新型コロナウイルスの影響により、日本のみならず世界中で生活が一変した。しかしながら、EDの悩みを胸に秘めている人々は、コロナ禍の前も後も変わらずに存在している。

新たなライフスタイルが求められる中、ED治療は現在、どのような状況にあるのだろうか。ED専門クリニックを2004年に開院して以来、日本のED治療を牽引し続けてきた浜松町第一クリニックの竹越昭彦院長に、ED治療の現在について話を聞いた。

――こちらのクリニックは2004年に開院され、以来16年にわたってEDの患者さんに向き合ってこられました。「EDお悩み相談室」にも何度かご登場いただいていますが、改めて、長年診察をしていらして、患者さんの変化はありますでしょうか。

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浜松町第一クリニック浜松町院 竹越昭彦院長

開院当初は、何か危ない薬なのではないかという誤解があったので、どちらかと言えば恐る恐る試してみるような感じでいらっしゃる方が多かったですね。最近はインターネットでポジティブな知識をつけて来院される方が多く、敷居が非常に低くなったように思います。効果が期待できるのであれば、一度試してみようという感じで、恥ずかしがるような方も減ってきていますね。

患者さんの年齢層も変化していて、20代といった若い方が増えてきています。特に、大学生や社会人1,2年目という方が増えてきたように思います。なかには、男子校出身で、社会に出て初めての女性との関係に戸惑っている方などもいらっしゃいました。我々のクリニックには若い医師も在籍していますので、同じ目線で診ることができていると思います。

開院当初は私自身が30代後半で、同世代の患者さんを診ることが多い印象でした。今は私が50代になり、同世代も若い世代の患者さんも診るようになりました。同世代目線と息子世代に向けた目線の両方で、診察にあたっています。

――EDは中高年からのもの、という考えは、もはや現代には当てはまらないのですね。昨今の新型コロナウイルスの影響で、様々な対応が求められるようになりましたが、こちらのクリニックではどのように取り組まれているのでしょうか。

医師やスタッフは、マスクの着用や消毒を徹底していますし、ビニールカーテンなどの飛沫対策など、ひととおりの感染症対策は実施しています。三密を避ける、ということはよく言われていますが、ごく一部の特殊な状況を除いては、基本的に医師と患者さん2人での診察となっていますので、当院ではもともと三密になるような混雑があまりありません。もちろん、体調がすぐれない患者さんには来院をご遠慮いただくように案内していますが、患者さんの中で新型コロナウイルスに罹患した、というお話も今のところ聞いていません。専門性の高いクリニックですし、万全の感染症対策を実施してもそう大きく雰囲気が変わった、ということはありませんね。

――診察もスムーズで待ち時間もあまりないので、密な状況にはそもそもなりにくいスタイルということですね。コロナ禍以降、患者さんのお悩みに変化はありましたか?

特に、新型コロナウイルスの影響で患者さんのお悩みの質が変わったという印象はないですね。コロナ禍の前も後も、患者さんのお悩みは同じではないでしょうか。若い方は心因性が多いですし、年齢を重ねている方は、その時によってバラつきがあるという声を多く聞きます。年齢を重ねている患者さんには、「スポーツ選手も年齢を重ねると引退するように、そういうものなんですよ」とお話しするとご納得されます。

――ニューノーマルな生活が定着していく中で、自宅で過ごす時間が増えているかと思います。パートナーとの時間も増え、コミュニケーションを図る機会も増えているのではないかと考えますが、どのような印象でしょうか。

正直なところ、明らかなところは分かっていません。新型コロナウイルスの流行で、実際に来院される方は一時的に減少しましたが、今は戻りつつあります。また、オンライン処方を利用する方も増えてきました。

――現在、新型コロナウイルスに対する政府方針で、暫定的に初診からオンラインで診察を受けることが可能になっています。この方針はオンライン処方の後押しになっているかもしれないですね。

当院は浜松町という立地から出張で来られる地方の方も多くいらしていただいておりました。今は多くの企業で出張が取りやめになっていますので、直接来院される方は少なくなり、オンラインでの処方に切り替えるケースが多いように思います。北海道から沖縄まで、いろいろな地域の方がオンライン診療を利用されています。

――EDの診察において、医師として対面診療とオンライン診療で違いを感じる部分はありますか?

さほど大きな違いはないと思います。また、初診と言ってもほとんどの方がほかのクリニックで処方をしてもらったことがあるなど、ED治療薬の服用経験がある方が多いです。ただ、当院に来院される前に偽物の薬を処方されたという方も、ものすごく多いです。まさに、悪貨が良貨を駆逐するような勢いで、偽物が増えてしまっているような印象です。業界全体が、大きな被害を受けています。

――以前は、インターネットなどの通販による入手が多かったように思いますが、現在は更に偽物の薬が増加し、対面でも処方されることが増えているのですね。どのような偽物の薬が出回っているのでしょうか。

海外で認可されていても、日本で未認可の成分のものや、日本で認可がある成分であっても、日本の基準を満たしていないと思われる海外製のものなどがあります。

――そういった偽造薬を避けるにはどうすればいいでしょうか。

例えば、ファミリーレストランや居酒屋では、メニュー写真を見て、どんなものが出てくるか確認して注文しますよね。そういう写真が一切ない、薬の名前を出していない、そういうところは怪しいです。日本で認可されている成分は、正式には3つしかありませんから、患者さんもしっかりと勉強をして、知識をつけることが大切です。インターネットで検索した時に、広告としてお金を払って上位に出てきているのか、そうじゃないのか、という部分もひとつの基準になるかもしれません。

また、日本の製薬会社のものであることを確認しましょう。どこのメーカーの薬かが明らかになっていないものは危険です。最近では、対面での販売も日本製ではないものを扱っているところがありますので、患者さん自身もしっかりチェックしておかなければなりません。

――自分で信頼できる入手先を見極めなければならないということですね。日本ではED治療薬のジェネリック医薬品も出揃ってきました。竹越先生のジェネリック医薬品に対する見解もお聞かせください。

傾向として、地方の患者さんは先発医薬品を選ばれる方が多い印象です。ですが、診察時にどんな製薬会社が作っているのかをご説明することで、ジェネリック医薬品を選ばれるケースもあるので、情報量の差が起因しているのではないかと思います。当院ではホームページでもジェネリック医薬品についてもしっかり解説しております。しっかりと説明した後に、患者さんの予算や状況、ご希望に応じて処方するようにしていますが、若い方はあまりジェネリック医薬品に抵抗がないようですね。

医師としては、先発医薬品だからとか、ジェネリック医薬品だから、という部分で区別することはありません。日本の製薬会社の薬であれば、品質にはまったく問題がないからです。医薬に対する日本の基準は非常に厳しくて、発がん性や催奇形性などの安全性に関する確認事項が膨大にあるんです。それはもう、書類が床から数メートルになるほどですよ。

厳しい基準を満たして正式に承認された医薬品を選ぶことが大切であると考えています。

――最後に、EDに悩みを抱えている方にメッセージを頂ければと思います。

当院のホームページでは1日では読み切れないほど、EDに関する情報を掲載しています。まずは、先発医薬品は3種類しかありませんので、その3種類の内容であれば30分ほどで理解できるかと思います。すべて読むとなると1日では難しいですが、わかりやすいマンガなどもありますので、ぜひ目を通していただければと思います。

【浜松町第一クリニック 浜松町院】

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JR浜松町駅北口から徒歩1分の好アクセス。2004年の開院から16年にわたりEDに悩む人々に向き合っている。平日は10時から22時まで、土・日・祝日は20時まで診察。立地の良さはもちろん、オンラインでの処方も実施しているので、治療を継続しやすいのもメリット。クリニックのHPは>>こちら<<

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