ハウジングサービス13選を比較!【2021年最新版】|サービスを選ぶ3つのポイントも解説

ハウジング

企業の各業務がオンライン化され始めて、数多くの機密情報をネットワーク上でも取り扱うようになりました。大切なデータを保管するサーバー管理をデータセンターに任せる企業も増えてきています。

そこでこの記事では、おすすめのハウジングサービス13選をご紹介します。さらに、サービス選定のポイントもご紹介します。

30秒で分かる「ハウジング」

ハウジングサービスは、データセンター(事業者)にサーバーを預けるサービスです。施設内のラック、電源やセキュリティ設備などを利用し、自社のサーバーを安全に保持することができます。

地震や台風などの震災に強いデータセンターや、ICカード認証システムや生体認証システムなどの最新技術で、部外者の侵入を防ぐ堅牢・安全なデータセンターもあります。このようなデータセンターにサーバーを預けておくことで、企業の大切な情報資産を守ることができるのです。

「ハウジングサービス」でおすすめの13サービスを徹底比較

「merisis」
株式会社イーネットソリューションズ

POINT
  • 価格:【初期費用】0円~ 【月額料金】10,000円~
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

「merisis」はイーネットソリューションズが提供するデータセンターサービスの総称です。ニーズによって選べる国内4ヶ所のデータセンターを拠点に、蓄積されたノウハウと高い技術力を活かしたサポート体制で、安価で標準なサービスからオーダーメイド型サービスまで、幅広く顧客の要望に応えてくれます。


「ハウジングサービス」
株式会社シーイーシー

POINT
  • 価格:【初期費用】- 【月額料金】定格6kVAラック 月額10万円(税抜)~
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド / ハードウェア
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

「ハウジングサービス」は、株式会社シーイーシーが提供するハウジングサービスです。首都圏(3拠点)、九州(1拠点)の4拠点にデータセンターを展開しています。品川駅や池袋駅から10分圏内のアクセス良好な利便性の高い都市型データセンターや、多くの専門技術者が常駐して運用するデータセンターなど、ニーズに合わせて選択することができます。

国内インターネットの中心に直結する高速・高品質のネットワークを使用し、最高水準の大容量・高品質なネットワーク環境を提供。また、レガシ-システムの管理・運用・保守サービスも行っています。用件に合わせてさまざまな構成でシステムを運用することが可能です。


「GPU・HPC対応 高負荷サーバーハウジングサービス」
株式会社シーイーシー

POINT
  • 価格:【初期費用】-
    【月額料金】80kVA(実効電力):3,400,000円 150kVA(実効電力):5,500,000円
  • 提供形態:-
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

データマイニング、ブロックチェーン、AI、機械学習、Deep Learning(深層学習)、複雑なシミュレーションに活用されている、消費電力が高いGPUサーバーを、データセンターで安定稼働させたい企業に最適なハウジングサービスです。データ量で運用コストが変動する、消費電力が高いため価格が気になる、ラックごとの契約だとハウジングできる台数が少ない、といった消費電力の高いGPUサーバーの課題を解決します。

同社のデータセンターは、ラック単位ではなく、想定利用電力契約のため、無駄なラック費用を削減できます。また、自社設備のデータセンターのため、データセンター設備を借りてサービスを提供する事業者よりも魅力的な価格での提供が可能。堅牢なセキュリティを備え、安定稼働のファシリティを持つデータセンターのため、安心して預けることができます。建物は新耐震基準で震度6強をクリア。災害時も、高潮・液状化を受けにくいエリアに立地しています。


「クラウド クロス コネクト」
エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社

POINT
  • 価格:【初期費用】110,000円(税込)~ 【月額料金】38,500円(税込)~
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

「クラウド クロス コネクト」は、利用シーンにあわせて、同社が提供するハウジングとクラウドサービスや、ハイパースケーラーなど複数のクラウドサービスを閉域網経由でセキュアかつ安定的に利用できるサービスです。料金プランは低価格の共用型プランと、安定した帯域確保プランを用意しています。

本サービスは、同社のハウジングサービスやクラウドサービスとも接続してサービス間での連携が可能な点が特徴。お客さま拠点とクラウドサービスを閉域網でダイレクトに接続するため、セキュリティを確保し低遅延で安定した通信が可能です。

また、お客さまの環境に応じて閉域網の通信事業者を自由に選択して、大阪データセンターに接続することが可能。さらに愛知データセンターとも接続しているため、愛知エリアからも容易に利用可能です。


「FIT-iDC」
北電情報システムサービス株式会社

POINT
  • 価格:2万3,500円~ ※100Mbpsの場合
  • 提供形態:サービス型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ
  • 補足:インターネット接続料金は9,900円~利用できます

FIT-iDCは、富山県のデータセンターのハウジングサービスです。富山県は、財務省が設定している地震保険制度で、保険料の金額が全国最低ランクの地震災害リスクが低い県です。また、東京・大阪・名古屋の大都市から遠すぎず近すぎない距離感のため、運用アウトソーシング拠点として最適です。

FIT-iDC提供会社の北電情報システムサービス株式会社は、北陸電力の基幹業務の運用に携わってきた実績を持っており、高信頼の電源設備も設置されています。万が一の停電時でも無給油で48時間の連続運転ができるため、安心してサーバーを預けられるでしょう


「QT PRO データセンターサービス」
株式会社QTnet

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:サービス型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

QT PRO データセンターサービスは、QT PRO VLANのネットワークを活用することで、他社のデータセンターや、パブリッククラウドとの接続も可能にするハウジングサービスです。

データセンターの拠点である福岡は災害リスクが低く、主要ベンダーの保守拠点が多いところです。そのため、保守部品やエンジニア確保がしやすいため、早期構築やコスト削減ができます。また、専門技術者が24時間365日監視しているため、万が一のトラブル時も迅速に対応してもらえます。


「東京データセンター」
株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:サービス型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

東京データセンターは、情報システム構築ノウハウと最新インフラテクノロジーが導入されたハウジングサービスです。専門技術者が24時間365日監視しているため、緊急時のトラブルも安心です。

また、東京データセンターの魅力は日本屈指の免振システムを備えた建物であることです。建物は、東京都危険度特性評価でAAAの評価エリアに建てられており、土地自体の安全性も確保されています。主要都市である東京にあるため、保守運用のしやすさも魅力となっています


「クラウドクロスコネクト」
NTTスマートコネクト株式会社

POINT
  • 価格:2万9,000円~ ※共用型の場合
  • 提供形態:クラウド型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ
  • 補足:初期費用1万円が別途かかります

クラウドクロスコネクトは、クラウド事業者のNTTスマートコネクト株式会社が提供するハウジングサービスです。お客様の拠点からプライベートネットワークを接続するだけで、セキュアな環境を実現できます

インターネット接続せずに済むため、セキュリティを確保しながら、低遅延で安定した通信環境を保つことができます。また、料金を抑えたい企業向けに共用型プラン、安定した通信速度を確保したい企業向けに帯域確保型プランの2種類が用意されているため、利用用途に合わせて選ぶことが可能な点が便利と言えます。


「ハウジングサービス」
株式会社石川コンピュータ・センター

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:サービス型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

株式会社石川コンピュータ・センターのハウジングサービスは、電子情報技術産業協会や金融情報システムセンターによる、信頼のおける安全対策基準を満たしているデータセンターです。また、一般財団法人日本品質保証機構から情報セキュリティ適合証も取得しています。

セキュリティ対策がされたデータセンターでは、1ラックと1/4ラックの2通りのプランが用意されており要望に応じて使い分けることが可能です。また、オプションサービスも充実しており、ランプ監視やバックアップメディア交換などの依頼が可能で、運用報告書も作成してくれます。そのため、安心して運用をお任せできるサービスです。


「キャノンITS沖縄データセンター」
キャノンITソリューションズ株式会社

POINT
  • 価格:9万8,000円~
  • 提供形態:サービス型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

キャノンITS沖縄データセンターは、沖縄データセンターとキャノンITSの西東京データセンターを繋ぐ専用線(海底光ケーブル)をバンドルした低価格のハウジングサービスです。1ラック9万8,000円で利用できます

とてもリーズナブルな料金体系が魅力的なキャノンITS沖縄データセンターですが、金融機関のシステム稼働10年の実績を持っており、FISC安全対策基準を満たしています。そのため、高品質のデータセンターを安価に利用したい企業に最適な製品です。


「Colt東京塩浜データセンター」
Coltテクノロジーサービス株式会社

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:サービス型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

Colt東京塩浜データセンターは、金融業界に特化したデータセンターです。高頻度取引パーティシパントの完全なエコシステムを装備しています。

通信には、東京証券取引所Arrownetサービスの推奨プロバイダーが利用されており、低遅延ネットワークを所有する他にアジアにおいても低遅延接続サービスを提供します。大手通信事業会社と提携しており、現地の言語のサポートも実施。そのため、世界と取引を検討している企業に適した製品です。


「千葉情報センター」
三菱総研DCS株式会社

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:サービス型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

ハウジングサービス千葉情報センターは、三菱総研DCS株式会社が自社保有しているデータセンターです。東証一部上場企業が保有するデータセンターで24時間365日監視体制が整えられていれば、安心できるでしょう。

また、システム設計・開発・運用・保守まで幅広く提供しているため、移設計画や設計などの初期支援やBPOサービス、業務運用サービスなど幅広く対応してくれます。そのため、初期支援から運用までお任せしたいという場合に適した製品です。


「Ryobi-IDCサービス」
株式会社両備システムズ

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:サービス型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

Ryobi-IDCサービスは、地震や台風など災害に強い岡山県に2020年9月に建てられたデータセンターです。最先端の設備や管理方法により、万全のセキュリティを実現しています。サーバールームは、フレキシブル構造をしているため、1ラックからフロア単位まで幅広く対応しています。そのため、必要な分だけを借りることができるハウジングサービスです

官公庁や自治体、製造業、サービス業等幅広く、多様なシステムを運営した実績を持っており、マルチベンダーに対応しています。


「Colt印西データセンター」
Coltテクノロジーサービス株式会社

POINT
  • 価格:お問い合わせ
  • 提供形態:サービス型
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 導入までの期間:お問い合わせ

Colt印西データセンターは、東京から40分とアクセスしやすい千葉県印西市にあるデータセンター施設です。免震工法で建てられた施設であり、地震の予想最大損失率も2.6%と低い数値。東京電力会社のループ系統の電力供給がされており、空調設備も充実しています。 ファシリティが充実しており安心してサーバーを預けられるデータセンターで、600を超える金融機関がサービスを利用するなど高い信頼を誇るサービスです。

ハウジングサービスの主な機能

ハウジングサービスの主な機能は、セキュリティ対策です。大切な機密情報を保管しているサーバーを守るための対策は必要不可欠です。部外者がデータセンターに侵入しないように監視することをはじめ、ICカード認証や生体認証システムの最新技術で対策を講じる必要があります。

また、自然災害時でもデータ復旧が行えるように、地震や台風などの自然災害に強いデータセンターにサーバーを保管しておく必要があります。ハウジングサービスは、保管や運用を行ってくれるサービスです。

ハウジングサービスを選ぶ3つのポイント

おすすめのハウジングサービスをご紹介しましたが、導入すべき製品は企業ごとに異なります。ここからはハウジングサービスを選ぶポイント3つをご紹介します。

1、堅牢なデータセンターか

ハウジングサービスで重視すべきポイントは、セキュリティ対策です。サーバーを守るためにサービスを利用します。そのため、堅牢なデータセンターであるかを確認しましょう。また、震災時に強い施設であるかも確認してください。

2、安定稼働ができるか

災害によって停電に見舞われる可能性もあります。そのため、停電時も電力供給ができるデータセンターであることも確認しておきましょう。停電時にどれぐらいの時間であれば安定供給できるのかを確認しておけば、不測の事態も慌てずに済みます。

3、駆けつけられる場所にあるか

サーバーの増設や撤去はもちろん、設置場所の変更や保守作業の立ち会いをする場合もあるでしょう。このような場合、あまりにも遠隔地のデータセンターだと現地までの移動が大変です。そのため、保守面を考慮して駆けつけられる場所にあるデータセンターかを確認しましょう。

まとめ

さまざまなハウジングサービスが登場していますが、コスト面に優れたサービスもあれば、高度なセキュリティで安心できるサービスもあります。導入する際は自社の導入目的に見合ったハウジングサービスを選定することが大切です。

この記事でも、各社のハウジングサービスの特徴をご紹介しましたが、より詳しい情報に関して知りたい方はぜひこちらから資料請求をしてみてください。

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