2020年は、生活やビジネスの“在り方”に大きな変化が起こった年といえる。新型コロナウイルス感染症の拡大、いわゆるコロナ禍の影響は今後も続くと予測されており、人々は新しい生活様式を取り入れ、変化に対応していくことになった。コロナ禍の影響で自由な移動が困難になるなか、あらゆる業種・規模の企業はデジタル変革(デジタルトランスフォーメーション:DX)に取り組み、テレワークや在宅勤務など、時間や場所の制約から解放された業務体制の実現を目指している。とはいえ、十分な準備期間を取れないまま、ただ漠然とテレワークを推進していたのでは期待していた効果を得ることは難しいのも事実。デジタル変革に必要な要素を明確化し、適切なアプローチで進めていく必要がある。そこで注目したいのが、2020年10月6日に実施され、現在もオンデマンドで開催中の、ServiceNowのオンラインイベント「Now at Work 2020 Digital Experience(以下Now at Work 2020)」だ。

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    オンラインイベント「Now at Work 2020 Digital Experience」

デジタル変革で重要な役割を果たす「デジタルプラットフォーム」の有用性を解説

Now at Work 2020は、業務の標準化や自動化を実現するIT全般のサービスやそれらを支えるNow Platform(R)などの魅力と最新機能を余すところなく解説するグローバルなイベントだ。

オンライン開催となった2020年はServiceNow のチーフ イノベーション オフィサーであるDave Wright 氏によるウェルカムメッセージを皮切りに、ServiceNow Japan合同会社 執行役員社長の村瀬 将思 氏による基調講演、業界のキーマンを招いたパネルディスカッションなどをオンラインで展開。“ニューノーマル”な時代における、デジタル変革のビジョンが語られている。

  • Dave Wright 氏

    Dave Wright 氏

さらに、ServiceNowのコアとなるデジタルプラットフォーム「Now Platform」の最新バージョンとなる「Paris」の魅力的な機能を紹介する「Now Platform Paris リリースの最新情報」や、ServiceNow Japanの社員が最新の取り組みを紹介する「ServiceNowの取り組みのご紹介」、ServiceNowを導入・活用している企業の成功事例が語られる「お客様事例」など、多様なチャンネルと膨大な動画セッションを用意。基調講演でニューノーマル時代のDXの在り方や、その実現を強力に支援するNow Platform Parisの最新機能を理解し、そこから関連するセッションを視聴することで、デジタル変革への具体的なアプローチ方法が見えてくる構成となっている。

村瀬氏の基調講演では、デジタル変革を行うために必要な要素として「デジタルプラットフォーム」が挙げられ、その役割を担うServiceNowについてわかりやすく解説されている。ニューノーマル時代の働き方改革では、従来からの目的である“従業員の生産性向上”に加え、“従業員の安全性確保”に取り組む必要があると村瀬氏。コロナ禍の影響による密結合コミュニティから疎結合コミュニティへの移行にともない、価値観の見直しと会社・業務の再定義が重要になると語り、重要なキーワードとして「業務のモバイル化」を掲げる。

  • 村瀬 将思 氏

    村瀬 将思 氏

そして、疎結合コミュニティにおける業務の生産性・安全性を同時に向上させるデジタルプラットフォームとしてNow Platformが果たす役割と、企業内に存在する業務別プラットフォーム群はそのままに、業務を標準化・簡素化・自動化するPlatform of Platformsというアーキテクチャの重要性が語られている。

最新バージョン「Now Platform Paris」の新機能を多数のセッションで解説

ServiceNowは、個別に運用されている業務システムを束ね、外部との連携も可能なプラットフォームを提供するが、あまりにも多機能なソリューションのため、具体的な活用方法を知りたいと考えている企業も少なくないはずだ。

そこでNow at Work 2020では、ニューノーマルを見据えてServiceNowを活用したDXに取り組んでいる企業の導入事例セッションを多数用意。デジタルワークフローを活用して、スピーディに企業課題の解決を実現した成功事例を通じて、ServiceNowの効果的な使い方を理解することができる。

また、ServiceNowをより詳細に知りたい場合は、ServiceNow Japanの社員が最新の取り組みや実績を紹介するセッションが有効。Customer Workflows、Employee Workflows、IT Workflows、といった機能についての詳細な解説を視聴することが可能だ。

  • 社員による詳細なセッション

    社員による詳細なセッション

さらに、ニューノーマル時代のビジネス変革を実現するための機能が多数盛り込まれた最新デジタルプラットフォームとなるNow Platform Parisが、多くの企業が抱える課題をどのように解決していくのかも、数多くのセッションから理解できるようになっている。

昨今のビジネス変化に対応し、外的要因によって受けた影響から迅速に回復するための新プロダクトや、従来のプロダクトの機能強化を詳細に解説。従業員の職場復帰にともなう複雑なワークフローの簡素化や、職場の安全管理を効率化する「Safe Workplace」など、ニューノーマルの環境構築を支援するプロダクトもチェックできる。

また、Now Platform Parisの新機能としてIT Workflowsに追加された「Hardware Asset Management」(ハードウェアに関わるITライフサイクル全般を管理)や、「Business Continuity Management」(コロナ禍など外的要因によってビジネスの継続性が危ぶまれる事態が発生した際、ビジネスの混乱を防ぎ対応策の策定を迅速に行う)についても解説。

  • Now Platform Parisを解説

    Now Platform Parisを解説

加えて、ServiceNowでは初となる業界向けソリューションとして、カード業務、決済業務を管理するための機能が搭載された「金融業界ソリューション」と、顧客とそのサービスを提供しているネットワークの情報を1つのプラットフォーム上で管理できる「通信業界向けソリューション」を紹介するセッションも用意されている。

Now at Work 2020では、このほかにもServiceNowパートナーによるセッションが集められた「パートナーシアター」や、専門的なセッションを視聴する合間のリフレッシュに最適な「エンターテインメントチャンネル」といったチャンネルを展開。

気になったセッションをプレイリストとして登録しておく機能も備わっており、膨大なセッションで構成されているにも関わらず、知りたい情報にすばやくアクセスできるようになっている。

参加は無料、新しい働き方のアーキテクチャが見える有意義なイベントに参加しよう

ServiceNowの導入を検討している企業はもちろん、どのようにデジタル変革を進めればよいのか悩んでいる企業や、コロナ禍の対策が急務となっている企業にとって、重要な情報が満載されたイベント、Now at Work 2020。グローバルイベントでありながら地域ごとに最適化された動画セッションが用意されており、日本向けとなるNow at Work JapanでもServiceNow Japanの社員によるセッションや、国内における導入事例が確認できる。

イベントは2020年12月末までオンデマンドで開催されており、ServiceNowのサイトから登録すれば無料で視聴することが可能。ニューノーマル時代のデジタル変革を実践したいのならば、ぜひ登録・参加してみてはいかがだろうか。

[PR]提供:サービスナウ