働き方改革や、昨今のさまざまな情勢で社会のあり方が大きく変わる中、テレワークや在宅勤務によりスマホを自宅で使う機会が増えている。そこで問題になってくるのがデータの使いすぎによるギガ不足とそれにともなう速度制限だ。容量を増やすためには追加料金が必要になるが、大手キャリアの場合、1GB/1,000円程度もかかってしまう。そんなとき「月額料金の安い格安SIMに乗り換えようかな」と考える人は多いだろう。

しかし、契約期間の縛りやメールアドレスの変更など乗り換えのハードルは結構高い。今使っているキャリアは解約せず、安く通信量を増やせる方法はないのだろうか。

そこでおすすめなのが、インターネットサービスプロバイダとして長い実績のあるIIJ(インターネットイニシアティブ)が提供する「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」だ。なんとキャリアとの契約は維持したまま、データ通信のみ1GB/450円というお得な料金でプラスできてしまうという。

いったいどんなサービスなのだろうか。その詳細と具体的な利用方法を紹介しよう。

"eSIM"ってそもそも何?

携帯電話やスマートフォンなどのモバイルデバイスを使う際は、通常「SIMカード」と呼ばれる小さなカードを端末内に挿入する。SIMカードには携帯番号や利用者を特定するための契約情報が書き込まれているため、新しい端末を購入した際にカードを挿し替えるだけで同じ携帯番号が利用できるようになる。

  • 通常のSIMカード。サイズによって、nanoSIM、microSIM、標準SIMなどと呼ばれることもある。iPhoneやiPadの場合はnanoSIMが採用されている

「eSIM」は、あらかじめその機能が端末内に組み込まれているタイプのSIMだ。携帯電話会社が遠隔で契約情報を書き込むことができるため、店舗や郵送で物理的に物を受け取ったり、挿し替え作業の必要がないのがメリット。そのため、回線の申し込みから開通までを自宅にいながらスピーディに行うことが可能だ。

eSIMに対応したデバイスは多くが通常のSIMカードスロットも搭載しており、それぞれに異なる契約情報を持たせることができる。つまり、1台の端末で2回線を併用することが可能。そのため、たとえば通常のSIMカードの方はキャリアのA社と契約し、eSIMの方は格安SIMのB社と契約するということも実現できる。

  • eSIMとキャリアの併用端末。左上に、主回線と副回線という形で表示されているのが分かる

国内でeSIMサービスの提供を開始したのはIIJが初。今回紹介する「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」は、通信事業者として蓄積してきた技術と実績のあるIIJだからこそ実現できたサービスだと言える。

ちょい足しに便利なeSIMサービス

「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」は、大手キャリアのデータ通信容量にちょい足しするのを目的にしたプランだ。月額の基本料金は150円で、最初の1GBは300円、2GB目以降は1GB追加するごとに450円(最大10GBまで追加可能)。

つまり、1GBなら450円、2GBなら900円、3GBなら1,350円……という具合に、段階的に必要なデータ量を追加していくことができる。知らないうちに追加課金が増えてしまうことがないのは安心だ。データ量の追加が必要ない月は、基本料金の150円だけで済む。

このプランを使えば、現在キャリアで使っている回線はそのままに副回線を持つことができ、安価にデータ量を増やすことができる。1GBならキャリアの半額以下の450円ですむのは大きな魅力。月末にギガ不足になってちょっとデータ量を足したいときなどにとても便利だ。


▲画像クリックで「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」の公式ページへ

もっぱらWi-Fiを使用することが多く、スマホのデータ通信はあまり使わないという人なら、キャリアは音声通話メインのプランにして、この「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」を追加契約すれば、キャリアのデータ通信がセットになったプランよりも格安で利用できる。

利用手続きも申し込みから開通までオンラインで簡単にできるので、思い立ったら即使い始められるのがうれしいポイント。契約期間の縛りやメールアドレスの変更などに悩むことなく手軽に月額料金を節約することが可能だ。

最近のiPhoneならeSIMの利用が可能!

現在、iPhone XS/XR以降や現行のiPadシリーズ、Google Pixel 4などでeSIMの利用が可能。スマホだけでなく、eSIM対応PC・タブレットでも利用できることを覚えておこう。たとえば、外出先でノートPCを利用する際も、テザリングやWi-Fiルーター等が一切不要なため、非常に快適だ。

IIJmioの公式サイトでは動作検証済みの端末情報を公開しているので事前にチェックしておこう。

ここでは、一例としてiPhone XRを使って設定する方法と、実際の使用感を紹介しよう。

  • iPhone XS/XR以降や現行のiPadシリーズ、Google Pixel 4など、最近の人気機種は標準対応しているものが多い

eSIMの利用設定は思った以上に簡単!!

実際に「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」を契約する前に、必ずやっておくべきことが「SIMロック解除」だ。もともとSIMロックフリー端末を使っている場合は必要ないが、キャリア端末を使っている場合はこれを行わないとIIJmio eSIMサービスを利用できない。

SIMロック解除とは

ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアで購入したスマホやタブレットは、他の通信事業者で利用できないように制限(SIMロック)がかかっている。それを解除することで、格安SIMなどでも利用できるようになる。端末を一括払いで購入している場合は購入日からロック解除できるが、端末を分割購入している場合は購入日から100日経過しているなどの条件を満たしていないと解除できない場合がある。詳しくはIIJmioの公式ページや各キャリアのページを参照してほしい。

今回は、ドコモで購入したiPhone XRをSIMロック解除してみた。ドコモの場合はドコモショップの店舗で手続きすると手数料3,000円が必要になるが、オンライン(My docomo)だと無料でできるのでオススメだ。大まかな流れは次の通り。

  • ①ブラウザで「My docomo」にアクセスし、dアカウントにログイン。メニューの「サービス一覧」から「SIMロック解除」を選択。(はじめての利用の場合は「dアカウントを発行する」を選んでログイン手続きをしよう)

  • ②「SIMロック解除の手続き」画面が表示されたら、SIMロック解除を行う機種の製造番号(IMEI)を入力して「SIMロック解除を申し込む」と「SIMロック解除の注意事項に同意する」にチェックを入れ「次へ」を選択(ちなみに製造番号はiPhoneやiPadの場合「設定」→「一般」→「情報」で確認できるがコピペだとエラーが出る場合があるので手入力しよう)。手続き内容を確認する画面が表示されるので、問題なければ「手続きを完了する」を選択。これでSIMロック解除が完了し、契約キャリア以外のSIMも利用できる状態になる

  • ③IIJmioサイトにアクセスし、「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」を申し込むと、登録したメールアドレス宛にアクティベーションコード発行の案内が届く。アクセスして表示されたQRコードをeSIMを利用する端末の「設定」アプリからスキャンすれば、設定に必要な情報が自動的にダウンロードされてサービスを利用できるようになる

  • ④自動的にプロファイルがダウンロードされ、回線が利用できるようになる。アンテナも主回線と副回線が同時に表示されるように!

実際に試してみると、数十分とかからずSIMロック解除から開通まで完了することができた。「めんどくさそう」と構えていたので、ちょっと拍子抜け!? 開通すると、スマホのアンテナに主回線と副回線の両方が表示されるのが新鮮だった。

eSIMでギガ不足を解消して快適なスマホライフを

今回は、ちょうど月末のギガが足りなくなってきたタイミングで「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」を試したが、電波の掴みや通信速度などはドコモの回線とほとんど変わらない印象。もともと同サービスはドコモ回線を使用しているので当たり前と言えば当たり前だが、この品質の回線を1GB/450円でプラスできるのは非常に大きなメリットと感じた。

また、回線を二重に用意しておくことで、緊急時のバックアップとして使えるのもメリットだ。IIJのeSIMはドコモ網を利用している。回線障害等、何かあったときにeSIMに切り替えることで、電話はできなくともLINEやSNSを利用できるので、万が一の備えになる。

あえて難点をあげるとすると、同サービスでは余ったデータ量は翌月に繰り越せない点くらいだろうか。月末ギリギリに容量を追加してもデータ量が余ってムダになってしまう可能性があるので、うまくやりくりしながら使い切ってしまうのがオススメだ。

  • モバイルデータ通信の設定画面で手軽に使用する回線を切り替えることができる。「モバイルデータ通信の切替を許可」をオンにしておくと、電波状況や利用状況に合わせて自動で切り替えるようにすることも可能

iPhoneなら「設定」の「モバイル通信」で主回線と副回線を簡単に切り替えることができるので、先にeSIMのデータ量を使って、あとでキャリアのデータ量を消費するということも可能。キャリアのデータ量は翌月に繰り越せる場合が多いので、これならムダが出にくい。通信状況や利用スタイルに合わせて使いこなせば、月額料金を節約しつつ快適なスマホライフを送ることができるはずだ。

最新のiPhone、iPad、Surface等は、eSIM対応となっている機種がすでに多数販売されている。今後、その他メーカーが発売する端末もeSIMが標準装備されていくことが予想される。新しいスマホ・データ通信の利用方法として、“eSIMをプラスで装備しておく”ことが当たり前になる日も近いかもしれない。ギガ不足に悩んでいる人は、ぜひ検討してみてほしい。

[PR]提供: IIJmio