フルノシステムズの業務用無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)シリーズ」が、中越通運(新潟市中央区)の物流倉庫内で活用する音声ナビピッキングシステムに採用された。音声ナビゲーションに従って荷物のピッキングや仕分け作業を行うシステムを支えるネットワーク基盤として、フルノシステムズのACERAを活用する。物流倉庫内にACERAを設置することで、Wi-Fiが届く範囲であれば自由な場所でウェアラブル端末を用いた作業を実施することが可能となる。人手不足の解消や作業効率の向上といった庫内作業における課題の解決に、ACERAが貢献している。

■ 庫内作業の効率化に欠かせない音声ナビピッキングシステムを支える通信基盤

中越通運は新潟市に本社を置く総合物流企業で、新潟県を中心に全国で物流事業を展開しており、各地にロジスティックセンターを配置している。

なかでも千葉県野田市にある野田ALCは、関東エリアの物流における重要拠点として、主に外食・食品関連の荷物を扱っている。同センターでは、物流システムを活用することで効率化と省人化を実現し、細かいピース単位での出荷により首都圏で増え続ける外食産業のニーズに幅広く対応する。

ニーズの多様化に伴う取扱いアイテムの増加に加え、出荷リードタイムの短縮が求められたことから、人材不足や作業効率の向上といった課題に直面していた。それらの課題を解決するために、音声ナビゲーションに従って荷物を仕分けるシステムである「TEPPA navi (テッパナビ)」を導入し、庫内作業の効率化と作業環境の改善を実現した。

バーコードリーダーや情報端末などのウェアラブル機器を活用するテッパナビの通信基盤として、フルノシステムズの業務用無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)シリーズ」を活用している。

■ 誰でも簡単操作で庫内作業の効率をアップ

「TEPPA navi(テッパナビ)」は音声ナビゲーションで出荷物のピッキングや仕分け作業を行うソリューションだ。「誰でも簡単操作」「生産性向上」「作業者の疲労軽減」を目的に開発されたシステムで、アクセスポイントを設置したWi-Fiエリア内であれば、どこでも自由な場所で作業が行えるのが特徴となっている。

安定した無線接続を実現するACERAを設置することで、庫内作業が停滞することなくスムーズにシステムを運用することができる。

■ ウェアラブル機器のリアルタイム通信をWi-Fiがサポート

テッパナビは、作業者が4種のウェアラブル機器を装着してハンズフリーで作業ができる。ウェアラブル端末を活用することで、作業を進めながらリアルタイムでさまざまな情報を作業者に伝達することが可能となる。

これらの機器の通信とサーバへの情報集約にACERAのWi-Fiが利用されている。

■ 物流業界の作業効率向上に無線LANで貢献

中越通運のように、物流現場における庫内作業の効率化には、ICTを活用した物流システムの導入が欠かせなくなっている。フルノシステムズは、ACERAシリーズを基盤とした高品質な無線LANソリューションを提供することで、物流業界のさらなる作業効率向上に貢献する方針だ。


◇中越通運のホームページはこちら
https://www.chu-tsuun.co.jp/

◇「TEPPA navi (テッパナビ)」の詳細はこちら
https://teppa.co.jp/index.html

◇フルノシステムズの導入事例一覧
http://www.furunosystems.co.jp/jirei/index.html

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