ログ管理システムとは、ログインログアウトのようにコンピューターの動作や、入退室記録などのように物理的な動きの履歴をログ形式で収集・管理するシステムのことです。本稿では、ログ管理システムの製品を比較して特徴を紹介するとともに、出力されるログの種類や製品選びのポイントについて解説します。

資料請求をする(無料)≫

※ITトレンドに遷移します

30秒で分かるログ管理システム

ログ管理システムは、様々な種類のログを収集します。ログは、不正使用の監視、トラブルが発生したときに問題を特定する手がかりや、マーケティング施策検討のインプットなどに利用されます。

取得できるログの種類はとても多いですが、あまりに細かいログを収集すると、コンピューターの動きが遅くなる点がデメリットです。自社にとって必要なログは何か、取得するログの量はどの程度かを見極めて、適切なログ管理システムを選びましょう。

ログ管理システム6製品を徹底比較!

あらゆるログの収集・管理ができるオールインワン「Logstorage」
インフォサイエンス株式会社

POINT
  • 参考価格:別途問い合わせ
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド / パッケージソフト
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

「Logstorage」は、統合ログ管理システムであり、あらゆる種類のログを収集し、ログ管理や分析までサポートするオールインワンのシステムです。

ログ管理の上で必要となる機能も網羅されています。大量のログを圧縮して長期保管する機能や異常を感知した場合にリアルタイムでアラートを上げる機能などはその一例です。

ログの検索・分析機能や定期レポート出力機能など、ログ情報を活かす機能も搭載。ログをただ収集するだけでなく活用できる仕組みも整えています。多機能なログ管理システムが必要な場合に検討したい製品です。


PCログオン&ログオフ情報に特化「ez-PCLogger」
株式会社ニッポンダイナミックシステムズ

POINT
  • 参考価格:100名で利用する場合月額8,775円 ~
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

PCログオン&ログオフ情報収集ツール 「ez-PCLogger」。社員の勤務状況を確認する方法の1つとして利用されるPCログオン&ログオフのログ情報収集に特化したログ管理システムです。

自動収集したログはCSV形式で出力でき、各種勤怠システムに取り込めます。勤怠システムに入力された自己申告の勤怠情報と実態(PCログオン&ログオフ情報)の勤務時間を比較する場合などに便利です。

ネットワークに接続していないPCの場合は、ローカルにデータを保存して、社内ネットワーク接続時にログ情報をアップロードします。職場の労務管理だけでなく、テレワークの労務管理としても便利な製品です。


バラバラな形式のログを統一した形式で管理「Log Option」
アイビーシー株式会社

POINT
  • 参考価格:別途問い合わせ
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

統合ログ管理システム「Log Option」は、あらゆるログを統一した書式で出力できる点が大きな特徴です。ログの中には、人が読むと意味が分かりにくいものもあります。本システムを利用すると、統一した形式で、人が読んですぐに理解できる形式にログを整えて出力することが可能です。

保存したログは一元管理できるほか、ログの暗号化や改ざん検出の機能もあります。収集したログは圧縮保管でき、ログ内容の分析も可能です。

また、システム情報管理ソフトウェア「System Answer」シリーズとセットで使うこともできます。セットで使用することにより、性能情報とログ情報の統合管理ができるようになり、より安全で可用性の高いシステム運用を実現できます。


データベースの操作ログ特化型「AUDIT MASTER」
株式会社アクアシステムズ

POINT
  • 参考価格:AUDIT MASTER本体(AM本体)・750,000円 / 1,500,000円、監査対象DBサーバー(サーバー単位)・250,000円~ / 500,000円~、別途ライセンス費の15%~22.5%分の保守費用(年額)が必要
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド / パッケージソフト
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

「AUDIT MASTER」は、データベースの操作ログを対象としたログ管理システムです。対応するデータベースの種類は幅広く、企業で多く導入されているOracleはもちろん、クラウドのデータベースサービスにも対応しています。

本システムは、データベースの標準機能である監査機能を活用して、データベースへ直接アクセスした場合や、管理ユーザーの操作ログも確実に取得します。ポリシーに違反する操作を検出した場合はアラートを出す仕組みです。

ログのモニターやレポート機能、出力したログの暗号化・圧縮保存機能などもあり、単にログを収集するだけでなく活用する機能も充実しています。

資料請求をする(無料)≫

※ITトレンドに遷移します


テレワークの情報漏洩に対応「InfoBarrier / PrintBarrier」
株式会社富士通アドバンストエンジニアリング

POINT
  • 参考価格:InfoBarrier初期費用(インストールメディア購入)5,000円、InfoBarrierサーバー1ライセンス380,000 円~、InfoBarrierクライアント1ライセンス10,800円~、PrintBarrie4r初期費用(インストールメディア購入)5,000円、PrintBarrier4 Standard1ライセンス10,800円~、PrintBarrier4 Enterprise1ライセンス520,000 円~
  • 提供形態:パッケージソフト
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

「InfoBarrier / PrintBarrier」は、特にテレワークに着目したセキュリティ対策システムです。

「InfoBarrier」はデータ全般を守るシステムで、ファイルのアクセス制限・コピー防止・暗号化などの機能でデータの漏洩を防止します。「PrintBarrier」は印刷者を特定できる透かし模様などを印刷物に印字することで、印刷物の責任は誰にあるのかを明示する仕組みです。

「InfoBarrier / PrintBarrier」は、どちらもログ出力機能を持っており、サーバー側で問題のあるログ検索や、問題検出時のアラート通知もできます。


ゲートウェイにアクセス制御や操作ログ管理機能を追加「SMART GW」
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト

POINT
  • 参考価格:別途問い合わせ
  • 提供形態:パッケージソフト
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対象売上規模:全ての規模に対応

「SMART GW」は、従来あるゲートウェイの機能(ネットワーク間の中継)に加えてアクセス制御や操作ログ管理などの機能を追加したソリューションです。

「SMART GW」には、ネットワーク間の中継に加え、内部不正対策と操作監視という大きな役割があります。内部不正対策としてアクセス制御や特権コマンド制御、特権ID管理を行います。また、オペレーションの監視として詳細な操作ログを収集することも可能です。

本製品はパッケージソフトとして提供され、Windows版、Linux版、Desktop Proxy版(WindowsとLinuxの両方を統合管理)の3種類があります。自社の環境により、どのパッケージを選べばいいか確認しましょう。

ログ管理システムで取得できる主なログ種別9種

ログ管理システムで取得できるログの種類は数多くありますが、中でも主要なログ種別9種類を紹介します。

No ログの種類 内容
1 操作ログ ユーザーの操作履歴
2 認証ログ 認証時のログ(いつ・誰が・どこから・成功or失敗)
3 イベントログ システム内の特定イベントの動作履歴
4 通信ログ サーバーとやり取りした内容、エラー内容
5 通話ログ 着信・発信・不在着信履歴
6 印刷ログ 印刷したときの内容(機密文書の持ち出しチェック)
7 設定変更ログ 設定変更時の担当者、変更内容(内部不正チェック)
8 エラーログ エラー発生時に取得するエラー調査に必要な内容
9 カメラ映像
入退室記録
ドア開閉記録
物理的なセキュリティログ

ログ管理システムは、製品によって収集するログの種類に違いがあります。全種類のログが出力できる製品もあれば、特定のログに特化した製品もあるため、自社が管理するべきログの種類を検討してからログ管理システムを選びましょう。

ログ管理システム選定のポイント3つ

ログ管理システムを選定する際のポイントについて3つ紹介します。

1、取得できるログの種類を確認

取得できるログの種類を確認して、自社に必要なログが取得できるかチェックしましょう。テレワークのセキュリティ対策で不正監視のログを追加したいのか、社内システムのログを統合管理したいのか、データベース周りのログを強化したいのかで選択するべき製品は変わってきます。

2、オンプレミスかクラウドか

提供形態がオンプレミスかクラウドか、ライセンス体系はどうなっているのかも忘れず確認したいポイントです。

まずログ管理システムを導入するマシンの数を確認し、必要なライセンス数を洗い出してから、初期コストや運用コストを計算しましょう。基本的にはオンプレミスの方が高額になりますが、必要ライセンス数によってはオンプレミスの方が安価になる場合もあります。

3、使いやすさ(画面・操作性・管理)

多くのログ管理システムには、ログ管理用の画面や、ログを管理しやすい機能が備わっています。画面は見やすいデザインか、ストレスなく操作できるか、ログ管理の手間をどこまで軽減してくれるかなど、使いやすさも精査したい点です。

ログ管理システムは導入の目的を明確に

ログ管理システムは、製品によって出力するログの種類やログ管理機能などに違いがあります。なぜ自社にログ管理システムを導入するのか、その目的を明確にしましょう。導入の目的が明確になっていれば、検討すべき製品を絞り込めます。

ログ管理システムの選択にお悩みの場合は、以下よりログ管理システムの資料を入手して、検討材料としてご活用ください。

資料請求をする(無料)≫

※ITトレンドに遷移します

※(価格は2020年12月17日時点、税別で記載)

[PR]提供:マイナビニュース