設立からわずか10年でスマートフォンの世界シェア4位に浮上するなど、成長著しい中国のスマホメーカー、Xiaomi(シャオミ)。昨年末に日本市場進出を果たし、国内のスマホユーザーからも熱い視線を集めつつある。

そのシャオミが展開するラインナップの中でも「ヤバすぎる程の圧倒的コスパ!」と評されているのが「Xiaomi Redmi Note 9S」だ。4眼カメラや6.67インチの大型ディスプレイ、5,020mAhの大容量バッテリー、ミッドレンジクラスの高性能プロセッサーを搭載しながら、なんと24,800円(税抜)という驚きの価格。

その価格でも十分魅力的だが、MVNOとして長い実績を誇るIIJmioではMNP乗り換えでこの端末をセット購入すると、なんと9,980円(税抜)! さらに3,000円のキャッシュバックもついてくるという「秋のコミコミキャンペーン」を9月30日まで開催中だ。

ここではそんなRedmi Note 9Sを中心に、コスパに優れるシャオミ端末の特徴と、それらの製品をIIJmioでお得に手に入れる方法を紹介しよう。

  • 圧倒的コスパの「Xiaomi Redmi Note 9S」と、高性能ながらリーズナブルな「Xiaomi Mi Note 10 Lite」
  • 圧倒的コスパの「Xiaomi Redmi Note 9S」と、高性能ながらリーズナブルな「Xiaomi Mi Note 10 Lite」
  • 圧倒的コスパの「Xiaomi Redmi Note 9S」と、高性能ながらリーズナブルな「Xiaomi Mi Note 10 Lite」

このクオリティで2万円台前半!? 驚愕のコスパ!

Redmi Note 9Sをパッケージから取り出して、まず思ったのが「これがエントリー価格帯の製品!?」ということ。3D曲面ガラスを採用したバックパネルには4眼カメラが搭載されており、前面にはベゼルレスの6.67インチディスプレイが搭載されている。ボディ全体に占めるスクリーンの比率(画面占有率)は91%もあり、ここ最近のスマホのトレンドを高いレベルで実装しているという印象。2万円台の製品とはとても信じられない。

  • Redmi Note 9Sには、ベゼルやノッチが最小限に抑えられた6.67インチのFHD+ DotDisplayが搭載されている

    Redmi Note 9Sには、ベゼルやノッチが最小限に抑えられた6.67インチのFHD+ DotDisplayが搭載されている

前面と背面のガラスは耐久性の高さで定評のあるCorning Gorilla Glass 5が採用されており、裸で持ち歩いても傷がつきにくいのは嬉しい。

  • 3D曲面ガラスを採用したバックパネル。カラーは、IIJmioではオーロラブルーとグレイシャーホワイトの2色が用意されている。側面はバックパネルと同じカラー。エッジが丸みを帯びているため手にフィットしやすい
  • 3D曲面ガラスを採用したバックパネル。カラーは、IIJmioではオーロラブルーとグレイシャーホワイトの2色が用意されている。側面はバックパネルと同じカラー。エッジが丸みを帯びているため手にフィットしやすい
  • 3D曲面ガラスを採用したバックパネル。カラーは、IIJmioではオーロラブルーとグレイシャーホワイトの2色が用意されている。側面はバックパネルと同じカラー。エッジが丸みを帯びているため手にフィットしやすい

化粧箱や付属品もチープさはまったくなく、フラグシップモデルのパッケージだと言われてもそのまま信じてしまいそう。このクオリティで通常価格でも税込3万円を切るわけだから、注目が集まるのも納得がいくというものだ。

  • 化粧箱は白を基調にした高級感のあるもの。USB電源アダプターやUSB Type-Cケーブルなどが同梱されている

    化粧箱は白を基調にした高級感のあるもの。USB電源アダプターやUSB Type-Cケーブルなどが同梱されている

マクロから風景までなんでもOKな4眼カメラ

Redmi Note 9Sのアウトカメラは、4,800万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロカメラ、200万画素の深度センサーで構成されている。

  • アウトカメラは超高解像度メインカメラ、超広角カメラ、マクロカメラ、深度センサーの4種類
  • アウトカメラは超高解像度メインカメラ、超広角カメラ、マクロカメラ、深度センサーの4種類
  • アウトカメラは超高解像度メインカメラ、超広角カメラ、マクロカメラ、深度センサーの4種類

このうち、メインカメラは最大8,000×6,000ピクセルという超高精細な写真を撮影することができる。レンズ交換式の一眼カメラでも2,000万画素台が多く、これだけの超高解像度に対応した機種が少ないことを考えると、Redmi Note 9Sのカメラのすごさがイメージできるはず。実際に試してみたが、遠くにあるビルの窓や外壁の模様などのディテールまでシャープに写しとってくれた。

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    4,800万画素のメインカメラで撮影した風景。遠景のディテールまでシャープに再現されている

超広角カメラは、人間が両眼で見える範囲に近い画角119度で撮影することが可能。風景の雄大さを表現したい場合や、室内を広く撮りたい場合、撮影距離を取りづらい観光名所などで大きな建物を撮りたい場合などに役立つ。

  • 同じ風景を超広角カメラで撮影。より広い範囲が写っているのがわかる

    同じ風景を超広角カメラで撮影。より広い範囲が写っているのがわかる

マクロカメラは小さなものを大きく写したい時に便利。Redmi Note 9Sの場合は最短2cmまで近づいて撮影できる。今回は小さな花に止まった昆虫や綿毛などを撮影してみたが、肉眼では見えづらいディテールまでくっきりと写すことができた。見慣れたものでもマクロカメラで写すことで非日常的な写真になることがあるので、身近なものでいろいろ試してみるとおもしろそうだ。

  • マクロカメラで撮影した例。綿毛などのディテールも鮮明に再現されている
  • マクロカメラで撮影した例。綿毛などのディテールも鮮明に再現されている
  • マクロカメラで撮影した例。綿毛などのディテールも鮮明に再現されている

深度センサーは、ポートレートなどで被写体の背景をボカした雰囲気のある写真を撮る際に役立つ機能。

いずれのカメラもAIが搭載されており、有効にしておけばカメラがシーンを自動で認識して見栄えよく写るよう調整してくれる。露出などの撮影知識がない人でもシャッターを切るだけでキレイな写真が撮れるのは嬉しいポイントだ。

  • 夜景も光のきらめきがキレイに表現されている

    夜景も光のきらめきがキレイに表現されている

ちなみに、撮影した写真はあとから明るさや色合いを調整したり、フィルターで加工したりすることもできる。中でも個人的に気に入ったのが「空」フィルターで、風景の空模様を簡単に変更することが可能。実際に曇り空を晴天や夕暮れにしてみたが、AIを使って空の部分を検出し自然な感じに加工してくれるため、まるで本当に晴天下や夕暮れ時に撮影したかのような仕上がりになった。

  • 曇り空の風景も、「空」フィルターを使うと簡単に晴天や夕暮れ時に変えることができる
  • 曇り空の風景も、「空」フィルターを使うと簡単に晴天や夕暮れ時に変えることができる
  • 曇り空の風景も、「空」フィルターを使うと簡単に晴天や夕暮れ時に変えることができる
  • 曇り空の風景も、「空」フィルターを使うと簡単に晴天や夕暮れ時に変えることができる

なお、フロントカメラは単眼ながら1,600万画素と高解像度。「美顔」モードなども用意されており、手軽に写りのいいセルフィーを楽しむことが可能だ。