能や、監視結果をグラフ化する機能を備えており、自社のネットワーク環境を直感的に把握可能。グラフを掲載したレポートの作成サービスもあり、社内報告資料の手間を軽減してくれます。


ネットワークの利用状況を細かくチェックできる「Scrutinizer」
株式会社ロジックベイン

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:パッケージソフト
  • 参考価格:最小構成(2ルーター)719,000円〜

「Scrutinizer」はトラフィックやプロトコル使用量をチェックしてネットワークの通信フローを把握し、問題を解析する監視ツールです。誰がいつどのサイトにアクセスしたか、ネットワークにどこからアクセスしてどのくらい滞在したか、トラフィックを多く使用しているのは誰か、といったデータを取得できるので、ネットワークの使われ方と問題点を利用状況から洗い出せます。

通信フローの監視結果はレポートにまとめられ、頻繁に参考にするレポートはショートカット設定でいつでも速やかに参照可能。監視データは最長で416日間ストックできるため、1年間のネットワーク利用傾向を把握して傾向と対策を検討するのに利用できます。


マップとグラフでネットワーク構造と状況を直感的に把握できる「ThirdEye」
株式会社ロジックベイン

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:パッケージソフト
  • 参考価格:別途お問い合わせ

「ThirdEye」はネットワーク構造をビジュアル化して問題発生箇所の特定を容易にするマッピング機能と、性能監視結果をグラフ化する機能が特徴のネットワーク監視ツールです。ネットワークやシステムの専門知識がない担当者でも、ネットワークの構造と接続機器の位置や、トラフィックの変化や異常を直感的に把握できるインターフェースとなっています。

監視対象としている機器の操作履歴をチェックできる機能を備えており、特定の端末を誰がいつ、どんな操作をしたかが分かります。ネットワーク監視結果と照合することで、異常発生時の原因を突き止めやすくなっています。


ネットワーク機器の設定を総合管理する「Net LineDancer」
株式会社ロジックベイン

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応
  • 提供形態:パッケージソフト/SaaS
  • 参考価格:別途お問い合わせ

「Net LineDancer」は、ネットワークに繋がるサーバーやルーター、スイッチングハブなどの機器設定(コンフィグレーション)を総合管理できるツールです。多数のネットワーク機器を1つずつ設定していくのは非常に効率が悪く、同じ機器でも役割によって設定を変えるケースもあります。「Net LineDancer」を使えばネットワーク機器の設定データベースを作成し、設定のバックアップを残したり、設定を効率よく変更したりすることが可能です。

設定データベースを作ることで、機器設定業務の属人化を避けて引き継ぎが発生しても業務が滞らない効果や、トラブル発生時に原因となる機器をスピーディーに特定できる効果も得られます。

ネットワーク監視ツールの基本的な機能

1、ネットワークの通信状況をチェックして監視する

ツールがネットワークを監視する方法は、ネットワークのトラフィックやパケットをチェックすることで、通信の停滞や普段とは違うトラフィックの発生を検知し、アラートを飛ばします。

2、ネットワーク機器の稼働状況をモニタリングする

サーバーなどネットワークを構成する機器の稼働状況をモニタリングして、正常に動作しているかをチェックします。CPUの使用率やメモリ・HDDの使用量を見ることで、普段よりも大きい負荷がかかっている場合はイレギュラーな処理をしていないかを調査します。

ネットワーク監視ツールを選ぶポイント3つ

1、監視したい対象をカバーしているか

ネットワーク監視ツールの監視対象は、トラフィックやパケットの内容のみならず、サーバーやスイッチングハブ、アプリケーションやクライアント端末も含まれます。できるだけ広範囲を監視できる方が信頼性が高まるため、監視したい対象をしっかりカバーできる製品を選びましょう。

2、操作や管理方法は分かりやすいか

ネットワーク監視ツールの発するアラートを読み解いて適切な対策を取るには、ネットワークの専門知識が必要です。ツール提供会社が代わりに対処してくれるケースもありますが、管理担当者も状況を把握しておく必要があるでしょう。そのためには監視ツールが内容を理解しやすく使いやすい方が望ましいと言えます。

3、アップデートや拡張に対応しているか

監視対象のネットワークの改修や拡張が行われたとき、監視ツールもそれに合わせてアップデートする必要があります。対応の可否はもちろん、アップデート作業に必要な時間がどのくらいかもチェックしておきましょう。監視ツールの対応が遅れると、その間はネットワーク監視体制が脆弱なものになるためです。

まとめ

今やビジネスの必須インフラであるネットワークは、監視ツールによる保守管理が欠かせません。ぜひ今回ご紹介した情報を参考にネットワーク監視ツールを導入してみてはいかがでしょうか。各ツールのより詳しい情報を得るには、下記より資料請求してみてください。

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※(参考価格は2020年12月21日時点、税別で記載)

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