オンラインストレージおすすめ20選比較!【2021年最新】特徴・費用は?

オンラインストレージ

オンラインストレージとは、言うならばインターネット上にあるファイルの「保管庫」です。この記事では、特に法人向けの有料オンラインストレージサービスの比較と特徴、オンラインストレージの法人向け機能やサービス選択のポイントについて解説します。

オンラインストレージとは

オンラインストレージには、無料のものと有料のものがあります。有料のオンラインストレージは、利用できる容量やユーザー数、回線速度などが無料と差があり、企業にとって使いやすいレベルのものが多く見られます。

有料のオンラインストレージは、アクセス制御やセキュリティ機能など、法人向けの機能を数多く搭載しています。セキュアな環境の確保やBCP対策(災害などのトラブル後も事業を継続するための対策)の一環としてオンラインストレージを利用する場合は、有料のオンラインストレージ利用を検討しましょう。

オンラインストレージのセキュリティに問題はない?

結論から言うと、オンラインストレージでセキュリティの問題が起こる可能性はあります。インターネット上のサービスですので、さまざまなリスクを抱えているのは事実です。たとえば、サイバー攻撃によって、データが漏えい・消失してしまうかもしれません。サイバー攻撃でなくとも、システム障害によって利用が停止してしまったり、データが消えてしまったりする可能性もあるでしょう。

一方、サービス提供会社も、セキュリティリスクに対してなにも対策していないわけではありません。各社セキュリティポリシーを策定し、暗号化やアクセスログの管理、IPアドレス制限など安全に利用できるよう対策を講じています。また、利用者自身でも強度の高いパスワードを用いる、別にバックアップ体制を作るといった対策を取れます。

インターネットのサービスを利用する以上、セキュリティの問題をゼロにすることはできません。サービスを選ぶ際は、各社のセキュリティ対策を確認しましょう。リスクをゼロにできないまでも、できる限り低くするためには、高セキュリティのサービスを選択する必要があります。

オンラインストレージのメリット5つ

1、ファイルの一元管理ができる

ファイルサーバーでは、支社などの各拠点ごとに管理するケースが多いため、管理する側も大変です。利用する社員側にとっても、自分の所属以外のファイルを確認したい時に毎回依頼するのは面倒でしょう。オンラインストレージであれば、インターネット上に集約させて一元管理が可能になるため、そういった煩わしさもなくなります。

2、ファイルの共有・共同編集が簡単

インターネット上にあることで、ファイルの共有を簡単に行うことができます。社内間のやり取りはもちろん、取引先など外部とファイル共有する際も非常に便利です。 また、共同編集もしやすいため、テレワークなどの際もスムーズに業務を行うことが可能になります。

3、外出先からアクセスできる

サーバーで管理している場合、外出先からアクセスすることはできません。しかしオンラインストレージなら、インターネットが接続できる環境であればどこからでもアクセスが可能です。外出先で急遽確認したいファイルがあってもすぐに対応でき、USBに入れたはずが出来ていなかったと外出先で慌てる心配もありません。

4、自動でバックアップしてくれる

オンラインストレージは自動でバックアップを行ってくれます。誤ってデータを消してしまったり、何らかの外的要因でデータが消えてしまった場合でも、慌てずに対応することが可能です。自社でバックアップの作業をしておく必要がないので、管理自体も楽と言えるでしょう。

5、容量の拡張が簡単

サーバーの場合、容量の拡張にはハードを調達して設定が必要です。管理者はまず予算を確保するところから始めなくてはならず、手間もかかります。 一方オンラインストレージであれば、サーバーに依存しないため容量を柔軟に拡張することができます。

オンラインストレージの機能3つ(法人向け)

オンラインストレージの機能のうち、法人が導入する場合確認したい機能を3機能紹介します。

1、アクセス制御機能

きめ細かなアクセス制御機能は、法人向けオンラインストレージとしては欠かせない基本機能です。どういう切り口(部署・役職など)でどのようなアクセス権限付与できるかを確認しましょう。上長が承認しないとファイルを共有できない仕組みなどを備えている製品もあります。

2、2要素認証

ワンタイムパスワードを使った2要素認証は、セキュリティリスクを低減する機能です。標準機能またはオプションで提供されているので、どちらになっているかを確認しましょう。

3、アクセスログや操作ログ管理機能

誰がいつどのファイルにアクセス・どの操作をしたか、といったログを取得・管理することで不正アクセスをチェックする機能を備えている製品もあります。より高いセキュリティを求める場合に確認したい機能です。

オンラインストレージ選定のポイント4つ

法人がオンラインストレージを選定する場合に抑えておきたいポイントを4つにまとめて紹介します。

1、価格と利用できる容量・ユーザー数のバランス

まずは「価格と利用できる容量・ユーザー数のバランス」を確認しましょう。料金体系は、オンラインストレージサービスによって多種多様です。例えば、ユーザー数が無制限のもの、容量が無制限のもの、制限はあるが回線速度が速いなどのメリットがあるプランもあります。自社にとって最適なプランを選びましょう。

ここでポイントなのが、容量が大きければいいというものでもないという点です。仮に大容量のプランに入ったとして、最大量の5分の1しか使わなかったら活用できているとは言えません。そのぶん出費が高くなっているのであれば無駄なコストになってしまいます。これは容量に限らず、ユーザー数においても同じです。大切なのは、自社にとってコストパフォーマンスのいいプランを選ぶことです。

2、信頼できる会社が運営しているか

次に「信頼できる会社が運営しているか」をチェックしてください。会社にとって大切なデータを預けるオンラインストレージだからこそ、運営会社が信頼できるかどうかは重要なポイントです。

信頼性の低い会社のサービスを利用して、情報漏えい問題やサービス停止といった問題が起きたとしたら、事業の運営に大きな影響を与えかねません。会社の機密情報を安心して預けるためにも、各社のセキュリティ対策や運用実績から、サービス会社の信頼性を見極めましょう。

3、必要な機能が揃っているか

「必要な機能が揃っているか」も要確認です。いくら信頼性があって、価格や容量のバランスが良かったとしても、必要な機能を備えていなければ意味がありません。先述したように、有料のオンラインストレージは法人向けに、さまざまな機能を備えています。

独自ドメインは設定できるのか、ログやアクセス制限機能はあるのか、バックアップはおこなえるのかなど、サービスによって搭載されている機能は異なります。自社にとって必要な機能があるかは必ず確認しましょう。

4、BCP対策の一環として利用できるか

「BCP対策の一環として利用できるか」も確かめましょう。BCP(事業継続計画)とは、災害やテロなど緊急事態が発生した際、会社資産への被害を抑え、事業を継続するための計画のことです。データの保管場所を自社の所在地以外の場所にすると、災害が発生した場合のリスク分散となり、BCP対策にもなります。データの二重管理など、システム障害に備えた仕組みも要確認です。

世界と比べても、日本は地震や台風といった自然災害が多い国です。万一に備えて、BCP対策としてオンラインストレージを利用できるかは、サービス選びに必要な観点と言えるでしょう。

無料で使えるオンラインストレージ3選!

1、「Google Drive」Google LCC.

「Google Drive」は、Googleアカウントを持っている人なら誰でも使えるオンラインストレージサービスです。15GBまで無料で使えて、100 種類以上のファイル形式に対応しています。PC、スマートフォン、タブレットからアクセス可能です。

ユーザーやチームを選んでファイルの共有ができるので、ビジネスツールとして活用できるでしょう。Googleドライブはファイルのアップロード以外にも、Officeファイルと互換性がある文書データの作成も可能です。これらの文書データも共有や同時編集ができます。

2、「Dropbox」Dropbox Inc,

「Dropbox」は、世界的に利用されているオンラインストレージサービスで、総ユーザー数は6億人を突破しています。個人用・ビジネス用が展開されており、どちらも2GBまで無料で使用可能です。1ユーザーにつき3台のデバイスでログインできます。ファイルの保存・共有以外にも、Dropbox Paperを使ってドキュメントの作成・共同編集がおこなえます。

Dropboxのアカウントを持っていれば、ファイル転送サービス「Dropbox Transfer」も利用可能。100MBのファイルまで対応しており、アカウントを持っていない非ユーザーとファイル共有できます。

3、「OneDrive」Microsoft Corporation

オンラインストレージサービス「OneDrive」は、無料で5GBまでファイルを保存可能です。ファイルのスキャン機能もあり、手持ちの紙資料を撮影してPDF化もできます。

さらに、Officeファイルの開発元であるため、WordやExcelの共有・編集に特化しています。たとえば、ローカル上で作成したWordファイルをそのままオンライン上のOneDriveに保存できます。Windows10であれば、パソコン上のフォルダからOneDriveを開いて、ローカルで編集可能です。

無料のオンラインストレージの注意点

無料で使えるオンラインストレージをご紹介しましたが、会社で利用するなら有料版がおすすめです。多くのオンラインストレージの無料版は、機能や容量に制限があるからです。実際、ご紹介した無料で使えるオンラインストレージは全て容量制限があり、制限を広げるには有料で使用するしかありません。

有料版にすることで制限解除されるのは容量だけでなく、その他の機能にもあります。たとえば、「Google Drive」ならビジネス向けの有料プランにすることで、独自のドメインを設定できます。他方では、セキュリティや管理機能が拡大されるといったことも。いずれにしても、会社が円滑な事業運営のためにオンラインストレージを利用するなら、有料版も検討してみましょう。ここからは、有料のおすすめオンラインストレージを紹介していきます。

オンラインストレージおすすめ17選を徹底比較!

「Fleekdrive」
株式会社Fleekdrive

POINT
  • 参考価格:最低10ユーザーより、価格は下記価格表参照
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:10名以上
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

【価格表】※1ユーザーごとの月額料金

プラン名 Team Business Enterprise
月額料金 500円 1,500円 4,000円
容量 10GB 200GB 無制限

「Fleekdrive」は徹底したセキュリティと豊富な管理機能で、企業の情報資産を社内外問わず有効活用することができる企業向けオンラインストレージサービスです。

いつでも、どこからでも業務ファイルにアクセスができるため、テレワークやグローバル展開している企業でのオフィスを超えた共同作業の可能性を広げます。それだけでなく、パートナー企業とのコミュニケーションの効率化や、Salesfroceとの連携による業務効率化を図る事もできます。


「クラウドファイルサーバtype3」
株式会社 USEN ICT Solutions

    株式会社 USEN ICT Solutions(クラウドファイルサーバtype3)
POINT
  • 参考価格:初期費用30,000円、月額料金29,800円~
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

USEN GATE 02「クラウドファイルサーバtype3」は、AWS環境にお客様専用のWindows Server2019を用意し、各種VPNで接続が可能なファイルサーバとして提供する完全定額制サービスです(容量は100GB単位での提供)。

Windows Serverの運用に不可欠な、Windows updateやパッチ適用、脆弱性対策なども対応を可能とし、24時間365日の監視/障害体制を標準装備しており、ファイルサーバに特化した様々な関連オプションサービスを提供してくれます。


「使えるファイル箱」
使えるねっと株式会社

POINT
  • 参考価格:初期費用0円、月額料金9,800円~(税抜)※月額換算
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

「使えるファイル箱」は、優れた操作性とリーズナブルな価格帯で導入しやすいクラウドファイルサーバです。ブラウザからアクセスでき、簡単な操作だけでアップロード・ダウンロード・共有が可能。共有リンクも簡単に作成できます。また、データは2FAや2重暗号など強固なセキュリティ対策が施されています。

料金プランは、容量1TBでユーザー数無制限でありながら低価格。サポート体制も充実しているため、初めてオンラインストレージを導入する企業にもおすすめです。


「Bigtincan Hub」
株式会社テラ

Bigtincan Hub
POINT
  • 参考価格:初期費用なし、月額料金2,000円/ID~
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

「Bigtincan Hub」は、必要な資料を即座に確認し、迅速な対応を可能にするオンラインストレージサービスです。

ドラッグ&ドロップの簡単操作で最新資料を瞬時に一斉配信できるため、社外からでもすぐに大切な資料を確認することが可能。ファイルが更新されると、ユーザーそれぞれにプッシュ通知とEメールで通知がくるので見逃す心配もありません。保存容量無制限のため大企業でも安心して利用できます。

また、AIが全てのコンテンツの利用度を自動解析するのも本製品の特徴。おすすめや関連コンテンツとしてお知らせ通知してくれます。


「Documal-Drive」
株式会社富士通四国インフォテック

POINT
  • 参考価格:初期費用 300,000円~、月額料金5,000円~
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応

「Documal-Drive」はニューノーマルな働き方に最適なクラウドストレージサービスです。

インターネットからアクセスできるので、自宅や外出先など、社外からでも必要なファイルにアクセスすることができます。社内外でのファイル共有は、指定のフォルダにドラッグ&ドロップで格納するだけで簡単に共有可能です。「社内ファイルが持ち出せないのでリモートワークに切り替えられない!」「社内や社外でのファイル共有が面倒…」といった課題を解決します。

また開発・運用・サポートまで一貫して行ってくれるのが本サービスの強み。国内スタッフによる手厚いサポートで、スムーズな運用が期待できます。


「スマートストレージ」
エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社

スマートストレージ
POINT
  • 参考価格:初期費用40,700円(税込)~、月額料金22,000円(税込)~
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

「スマートストレージ」は、データ転送に関わる従量課金等はなく定額で利用できるオンラインストレージサービスです。大切なデータの保管や、ビジネスへの活用などの用途に合わせた以下の5つのプランを提供しています。

・メインストレージとして利用できるスタンダードブラン
・スタンダードプラン高速IOPSを必要とするアプリケーション等に使用できるハイスピードプラン
・バックアップ/DR目的で利用できるライトプラン
・物理筐体を専有で利用できるプライベートプラン
・アーカイブ/データ分析等に使用できるセキュアオブジェクトプラン

また、同社のクラウド クロス コネクトと一緒に使うことで、お客様拠点や他社クラウドサービスとの閉域接続が可能で、安心安全に使用できるサービスとなっています。


「DirectCloud-BOX」
株式会社ダイレクトクラウド

POINT
  • 参考価格:初期費用0円、月額は下記価格表参照
  • 提供形態:クラウド / SaaS
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

【価格表】※ユーザー数無制限

プラン名 ベーシック スタンダード ビジネス プレミアム エンタープライズ
月額料金 10,000円 30,000円 90,000円 180,000円 300,000円
容量 100GB 500GB 3TB 10TB 30TB

「DirectCloud-BOX」は、ユーザー数無制限で5つのプランごとに月額料金が決まっているオンラインストレージです。サーバーはAWS(Amazon Web Services)の東京リージョンにあり、バックアップなど万全の体制で安心できる運用環境を整えています。

セキュリティ対策も手厚く、ID・パスワードとワンタイムパスワードによる二段階認証、パスワードの暗号化やSSL通信などを実施。不正アクセスや情報漏洩を防止します。


「GigaCC ASP」
日本ワムネット株式会社

POINT
  • 参考価格:初期費用50,000円、月額料金は下記価格表参照
  • 提供形態:クラウド / ASP
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

【価格表】

プラン名 Standard Advanced Premium
月額料金 10ID 12,000円
100ID 131,000円
1,000ID 280,000円
左記料金
+25,000円
左記料金
+40,000円
容量 10IDの場合1GB
100IDの場合100GB
1,000IDの場合1,000GB
同左 同左

「GigaCC ASP」は、国内データセンターを利用してファイル共有の機能を提供するオンラインストレージサービスです。これまではパスワード付きZIPファイルを使い時間がかかっていた作業もファイルのURLを伝えるだけで完了。ITの知識がなくても、簡単にファイルのやり取りができます。

セキュリティの設定は細かく指定可能。履歴ログ機能により問題が発生した場合にもすぐ対処できます。シングルサインオン(SSO)連携機能によりユーザーの利便性を高められます。


「Bizストレージ ファイルシェア」
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

POINT
  • 参考価格:初期費用20,000円、月額料金は下記一覧参照
  • 提供形態:クラウド / SaaS
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

【価格表】※容量はプラン名に記載

プラン名 1GByte 2GByte 10GByte 100GByte 500GByte 1TByte
月額料金 15,000円 26,000円 65,000円 95,000円 150,000円 200,000円
上限ユーザー数 1,000 2,000 10,000 10,000 10,000 10,000

「Bizストレージ ファイルシェア」は、関東と関西2ヶ所のデータセンターでシステムを二重に構成し、災害時にも強いオンラインストレージです。ファイル共有システムとしても、最大2GBの大容量ファイルをやり取りでき、最大1万人で利用できます。

また、アクセス制御も細かく設定可能です。上長が承認を経てからファイルを送信するよう設定したり、ファイルを送信する際自動的に上長に送信したり、といった制御もできます。ファイルのアップロード時は自動的に知らせるメールを送信でき、相手がいつファイルをダウンロードしたのかも確認できます。

セキュリティ制御機能や操作ログ機能もあり、法人向けオンラインストレージとして求められる機能は網羅している製品です。


「セキュアSAMBA pro」
スターティアレイズ株式会社

POINT
  • 参考価格:別途問い合わせ
  • 提供形態:クラウド / オンプレミス
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

「セキュアSAMBA pro」は、データをパソコン保存させない機能が特徴的なオンラインストレージです。ファイルの修正や閲覧ファイルサーバー上のファイルのみに限定。会社で扱う全ファイルの一元管理を可能にします。ファイルはバージョン管理されているので、以前のバージョンを復活させることもできます。

ディスクドライブ制御では、データ流出に繋がる操作(ローカルPC内でのデータ保存、画面キャプチャ、印刷、メール添付など)を禁止することも可能。また、ランサムウェアや新種のウイルス対策としてホワイトリスト方式での制御も標準で搭載しています。



「Box over VPN」
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

POINT
  • 参考価格:初期費用0円、最低利用ユーザー数・従業員数500名以下の場合5ID、従業員数501名以上の場合20ID、月額料金は下記一覧参照
  • 提供形態:クラウド / SaaS
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

【価格表】※容量は無制限、1ユーザーあたりの月額料金

プラン名 Business Business Plus Enterprise
インターネット型 1,800円 3,000円 4,200円
月額料金 Web限定3年契約の場合1,750円 Web限定3年契約の場合2,900円 Web限定3年契約の場合4,050円
VPN型月額料金 2,600円 3,800円 5,000円

有料のオンラインストレージとして有名な「Box」。「Box over VPN」は、BoxをセキュアなVPN環境でも利用できるようにした法人向けオンラインストレージです。もちろん従来のインターネット型もVPN型より安い料金で利用できるため、価格との兼ね合いで選択できるようになっています。

本サービスはストレージ容量無制限という点が大きな特徴で、利用ユーザー数から運用コストが決まります。セキュリティポリシーは、ユーザーとコンテンツ両方に設定でき、マルチデバイス対応でいつでもどこでも利用可能です。


「PrimeDrive」
ソフトバンク株式会社

POINT
  • 参考価格:初期費用30,000円、月額は下記価格表参照
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:10,000ユーザーまで

【価格表】

容量 1GB 10GB 100GB 200GB以上
月額料金 12,000円 69,800円 180,000円 個別見積り

「PrimeDrive」は、契約容量プランに関係なく、1万ユーザーまで自由に使えるオンラインストレージです。追加費用なしで使えるため、人事異動やチームの増員でユーザー数が増加しても問題ありません。

単純なストレージ機能だけでなく、ファイルの送付・受取、フォルダ共有といった便利な機能を搭載。ファイルアップロード時にウイルススキャンが実行されるので、安心して受け取れます。


「Quickスキャン V5」
株式会社大塚商会

POINT
  • 参考価格:別途問い合わせ
  • 提供形態:クラウド / パッケージソフト
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

複合機でスキャンした紙文書データを扱うサービス「Quickスキャン V5」。様々なクラウドサービスと連携して、オンラインストレージとしても利用できます。

連携できるクラウドサービスは以下の通りです。

  • Microsoft 365
  • Dropbox Business
  • box
  • Google ドライブ
  • Kintone
  • たよれーる どこでもキャビネット

大塚商会では高性能でセキュアな「たよれーる どこでもキャビネット」と連携する「どこでもキャビネット連携」ソリューションを用意。法人向けオンラインストレージに求められる機能を網羅したオンラインストレージサービスを実現できます。


「FireStorage」
ロジックファクトリー株式会社

POINT
  • 参考価格:下記価格表参照
  • 提供形態:SaaS/クラウド
  • 対象従業員規模:-

【価格表】

     
プラン名 プラン1(月額制) プラン2(年額制) プラン3(年額制) プラン5(月額制)
容量9TB 9TB 9TB 1TB
初期費用 110,000円 110,000円 0円 55,000円
料金 98,780円/月 1,045,000円/年 999,350円/年 54,780円/月

誰でも無料利用可能な「FireStorage」には、法人向けに特化した有料プランがあります。法人専用の回線を使用するので、高速アップロード・ダウンロードが可能です。

料金プランは1TBからと大容量プランで展開され、ほとんどのプランでユーザー無制限で使えます。独自サブドメイン取得や管理画面の企業ロゴ表示など、ビジネス版ならではの機能が備わっています。


「WebFile」
キー・ポイント株式会社

POINT
  • 参考価格:初期費用・年額契約の場合0円、月額契約の場合30,000円、月額料金は下記参照
  • 提供形態:SaaS / ASP
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

【価格表】※ASP版の場合契約期間は1年

プラン名 15GB 50GB 100GB 500GB 1TB
月額料金 15,000円 50,000円 100,000円 300,000円 350,000円

「WebFile」は、SaaSまたはASPで提供される、リーズナブルな法人向けのオンラインストレージです。ファイルの場所はURLで共有。ファイルの受け取りはWebブラウザさえあればできるため、社内外とのファイル共有がとても楽になります。

セキュリティ機能も充実しており、上長承認機能やウイルスチェック・HDD暗号化も標準機能として利用可能です。送信先を間違えた場合に配布を停止する機能もあるので、誤送信による情報漏洩リスクの低減も図れます。


「eTransporter Collabo」
株式会社NSD

POINT
  • 参考価格:オンプレミス版1サーバーライセンス2,000,000円 ウイルスチェックオプション1サーバー年額200,000円 保守費年額4000,000円など、クラウド版は初期費用0円・月額料金は下記一覧参照
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド / SaaS / パッケージソフト
  • 対象従業員規模:100名以上
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

【価格表】※ユーザー数無制限

プラン名 10GB 50GB 100GB 200GB 500GB 1TB
月額
基本料金
32,000円
月額
ディスク利用料
3,000円 10,000円 20,000円 40,000円 90,000円 120,000円

「eTransporter Collabo」は、オンプレミス型とクラウド型が選べるオンラインストレージです。接続ユーザー数は無制限。クラウド型の場合料金は利用するストレージ容量によって決まり、オンプレミス型はサーバーライセンスを初期費用として支払い、保守費用やウイルスチェックオプションなどを年額で支払います。

権限管理はカスタマイズできるため、部門や役職だけでなく、役割別の権限設定も可能です。また、ファイルを管理するフォルダにはチャットが紐づいているので、業務連絡も簡単。テレワークなどで細かなやり取りが必要となる場合にも便利です。


「MEGA」
Mega Limited

POINT
  • 参考価格:別途問い合わせ
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:-

個人向けオンラインストレージ「MEGA」は、ビジネス用サービスも提供しています。契約プランに決まった構成はなく、ユーザー数・容量を自由にカスタマイズして契約できます。自社に合う容量を選べば、写真や画像、文書ファイル、フォルダを共有し、業務を円滑に進められるでしょう。

ストレージだけでなくグループチャット機能があり、ビデオ通話でのコミュニケーションが可能です。同期・バックアップを自動化させておくと、端末内のファイルを自動でアップロードするので、共有作業の手間を減らせます。

オンラインストレージ導入時の2つの注意点

利便性の高いオンラインストレージですが、注意点もあります。以下の注意点を踏まえて、導入するか検討しましょう。主に2つの注意点があります。

1、セキュリティはサービス会社に依存する

オンライン上のサービスのため、セキュリティリスクがあることは否定できません。強度の高いパスワード設定やバックアップ体制など、ユーザー自身でできることもありますが、セキュリティの大部分はサービス会社に依存します。導入時には提供会社のセキュリティ対策をしっかりチェックしましょう。

2、無料版は機能に制限がある

次に、無料版と有料版の機能差にも注意してください。無料版の多くは、機能制限があるだけでなく、データの保存期間にも制限があります。保存期間を過ぎたデータは自動削除されてしまうため、重要なデータが消失してしまう可能性が。

無料だからと即決せず、無料と有料でどのような機能差があるのかを確認しましょう。頻繁に使うことはない、重要なファイルは送らない、といったケースであれば無料でも十分です。一方、コスト以上のメリットがあるなら、有料版を導入する方向で検討するといいでしょう。

法人向けのオンラインストレージは料金体系と機能で選択を

法人向けのオンラインストレージは、基本的に有料で提供され、様々な料金体系と機能があり、比較ポイントが多い点が特徴です。自社にとって必要な機能と、1ヶ月あたりにかかる料金を算出した一覧表を作成して、自社に合致した製品を選びましょう。

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