今や学生の勉強に欠かせない存在の電子辞書。授業中の調べものはもちろん、受験勉強や資格試験のためのツールとしてすっかり定着しています。中でも2001年に初の学生モデルを発売して以来、20年近くに渡って勉強のサポートツールとして愛用されてきたカシオの「EX-word」

それでは、幅広い力が試される受験勉強や資格試験に、先輩たちはどのように電子辞書を活用してきたのでしょうか。今回は、難関大学に通う現役女子大生のおふたりに、電子辞書を活用した勉強方法から英語資格の取得に関する情報など、詳しくお話を伺うことができました。

  • 左:亀里千佳さん(22歳女性)、慶應義塾大学法学部3年、英検1級保有
    右:平田夏海さん(20歳女性)、国際基督教大学教養学部2年、英検準1級保有
    ※ふたりが手にするのは最新の高校生向けモデル「XD-SX4800」

【EX-wordを使い始めたきっかけ】

▼使用モデル:XD-B3800
中学2年生の時に購入。それまでは紙の辞書を使っていたのですが、あまりに重かったため、両親に電子辞書を買ってもらいました。英語や国語関連の辞書、図鑑などのコンテンツや電卓、時間割など機能も多かったのでEX-wordを選んだのですが、使い心地が抜群で、もう6年使っています。


▼使用モデル:「XD-N6500」 & 「XD-N4900」
中学1年生で購入。コンテンツに強い魅力を感じ、EX-wordを選びました。そもそも電子辞書を買おうと思った理由が、学校が中高一貫で英語に力を入れており、英和以外にも類語や和英辞典などを活用したいと思ったからなので、そこは重要なポイントでした。高校生の頃に新しいモデルに買い替え、現在も愛用しています。


【大学受験編】単語の暗記に“マーカー”機能が活躍

――おふたりは大学受験の際、電子辞書を有効活用されていたそうですね。例えば英語の勉強では、どんな風に使われていたのでしょうか。

平田:私は単語力が弱く、文章構造の見極めも苦手で、長文になるとわからない部分が1カ所あるだけですべてわからなくなってしまう傾向がありました。そこで長文を読む時はEX-wordを使って、わからない単語を必ず調べ、文章の下に赤字で記すようにしていました。単に覚えるだけではなく、問題を解く時にどんな文章が出やすいのか、どんな前置詞と繋がるのかなど、確認しながら単語力を鍛えました。

亀里:海外の高校だったので受験に限らず英語を勉強する必要があったんですが、それを抜きにしてもとにかく暗記が重要だと思って、勉強していました。効率よく暗記するため、単語を反復して覚えるだけでなく、一旦調べたら派生語や語源まで広く覚えて他の単語にもいかすよう意識しましたね。EX-wordはマーカーを引ける機能があるので、通学中にマーカー部分を中心に反復したり、単語の下に書かれた語源などから他の単語を関連させて学習したりしていました。

――なるほど。ちなみに、勉強内容は時期によって変えていたのでしょうか?

平田:AO入試と一般入試の併願を考えていたので、それぞれの対策を並行していました。その上で、3年生の1学期はまず正答率を上げるために英文をたくさん読んで細部を理解し、夏から秋は時間内に速読することで正確性と正答率を両立させる訓練をしていました。

亀里:私はそこまで計画的ではなかったかも(笑)。1日に300ずつ単語を覚えることを目標に、最初のうちはとにかく単語を暗記していました。新しい単語を300語覚え、前日分から100語を復習する毎日でしたが、効率の悪さに気づいてからは洗練されている英和辞典の文言をそのまま覚える形に変えました。

――そこでもEX-wordが大活躍だったんですね。やはり受験勉強をする上で、電子辞書は便利な存在ですね!

平田:文を読みながら単語を覚える私のような勉強方法では、“集中力”が重要です。スマホのように娯楽の機能があると気が散ってしまうため、勉強中はEX-wordが必須でした。授業内の短時間で英和や英英、和英など複数の辞典を横断検索できることも本当に役立ちましたね。単語は語源から理解できると圧倒的に頭に入りやすいですし。また、授業中はスマホが禁止だったので、受験勉強に限らず毎日の学校生活でもEX-wordは使いやすいのかなと思います。

亀里:普段の勉強と大学受験に向けた勉強で利用方法が変わることはあまりなかったのですが、長い通学時間をEX-wordのおかげで効率的に使えたのは、かなり助かりました。私的には、移動中にノートや単語帳を広げて勉強するよりも、EX-wordでマーカー機能を駆使して暗記する方が合っていて、色の更新もできるので学習状況が把握しやすく、とても便利でしたね。

平田:確かに勉強効率が上がるんですよね。スマホや紙の辞書だと調べた単語の説明にわからない言葉があったら再度調べ直す必要がありますが、EX-wordだと(横断検索などで)芋づる式に調べられるのでとても効率的でした。表現やその難易度が辞書で違うことも多いので、それぞれ補完できるのもいいですよ。

――なるほど。ちなみに、英語の勉強以外にはどのように活用されていましたか?

平田:世界史や生物などでブリタニカ百科事典をよく使いました。世界史だと専門用語の確認はもちろん図版で視覚的に覚えられて便利でしたね。英語と国語と社会が受験科目だったこともあり登場回数も高かったです。

亀里:私の場合は受験科目がおもに英語と日本語での小論文だったんですが、「同じ表現を繰り返すのはよくない」と言われていたんです。なので、国語辞典書や類語辞典を活用し、洗練された表現をインプットしていました。あとは「世界の名文スピーチ集」も面接対策の参考になりましたね。

【英検勉強編】読み書き経験の少なさをカバー

――近年、AO入試などで参考とする大学が増えている英語資格。亀里さんは英検1級、平田さんは準1級と素晴らしい成績をお持ちだと伺いました。

亀里:はい。学校から薦められたのと、自分の英語レベルを測りたいという気持ちから受検し、中学時代に準2級と準1級、高1で1級を取得しました。

平田:私は幼少期に海外に住んでたんですが、その英語力を保つために受検しました。小学生の頃に準2級と2級を取り、中1には準1級を受検していましたが、内容が専門的で語彙や表現も難しかったのであまりやる気が出なくて……(笑)。でもAO入試には2級だと物足りなく感じたこともあり、この機会にと一念発起して高2で準1級を取得できました。

――すごいですね。英会話の経験がある人でも、やはり英検にはそれ相応の勉強や準備が必要なのでしょうか?

平田:そうですね。特に私の場合は、話すことや聞くことは問題なくても、読み書き経験の少なさが弱点だったんです。単語力のなさから文章が理解しづらいという弱点をなくすために、英検の勉強を活用したとも言えますね。私の頃は紙の過去問題集が中心でしたが、EX-wordでリーディングの穴埋め問題のわからない単語を調べる時は、一緒に表示される熟語や類語、フレーズまで合わせて覚えていました。ライティング時の表現の強化になるんです。

亀里:私は平田さんとは逆で、中学まで海外経験がなかったので話すことに最も苦労しました。中学時代は毎日EX-wordの発音機能を使って単語の発音を聞いて通学していたんですが、渡米した時に「発音に訛りがないね」と言われて。効果が実感できたことがとても嬉しかったので、今も特に大事にしている機能です。

英検の読み書き問題ではひっかけや似た意味の単語が出ることが多いんですが、間違えた問題はEX-wordの英英辞典や英和辞典でその単語の語源や使い方を調べて、なぜ違和感があるのかを理解することに努めました。特に副詞は、和訳だと近い意味でも英文になると不自然な場合が多いので、意味をしっかりと把握したほうが覚えも早いんです。

――英検を取得して良かったなと思うことはありましたか?

亀里:私はTOEFLも受けているんですが、英検で学んだ英単語の知識や学習姿勢を応用することができました。

平田:英検は準1級以降、かなり専門的かつビジネス寄りの内容になるんですが、それに慣れているとほかの試験問題や記事が簡単に感じられると思います。英検で学ぶ単語は幅広いので応用できることも多いんです。

【現在の活用&最新モデルへの感想編】最新モデルは更にパワーアップ

――大学生になった今でも、EX-wordを活用することはあるのでしょうか。

亀里:はい、もちろん活用しています。実は今は「XD-N4900」を使用しているのですが……大学入学後に、第二外国語のフランス語の辞書を追加しました。フランス語クラスの7、8割はEX-wordを使っている気がします。

  • かつて使用していた「XD-N6500」。今は「XD-N4900」を愛用中とのこと

平田:私はこのまま6年使っていますが全然遜色ないです。電池を入れ替えるだけですぐ使えるのも便利ですし、授業中も気が散らずに安心して使えることも含めて、使い方はこれまでとあまり変わらないですね。今は国際系の大学に通っているので、論文系の課題がかなり多いんですが、専門性の高い英単語もきちんとカバーしてくれるので重宝しています。

亀里:そういえば、ちょうど就職活動が終わったばかりなんですが、英語があまり強くない友人たちは、外資系企業の入社試験にEX-wordを活用したと聞きました。ニュース記事を読む課題にすごく役立ったらしいですよ。

――入社試験にも役立つとはすごいですね! 実は今日は最新モデルをお持ちしました。機能も更にバージョンアップしているので、よかったら触ってみてください。

  • カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ブルー、グリーン、オレンジの5種類

平田:単語帳やふせん、マーカーも残ってるんですね! 自分がすごく使った機能なのでうれしいです。資格対策のコンテンツも増えていて、英検やTEAPの教材や単語集があるのが羨ましい限りです。受験当時に欲しかったなって思います。

亀里:英語だけでも英語系や英会話トラベル、英検、TOEICなど、幅広く網羅していてすごいですよね。あとこの発音を確認できるスピーキング機能。辞書の発音機能を聞いてインプットをしてきた私としては、どんな感じなのか気になります。

平田:私もそう思いました。また、英語以外だと山川用語集も気になります。私は『一問一答』と『用語集』を赤シートに地道に暗記していたんですが、どうしても透けて見えてしまう時が多くて(笑)。これなら確実に覚えられますね。

亀里:小論文入試の解き方ガイドやTOEFLのテキストも。入試が多様化しているからでしょうけど、例えば一般入試志望で考えてきた人がAO入試志望に変えようと思った時にもすぐ取り組めるコンテンツが手元にあると、安心感が圧倒的に違うと思います。

  • 左からXD-83800(平田さん使用)、XD-SX4800(最新モデル)、XD-N6500(亀里さん使用)

――ちなみに、個人的に1番好きなコンテンツはなんでしたか。

平田:息抜きのクロスワードです(笑)。最新モデルではなくなってしまったようですが……。

亀里:「クラシック名曲2000フレーズ」や「日本文学」などかな。時間を取られすぎず息抜きできるコンテンツって結構貴重だと思うんです。

――使い倒しているからこその視点ですよね(笑)。おふたりは、今後はどんな風にEX-wordを活用していきたいと思いますか。

亀里:金融系の企業に就職が決まっているのですが、就職後に利用する専門用語やビジネス英語がまだ弱いので、学生のうちに強化しておきたいですね。フランス語検定も上級を取りたいので、まだまだEX-wordのお世話になる予定です。英会話トラベルや生活実用など楽しく好奇心をかき立ててくれる機能も多いので、楽しく使っていけたらと思います。

平田:最新モデルがあまりにも面白くて、ものすごく買い替えたくなりました(笑)。学校でもより難しい英文を学ぶことになるので、どんどん活用していきたいですね。言語に興味があるので独学で学んでいるんですが、トラベル英会話や「ひとり歩きの英会話」などが活かせそうな気がしています。

――最後に読者のみなさんへのメッセージをお願いします。

平田:今の時代は誰もがスマホを使いますし、スマホのアプリなども便利ですよね、でも時間を効率的に使って勉強しようと考えると、どんな場でも使えて、複数辞書検索などもでき、英語資格にも日々の勉強にも役立つEX-wordが1番だと思います。

亀里:入試のシステムがどんどん変化しているだけに、どの教科をどんな形で受けるか不安を持っている人も多いと思います。そんな今に全教科をカバーでき、英語ひとつとっても辞典や資格対策、英会話と幅広いコンテンツで対応できるEX-wordはみなさんを安心させてくれるツールなのではないでしょうか。受験勉強が終わっても大学での調べる姿勢に繋がりますし、生活していく上で知的好奇心を満たすツールとして活用できるので、長いお付き合いができるアイテムだと思います。

――本日は誠にありがとうございました。

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