VPNは低価格で安全なネットワークを構築できると言われています。VPNについて知りたい方も多いのではないでしょうか。この記事では、VPNの種類と導入のメリットやデメリットについてわかりやすく紹介します。VPNについて知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

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VPNとは

VPNとは、Virtual Private Networkの省略で、日本語の意味は仮想専用線です。

インターネットにプライベートの専用回線を作って、ローカルネットワークを構築します。インターネット接続中のデータの漏洩や見られること、不正接続被害を防ぐためにデータを暗号化して安全を高めます。

スマホやノートパソコンからフリーWi-Fiを利用して社内ネットワークに接続する際に有効です。

主なVPNの種類3つ

VPNは仕組みを設定する方式によって、種類があります。

導入するために専用ソフトをインストールするIPsec-VPNや、インストールの必要がないアプリを使うSSL-VPNがあり、Microsoft社が提唱したPPTP方式も多く利用されています。

データの暗号化とトンネリングを併用するL2TP/IPsec方式や、パブリックネットワークを経由しない通信事業者の有する閉域網を利用する方法もあります。

種類1:IPsec-VPN
IPsec-VPNは比較的安全なので、拠点同士のLAN間接続をしたい時に適しています。

IPsecは暗号化によってセキュリティを確保することです。暗号の鍵交換や暗号のプロトコルを利用するので、利用する双方が専用のソフトウェアの導入が必要になります。専用回線(トンネル)を使ってより安全を高めます。

ルーターがハブの役割になって、離れた場所でも同じネットワーク利用が可能です。

種類2:PPTP
PPTPはMicrosoft社が提唱した方式でWindows10に搭載されているので、VPNの構築が簡単です。

自宅のPCからワンタイムパスワードでログインし、テレワークや会社のテレビ会議に参加できます。注意点はなりすましの危険性があることと、ファイアウォールを設定した場合は接続が複雑になることです。

PPTPは送受信を1本のトンネルで行い、IPsecは送受信ごとにトンネルを作る点が異なります。

種類3:SSL-VPN
SSL-VPNは暗号化にSSL技術を利用したもので、モバイル端末からもアクセスできます。

ネットワーク層に実装されるIPsecと異なりセッション層に実装されるので、コンテンツやサーバーに対する利用者ごとのアクセス制御が簡単に設定できます。IPsecよりも導入時の費用負担を少なくできます。

IPsecとは接続方法が異なるので、使い分けてハッキング被害を防ぐことも可能です。

VPNのメリット4つ

VPNのメリットは低コストで安全な通信が確保できることです。

専用回線を導入しなくても、暗号化によって低価格で安全な通信環境を導入できます。拠点間のLAN構築も簡単にでき、モバイル端末でのアクセスも可能です。

インターネットを利用するので拠点間の距離による費用負担がなく、運用のために必要なコストも少なくて済みます。

メリット1:低コストで通信可能
パブリックネットワークを利用したVPNは専用回線が不要で、運用に必要なルーターも安い製品が多いので低コストで通信できます。

携帯端末からのアクセスも無料Wi-Fiを安全に利用できるので、出先からのアクセスに通信費を気にしなくても大丈夫です。

自宅のPCや遠隔地の拠点から通信費だけでアクセス可能なので、テレビ会議やリモートワークにも新たな費用負担なく導入できます。

メリット2:安全性が高い
VPNは暗号化技術とトンネリングを併用しているので、通信内容の盗み見や不正アクセスに対する安全が高いメリットがあります。

通信内容の暗号化は、専用のソフトを会社と利用者双方が導入して安全を保ちます。トンネリングで専用回線に近い環境を整え、社外からのアクセスが繋がらない設定もできます。

VPN提供会社のサービスやアプリを比較してセキュリティ機能を高め、更新することも欠かせません。

メリット3:遠隔でもアクセスできる
VPNは仮想専用線を利用するので、物理的な回線が不要で距離の影響なく接続できます。

物理的な回線を導入しないのでアクセスポイントの距離に関係なく、通信費の負担は同じです。仮想ネットワークを手軽に構築できるので、国内だけでなく海外の支店とのLAN構築も可能です。

有線を利用しないので導入や維持管理に費用がかからず、拠点の設置や統廃合も設備を考慮する必要がありません。

メリット4:複数の拠点で通信できる
VPNは1対多数の接続が容易なので、複数の拠点間の通信も可能です。

VPNは複数の拠点をつないで、別々のLANをひとつのネットワークとして利用できます。POSシステムや勤怠管理システムの利用時に、拠点ごとに集計したものを本部で一括管理もできます。

回線に関する費用以外の業務の効率化を図るため、従業員の利便性の向上に役立ちます。

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VPNのデメリット4つ

VPNは場合によって通信速度が遅いことや、情報が漏洩する可能性などのデメリットがあります。

導入する製品によっては通信の速度低下や、利用しない機能がついていて結局割高になってしまうこともあります。

一般のインターネットを利用するので予期しないエラーの発生や、ネット接続できない場合は利用できなくなるデメリットもあります。

デメリット1:通信速度が遅い場合がある
VPNで一般回線を利用すると、混雑時には通信速度が遅いこともあります。

接続するサーバーが日本にない時は、海外のサーバーを利用するので通信速度が国内とは異なる場合もあります。

セキュリティ機能のためにルーター側のCPUに負担がかかり、速度に影響を及ぼすことも原因です。

デメリット2:製品によってコストがかかる場合がある
VPNは製品によってかかるコストが違うので、自社の状況を確認して導入を検討します。

SSLはグループウェアやウェブブラウザに搭載されているので、導入コストを下げられますが、社内システムによっては専用クライアントソフトが必要になることもあります。

IPsecは独自のクライアントサーバシステムにも導入可能で、社内ネットワークに適していますが、出先からのリモートアクセスが多い場合はSSLが有効です。

デメリット3:情報漏洩の可能性もある
初期設定やVPN製品の種類によっては安全が異なり、情報漏洩の可能性を否定できません。

初期設定の誤りは、IPアドレスや通信ログ流出に繋がります。サービス提供者によるマルウエア感染のリスクもあります。

安全が保障されているものではないことを認識してVPNを利用するとともに、無料のVPNを使用しないことや、大手メーカーが提供しているものを選びます。

デメリット4:バッテリーの消費
VPNでフリーWi-Fiを使用する時、情報の送受信の際にデータを暗号化するのでバッテリーの消費が激しくなることがあります。

VPNを使用している間は情報の暗号化を繰り返し行うので、スマホのバッテリーを通常より多く消費します。iPhoneでもAndroidでも変わりはありません。

こまめに端末のWi-Fiを切ることや自動接続のオフ設定、モバイルバッテリーの準備を心掛けます。

VPNの活用方法2つ

VPNの活用方法として、離れた拠点同士の通信を暗号化することとセキュリティ優先のネットワークを構築できることが挙げられます。

有線を利用した専用回線は、1対1の通信が基本です。本社と支店を結ぶ回線は利用できますが、支店同士の利用はできません。VPNを導入すると1対複数の通信が可能になるので、支店間の相互通信もできます。

セキュリティ機能を強化したVPNの構築には、IPsecとL2TPを組み合わせると有効です。

活用方法1:VPN装置間の暗号化
IPsecで離れた拠点間の通信を暗号化できるので、支店間を結んだネットワークの構築に活用できます。

IPsecは拠点同士の通信に暗号化を利用できるので、物理的な距離があっても有線回線の導入なしで安全なデータのやり取りが可能です。拠点内のローカルネットワークを社内全体で一体運用できます。

専用のルーターを利用するだけなので、導入や運用のコストがかかりません。

活用方法2:仮想的な通信経路を構築
IPsecはL2TPと組み合わせるとデータの安全が高くなり仮想的な通信経路の構築に活用できます。

IPsecとL2TPを組み合わせたL2TP/IPsecのVPN接続方式は、暗号化されたトンネル内で認証をするので、気密性と安全が確保されます。

会社の業務用データに外出先からリモートアクセスするのに適した設定です。PPTPよりも安全な通信経路が構築できます。

VPNについて理解しよう

インターネット回線を利用したVPNは、コストを削減してセキュリティ機能を高めたネットワークの構築が可能です。

離れた拠点同士を結んだシステムの一体運用や、外出先から本社データへのアクセスを安全に低価格で実現でき運用コストを抑えることもできます。

VPNのメリットとデメリットを理解してから会社に合ったサービスを導入しましょう。

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