スマートフォンが当たり前になった昨今、より身近な存在になったのが「電話」である。ちょっとした連絡ならチャットアプリやメールを使うことも多いが、急ぎの用事などでは通話する機会もまだまだあるだろう。
だからこそ、メールでもチャットでもなく電話がかかってきたときには「何か緊急では?」と身構えてしまう。それが知らない番号なら、なおさら不安にもなる。ドキドキしながら慌てて電話に出てみると……。

\不要なセールスや詐欺などの“迷惑電話”だった!/

ということが少なくないのだ。
できれば迷惑電話には出たくないのだが、じゃあ知らない番号からの電話をすべて無視すればいいかというとそういうわけにもいかず、なかには本当に重要な電話があるから困りもの。

\電話に出る前に、迷惑電話かどうかわかる仕組みがあればいいのに!/

長年そんなことを思っていたところ、編集部よりおすすめされたのが「Whoscall」というiOSアプリである。台湾のGogolook社が開発した番号識別アプリで、かかってきた電話が迷惑電話かどうか判断してくれるのだという。詐欺や迷惑電話の防止・阻止に効果的として、台湾の大統領である蔡英文総統やIT大臣のオードリー・タン氏もその実力を認めた"お墨付き"のアプリだという。

それは便利そうだ!ということで、さっそく使ってみることにした。

全世界で8,000万ダウンロード超え!! 約10億のデータベースから電話番号を識別

「Whoscall」は2010年にGoogle Playでリリースされたアプリ。元Google CEOのエリック・シュミット氏が推奨したことでも知られており、台湾はもちろん世界中で高く評価されている。日本のメディアでも紹介されているので、すでに知っている人もいるだろう。現在はiOS版もリリースされ、全世界で8,000万DLを突破している。

Whoscallの仕組みはシンプル。どこからかかってきた電話なのか、それが迷惑電話ではないかなどを判別してくれる。ビッグデータをもとに蓄積された約10億ものデータベースを利用して番号の識別を行うとのことだ。

App Storeからアプリをダウンロードして起動すると、最初にスマートフォン本体のアクセス権限を有効にするよう促される。

  • iPhoneの場合は「設定」アプリの「電話」から「着信拒否設定と着信ID」をタップし、「Whoscall」の項目をすべてオンに

  • アプリが番号識別データベースのダウンロードを開始

  • セッティングは以上で完了

  • 「電話」アプリの通話履歴を開くと、過去の着信番号もしっかり識別されていた

電話アプリと「Whoscall」を連携させることで、電話履歴に残った番号の下に「Whoscall:」という文字が表示されているのがわかる(:の後ろにはお店の名前などが表示されている)。このように、過去の履歴に対してもデータベースとの照合を行うというわけだ。

ちなみにWhoscallのアプリで直接、電話番号を打ち込んでチェックすることも可能だ。これまでは知らない電話番号から不在着信が入っていた場合、いちいち検索エンジンに番号を打ち込んで調べていたのだが、Whoscallだと情報がシンプルにまとまっていてわかりやすい。使い勝手も抜群だ。

怪しい番号は自動的にブロック! “自動ブロック機能”でストレスフリー

Whoscallを利用してしばらく経ったある日、まったく身に覚えのない番号からの着信があった。普段なら「出ようかどうしようか」と迷うところだが、画面には「迷惑電話」の文字が。

Whoscallが電話番号をデータベースに照会し、その番号が迷惑電話として登録されているものだと識別してくれたのだ。
このように、「Whoscall」の真骨頂は実際に電話がかかってきたときに発揮される。これでもう「知らない番号だけど迷惑電話かな? でももしかしたら重要な連絡かも?」と迷わなくて済むわけだ。

なお、迷惑電話と判断できた番号については、アプリの機能から手動でブロックもできる。iOSにも着信拒否設定機能はあるが、連絡先からいちいち登録しないといけないのが面倒なので、これは便利だ。なお、Whoscallには自動ブロック機能も備わっており、「よく報告される迷惑電話」については何もしなくてもAIが自動的にブロックしてくれる。精神衛生上とても良い。

Whoscallについてもっと知りたい方はコチラ▶

重要な電話も逃さない! 豊富なデータで様々な施設・店舗の情報を網羅

先日、健康診断のために病院に行ったのだが、その際にもWhoscallは活躍してくれた。無事にすべての検査を終えて電車に乗っていると、見覚えのない電話番号からの着信が入った。
普段であれば「電車だから出られないし、とりあえず無視して最寄り駅に着いたら折り返そう」と考えるが、画面にはついさっき健康診断を終えた病院の名前が。

  • ※この写真は、その時の実際の画面を撮影したものです

慌てて電車を降りて折り返すと、「健康保険証を預かったままだったので取りに来てほしい」という内容だった。もし最寄り駅まで放置していたら、憂うつな気分で引き返すことになっていただろう。

普段いかない病院やお店の番号までいちいち登録するのは面倒くさいが、Whoscallを使えば自動的に識別してくれるので、いざというときにサッと対応できるのだ。

Whoscallで「知らない番号」を限りなくゼロに

人によっては、「かかってくる可能性がある番号をすべて電話帳アプリに登録しておいて、それ以外の電話はすべて無視すればいい」と考えるかもしれない。

しかし、どれだけ登録をがんばっても、知らない電話番号から大事な連絡が入る可能性はゼロではない。たとえば仕事での取引相手が、オフィスの電話ではなく出先からスマートフォンで電話をかけてくることもあるだろう。宅配業者やピザの配達人の電話番号だって、最初から登録しておくことは無理だ。

生活のスタイルにもよるが、少なくとも筆者には「事前にすべての番号を登録する」ことは難しい。だからこそ、「この番号、登録していないけど大事な電話かも」と思って出てしまうわけだ。

過去を振り返ると、「Whoscallがあれば……」と思う出来事がいくつもあった。電車で移動中に電話がかかってきて、「現場で待ち合わせている相手からの緊急の連絡かも」と思い、わざわざ途中下車してみたら単なる営業電話だったり。素敵なお店を予約して外食を楽しんだ帰り道、知らない番号からの着信を無視したら実はお店からの忘れ物の連絡で、後日気づいて取りに行ったり。

\Whoscallさえあれば、あのときむなしい気持ちを味わわずに済んだのに!/

そんなワケで、過去に「この電話、誰だ?」と思ったことのある人はぜひ「Whoscall」の導入をおすすめしたい。

WhoscallのiOSアプリには無料版と有料のプレミアム版が存在する。
Whoscallの無料版では、手動でブロックリストを作成できる「ブロック」機能と、データベースで電話番号を検索できる「電話番号検索」機能が使用可能だ。
月額200円(年額プランなら1,800円)のプレミアムプランでは、上記に加えて未登録の電話番号をデータベースより識別する「番号識別」機能や、AI技術で不審な番号を検出し詐欺電話を予測する「迷惑電話を一括ブロック」機能などが使用できる。

  • Whoscallがあれば、迷惑電話との攻防からもオサラバ

現在、両OSとも「プレミアム版1ヶ月無料イベント」が開催されているため、ぜひこの機に「Whoscall」の便利さを実感してみてほしい。

Whoscallについてもっと知りたい方はコチラ▶

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[PR]提供:Gogolook